秘密保護法反対の請願をした市民にみんなの党代表・渡辺喜美事務所の強気な反応とは ~官邸前抗議 2013.11.20

記事公開日:2013.11.20取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・原佑介)

 与野党による特定秘密保護法案の修正協議が進み、衆院通過目前とささやかれる中、11月20日、総理官邸前では、市民らが「特定秘密保護法~成立させない!絶対させない!永田町大集会」を開き、秘密保護法案反対を訴えた。

 国会で特別委員会を傍聴してきた緑の党の脱原発担当・杉原浩司氏は、特定秘密保護法の関する審議の経過を報告した。

■全編動画

地方公聴会開催で進められるアリバイ作り

「当初与党は、どれだけ遅くても今週中、22日までには衆議院を通過させたいと言っていたが、困難な状況になってきた。一方、みんなの党が『首相が第3者機関』などという理解できない合意をし、今日は維新の会との修正協議が続けられた。徐々に合意の方向に動いているようだ」。

 「国民へ周知した」という実績を作るためか、翌週25日には福島で秘密保護法の地方公聴会の開催が決定した。こうして、成立へのプロセスが着々と踏まれようとしているが、ここまで採決されずにきたのは市民らが反対の声を強く上げ続けているからだ。杉原氏はこのように述べ、「世論も高まって強引な採決はできない。それでも与党は、会期を延長し、成立させようとしている。一日でも引き延ばすため、議員に対し、電話やFAXなどで反対の意志を伝えよう」と語った。

みんなの党代表・渡辺喜美事務所の対応は?

 この日、みんなの党と維新の会に所属する国会議員の事務所に対し、請願活動をしたという男性は、「普通は秘書などが(請願書を)受けとってもらえるものだ。しかし、今日行ったみんなの党の議員、6人中3人拒否、門前払いされた。普通はありえない」と報告。

 続けて、「みんなの党にも、秘密の期限などに関する議論が多少はあったらしい。しかし、そういう党内議論は封殺され、渡辺喜美党首の強行的な権限をもって、役員会でまとめられたという。渡辺喜美の部屋を最後にまわったが、秘書が、『我々が修正協議に応じなければ、自民党は単独で採決する。それでいいのか』と、逆に僕に詰め寄ってきた」と明かし、「断固反対するなり、厳しい条件を突き付けるのが野党の役割ではないのか」と疑問を呈した。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です