「すべてが『実害』」 前双葉町長・井戸川克隆氏、石原環境相の「風評被害」発言を批判~岩上安身によるインタビュー 第422 ゲスト 前双葉町長・井戸川克隆氏 2014.5.12

記事公開日:2014.5.12取材地: テキスト動画独自

特集 3.11|特集 百人百話

 「石原環境大臣に、なぜ鼻血が出るのか立証して欲しい」ーー。

 週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」に掲載された漫画「美味しんぼ」で、鼻血や体調不良について言及する発言が描かれた井戸川克隆前福島県双葉町長に5月12日、岩上安身がインタビューを行なった。井戸川氏は、石原伸晃環境大臣が、鼻血と福島原発事故による被曝の因果関係を事実上否定したことに対して、強い口調で反論。「私の人権を否定している」と批判した。


第31回 ロックの会「動物愛護」 ―松田美由紀さん、ゲスト 杉本彩さん・岩井俊二監督ほか 2014.5.9

記事公開日:2014.5.10取材地: 動画独自

 5月9日(金)、東京都渋谷区の代官山カフェラウンジで、「第31回 ロックの会」が開催された。松田美由紀さんがオーガナイザーを務め、女優の杉本彩さん(一般財団法人動物環境・福祉協会Eva)、長井英明さん(NPO法人アニマルライツセンター)、岩井俊二さん(映画監督)らをゲストに迎え、「動物愛護」をテーマにトークが行われた。


【大義なき解散総選挙11】岩上安身による緊急インタビュー 第421回 ゲスト 元米国防総省高官モートン・ハルペリン氏「米国政府は安倍政権に懸念を抱いている」 2014.5.8

記事公開日:2014.5.8取材地: テキスト動画独自

 「21世紀に民主政府によって検討された秘密保護法の中で最悪なものだ」――。

 昨年末、安倍政権が国会で強行採決した「特定秘密保護法」について、痛烈に批判し話題となったモートン・ハルペリン元米NSC(国家安全保障会議)高官が、2014年5月8日に来日。岩上安身の緊急単独インタビューに応じた。

 ハルペリン氏は米国防総省の高官時代、1966年から69年にかけて沖縄返還交渉に関わり、核密約などで日本側との交渉にあたった、外交安全保障の専門家である。ハルペリン氏はまた、情報公開と安全保障のバランスを定めた国際指針「ツワネ原則」作成に関わった、キーパーソンの一人でもある。

 そんなハルペリン氏に岩上安身は、秘密保護法制定への「米国の関与」の有無、この法律を急いだ安倍政権の狙いと、そうした姿勢に対する米国の懸念、そして、日本と米国を含む民主主義国家が果たすべき情報公開の「責任」について、話を聞いた。


【IWJウィークリー48号】内戦続くウクライナ東部/福島20km圏内の今(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.5.6

記事公開日:2014.5.6 テキスト独自

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 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」!今号は、4月26日からの1週間分のIWJの取材を一挙お届けします!


【第140-142号】岩上安身がIWJ特報! 歴史修正主義者の詭弁を徹底論破! 能川元一氏インタビュー 第1部〜南京大虐殺編 2014.5.2

記事公開日:2014.5.2 テキスト独自

 過去の罪を素直に認める者に対し、「自虐史観」とトンチンカンな非難を繰り出す愚か者がいる。開き直りのあとに抗議を受けては謝罪を繰り返すという「自爆」を性懲りもなく繰り返す者こそ「自爆史観」の持ち主と呼ばれるべきである。

 どんな人間であれ、どんな国であれ、自らが振るった暴力の忌まわしい過去を喜々として思い出し、自ら吹聴して回りたいものなどいるわけがない。それは人の情である。

 しかし、忘れてしまいたい恥ずかしい過去を本当に忘れてしまうのは、「痴呆」である。


【IWJウィークリー47号 GW特大号】オバマ大統領来日/尖閣問題/鹿児島2区補選/4月12日からの2週間分のIWJの取材を一挙お届け!(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.4.29

記事公開日:2014.4.29 テキスト独自

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 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」!今号は、GW特大号として、4月12日からの2週間分のIWJの取材を一挙お届けします!


