「米国でも69%が自由貿易に反対している」~岩上安身によるインタビュー 第182回 ゲスト TPP訪米調査団から帰国した山田正彦衆議院議員に訊く! 2012.1.17

記事公開日:2012.1.17取材地: テキスト動画独自

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 2012年1月17日(火)、岩上安身による、山田正彦元農水大臣のインタビューが行われた。

 山田議員らは先日、TPP訪米調査団として、米国の政府関係機関や議員11名を訪れるなど、TPPの調査を行った。


百人百話「第五十八話」西片嘉奈子さん 2012.1.12

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特集 百人百話

「一番の被害者は子どもたち」

 福島市出身。34歳、2人の子をもつシングルマザー。いまは米沢市に移住。子どもも成長するにつれ、子どもなりのコミュニティを作っていく。親の思いで一方的に移住を進めるわけにはいかないが、将来病気になる可能性を示した上で、選択させる必要があると思う。手続きの際、福島に生活の実態がないなら児童福祉手当は打ち切る、市営住宅も退去するように、あなたは好きで出て行くのでしょ、と市の担当者に言われた。けれどいつか戻るかもしれないと思うと、住民票を移す決断もできない。ただ何事も、人のせいにはせず、自分で決断することが必要だと思う。


岩上安身によるインタビュー 第181回 ゲスト 『ぬまゆさん』こと沼内恵美子さん 2012.1.10

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 2012年1月7日(土)、岩上安身は、「ぬまゆさん」こと福島県南相馬市在住の沼内恵美子さんへインタビューを行った。

 沼内さんは日々の体調悪化について自身のblogに掲載されている方だ。


第7回 ロックの会 2012.1.9

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 2012年1月9日(月)、都内某所で行われた、「第7回 ロックの会」の模様。


百人百話「第三十六話」渡辺杏里さん 2012.1.8

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特集 百人百話

「死ぬんじゃないかなという恐怖」

 郡山市在住 30歳。仕事は情報誌の広告営業。実家のある本宮市は、冠婚葬祭など横の繋がりを大切にする土地柄。事故当時は海から離れていたので、津波の映像は他人事のように感じたが、水素爆発を見て心配になった。家族も友人も福島に留まっているので、ひとり離れるのは裏切り行為のような気もする。結婚したいとも、子どもがほしいとも、今は思わないので、放射能のことは気にせず、このまま福島で仕事を続けていこうと思っている。


百人百話「第三十五話」裏澤利夫さん 2012.1.7

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特集 百人百話

「痛みを感じなければ、すべて他人ごと」

 78歳。福島市渡利地区に、妻、次男夫婦、孫2人と暮らす。ベットタウンだった渡利地区は、ドイツのテレビ局が取材に来るほどの高濃度放射線地区になってしまった。健康を考えれば避難すべきだが、働き盛りの息子世代にとっては、即失業につながり、事は簡単ではない。今回の原発事故を第3の敗戦と言う人がいるが、その通りだと思う。国は国民を守らない。責任を誰もとろうとしない不条理の世の中に苛立ちを覚える。福島も沖縄も日本の中の植民地だと感じる。


百人百話「第四十六話」大橋さらさん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「『活動家』は自分の大切なものを守りたい人」

 二本松市在住。40歳。夫と中学・高校の娘2人。家族仲は良く、いつもこたつを囲んでの団らん。避難中も寄り添っていた。迷い悩んだ末に屋内退避を選んだが、自分の危機感は甘いものだったと思う。講演会で内部被曝の深刻さを初めて知り、衝撃を受けた。事故前と変わらない生活を送る娘たちを見るにつけ、悲しくて仕方なかった。いまは一日も早く、子どもたちも納得のいく形で移住させたい。そして、不安を抱えているお母さんたちの力になりたいと思っている。


百人百話「第四十八話」佐々木道範さん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「福島で生きる覚悟」

 39歳。二本松市真行寺副住職。NPO法人「チーム二本松」代表。除染活動や食品の放射能測定は、いろいろな人とのご縁と支援によるもの。声を上げたら応えてくれる人が多くいて、初めて人の温かさ、人を信じることを知った。正確な情報が伝わらず、途方に暮れる檀家を残してここを離れたら、これまで語ってきた「命の教え」に反する、すべてが嘘になってしまうと思い、家族と留まる。理解ある妻に感謝。福島を忘れないでほしいと願う。


