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岩上安身プロフィール
いわかみ・やすみ * ジャーナリスト
1959年生まれ、東京都豊島区出身。
早稲田実業学校高等部普通科卒業。早稲田大学社会科学部卒業。
卒業後、出版社( 情報センター出版局 )に入社、編集者となる。退職後、週刊誌記者を経て、1987年フリージャーナリストとなる。
1989年から94年まで6年間かけて、旧ソ連・東欧圏を取材し続け、1996年にソ連の崩壊とロシアの民主化の実相を描いた『 あらかじめ裏切られた革命 』( 講談社 )を出版。同年、第18回講談社ノンフィクション賞を受賞する。
2000年10月からフジテレビ系『とくダネ!』のレギュラーコメンテーター( 〜 2011年6月まで )。
2006年4月から関西テレビ『 スーパーニュースANCHOR 』の金曜日レギュラーコメンテーター( 〜 2007年9月まで )。
TBSラジオ『アクセス』(終了)、ニッポン放送『ごごばん!』、文化放送『夕やけ寺ちゃん、活動中』など、ラジオでも、ニュース解説のコメンテーターをつとめる。
取材・執筆してきたフィールドは、政治、国際関係、経済、事件、医療・社会保障問題、思想・宗教問題、家族問題、文化、スポーツなど多岐にわたる。
90年代後半からは、人口問題、少子高齢化問題と経済・社会とのかかわりについて、長期的な取材、執筆、発言を続けており、近年は、政権交代とともに、日本の政治中枢への取材を精力的に行う。
2009年8月にウェブサイト「Web Iwakami」を大幅にリニューアル、同年11月30日からはビデオ取材も始め、ネットメディアによる新しいジャーナリズムのありかたを模索する。
2009年12月末にTwitterをスタート。Twitterでは @iwakamiyasumi で現在も日々発信中。
2010年3月20日にはUstreamによるインタビューのライブストリーミング配信を開始。
2010年12月に株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル(略称:IWJ)を設立。
2011年3月11日の震災・原発事故の直後から、IWJとして、24時間体制で記者会見配信を続ける。
2011年4月24日には岩上安身/IWJのUstreamチャンネル数が9となり、さらに同年6月11日の脱原発アクション完全中継プロジェクトを機に、日本全国47都道府県を網羅した全93チャンネルを整備し、前人未到の配信体制を作り上げる。
2011年6月にFacebookをスタート。
兼業ジャーナリストのすすめ、中継市民によるストリーミングネットワークを提唱。新しい情報発信の可能性を切り拓いている。
<趣味>
自転車、スポーツ観戦、アウトドア、格闘技、ヨガ、ガーデニング、映画鑑賞、音楽鑑賞、ヤクルトスワローズのファン、それ以上に母校・早実野球部のファン、現在の愛車はロードバイクの名車DE ROSA 09 IDOL( オレンジ )。<主なスクープ、仕事など>
1990年、月刊『現代』(講談社)7月号誌上にて「ソ連マフィアの全貌」を発表、ソ連の統治下に組織犯罪が存在する実態を詳細にレポートして反響を呼び、TBS『ブロードキャスター』にて、ソ連のマフィアを取材したドキュメンタリーを、二週続けて放映(企画、取材、リポーターをつとめる)。インタ ビュー中にマフィアにナイフで刺されかけるなどの命がけの取材を敢行する。ソ連において最初の宗教・民族間対立事件である、アルメニア人(キリスト教徒)とアゼルバイジャン人(イスラム教徒)の対立の現場を、西側のジャーナリストとして最初に、戒厳令下の紛争現地、ナゴルノ・カラバフへ潜入、現地ルポを1991年3月号の『現代』誌上で「虐殺(ポグロム)の序奏=ソ連政治マ フィアが民族弾圧に罠を仕掛けた サブシキンKGB捜査官の爆弾告発」発表。
1991年に、ロシアからの独立を求めるチェチェン共和国に潜入、初代大統領ドゥダーエフへのインタビューに成功する(のち暗殺された)。
ソ連から離脱するとともに、内戦に見舞われたグルジアに危険を冒して潜入し、政府側(ガムサフルディア大統領)と、反政府側(シブア大統領)ともに取 材、揺れるグルジアの内情をレポートする。
