政党への申し入れも「テロ」とみなされる?!〜公明党、武器輸出に反対する市民の声を徹底排除 2014.3.20

記事公開日:2014.3.19取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎまき)

 秘密保護法が施行されれば、政党に対する申し入れも『テロ』と見なされてしまうのだろうか――。それを予感させる一幕が3月19日、公明党本部前で繰り広げられた。

 武器輸出三原則を撤廃し、新たな「防衛装備移転三原則」が近く閣議決定されようとしている。与党協議と閣議決定のみによる、武器輸出禁止政策の転換は認めないと主張する「秘密保護法を考える市民の会」は、この日、「政権のブレーキ役」を果たすよう、山口那津男・公明党代表宛に申し入れを行なった。

■冒頭インタビュー(動画の画質が粗いですが、ご了承下さい)

■申し入れと抗議

  • 日時 2014年3月19日(水) 10:15〜
  • 呼びかけ 秘密保護法を考える市民の会

事前に連絡済みなのに門前払い、「聞いていない」

 申し入れの趣旨は、要請書と「集団的自衛権の行使容認・武器の輸出」に反対する約3000筆の署名の提出。市民らが党本部に到着すると、入り口付近では2名の警備員が応対。前日にアポイントを得た上での訪問であることを伝えると、警備員らは「聞いてない」の一点張りで、訪問を拒否。党本部にアポイントの確認をすることなく一行を追い返そうとする姿勢に、冷静なトーンで交渉を始めた市民らも、「これが政党のとる態度か」と怒りをあらわにした。

 呼びかけ人の一人、「秘密保護法を考える市民の会」の杉原浩司氏は、18日に公明党本部に電話を入れ、アポイントの約束を取り付けた。19日の10時15分頃に訪問し、要請書を提出する旨を伝えると、電話応対した担当者は「大丈夫です」と回答したという。

公安警察が終始「監視」、カメラで一部始終を記録

 「要請書を受け取ることが、なぜ、こんなにおおごとになるのか。自民党でさえ受理はする」――。

 警備員らは終始、「聞いてない」と繰り返すばかりだったが、党本部付近には公安警察と見られる人物が10名ほど、遠巻きに経過を見張っていた。中には、市民と警備員とのやりとりを一部始終動画に収めていた者もいた。「聞いてない」というわりには、用意周到な監視と警備に、参加者からは失笑が漏れる場面もあった。「まるで、危険人物扱いだ」

 党本部の建物の中からは、職員と思われる人物たちが終始一行を眺めていたが、最後までビルから党関係者が出てくることはなかった。

 最後、杉原氏が電話で党本部に連絡を取ったところ、杉原氏側が「一方的に電話を切ったので、アポイントが確約できてない」という回答を得たと杉原氏。「事実と異なる」と説明した。結局、要請書は建物の外に設置されたポストに投函することが許され、間接的に提出した形となった。

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「政党への申し入れも「テロ」とみなされる?!〜公明党、武器輸出に反対する市民の声を徹底排除」への2件のフィードバック

  1. hotaka43 より:

     最早公明党などに、期待する方が間違いだ。彼らは池田大作氏のスキャンダル(市議死亡事件への関与、強姦事件等)を隠蔽し続けるには、与党に擦り寄っているしか仕方がない立場で有る事に気付いて欲しい。
     東京新聞でさえ未だに与党のブレーキ役、というフレーズで記事にしている。都議選寸前の赤文字広告や池田大作の著書広告を掲載してもらっている限りは、これ以上のトーンは不可能だろう。
     それでもこの様に、市民の声を訊こうともしない体質が、世間に知れ渡る行為を行うのは良いことだと思う。後はこれがどれだけ国民の間に広まるかの問題だろう。
     それにしても創価学会のオカルト的思考に染まってしまっている信者を、そこから解放するのは容易なことではない。これらを行うのは、他の宗教団体の使命ではないだろうか。仏教界やキリスト教を含め新興宗教団体などもこれに心血を注ぐべきだ。そうしないと幸福の科学などという核兵器所持を教義の中心に据えている、どうしようもない教団まで現れて来てしまっている末期的現実が、自分達の首を絞めかねない事に気づかなければいけない。

  2. 佐藤袿子 より:

    人間は頭で考えていたら、いつまでたっても、袋小路から抜け出せない。そういう時は心の声に従うべきだ。心の声に従えば、原発はすぐやめるための手立てを考えなければならないし、人や自然を破壊する兵器を作ることから、脱却を図るための道筋を考え出さなければならないことが、分かります。頭の中で考えて行動したことは、良いと思ってしたことでも、良いとは思わないけどしたことでも、即最後は、ブーメランのように自分のところに帰ってくることは確かです。だから、今は、心と対話をして、心の声を聞かなければなりません。人をどんなに納得させることができても、心の声でなければ、自分を納得させることはできません。心の声に従わなければ、自分自身から責められる一生を送らなくてはならないのです。日本がアメリカのように、7割もの人が何らかの軍需産業と関わる組織の労働者になっても良いと考えられるのか、よく自身の心の声を聞いてほしいと思います。

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