百人百話「第四十七話」佐々木るりさん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「手をつないで、放射能と向き合っていく」

 二本松市在住 38歳。家族は、真行寺副住職の夫と 5人の子ども、住職の義父。15歳で妊娠し、出産。夫は生涯をかけて自分と子供を守ってくれる人だと信じていたし、いまもそれは変わらない。事故後、一時県外に避難したが、檀家の期待、必要とされる喜びを知り、ともに二本松で放射能と闘っていこうと戻った。お寺は人が最後に戻っていく命に最も密接に関わる場所。そこを守っていくのが、自分に与えられた使命だと、今は思っている。


百人百話「第四十四話」菅野吉広さん 2012.1.5

記事公開日:2012.1.5取材地: 動画独自

特集 百人百話

「渡利の子どもたちを守りたい」

 妻と子ども 2人の 4人家族。事故後、小学校での放射能説明会に出席した際、学校の対応に疑問を抱き、「渡利の子どもたちを守る会」を結成、代表となる。要望書を提出し、政府交渉を行ってきたが、難航している。会の仕事と本業に追われ、コミュニケーションの時間が取れなかった妻とは離婚話も出る状況に。そこで初めて、何より家族を最優先しなければと思い直した。自分の命にかえてもと思う子どもたちと、ごく普通の生活を送りたい。


百人百話「第三十七話」渡辺富士男さん 2012.1.5

記事公開日:2012.1.5取材地: 動画独自

特集 百人百話

「なぜもっと大きい声で言わないんだ」

 飯舘村出身 58歳。福島市の借り上げ住宅に妻と母と暮らす。飯舘は、冬は厳しいが、自然豊かなところ。親戚が集まるときは賑やかで楽しかった。村では 30組の隣組と、結(ゆい)が力になっていた。今でも、ふと夜中に目が覚めると、飯舘の家での間取りを思い出す。今後除染が進んでも、新しい職に就いた若い人たちは帰られないだろう。若者がいない村で年寄りは暮らせない。子どもたちと孫たちと、家族みんなで住めることを願っている。


岩上安身によるインタビュー 第180回 ゲスト 元外交官孫崎享氏 2011.12.30

記事公開日:2011.12.30取材地: 動画独自

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 2011年12月30日、岩上安身が、外務省元国際情報局長、元外交官の孫崎享(まごさき・うける)氏へインタビューを行った。

 孫崎氏は、岩上が初めて、Ustream中継を行った最初の相手で、2年数ヶ月が過ぎたと、昔を振り返った。このインタビューは、IWJサイトの改装オープンにちなんだ企画として、開催された。


「福島を忘れさせない、風化させないために。影響力が0でない人が福島へ行き、伝える必要がある」~岩上安身によるインタビュー 第179回 ゲスト 上杉隆氏 ファイナルインタビュー 2011.12.30

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 2011年12月30日(金)、「2011年12月31日で無期限活動休止宣言」をした上杉隆氏へ、岩上安身が「ファイナルインタビュー」を行った。


百人百話「第十五話」小堀健太郎さん 2011.9.25

記事公開日:2011.12.29取材地: 動画独自

特集 百人百話

「同じサーファーでも、意見も行動も分かれる」

 いわき市在住。29歳。仮設住宅建設に従事。趣味はサーフィン。3.11は旅行先のオーストラリアにいた。テレビに映し出される映像を見ても、実感は湧かず、信じられない思いだった。ショックで悲しくて、家族の無事をひたすら祈った。帰国してからはずっと、線量が頭から離れない。数値が高いとマズイと思うものの、いちいち気にするのも面倒になってきている。長男でもあり地元は好きだが、いずれはこの地を離れようと思っている。


「今になって特捜が動いているのは不可解?! 検察のリークにより誤情報を流すマスコミ」~岩上安身による緊急インタビュー 第178回 ゲスト 民主党辻恵議員 2011.12.27

記事公開日:2011.12.27取材地: テキスト動画独自

 2011年12月27日、辻恵議員の周辺で起きた一昨年の資金トラブルに絡み、東京地検特捜部が関係者に事情聴取を行なっているとの時事通信の報道をうけ、辻恵議員本人に緊急インタビューを行った。