日米首脳会談、大手メディアの偏向と米国の本音~岩上安身によるインタビュー 第420回 ゲスト 軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏 2014.4.25

記事公開日:2014.4.25取材地: テキスト動画独自

 「尖閣に安保適用」――。4月24日付けの大手各紙朝刊の一面には、この文言が踊った。来日中のオバマ大統領が安倍総理との日米首脳会談で、尖閣諸島が対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲内であると、大統領として初めて明言したのである。

 しかし、米国側が、尖閣諸島について日米安保が適用されると明言したのは、実はこれが初めてではない。2010年と2013年、クリントン前国務長官から、日米外相会談において既に同様の趣旨の発言が飛び出している。今回の日米首脳会談におけるオバマ大統領の発言は、これまでの米国の態度を何ら変更するものではないのである。


【鹿児島2区補選】「政権与党の候補者を打ち破り、悪いところを正す」~打越明司候補インタビュー ━原佑介記者 2014.4.25

記事公開日:2014.4.25取材地: テキスト動画独自

 民主党、日本維新の会、結いの党、生活の党の野党4党から推薦を受け、今回の衆院鹿児島2区補欠選挙に無所属で出馬した前衆議院議員の打越明司(うちこしあかし)候補に、IWJは投開票日(4月27日)を直前に控えた25日、単独インタビューを行った。

 「政権与党の公認候補を打ち破る」と意気込む打越候補が掲げる政策とは。また、自民党との違いはどのようなところにあるのかについて、以下、インタビューの模様を一問一答形式でお伝えする。


岩上安身によるドキドキハラハラのインタビュー!第419回 ゲスト 投開票直前ギリギリ!公職選挙法ギリギリ! 新党ひとりひとりの山本太郎議員、有川美子候補と鹿児島2区を語り尽くす! 2014.4.23

記事公開日:2014.4.24取材地: テキスト動画独自

特集 山本太郎

 徳田毅前衆院議員の辞職に伴って衆院鹿児島2区補欠選挙が行われる。この選挙に向けて、山本太郎参議院議員は「新党ひとりひとり」を結党し、候補者を公募した。8人の応募者の中から選ばれたのは、ありかわ美子候補だ。4月27日の投開票を4日後にひかえた23日、岩上安身が山本氏にインタビューを行った。

 山本氏は新党を立ち上げた理由について、今後地方選挙が続いていくことをにらみ、「自分自身が旗揚げをして、自分たちの候補を出していくということを始めようと思った」と語った。山本氏自身が国会議員に選出された2013年7月の参議院選挙のときは、「既存の政党に対して疑問を抱いたり、不信感を抱いている人たちが票を投じてくれた」という。


【第139号】岩上安身のIWJ特報!オバマ大統領の来日に向けて、ネオコン・シンクタンクが狙う日米の軍事同盟強化路線 ~ヘリテージ財団、CSISでの講演の翻訳を公開 2014.4.23

記事公開日:2014.4.22 テキスト独自

★有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号を発行しました(4月23日)。尖閣問題、歴史問題、TPP、エネルギー問題、シリア・ウクライナ問題。。。ジャパンハンドラーたちの手の内はいかに?

 米国のオバマ大統領の来日が、4月23日夜から25日の2泊3日という日程で確定となった。「国賓」として迎えられる大統領は、安倍総理との首脳会談や、天皇皇后両陛下との会見などに出席する予定である。

 IWJでは、オバマ来日の目的を探るべく、米民主党に近いシンクタンクとして知られるブルッキングス研究所で3月6日に行われた、トーマス・ドニロン前大統領補佐官の講演内容をご紹介した。


「協定にサインすれば台湾は永遠に属国になる」中国とアメリカ、2つの「帝国」の狭間で生きる台湾 ~岩上安身によるインタビュー 第418回 ゲスト 呉叡人政治学博士 2014.4.11

