日刊IWJガイド「<本日の再配信>『なぜ、続けて死刑を執行しなければならなかったのか』~ 今日午後8時より、『岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー』を再配信します!/西日本豪雨による農林水産関係の被害額1,695億円を超える!2015年9月の鬼怒川氾濫は『国の河川管理に不備があった』として常総市民ら集団提訴へ!/翁長知事が、辺野古新基地建設にともなう埋め立て承認の撤回を表明! 埋め立ての賛否を問う県民投票条例で、必要署名数を大きく上回る約7万7000筆もの署名が集まる!! 〜7.27翁長雄志 沖縄県知事 記者会見/自民党・杉田水脈(みお)衆院議員に続き、同じく自民党の小野田紀美参院議員のツイート『義務を果たしていれば権利を主張して良い』に非難殺到!『深刻なのは基本的人権否定の考えが自民党のスタンダード』であること!/他」2018.7.28日号~No.2144号~


■■■ 日刊IWJガイド「<本日の再配信>『なぜ、続けて死刑を執行しなければならなかったのか』~ 今日午後8時より、『岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー』を再配信します!/西日本豪雨による農林水産関係の被害額1,695億円を超える!2015年9月の鬼怒川氾濫は『国の河川管理に不備があった』として常総市民ら集団提訴へ!/翁長知事が、辺野古新基地建設にともなう埋め立て承認の撤回を表明! 埋め立ての賛否を問う県民投票条例で、必要署名数を大きく上回る約7万7000筆もの署名が集まる!! 〜7.27翁長雄志 沖縄県知事 記者会見/自民党・杉田水脈(みお)衆院議員に続き、同じく自民党の小野田紀美参院議員のツイート『義務を果たしていれば権利を主張して良い』に非難殺到!『深刻なのは基本的人権否定の考えが自民党のスタンダード』であること!/他」2018.7.28日号~No.2144号~ ■■■
(2018.7.28 8時00分)

 おはようございます。IWJ編集部です。

 小中学校でのエアコン設置率が都道府県により、きわめて大きな開きがあることが問題となっています。

 東京都(99.9%)、香川県(97.7%)、福井県(86.5%)、群馬県(85.7%)、京都府(84.0%)などで設置が進んでいるのに対して、愛媛県(5.9%)、奈良県(7.4%)、静岡県(7.9%)、長崎県(8.6%)、新潟県(12.9%)など、夏に気温が30度を超えることが珍しくなく、設置が非常に遅れている県も少なくありません。

※公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果について(文部科学省、2017年6月9日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/__icsFiles/afieldfile/2017/06/09/1386475_01.pdf

 さらに深刻なのが、災害の際に地域の住民の避難場所となる、体育館のエアコン設置率です。設置率1位の東京でも、わずか8.4%。設置数0という自治体が、秋田県・福島県・石川県・鳥取県・高知県・大分県・宮崎県と7県もあります。
 
 エアコンを設置する予算がないということももちろんあるでしょうが、「暑さを我慢させて、忍耐力を養う」という「昭和」の「根性論」も根強くあるのではないでしょうか。

 実際に、2014年には千葉市議会で、小中学校へのエアコン設置の請願が、共産党を除く全会派の反対で否決されたことがありました。共産党のかばさわ洋平市議会議員は、反対理由に「強い精神をつけることも必要」という意見もあったとしています。

※かばさわ洋平 千葉市議会議員のツイート(2014年6月21日)
https://twitter.com/ykabasawa/status/480333456409235456

 東日本の暑さは今ひと息ついていますが、中部以西では酷暑の日が続いています。さらに強い台風12号が小笠原諸島沿いを北上して関東・東海あたりに上陸後、直角に近い角度でターンして西へ進むという、これまでの経験からは想像もつかない異常な進路をとると予想されることから、気象庁は「台風の通過後も、大雨が続く恐れがある」と警戒を呼びかけています。

