【特別寄稿】丸山穂高衆院議員の「戦争しないとどうしようもなくないですか」発言は「維新橋下徹学校」の「再教育」の産物か!? 丸山氏は2015年、自民の戦争法案を阻止しようとしていた! ~丸山議員の「作り方」(1) 2019.6.15

記事公開日:2019.6.15 テキスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材・文:フリージャーナリスト横田一)

 北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪問に同行した丸山穂高衆院議員が、5月11日夜、酒に酔って北方領土を取り返すには「戦争しないとどうしようもなくないですか」との発言を口にした。このニュースが流れた時、すぐに思い出したのが維新創業者の橋下徹・元大阪市長の「行儀見習い」発言だ。

 維新(当時・維新の党)が大阪組(当時・おおさか維新の会)と非大阪組(後に民主党と合流し、民進党へ)に分裂する約3ヶ月前の2015年7月、産経新聞は「橋下氏『行儀見習いさせます』 自身を批判の維新衆院議員」と題して次のように報じた。

 「発端は、丸山氏が(2015年7月)6日の記者会見で、橋下氏との関係について『ツイッターでけんかするくらい(の仲)』と答えたこと。安全保障関連法案の対案作りに関わった丸山氏は6月、安保問題で積極的に発信する橋下氏をツイッターで『言うだけなら、ただの評論家』と批判した。

 橋下氏は9日のメールで『(4月の)統一地方選挙で初当選した新人より、たかが2年ちょっとだけ早く政治家になったに過ぎない新人』と丸山氏を切り捨て、『(大阪)維新の会で行儀見習いをさせます』と“再教育”を宣言した」

▲維新の党安保調査会事務局長だった2015年当時の丸山穂高衆議院議員(右)(横田一氏提供)

 この行儀見習い(再教育)の前後で、丸山氏は劇的な変化をとげていた。

記事目次

2015年、維新の党安保調査会事務局長だった丸山穂高議員は自民党の戦争法案を阻止すべく、維新独自の対案作りに参加していた!

 「再教育」が始まる前の2015年夏、丸山氏は維新の「安保調査会」事務局長として、安倍政権が強行採決をしようとしていた「戦争法(安保関連法案)」の成立を阻止すべく、憲法学者の小林節慶應大学名誉教授が「合憲」と認定した維新独自案の作成に関わっていた。

 丸山氏は安保関連法案を「違憲」と断言して反対運動の盛り上がりに貢献した小林氏と接触し、対案としての維新独自案作成に助言を受け、「合憲」とのお墨付きを受けたのである。7月2日には小林氏への公開ヒアリングも行われ、丸山氏も参加していた。

▲公開ヒアリングで小林節慶應大学名誉教授の話を聞く丸山穂高衆議院議員、小野次郎参議院議員、今井雅人衆議院議員

▲「戦争法(安保関連法案)」をめぐって与野党激突していた2015年夏、丸山穂高衆院議員(右端)は維新「安保調査会」事務局長として維新独自案(対案)作成に汗をかき、7月2日に憲法学者の小林節・慶應大学名誉教授(左から二人目)との公開ヒアリングで「合憲」のお墨付きをもらった。(2枚とも横田一氏提供)

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページよりご覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です