「公約破りでひどい条件の中でTPPに参加するということはありえない」~アジア太平洋資料センター事務局長、内田聖子氏帰国直前インタビュー@ペルー、リマ 2013.5.24

記事公開日:2013.5.24取材地: | | テキスト動画独自

特集 TPP問題

 現地時間24日0時、TPP交渉会合に米NGOパブリックシチズンのメンバーとして参加したアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏に、帰国の直前、リマの空港にてインタビューを行った。ここでは、インタビューの模様と、内田氏がこれまでに発信している情報のまとめ、TPP関連での周辺情報なども合わせて報告する。


住民「故郷で商売をしたい」医師「貧しい人のための診察を続ける」~IWJ安斎さや香記者、ペルー・リマ郊外の貧困地域の取材&インタビューを敢行 2013.5.21

記事公開日:2013.5.21取材地: | | テキスト動画独自

特集 TPP問題

 TPP交渉取材のためにペルーのリマを訪れたIWJ安斎さや香記者が、日本時間の2013年6月21日に、リマ北部・アウグスティーノの貧困地域(スラム街)を取材した。同23日には、ベンタニージャ市の貧困地域で開業しているエマヌエル協会病院を訪れ、ペルーにおける医療の現状や貧困の実態などについてインタビューした。


100万人が死んだチェルノブイリ原発事故について、ヤブロコフ博士に聞く~岩上安身によるインタビュー 第305回 ゲスト 『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』著者 アレクセイ・ヤブロコフ博士 2013.5.21

記事公開日:2013.5.21取材地: テキスト動画独自

 2013年5月21日(火)10時から、 東京都千代田区有楽町で「『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』著者 アレクセイ・ヤブロコフ博士 インタビュー 」が、岩上安身によって行われた。チェルノブイリ原発事故の詳細な被害報告をまとめた共著書が、4月に岩波書店から発売となり、今回の来日が実現したヤブロコフ博士に、ロシアの事例や調査方法、福島第一原発事故が起きた日本で、これから予想されることなどを聞いた。


「取り消せ!」「謝れ!」「辞めろ!」澤藤弁護士、橋下市長を批判 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾 2013.5.20

記事公開日:2013.5.20取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月20日(月)16時より、岩上安身、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士による「自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾」が行われた。今回は、まず、橋下徹大阪市長(日本維新の会・共同代表)の、慰安婦に対する発言が取り上げられた。


【IWJウィークリー第3号】[発行]「岩上安身のIWJウィークリー」第3号発行のお知らせ!(epub版・PDF版を発行しました!) 2013.5.19

記事公開日:2013.5.19 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー第3号【PDF版・全77ページ】がご覧になれます。

 総字数7万字におよぶボリューム満点の第3号、その冒頭を少しだけ公開します!


民主党・有田議員、在特会を提訴する意向を明かす ~岩上安身によるインタビュー 第304回 ゲスト 有田芳生議員 2013.5.16

記事公開日:2013.5.16取材地: テキスト動画独自

 民主党の有田芳生(ありた・よしふ)参議院議員が、東京都新宿区の新大久保などで排外差別デモを行なっている在特会(在日特権を許さない市民の会)などに対して、訴えを起こす意向を初めて示した。16日行われた岩上安身によるインタビューの中で明らかにした。


「少なくとも2000万人を殺戮した日本が、アジアの一員として生きていけるのは、『二度と戦争をしない』という誓いを立てているからだ。これを覆してはいけない」~「自民党の憲法改正案についての鼎談(ていだん)第8弾」 2013.5.15

記事公開日:2013.5.15取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月15日(水)11時30分、東京都内において、「自民党の憲法改正案についての鼎談(ていだん)第8弾」が行われた。鼎談は、弁護士の澤藤統一郎氏、同じく弁護士の梓澤和幸氏、IWJ代表の岩上安身により、自民党の憲法改正案に関連するテーマで繰り広げられた。


NHKに対し、孫崎享氏を番組に起用するなと圧力をかけた自民党・大西議員、自身の発言については「言論の自由」~岩上安身によるインタビュー 第303回 ゲスト 大西英男議員 2013.5.14

記事公開日:2013.5.14取材地: テキスト動画独自

特集 総選挙2014|特集 TPP問題

 2013/05/14(火)14時から、東京都千代田区の衆議院第二議員会館の、自民党の大西英男議員事務所で、岩上安身による「大西英男議員インタビュー」が行われた。岩上は、3月21日の衆議院総務委員会で、大西議員が、評論家の孫崎享氏の出演した1月1日放送『NHKスペシャル2013 世界とどう向き合うか』の内容について、「間違った考えを語る人間を、ひとりでしゃべらせてはいけない」とNHK会長を詰問した問題について、「同番組で孫崎氏は5、6人と出演していたのであり、ひとりでしゃべっていたわけではない」と指摘した。大西議員は「その番組は1月1日のNHKスペシャルではなく、2012年8月の『NHK NEWS WEB24』であった」と訂正した。


【IWJウィークリー第2号】[発行]「岩上安身のIWJウィークリー」第2号発行のお知らせ!(epub版・PDF版を発行しました!) 2013.5.11

記事公開日:2013.5.11 テキスト動画独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー第2号【PDF版・全69ページ】がご覧になれます。

 総字数6万字におよぶボリューム満点の第2号、その冒頭を少しだけ公開します!