※異例コースの台風12号、「通過後も大雨注意」と気象庁(日本経済新聞社、2018年7月27日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3349438027072018CC1000/

 西日本豪雨で被災された地域をはじめ、台風の進路にあたる地域にお住いの皆様は台風情報をこまめにチェックし、必要なら早めの避難を心がけてください。

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<本日の再配信>「なぜ、続けて死刑を執行しなければならなかったのか」~ 今日午後8時より、「岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー」を再配信します!
┠■<ニュース・フラッシュ!>
┠――【1】西日本豪雨による農林水産関係の被害額1,695億円を超える!2015年9月の鬼怒川氾濫は「国の河川管理に不備があった」として常総市民ら集団提訴へ!
┠――【2】翁長知事が、辺野古新基地建設にともなう埋め立て承認の撤回を表明! 埋め立ての賛否を問う県民投票条例で、必要署名数を大きく上回る約7万7000筆もの署名が集まる!! 〜7.27翁長雄志 沖縄県知事 記者会見
┠――【3】自民党・杉田水脈(みお)衆院議員に続き、同じく自民党の小野田紀美参院議員のツイート「義務を果たしていれば権利を主張して良い」に非難殺到!「深刻なのは基本的人権否定の考えが自民党のスタンダード」であること!
┠――【4】米国がイランとの開戦へ!? イギリスとオーストラリアが米国を支援!? 日本も巻き込まれる!?
┠■<お知らせ>
┠―■IWJの第8期は7月末で期末を迎えますが、皆様からのご支援のおかげで赤字転落を回避できそうです! IWJをご支援いただき、本当にありがとうございます! IWJは来期以降も精力的に幅広く活動して参りますので、来期以降のご支援も、なにとぞよろしくお願いいたします!
┠―■7月29日(日)【ワイルドサイドを行こう!〜IWJファンドレイジング in Hot Summer 2018】開催はいよいよ明日! 現在参加ゲストは、水害・治水問題に詳しいジャーナリストのまさのあつこ氏が新たに加わり7名に! 参加予約者数は定員の60名に達しました! ご予約してくださった皆様、本当にありがとうございます! まだキャンセル待ちのご予約を受け付けていますので、ぜひ、参加予約受付フォームよりご応募ください!
┠―■7月末〆切までの特別企画! 今期合計3万円以上ご寄付・カンパをいただいた方全員に、感謝を込めて前回12月のファンドレイジングイベントの新作DVDをプレゼント!
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◆中継番組表◆

**2018.7.28 Sat.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・エリアCh1・兵庫】13:30~「第45回メディアを考えるつどい(2018)『小笠原みどり氏講演会 スノーデンの告発 監視社会とネット・日本の諜報 ―世界をCollect it all(全て収集する)―』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「NHK問題を考える会(兵庫)」主催の講演会を中継します。講師は、IWJでもおなじみのジャーナリスト・元朝日新聞記者でモスクワに亡命中のスノーデン氏に日本人として初めてインタビューをおこなった小笠原みどり氏。
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【Ch5】14:00~「第106回 草の実アカデミー『いま話題の安倍首相・重大キャンダル~安倍晋三氏(あるいは安倍事務所)は、本当に選挙妨害を暴力団関係者(当時)に”発注”したのか』」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

 「安倍首相と元暴力団関係者の関係」を10年以上にわたり取材し続けてきた、ジャーナリストの山岡俊介氏、寺澤有氏が事件の顛末、ポイント、ことの重大性などを語る「第106回 草の実アカデミー」を中継します。
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【IWJ_FUKUSHIMA1】14:00~「リアルタイム線量測定システムの配置の見直しに関する住民説明会(福島県・会津若松市)―説明者:武山松次氏(原子力規制庁放射線防護グループ 監視情報課長)ほか」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=fukushima1