 辻議員は、一昨年の資金トラブルはむしろ自身が被害者であり、また既に精算済みの案件であるにも関わらず、今になって特捜が動いているのは不可解であると指摘。また、検察のリークにより誤情報を流すマスコミの姿勢にも疑義を呈した。


バンダジェフスキー論文の翻訳者が語る、「原発×戦争×健康被害」リスク~岩上安身によるインタビュー 第177回 ゲスト 茨城大学名誉教授・久保田護氏 2011.12.26

記事公開日:2011.12.26取材地: テキスト動画独自

特集 3.11から11年!『ウクライナ侵攻危機』で、IWJが警告し続けてきた『原発×戦争リスク』が明らかに!
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 原発事故には、放射能の拡散による健康被害とともに、戦争のリスクも付随する――。

 放射性セシウムの心筋に対する影響を指摘した、ユーリ・バンダジェフスキー『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響~チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ』(2011年12月、合同出版)の翻訳者で、「チェルノブイリの子ども救おう会」の代表として、ベラルーシの子どもたちの体内の放射能を減らす活動を行っている茨城大学名誉教授・久保田護氏は、2011年12月26日に岩上安身のインタビューに応じ、原発が持つ多面的なリスクについて改めて語った。


百人百話「第三十話」大塚愛さん 2011.11.5

記事公開日:2011.12.22取材地: 動画独自

特集 百人百話

「つながって生きていればいい」

 岡山県生まれ。37歳。12年前に農業研修で訪れた双葉郡川内村で大工をしていた。夫と子ども2人の4人家族。事故後もライフラインに問題はなく、好きな場所を離れたくはなかったが、夫に促され岡山の実家をめざした。途中ニュースを見るたびに、怒りがこみ上げてきた。もう帰れないと頭では理解できても、気持ちがついていかず、毎日泣いた。関西以西は震災への関心が薄い。いまはここで伝えていくことが、自分の役目だと思っている。


百人百話「第三十二話」中田麻意さん 2011.12.21

記事公開日:2011.12.21取材地: 動画独自

特集 百人百話

「なんでテレビなんて信じてんの」

 9歳の息子をもつシングルマザー。中学卒業後、様々な職業を経験し、離婚後も自分の収入だけで暮らしている。新聞やテレビの情報を信じ、「安全」を言う両親とは喧嘩が絶えない。カウンセラーの資格を活かし、仮設住宅を回っては、精神的にギリギリの人たちの話に耳を傾け、子どもたちにはおもちゃを配って歩いた。震災を機に価値観がかわった。モノがなくても、息子とごく普通の生活ができれば良いと思うようになった。いまは秋田への避難を計画している。


百人百話「第四十一話」尾形紀泰さん 2011.12.21

記事公開日:2011.12.21取材地: 動画独自

特集 百人百話

「人生をやり直そう」

 43歳。家族は妻と子ども4人。事故後に避難した北海道小樽市で、全国から支援物資を集め、被災地区へ送る活動を始めた。2011年4月1日には、小樽の人たちと「Yarerukoto実行委員会」を発足させた。ただ、活動を進めるなかで、復興への前向きなエネルギーが満ちている宮城や岩手と、福島との違いに気付いた。原発は夢も希望も失わせる。いちばん大切で気になっているのは子どもたちのこと。将来、「オヤジ、あの時よく逃げてくれた」と言ってくれたらそれで良い。


「人間が核を克服できる、と過信してきた結果がオンカロにある」~岩上安身によるインタビュー 第176回 ゲスト マイケル・マドセン監督(映画『100,000年後の安全』) 2011.12.20

記事公開日:2011.12.20取材地: テキスト動画独自

特集 3.11

 2011年12月20日(火)、東京都渋谷区のアップリンクで「マイケル・マドセン監督(映画『100,000年後の安全』)インタビュー」が行われた。『100,000年後の安全』は、フィンランドの高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場(オンカロ)に関するドキュメンタリー映画で、2010年に製作された。

 監督のマイケル・マドセン氏に、岩上安身が、原子力発電や廃棄物処理の問題、フィンランドの原子力行政、核兵器、原子力に対する科学的見地などについて、日本と比較をしながら話を聞いた。