記事公開日:2014.4.18取材地: | テキスト動画独自

 「協定にサインをすれば、台湾は永遠に属国になる」―。2014年4月11日(金)11時(現地時間)、台湾・台北市内において行われたインタビュー取材で、台湾中央研究院で台湾史研究所副研究員を務める呉叡人政治学博士は、岩上安身にこのように語り、協定への危機感をあらわにした。

 台湾では、3月18日以降、台湾と中国との間の「サービス貿易協定(※1)」の審議をめぐり、協定に反対する学生らが立法院(日本の国会議事堂に相当)の議場を占拠する異例の事態が続いた。呉博士は、協定に反対する理由として、「自由貿易に対する疑念と、中国に対する疑念がある。とりわけ、新自由主義的なグローバリゼーションの流れの中で、台湾の未来が見えなくなることを懸念している」とした上で、3週間・584時間にわたって学生らが立法院を占拠したことについて、「協定阻止のためには、やむを得ない。緊急避難だ」との見解を示した。


「漢民族の方が核廃棄物より怖い。彼らは環境に敬意を払わない」 ~岩上安身によるインタビュー 第417回 ゲスト 台湾先住民族の作家シャマン・ラポガン氏 2014.4.11

記事公開日:2014.4.18取材地: | テキスト動画独自

 「タウ族は4200人くらい。台湾の東南にある45平方キロメートルの島で、われわれは1年を3シーズンに分けて暮らす。12~1月トビウオが現れるのを待つ季節。2~6月は、トビウオ漁の季節。7~11月は、トビウオを獲る季節が終わった(テテカ)と呼ぶ」──。

 2014年4月11日、台北市内にて、台湾の先住民族のひとつ、タウ族の作家、シャマン・ラポガン氏に、岩上安身がインタビューを行なった。通訳は、淡江大学東方語文學系助理教授の李文茹氏が務めた。シャマン氏は漁民作家として活躍中で、日本語訳では『故郷に生きる』『海人、猟人』が出版されている。


【IWJウィークリー46号】台湾とウクライナ ~2つの「ひまわり」の明暗 /核安全保障サミット衝撃の舞台裏/IWJが追った一週間をダイジェストで振り返る(ePub版・PDF版を発行しました!) 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17 テキスト独自

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 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」。急遽台湾入りした岩上安身による、国会「退去」のドキュメント記事や、状況が酷似しつつ明暗を分けたウクライナの現状など、今号の「ニュースのトリセツ」は必見です。

 また、オランダのハーグで行われた核安全保障サミットで、現地取材を行ったスタッフが見た衝撃(溜息)の舞台裏ルポや、しれっと進む恐怖の「派遣法改正」問題についての世界一分かりやすい解説寄稿など、ボリューム満載でお送りします。ぜひ、ご覧ください。


立法院退去後に始まる「別の新しい方法」 〜岩上安身によるインタビュー 第416回 ゲスト 淡江大学・李文茹助理教授 2014.4.12

記事公開日:2014.4.12取材地: | テキスト動画独自

「『強国からの搾取に反対』の『強国』には日本も含まれています」―― 。3月に起きた台湾国会占拠の背景とは。記事を大幅加筆し、再掲しました。(2017年6月3日)

 淡江大学日本語文学系の李文茹(リ・ウェンリュー)助理教授に4月12日(土)、岩上安身がインタビューを行った。李氏は近代日本文学を専攻し、日本語に堪能。今回の台湾立法院占拠運動には、大学教員という立場で関わった。岩上安身の台湾での取材活動では、シャマン・ラポガン氏へのインタビューの通訳を務め、呉叡人(ゴ・エイジン)氏へのインタビューにも立ち会った。