 福島県会津若松市で開催される、リアルタイム線量測定システムの配置の見直しに関する住民説明会を中継します。説明者は、原子力規制庁放射線防護グループ 監視情報課長の武山松次氏 ほか。
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【タイムリー再配信 214・IWJ_Youtube Live】20:00~「岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2010年9月収録。岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビューを、公共性に鑑み特別にフルオープンで再配信いたします。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/1415

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◆中継番組表◆

**2018.7.29 Sun.**

調整中

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◆中継番組表◆

これ以降の予定で決定しているものは、以下のカレンダーよりご覧いただけます。あわせてご確認ください。

→「配信カレンダー」 https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
(あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。)

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■<本日の再配信>「なぜ、続けて死刑を執行しなければならなかったのか」~ 今日午後8時より、「岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー」を、公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信します!

 7月26日、オウム真理教元幹部ら6人の死刑執行を受け、松本サリン事件の第一通報者で、一時は容疑者扱いされ、マスメディアの集中砲火にさらされた河野義行氏が、愛知県豊橋市の豊橋市役所で記者会見をおこないました。

※「大勢を不幸にした宗教、残念」河野義行さん会見(信濃毎日新聞、2018年7月27日)
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180727/KT180726FTI090043000.php

 講演で訪れていた高知県安芸市で死刑執行を知ったという河野氏は、「これで、真相がわからなくなってしまった。なぜ、続けて死刑を執行しなければならなかったのか」と死刑執行に疑問を呈した上で、「私はすでに、すべての死刑囚を許している」と話しました。

 サリン中毒となった妻の澄子氏は意識が戻らぬまま、2008年に60歳で亡くなっています。河野氏はその後、鹿児島県に移住しましたが、病気の兄の看病のため、2016年に生誕地の豊橋市に戻っています。

 7月6日の元教団代表の「麻原彰晃」こと松本智津夫元死刑囚をはじめ7人の死刑が執行された際には、報道陣がコメントを求め、自宅に殺到したといいます。河野氏は「自宅に押しかけられることの恐ろしさに、配慮していただきたい」と強調しました。

 2010年9月20日、鹿児島市でIWJイベント「岩上安身のトーク・カフェ」を開催した時、当時鹿児島市内にお住まいだった河野義行氏が一般参加者として参加されたことがありました。その御縁で、翌日の21日、岩上さんがインタビューしています。河野氏は「1994年6月27日午前11時ちょっと前、飼っていた犬が死に、家族が次々に体がおかしくなった」と事件当日の様子を語り始めました。

 岩上さんによる河野氏インタビューは今日午後8時より、公共性に鑑みて全編フルオープンで再配信します。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。

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【タイムリー再配信 214・IWJ_Youtube Live】20:00~「岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2010年9月収録。岩上安身による松本サリン事件の誤報被害者・河野義行さんインタビューを、公共性に鑑み特別にフルオープンで再配信いたします。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/1415
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■<ニュース・フラッシュ!>
【1】西日本豪雨による農林水産関係の被害額1,695億円を超える!2015年9月の鬼怒川氾濫は「国の河川管理に不備があった」として常総市民ら集団提訴へ!

 農林水産省のまとめによれば、先月6月28日からの台風7号、及び今回の記録的な豪雨による農林水産関係の被害額は、7月28日午後1時の時点で合計1,695億8000万円となっています。

※ 2 農林水産関係被害の概要(平成30年6月28日からの被害を集計)
http://www.maff.go.jp/j/saigai/ooame/20180628.html

 被害額が最も多いのは、ため池の決壊などによる農地や農業用施設の被害で823億円余り。京都府福知山(ふくちやま)市、大阪府八尾(やお)市、岡山県総社(そうじゃ)市、美咲町(みさきちょう)、広島県福山市、竹原市、北広島町、府中市、三次(みよし)市、東広島市、安芸高田(あきたかた)市、坂町、呉市、愛媛県今治市、福岡県筑前町で決壊した溜池の被害等が含まれています。