『百人百話』参院選前特集 ―「第六十四話」井戸川克隆さん 2013.7.3

記事公開日:2013.5.10取材地: 動画独自

特集 百人百話

<井戸川克隆さん>
福島県原発立地4町と呼ばれるうちの一つ、双葉町の前町長。
震災、そして原発事故を機に、町ごと埼玉県へ避難。
2012年1月の脱原発世界会議や、2013年5月28日スイスの国際連合ジュネーブ事務局で開かれた
国連人権理事会のサイドイベントへ出席し、原発事故への日本政府や福島県の対応を批判するなど積極的な発信を行なっている。
2013年1月23日に町長辞職を表明し、2月12日に退任。
第23回参議院議員通常選挙にみどりの風から比例区で出馬。


「参議院選の争点が憲法改正の話で、原発・TPP問題がぼやけている」 ~第21回 ロックの会 2013.5.9

記事公開日:2013.5.9取材地: テキスト動画独自

 2013年5月9日(木)20時から、東京都渋谷区神宮前のクレームデラクレームにて「第21回 ロックの会」が行われた。竹村英明氏は、参議院選挙に向け、脱原発を実現するために、緑茶会という政治連盟を立ち上げた経緯を説明し、選挙の得票率の関係をスライドを使って解説した。慶應義塾大学教授の金子勝氏は、アベノミクスに対しては、「株価が上がっただけで、中身はない」とした。また、他民党という新たな政治運動体を立ち上げた経緯を語った。


「一見して良い条文に騙されてはいけない」 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾 2013.5.9

記事公開日:2013.5.9取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 「改正憲法が必要ということにはならない」「結局は国家からの制約が押し寄せてくる」──。今回で第7回目を迎えた「自民党の憲法改正草案についての鼎談」で、澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士から、自民党改憲案についての批判が相次いだ。

 2013年5月9日(木)11時から、東京都内にて「自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾」が行なわれた。憲法は、大きく「人権」と「統治機構」という2つに分けられる。これまでの鼎談では、人権についての条項を議論してきたが、今回初めて統治機構に関する条項に踏み込んだ。


【IWJウィークリー創刊特大号】[発行]新有料メルマガ「岩上安身のIWJウィークリー」、発行しました!(epub版・PDF版を発行しました!) 2013.5.5

記事公開日:2013.5.5 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー創刊特大号【PDF版・全96ページ】がご覧になれます。

~「IWJウィークリー」創刊のご挨拶~

 おかげさまで、IWJは会社設立2年にして、月間の中継本数が400本を超えるまでになりました。地方あるいは海外からの配信も行えるようになり、多極的な情報発信ネットワークが形をなしつつあります。


「加害者の側が人間じゃなくなる」 梓澤弁護士、改憲草案第36条に怒りと涙の訴え ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第6弾 2013.5.2

記事公開日:2013.5.2取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 「なぜ、自民党案では『絶対に』という言葉を抜くんですか!許せないですね、私は!」。自民党が作った憲法改正草案に対して、梓澤和幸弁護士が怒りをあらわにした。

 憲法記念日の前日となる5月2日(木)14時から、梓澤弁護士と澤藤統一郎弁護士、そして岩上安身の3人が、自民党の憲法改正草案について議論する鼎談の第6回目が行われた。この日の議題は、第33条「逮捕に関する手続の保障」から第38条「刑事事件における自白等」までである。


「TPPは国益ではなく、多国籍企業益である」~岩上安身によるインタビュー 第302回 ゲスト TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会・醍醐聰東大名誉教授 2013.4.30

記事公開日:2013.4.30取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
※サポート会員ページに全文文字起こしを掲載しました(2013年10月15日)

 「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」は現在、全国で875名の教員が署名している。同会の呼びかけ人であり、事務局を務めている醍醐聰東京大学名誉教授に、4月30日、岩上安身が話を聞いた。26日、醍醐氏ら大学教員の会は記者会見を開き、屈辱的な不平等条件を合意させられた「日米事前協議」について、国会議員と連携し、議員の質問権を行使して、政府に情報公開要請を行っていくことを発表した。

