福島原発事故直後から4年間にわたり汚染水を海洋流出し続けていたことを認めた東京電力~汚染水問題に関する緊急政府交渉 2015.3.11

記事公開日:2015.3.31取材地: テキスト動画

※3月31日テキストを追加しました!

 汚染水問題に関する緊急政府交渉が2015年3月12日(木)、ハイロアクション福島、原子力規制を監視する市民の会、FoE Japan、福島老朽原発を考える会、グリーンピース・ジャパン、グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、反原発・かごしまネット、玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会らの共催で東京都千代田区の参議院議員会館にて行われた。


高浜原発審査及び川内原発火山審査についての政府交渉 2015.1.13

記事公開日:2015.1.14取材地: 動画

 1月13日(火)、東京都千代田区の参議院議員会館にて、グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、原子力規制を監視する市民の会、FoE Japan、福島老朽原発を考える会の共同主催による、高浜原発審査及び川内原発火山審査についての政府交渉が行われた。


ずさんな放射能測定の実態と一方的な政府の姿勢が明るみに~南相馬市の避難勧奨地域住民が経産省に申し入れ 2014.10.10

記事公開日:2014.10.14取材地: テキスト動画

 「住民の意見は、またしても無視されてしまうのでしょうか」――。

 福島原発事故により放射線量が高い「特定避難勧奨地点」に指定された南相馬市の一部の地域について、国は10月末にも避難勧奨地点を解除する方針を固めた。この問題に対し、避難勧奨地点の住民らが10月10日、国の解除の方針に反対するとして、経済産業省へ申し入れおよび政府交渉を行った。


「原発と火山、原発と戦争。そのリスクは地球大に広がる!」 ~IWJ×FFTV(実験版) 満田夏花・福田健治・岩上安身 2014.10.8

記事公開日:2014.10.14取材地: テキスト動画独自

特集 3.11から11年!『ウクライナ侵攻危機』で、IWJが警告し続けてきた『原発×戦争リスク』が明らかに!
※公共性に鑑み全公開します。IWJ会員にご登録いただき、安定的な取材をお支えください!→ご登録はこちらから

 「火山学者は口をそろえて『巨大噴火でも水蒸気噴火でも、予知は困難。予知できたとしても、その時期や規模はわからない』と言います。規制委員会は、ガイドラインを作る段階から火山の専門家を呼ぶべきだった。もうひとつの問題は、たとえ噴火が予知できても、核燃料を運び出すのに少なくても5年かかること」──。FFTVの満田夏花氏は、川内原発の再稼働について、火山噴火の影響があまりにも軽く見られていると危機感を表明した。


「川内は捨て石にされるのか」市民が川内原発再稼働に反対し緊急の抗議集会 2014.9.10

記事公開日:2014.9.12取材地: テキスト動画

 原子力規制委員会は、9月10日に開催した定例会議において、鹿児島県川内原発1,2号機の安全対策について、新規性基準への適合審査の審査書案を承認した。これにより、審査書案は正式に審査書となった。

 これに対して、原子力規制を監視する市民の会をはじめとした川内原発の再稼働に反対する市民らは、同日午後、参議院議員会館にて緊急集会を開き、「審議は形だけで不十分である」として抗議した。


日隅一雄氏の意志を受け継ぐ受賞者らが決意表明――情報流通促進基金授賞式 2014.6.12

記事公開日:2014.6.13取材地: テキスト動画

 弁護士でありジャーナリストの故・日隅一雄氏の3回忌にあたる6月12日、日隅氏の同僚弁護士などで運営される「日隅一雄・情報流通促進基金」が、東京日比谷で「第2回 日隅一雄・情報流通促進賞表彰式」を開催した。

 「日隅一雄・情報流通促進賞」とは、情報流通を促進し、国民主権の実現に貢献している個人や団体に対して送る賞である。今回、大賞には、福島老朽原発を考える会・阪上武氏とFoE Japan・満田夏花氏の「フクロウ・FoEチャンネル(FFTV)」が選ばれた。


人口約3万人の川内原発近隣自治体で1万2千筆を超える反対署名 2014.6.5

記事公開日:2014.6.6取材地: テキスト動画

 原発再稼働に向けた優先審査が行われている九州電力川内原発について、火山リスクや避難計画の問題などの現状を報告する緊急集会が6月6日(木)、文京区民センターで行われた。集会では、川内原発周辺の地元に住む人と直接電話をつないでの報告もあった。


