【岩上安身のツイ録】自民党が緊急事態条項の議論で「人権制限」に執念燃やすもメディアに危機感なし!一方でIWJ事務所には橋下徹氏によるスラップ訴訟に刺激された不審者から卑劣な脅迫電話! 2018.2.1

記事公開日:2018.2.2 テキスト
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(岩上安身)

 新聞に限らず、メディアはタイトル・見出しこそが命。大手メディアのうち、現在、最もリベラルと目される東京新聞のこの見出しで何の危機感が伝わるだろうか。マスメディアの現状を見るとため息しか出ない。

 IWJでは明日の日刊で「自民党が党内で『緊急事態条項を議論! 『人権制限』強硬派が自民党の本音を暴露! 国会を葬り去り、ナチ党の独裁を可能にした『国家緊急権』は、自民党改憲草案『緊急事態条項』と同じ!』と題して、この自民党内の議論の実情を紹介し、石田勇治東大大学院教授の講演を紹介した。

▲講演で緊急事態条項の危険性を訴える石田勇治東大大学院教授

賛否ある議論が存在すること、その存在を知り、知らせ、議論へと踏み出すこと、それがまず第一歩

 他のマスコミとのタイトルと比較してその温度差を感じて欲しい。そして石田教授の鳴らす警鐘に耳を傾けて欲しい。明日、IWJは、この自民党の危険な議論への対抗言論として、石田教授の講演を再配信する。非会員の方々も見られる。ぜひともご拝聴願いたい。そして多くの方々が拡散してほしい。

 情報の拡散の自由とは、SNS上であれば、リツィートの自由と直結する。言うまでもなく、リツィートは、拡散する情報への100%の同意や賛意を意味しない。同意や賛否以前に、議論のキッカケがなければ、話にもならない。

 賛否ある議論が存在すること、その存在を知り、知らせ、議論へと踏み出すこと、それがまず第一歩である。言論の自由はそこから始まる。そして言論の自由は民主主義の根幹であり、基礎をなす。言論の自由なくして、民主主義は存在しない。

▲橋下徹氏によるスラップ訴訟について会見する岩上安身(左)と坂仁根弁護士(右)

2月1日、午前2時の脅迫電話

 と、ここまで連投しながら、日刊ガイドと新着記事のチェックとリライト作業を事務所でしていた時に、非通知の無言電話が、何度も事務所に。無言で切れるが、何度目かに、男の声で暴言と脅しの文句を吐かれた。「訴えられてよかったな、つぶれろ」等々。2月1日午前2時前後。記録しておく。

 橋下徹氏による、スラップ訴訟に刺激された何者かによる脅迫電話であろう。こうした行為は、許されることではない。言論の自由が、脅迫や威嚇、嫌がらせによって、萎縮されることがあってはならない。当たり前だが、言論の自由の中に暴言や脅迫の自由など、含まれてはいない。

脅迫電話の話をつぶやいた後、橋下氏が反応し「自分が記者会見を開いて大騒ぎしたことが原因」とツイート。そしてまた無言電話が…

 このツイートの後、2月1日の朝に、橋下氏が以下のように呟いていた、と教えて下さった人がいた。

『言論に対する暴力・脅迫は許されないことは当然。しかし全てが僕の訴えが原因って、こういう思考回路にはついていけないな。僕は訴えたことは一切公表しなかった。岩上氏が自ら大々的に記者会見を開いて、当然僕はそれに反論した。自分が記者会見を開いて大騒ぎしたことが原因だとは全く考えないようだ』

 この橋下氏の発言を「同意なきリツィート」をしておいた。ぜひ、皆さん、ご覧になって、それぞれにお考えになっていただきたい。

 ちなみに、昨夜に引き続き、今夜も事務所には非通知の無言電話が。スタッフが出るとしばらく無言で、切れた。もし同じ男が掛け、僕が出たらまた、昨夜のように、「このキチガイ!裁判で会社つぶれろ!」とわめいていたかもしれない。深夜番の女性スタッフはたとえ非通知であっても、いつどのような重要な要件が飛び込んでくるかわからないので、電話は取らねばならない。彼女は僕の帰り際も淡々と見送ってくれてはいたが、さぞかし怖いことだろう。