1995年、強制捜査直前のオウム真理教幹部、上祐史裕に単独インタビュー、激論をかわすとともに、上祐から様々なほころびを引き出すことに成功、TV 各局の報道・情報番組でも紹介、各局、各番組に出演する。
1995年、日本人のジャーナリストとしてただひとり、オウム真理教最高幹部、早川紀代秀の「早川ノート」の原文コピーを入手して『宝島30』誌上で発表。サリンを使用して都民を大量殺傷し、クーデターを起こす目的で製造していた事実をスクープする。同年12月末の日本テレビ、オウム事件の4時間特番に 出演するとともに、この事実を発表。
1997年、週刊文春誌上で、正・続あわせて600万部を売った春山茂雄の『脳内革命』の欺まんを暴き、あわせて春山氏経営の病院で行われていた不正を告発。脳内革命ブームに警鐘を鳴らす。
1997年、オウム真理教による警察庁長官狙撃事件の真犯人として、同教団信徒だった小杉巡査部長(当時)の「告発」をスクープする。
1997年、『世界』誌上において、レセプトのごまかし等による、医療費の不正、不当請求が9兆円にものぼると、現役の厚生技官の告発で明らかにし、国会で取り上げられるまでの社会問題となる。
諏訪マタニティクリニック院長の根津八紘院長による、日本で初めての代理出産の実施の発表と、当事者であるご夫婦への単独独占取材を「とくダネ!」にて発表。同番組にてスクープ賞を受賞。
2000年9月、週刊ポスト誌上において、「そごう」の労働組合幹部の不正を告発スクープ、週刊ポスト誌のスクープ賞を受賞。
少子化の原因を探求するため、男女3268人に、質問項目数が男性は171項目、女性が190項目におよぶ、史上空前の規模の「性アンケート調査」を実 施し、2000年6月、7月号の『現代』誌上にて発表。
2001年9月11日のNY同時多発テロ直後、アルカイダの本拠地となっているパキスタンとアフガニスタンの国境線上にあるトライバルエリア(パシュ トゥン人居住区)に潜入、同地から米軍のアフガニスタン空爆直線の状況と、タリバンらイスラム原理主義者の実相をレポート。
1990年代後半より長期にわたり継続的に、日本の長期不況と人口問題・少子高齢化問題について警鐘を鳴らし続けている。雑誌における主な連載記事は、「少子化とSEXと資本主義」(講談社『現代』1999年3月号から14回連載)、「日本人が消滅する日」(産経新聞社『正論』2002年10月号から6 回連載)、「シリーズ日本崩壊」(産経新聞社『正論』2008年2月号から3回連載)
<著書>
『あらかじめ裏切られた革命』(講談社)1996年6月第18回 講談社ノンフィクション賞受賞作
オリジナルの「読む年表」を追加した文庫版は2000年10月発行
『21世紀の家族と法』(法学書院)2007年3月
『少子高齢化・人口減少問題のもたらす影響と対策』を執筆
『「都心マンション」成功する選び方』(共著)(小学館文庫)2001年4月
『医者が金持ちになる本当の理由』(岩上安身責任編集)(メディアワークス)1998年1月
『娼婦とマフィアのペレストロイカ』(共著)(JICC出版局)1990年6月号
『ソ連と呼ばれた国に生きて』(共著)(JICC出版局)1992年10月
『尊師麻原は我が弟子にあらず』(共著)(徳間書店)1995年
<雑誌、ムックへの寄稿>
・シリーズ日本崩壊 『正論』(産経新聞社)に2008年2月号から3回連載・「パネルディスカッション (特集 少子化対策としての不妊治療の政策支援) 坂口 力、円 より子、岩上 安身」『産婦人科の世界』(医学の世界社)2006年9月
・「政府法案に物申す-野田聖子議員に聞く(特集 もっと生殖医療に光をあてよ)」『産婦人科の世界』(医学の世界社)2005年10月号
・「発祥の地パキスタンで見たタリバン戦士たちの『無知と狂言』」『SAPIO』(小学館)2001年12月19日号
他多数
<渡航歴>
ロシア(モスクワ、ペテルブルク(レニングラード時代も)チェチェン共和国、イングーシ共和国、ダゲスタン共和国
ウクライナ、グルジア、アゼルバイジャン、アルメニア、ウズベキスタン、カザフスタン
ポーランド、チェコ、スロバキア、ドイツ、パキスタン、韓国、タイ、インドネシア、アメリカ合衆国etc…
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