巨大噴火の判断基準もないまま審査終了 !?〜火山リスクで揺れる、鹿児島・川内原発再稼働問題 2014.4.30

記事公開日:2014.5.2取材地: テキスト動画

 「このまま再稼働反対の世論の盛り上がりがなければ、7月4日の最終本会議で、県知事が再稼働を承認することになるかもしれない」ーー。

 この日、鹿児島から参加した、「反原発・かごしまネット」の杉原洋氏は、伊藤裕一郎・鹿児島県知事や岩切秀雄・薩摩川内市長らが、再稼働を歓迎していることに強い危機感を示し、藁にもすがる想いを口にした。


「東京電力に対する責任の追求は、決して止めない」 〜市民たちが福島県警へ上申書を提出 2014.4.28

記事公開日:2014.4.28取材地: 動画

 「あたかも自然災害に遭ったかのような東電の態度。ひとつひとつの被害に対して、真摯な反省もなければ謝罪もない。刑事事件として責任を追求していく」──。

 2014年4月28日、福島市で「4.28 ふくしま集会」が開かれた。福島市民会館には120人もの市民が集まり、福島老朽原発を考える会の阪上武氏による「汚染水漏洩の実態」についての講演と、保田行雄弁護士と海渡雄一弁護士による現状報告が行われた。海渡弁護士は、漏れることがわかっていて仮設の汚染水タンクを設置したことと、2011年6月に着工できたはずの遮水壁工事を先延ばしにしたことが現在の状態を引き起こしたとして、東電の無作為を厳しく追及する方針を示した。


原発事故から3年、被災者が直面する困難とは? 「3.11クロストーク 満田夏花氏×阪上武氏×岩上安身」 2014.3.11

記事公開日:2014.3.11取材地: テキスト動画独自

特集 百人百話|特集 3.11

 東日本大震災から3年を経た3月11日、東京IWJ事務所に、FoE Japanの満田夏花氏、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表の阪上武氏を招き、震災直後から続く折々の出来事を振り返った。

 被災者たちにとって、震災、そして原発事故はまだ続いている。満田氏は、「もう三年も立ってしまったのかと思うのと同時に、問題は解決されていない」と話す。また阪上氏は、「当時の重い空気を思い出す。忘れ去られていく面があるが、これからも向き合っていかなればならない」と言葉を強める。


規制委員会の指針を専門家が酷評、避難は「到底間に合わない」~防災計画の不備と懸念される被曝のリスク 2014.3.5

記事公開日:2014.3.5取材地: テキスト動画

 原発再稼働を考える超党派の議員と市民の勉強会の第一回が、3月5日に参議院議員会館で行われ、環境経済研究所代表の上岡直見氏が「原発事故と防災計画」をテーマに基調講演した。


原発再稼働と避難計画は無関係?!〜実効性のない防災計画のまま適合性審査が本格化 2014.3.4

記事公開日:2014.3.5取材地: テキスト動画

 原発再稼働に向けた適合性審査が、いよいよ本格化する――。

 原子力規制委員会は3月中にも、新規制基準の適合性審査を申請している原発の中から、優先して審査の取りまとめに入る原発を選定する。選ばれた原発は、再稼働へと着実に一歩駒を進めるわけだが、適合性審査をパスしたからといって、その原発が事故を起こさないわけではない。原子力規制庁が、「規制基準を満たした原発でも事故は起きる」(※1)と回答していることからも分かるように、審査にパスしても、原発の安全が担保されるわけではないのだ。


放射線被曝にどう対応するか、放射線被曝と健康管理のあり方を問う~有識者らが提言 2014.1.12

記事公開日:2014.1.12取材地: テキスト動画

 福島原発事故に伴う放射線被曝に対する健康管理のあり方は今のままでいいのか。12日、日比谷図書文化館で、「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民専門家委員会」と「原子力市民委員会」の共同主催で、「健康管理調査の現状 子どもたちの健診から見えてきたこと」と題されたセミナーが開かれた。


「安倍首相の言葉は、あきらかに嘘」 ~緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」 2013.10.13

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画

 「福島の汚染水問題は、ようやく判明してきたところ。柏崎刈羽の再稼働審査を先行するのはおかしい」と阪上武氏──。

 2013年10月13日、東京都千代田区の日比谷図書館で、緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」が行われた。