 この機会に、ぜひともお願いしておきたいことがある。橋下氏のスラップ提訴に刺激を受けて、かさにかかって暴言を吐くような有象無象と、同じようなことは、ぜひとも、私を応援したり、支持してくださる方は、同様な行為をしないでいただきたいと思う。

 なお橋下氏は、しばしば標的を見つけると、激しい言葉で、罵る。「ボケ!」は常套語だが、他にもユニークなものいくらでもある。「せこい小チンピラ」とか、「8流雑誌」「8流学者」とか。聞いたこともない、下品で暴力的・威迫的、かつ幼児的とも思えるユニークすぎる罵倒語だ。

過剰に怖がることも、過剰にいきり立つことも必要ない。あなたのできることをしてください。

 この先も、橋下氏が何を言いだすかわからないが、時には私を応援する人、あるいは私とは何の関係もなく、橋下氏に怒りを抱いている人などが、口汚い橋下氏に対し、同レベルの柄の悪い、平たく言えば「とっても怖い」表現で、文句を言ってやりたい、という気持ちになるやもしれない。

 が、ぜひとも、そうした脅し電話とか脅しのメールとか、喧嘩腰の啖呵とか、橋下氏相手にぶつけるのは、お控え願いたいと思う。切にお願いしたい。ぜひ、皆さんも、「合法化されたルールあるリング」である言論の場のリングサイドに陣取っていただき、さらなる生産的な議論に発展させていただきたい。

 皆さんに、申し上げたいのは、過剰に怖がらないことです。暴言にも、スラップにも。

 国会の暴言王・維新の足立康史氏は、橋下氏かとケンカになりそうになったら「五分後には謝ってた」などという。こんな小心者であってはならない。

 「岩上さんのように、顔と実名を晒して、24時間毎日、ディスられて、脅されて、言いがりのスラップで訴えられて、100万円も請求される。そんな真似、とても無理」という人は、当然だろうと思います。でも、気持ちは同じです、自分のできることをする、といってくださる方々が続々とメールなどを寄せてくださっている。そうした皆さん、僕は皆さんと一緒に、道理が通り、威圧と詭弁と嘘やデマで、この社会の悪化を食い止めたいと願っています。

 弁護士さんへは先日着手金の支払いをすませ、裁判というものは大きな負担がかかるものだということを痛感していまが、ぼやいてばかりはいられません。

 微力ながら、言論の自由を守り抜くために応訴するという私の決意にご賛同くださる方は、どうか、ご寄付・カンパで私とIWJをお支えください。みなさまに、伏してお願い申し上げます。

 ※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願い致します。

 こうして呟いている間にも、続々と励ましのメールなどを寄せてくださっている、そうした方々がたくさんいる。捨てたもんじゃないなあと嬉しく思っています。以前から書いているように、財布はスカスカ、体はボロボロだけれど、心だけは絶対に折れない自信があり、また本当にたくさんの方が、僕をアシストしてくれているのを日々感じています。

 本日2月2日15時から、FCCJでの会見が始まります。

 英語の通訳が入りますので、海外の方にも興味を持っていただきたいと思います。ぜひ、英語のできる方は、告知のツィートを英語で拡散してください。

 ともに頑張りましょう。ただし、可能な限り、ディーセントな(品位ある)方法で。そしてうんとしぶとく。

※2018年2月1日〜2月2日付けのツイートを並べて加筆し、掲載しています。

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  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    【岩上安身のツイ録】自民党が緊急事態条項の議論で「人権制限」に執念燃やすもメディアに危機感なし!一方でIWJ事務所には橋下徹氏によるスラップ訴訟に刺激された不審者から卑劣な脅迫電話! https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411297 … @iwakamiyasumi
    特権意識に酔う大手メディア。彼らの人権意識が透けて見える。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/959184010034360321

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