 インタビューで醍醐氏は、この日米事前協議の合意内容で日米の発表が食い違うことや、屈辱的な合意内容そのものについて、詳細に解説。甘利TPP担当相が「聖域、特定せず」と発言し、安倍政権が「守る」と言ってきた「聖域」をぼかすようにしていることについて、「すでに逃げの作戦に入っているのではないか」と分析した。

 また、薬価の高騰や、日本の食糧自給率低下による発展途上国の飢餓の拡大などを例に挙げ、「TPPは『グローバル』な視点からも、国民益はなく、企業の利益しかない」と断じた。最後に醍醐氏は、日本政府の影響試算に、関連産業や地域経済への影響が考慮されていないことを指摘。大学教員の会で独自計算したところ、全体で6兆9000億円ほどのマイナスになることを明らかにした。


【第83号】岩上安身のIWJ特報!国民を”愚民”化する日本のメディア~尖閣問題をめぐる米国首脳の発言を読み解く 2013.4.30

記事公開日:2013.4.30取材地: テキスト独自

 「上陸するとなれば、強制排除するのは当然のことだ」――安倍総理は4月23日の参議院予算委員会でこのように発言し、中国の漁船が尖閣諸島への上陸を試みた場合、海上保安庁などに指示し、物理的に上陸を阻止する考えを示した。

 「棚上げすべき問題は存在しない」、「断固たる措置を取る」、そして今回の「強制排除」発言。こうした一連の発言に見られる、尖閣諸島に関する安倍総理の対中強硬姿勢の背景には、「尖閣に関しては、アメリカが日本の立場を支持している」との意識が働いていると見て、まず間違いないだろう。


【第82号】岩上安身のIWJ特報!「ワクチンを接種してもガンにかかる可能性がある」~子宮頸がんワクチン接種当事者の手記 2013.4.29

記事公開日:2013.4.29取材地: テキスト独自

 「子宮頸がんワクチンっていうのができたんだって。打ちに行こう」――。

 これは、2年前の2011年、私がワクチン被害の当事者に直接取材を行い、ワクチン接種当事者ご本人からいただいた手記の冒頭の一節だ。ワクチンを接種する本人とその家族は、ワクチンでガンを防ぐことができる、と素朴に信じ、気軽にワクチンを接種してきたのだ。

 しかし、そのワクチンに潜む副反応(※注1)の危険性についての注意喚起はほとんどされることがなく、被害に苦しむ人々に目が向けられることもなかった。


疑惑の「不起訴不当」 検察審査会補助弁護人は不祥事で処分された元検事 ~八木啓代氏インタビュー 2013.4.23

記事公開日:2013.4.24取材地: テキスト動画独自

 「『検察に恩義のある、特殊な人』が、検察全体の名誉に関わるこの事件で、なぜ補助弁護人になったのか」。健全な法治国家のために声をあげる市民の会の代表・八木啓代氏は、2013年4月23日(火)、IWJのインタビューで、このような疑問を呈し、「元検事が補助弁護人につくだけでも、第三者性に欠ける。しかも、この人物の退官理由が脱税疑惑であり、検察内部の人間であったがために戒告処分で済み、退職金も得ているのである」と述べ、補助弁護人として不適格な人間が、検察審査会の議決に恣意的な影響を与えた疑惑があると指摘した。


『自由意志による従属』としての日米関係~岩上安身によるインタビュー 第301回 ゲスト 中部大学・三浦陽一教授 2013.4.23

記事公開日:2013.4.23取材地: テキスト動画独自

特集:TPP問題
※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月21日)

 「サンフランシスコ講和条約以降の日米関係は、単に日本がアメリカに従属したというだけの関係ではありません。これは、日本側が国家の意思として明確に打ち出した、『自由意志による従属』なのです」。

 著書『吉田茂とサンフランシスコ講和』(大月書店1996年刊)で、膨大な一次文献の検証を通して、いわゆる「吉田茂神話」を解体してみせた、中部大学教授の三浦陽一氏は、2013年4月23日(火)15時より、愛知県春日井市の中部大学の研究室で、岩上安身のインタビューに答え、戦後の日米関係をこのように表現した。


オーガニックフェスタ四国~大ホール 講演会 2013.4.14

記事公開日:2013.4.14取材地: テキスト動画独自

 2013年4月14日(日)、香川県丸亀市の綾歌総合文化会館アイレックスで開かれた「オーガニックフェスタ四国」より、大ホールでの講演会「大人から子どもに伝えておきたいこと〈未来の食と環境〉」の模様を中継した。以下、岩上安身の講演部分の要約を掲載する。