 阪上武氏が福島第一原発の汚染水問題を、新潟の金子貞男氏が「柏崎刈羽原発の再稼働は、なぜ許されないか」を語り、満田夏花氏は骨抜きにされた原発事故子ども・被災者支援法を「あきらめずに変えていこう」と訴えた。


大飯原発有識者会合、「活断層か否か」で意見割れるも、大手メディアは「『活断層ではない』で見解一致」と一斉報道 ――規制庁は報道を否定 「メディアの先走り」を疑問視する声も 2013.9.2

記事公開日:2013.9.2取材地: テキスト動画

 「活断層か否か」が注目視されている、大飯原発の重要施設下を通る断層について、規制委員会の島崎委員は9月2日に行われた有識者会合第6回評価会合で、「今回の評価会合で一定の方向性は決まった」と述べた。これを受け、マスコミ各社は「会合で『活断層ではない』という見解で一致」とする記事を一斉に報道。しかし会合では、渡辺満久氏(東洋大教授)をはじめ複数の有識者から、「活断層の可能性を否定できない」とする反論が出るなど意見は割れており、島崎委員も「見解が一致」とは発言していない。


「賠償を打ち切ることで兵糧攻めにし、帰還を迫ることは許されない」 ~「福島のいまを見つめて 8・24講演集会 ―大飯・高浜原発の再稼働を止めよう―」 2013.8.24

記事公開日:2013.8.24取材地: テキスト動画

 2013年8月24日(土)18時、大阪市中央区のエル・おおさか(大阪府立労働センター)において、「福島のいまを見つめて 8・24講演集会 ―大飯・高浜原発の再稼働を止めよう―」と題する集会が開かれた。

 冒頭、主催団体を代表して挨拶に立ったアイリーン・美緒子・スミス氏は、「福島第一原発事故による被害者の救済や補償が放置され、事故の原因究明や収束作業も放置されている」と述べた上で、停止中の原発の再稼働に向けて躍起となっている電力業界や規制当局などの姿勢を批判した。


汚染水問題に国の責任者不在 東電任せの無責任体質に非難の声 ~海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!汚染水問題で緊急集会と政府交渉 2013.8.8

記事公開日:2013.8.8取材地: テキスト動画

 2013年8月8日(木)13時30分から、東京都千代田区にある参議院議員会館で、緊急集会と政府交渉「海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!」が、原子力規制を監視する市民の会など、複数の市民団体によって開かれた。今般、福島第一原発で明らかになった、放射性汚染水の海洋流出事故を受けたもので、1. 出席した市民らの間での情報共有を狙った集会、2. 国に対し市民らが、汚染水対策の即時強化を直接求める交渉、の2部構成で行われた。


「原発被災者の権利を守ろう!強制される帰還? 避難指示解除と賠償打ち切り」緊急報告会&政府交渉 2013.7.31

記事公開日:2013.7.31取材地: テキスト動画

 福島第一原発事故直後から現在に至るまで、避難を続ける住民からのこうした声は後を絶たない。

 7月31日、放射線量値が高いために避難をしている住民らは、避難を今後も続けるための政府による支援と、除染の延長を求め、NPO法人FoE Japanと福島老朽原発を考える会主催のもと、緊急報告会と政府交渉を行った。報告会では、原発事故後、自宅が避難対象区域に指定された人々が参加し、現状を報告。FoE Japanの理事で主催者の一人である満田夏花氏は、「避難対象区域に対する政府の賠償の打ち切りは、実質的に、避難を続けたいという住民の意思を無視する」ものであるとして、避難を継続するための政府支援を訴えた。


「福島県県民健康管理調査」に関する市民ダイアローグ 2013.7.27

記事公開日:2013.7.27取材地: 動画

 2013年7月27日(土)13時より、福島市市民会館で「『福島県県民健康管理調査』に関する市民ダイアローグ」が行われた。


規制庁「我々は発電所の安全性に関する証明責任は負っていない」 ~原発「新規制基準」院内集会・規制庁交渉 2013.6.12

記事公開日:2013.6.12取材地: 動画

 来月7月、新規制基準が施行される。規制庁は現在、基準策定の取りまとめの最終段階に入った。2013年6月12日、原子力規制を監視する市民の会による規制庁交渉が開かれ、規制基準の中身を巡り論議を呼んだ。