【第385-390号】岩上安身のIWJ特報!「市民レベルの追及はやり尽くした」財務省強制捜査と昭恵総理夫人の証人喚問を!岩上安身による木村真豊中市議インタビュー(後編) 2018.9.2

記事公開日:2018.9.2 テキスト独自
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(岩上安身)

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前編の続き

 2018年5月25日、森友学園前理事長の籠池泰典氏と、妻の諄子氏が保釈された。籠池夫妻は2017年7月末に国から補助金をだまし取った疑いで逮捕されて以降、10ヶ月近くにもおよぶ不当な長期勾留を受けていた。

▲保釈後の記者会見に臨む森友学園前理事長・籠池泰典氏と妻の詢子氏(2018年5月25日、IWJ撮影)(https://bit.ly/2K3YvM9

 森友学園との国有地売買をめぐる問題の関係者は、当然ながら籠池夫妻だけではない。それにもかかわらず、籠池夫妻だけが10ヶ月近くもの間、何の正当な理由もなく、憲法第18条や31条(※注)などで保障されている人身の自由が侵害されたのである。

※注:憲法で保障されている人身の自由
日本国憲法 第十八条:何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

同 第三十一条:何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。

第18条により、いかなる場合でも奴隷的拘束が否定され、第31条で、刑罰を課すためには適正な法律手続きが必要であることが定められている。

 こうした、留置施設を「代用監獄」として利用する人質司法の問題について、森友学園問題の「第一発見者」である木村真豊中市議は、「けしからんことだ」と厳しく批判する。さらに木村市議は、「こんな話はたくさんあるんですよ」と続け、人質司法の被害に遭った人々の衝撃的なエピソードを語った。

▲木村真・豊中市議(2018年1月5日、IWJ撮影)(https://bit.ly/2LxArXK

 岩上安身による木村真豊中市議インタビュー(後編)では、森友学園問題をきっかけに広く知れ渡ることとなった、国家ぐるみの「犯罪」ともいえる「代用監獄」をはじめ、権力の不当な行使に関わる問題に深く斬り込んでいく。

記事目次

  • 国連の見直し・廃止の勧告があっても、国も警察も検察も改めようとしない「代用監獄」の問題は根深い。なん人にも付与されるべき基本的人権がないがしろにされている。これは改憲の助走か
  • ミュージシャンの佐野元春さんも代用監獄を問題視して話題になった代用監獄! ~ 国際的スタンダードから度外れて長い日本の警察における身体拘束期間について~ジャーナリストよりも、人の心に訴えることができる多くの表現者が、この問題に気づいて発言を!
  • 『人民新聞』山田洋一編集長の詐欺容疑での逮捕・起訴は「間違いなく言論弾圧!」~コントロールされている大新聞とキー局の報道や情報番組
  • 「代用監獄の大きな問題点は『被疑者の身体が捜査機関のもとで、取り調べが長時間・長期間にわたって継続すること自体が精神的・肉体的拷問』であるということ」
  • 「『基本的人権』は『お前には認めてやる』『お前には認めない』という感覚」~「『籠池の存在は、我が総理にとっては非常にはた迷惑だから有罪にしてやる』という方向に持っていっているとしか思えない」
  • 別件逮捕が異常なほど多い公安事件!黙秘を貫くというのは並大抵のことではない!? 出房拒否、取り調べ拒否が一番
  • 経済政策における新自由主義、思想的には極端な独裁的国家主義、そして対米追従!ここまで立憲主義、議会主義から基本的な法理や政治を覆したでたらめ政治家は、以前の自民党にいなかった!
  • 「全て私企業にやりたい放題収奪される、今の行きすぎた資本主義には明確に反対」「ソ連のイメージとは全く違うもしれないが、『社会民主主義的なもの』が必要になってくる」
  • 「国とはなにか、国民とはなにか」。三大基本精神に基づいて生きるべき近代的民主主義国家のあり方を、「神とはなにか、青人草はなにか」になぞらえてはいけない
  • 領土問題は「躓きの石」。北方領土問題を平和裏に解決しようとした日ソに横やりを入れてきたアメリカは、なぜ日本とソ連に亀裂を生じさせるのか、その理由を探るには第二次世界大戦終結間際に遡らねければならない
  • 会計検査院は消極的な言い回しながらも森友問題を「不適切」と指摘している。財務省の不正を暴かない検察の責任はいかに!? また森友系列保育園のでたらめな運営にもの申さなかった大阪市の責任は?
  • 次々と明るみに出る財務省の虚偽答弁! 警察の捜査は歪めるわ、行政は歪めるわ、あれだけ無能でやっていることがでたらめな人に、国の舵取りを任せていいのか!?
  • 森友学園問題の本質は、教育勅語を暗唱させ、いびつな愛国心教育をするような「カルト右翼学園」に対して、政権中枢と大阪府知事ら維新の会が肩入れした事件!?
  • スパコン、リニアと立て続けに捜査の手を入れた検察もバッジは捕まえていない!? 政治的圧力があったのか!?
  • 「おかしいことはおかしいと言う」~流されずに真実を見すえてものを言うことが議会を正す。地域に根ざした市政を市民とともに形作っていくことこそデモクラシー構築の一歩
  • 基礎自治体議員の強みは地域に密着していること。よくものも見え、聞こえる。日常活動、基礎活動の充実はいずれ国政に届く。有権者はまず身近なところからよく見て聞いて、役に立つ議員を選んでほしい
  • 戦争は究極の人権侵害、最悪の環境破壊!政治はいかに戦争を避けるかというためにある!
  • 「政治は教育に介入するな」!極右教育は「愛国ビジネス」!? 思想的に鍛えられた右翼とは思えない

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国連の見直し・廃止の勧告があっても、国も警察も検察も改めようとしない「代用監獄」の問題は根深い。なん人にも付与されるべき基本的人権がないがしろにされている。これは改憲の助走か

岩上「ここで代用監獄という問題を掘り下げたいと思います。国連人権理事会は、2014年に代用監獄制度の見直し・廃止を勧告しています(※1)。その答弁として恥ずべき我が政府は、『留置施設は各地の中心部にきめ細かく設置されており、家族や弁護人接見に便利である』と言っていますが、なに言っているんですか。接見させていないじゃないですか。便利であるかどうかではなくて、留置しないでくれと言いたい。

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