 インタビュー後半からは、3週間にわたり台湾で取材活動を行ったIWJの原祐介記者も対話に参加。占拠現場でしか見聞できない生々しいシーンの数々を回想した。


「絆とか、思いやりという言葉があふれていたはず。どうなってしまったのか」 〜第30回 ロックの会 2014.4.9

記事公開日:2014.4.10取材地: テキスト動画独自

 2014年4月9日、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジ UNICE(ユナイス)で、「第30回 ロックの会」が開催された。今回のオーガナイザーは、8bitNews主宰の堀潤氏。女優の松田美由紀氏、映画監督の岩井俊二氏、映画『遺言 原発さえなければ』の豊田直巳監督、モーションギャラリー代表取締役の大高健志氏、映画『ゼウスの法廷』の原作者、森田義男氏、ジャーナリストの蜂谷祥子氏、鹿児島大学特任講師の萩原豪氏、双葉町町民の大沼勇治氏らが入れ替わり登場。震災と原発事故から3年が経過した現状や、冤罪を生む司法の実態、日本のメディアがあまり伝えない台湾の学生運動などについて意見を交わした。


【IWJウィークリー45号】特集・ドキュメント「台湾国会占拠」(ePub版・PDF版を発行しました!) 2014.4.7

記事公開日:2014.4.7 テキスト独自

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岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」。今号では3月29日~4月4日のダイジェストをお送りします。


「袴田事件のような捜査機関による証拠捏造は珍しいことではない」~岩上安身によるインタビュー 第415回 ゲスト 袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士 2014.4.4

記事公開日:2014.4.4取材地: テキスト動画独自

 1966年、静岡県清水市で一家4人を殺害したとして、元プロボクサーの袴田巖さんが逮捕された「袴田事件」。1980年の死刑判決後、袴田さんは長期拘留され続けてきたが、3月27日、静岡地裁の村山浩昭裁判長のもとで再審開始が決定。その際、『捜査機関が証拠を捏造した疑いがある』という厳しい言葉もあり、刑及び拘置は執行停止されて、袴田さんは48年ぶりに釈放された。

 この日、岩上安身がインタビューしたのは、この袴田事件の弁護団長・西嶋勝彦弁護士。今年73歳になる西嶋弁護士は、袴田事件に関わって20年近くなる。1966年の第1回公判から48年になるこの長い裁判に、第1次再審請求開始後から弁護団に加わった。インタビューでは、袴田事件における証拠捏造疑惑についてうかがうとともに、同様の権力犯罪が歴史的に行われてきた事実が明らかにされた。


【IWJウィークリー44号】武器輸出三原則を捨てて、日本はどこへ行くのか(ePub版・PDF版を発行しました!) 2014.4.1

記事公開日:2014.4.1 テキスト独自

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 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」。今号では3月22日~28日のダイジェストをお送りします。

 ダイジェストの他、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。


【第134-138号】岩上安身のIWJ特報! 日米原子力協定、その交渉の舞台裏に迫る~元外務省科学審議官・遠藤哲也氏インタビュー 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31 テキスト独自

 3月24日、53ヶ国34機関が参加し、核テロ対策について議論する核安全保障サミットに参加するため、安倍総理はオランダのハーグを訪問した。サミットの初日、安倍総理は、日本政府が米国から提供されていた高濃縮ウランとプルトニウムを米国に返還すると表明。同日、ホワイトハウスが、オバマ大統領と安倍総理の共同声明というかたちでこれを発表した。

 返還が決まったのは、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構が、高速炉臨界実験装置(FCA)用に保管していた、すべての高濃縮ウランと331キロのプルトニウムである。


【第131-133号】岩上安身のIWJ特報! 安全保障のプロが語る、安倍「タカ派」外交の危険性~元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31 テキスト独自

 憲法の解釈見直しによって集団的自衛権の行使を容認しようとする動きが着々と進められている。3月25日には、自民党の総務会で、この問題を議論するための「安保法制整備推進本部」という新機関が設置されることが決まった。

 また、集団的自衛権行使容認に向けて、安倍首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)は、4月に報告書をまとめる予定となっている。この後に、従来の解釈を変更する閣議決定がなされると言われている。