 次に、土砂崩れで樹木が流されたり、林道が壊れたりといった林野関係の被害額が752億5000万円。農作物などの被害額は104億円としています。

 現在36道府県より報告があり、被害額は今後もさらに増える見通しとのことです。

 さて、今から3年前の2015年9月には、関東・東北を襲った豪雨で、同月10日に鬼怒川(きぬがわ)が氾濫しました。濁流にのみこまれた住宅に取り残された住民を、自衛隊などのヘリコプターが救出したニュースは、いまだに皆様の記憶に新しいのではないでしょうか。

 この豪雨によって、茨城県常総市は市域の3分の1に当たる約40平方キロが浸水。市内の住宅被害は全壊53軒、大規模半壊と半壊は計約5000軒に上り、災害関連死の12人を含め14人が死亡しました。

 このような浸水被害が発生したのは国の河川管理に不備があったとして、被災した同市などの住民約20世帯の数十人が原告となり、2018年8月7日に損害賠償を求めて水戸地裁下妻支部に提訴する方針を決めました。請求額は家屋の損害賠償や慰謝料など1億円以上になるとのことです。

 同市民らは7月16日、市民団体、弁護士らで、原告団を結成。市民団体メンバーらで訴訟の支援団体も発足し、元建設省土木研究所次長の石崎勝義氏(79)が共同代表を務めるとのことです。

 鬼怒川は国が管理する1級河川である利根川水系です。豪雨の際、同市若宮戸(わかみやど)で越水、三坂町(みさかまち)で堤防が決壊。原告側弁護団によれば、越水現場付近は私有地で、砂丘が自然の堤防になっていたが、国は土地の掘削などに許可が必要な河川区域に指定せず、民間業者が2014年春、ソーラーパネルを設置するため砂丘を掘削するのを中止できなかった、また、堤防の決壊地点は、必要な高さがないにもかかわらず、改修工事を怠った、としています。

※鬼怒川氾濫「国の管理に不備」 常総市民ら集団提訴へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201807/CK2018071702000142.html

 鬼怒川の氾濫に際して、事故発生の翌日に被災現場を自らの足で歩いたジャーナリストまさのあつこ氏と、治水政策の専門家である拓殖大学の関良基教授に、岩上さんがインタビューをおこなっています。インタビューでは、前述の石崎勝義氏についても触れています。この機会にぜひご視聴ください。

※問題だらけの治水事業! 西日本豪雨被害は天災ではなく人災!? 大都市圏を豪雨が襲うリスクに迫る! 岩上安身による拓殖大関良基教授+ジャーナリストまさのあつこ氏インタビュー 2018.7.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427924

 なお全編動画をご視聴になるには、IWJ会員への登録が必要となります。会員は一般会員とサポート会員の2種類。一般会員の方は、全編映像を1ヶ月間以内に限り、サポート会員の方は無期限でご覧いただけます。会費は、一般会員は月千円、支払いをまとめてお得な年1万円。サポート会員は月3千円でまとめてお得な年3万円からになっています。詳細は下記URL下記よりご覧ください。ぜひ、ご検討よろしくお願いいたします。

※IWJ会員のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

【2】翁長知事が、辺野古新基地建設にともなう埋め立て承認の撤回を表明! 埋め立ての賛否を問う県民投票条例で、必要署名数を大きく上回る約7万7000筆もの署名が集まる!! 〜7.27翁長雄志 沖縄県知事 記者会見

 昨日7月27日午前、沖縄県の翁長雄志知事は沖縄県庁で臨時の記者会見をおこない、名護市辺野古の新基地建設をめぐる、仲井眞弘多(ひろかず)前知事による埋め立て承認の撤回に向けた手続きを進めることを表明しました。

※知事、辺野古承認「撤回」を表明 土砂投入阻止に全力(琉球新報、2018年7月27日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-769630.html

 翁長知事は会見の冒頭、7月23日に終了した辺野古新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票条例で、中間集計の段階で必要署名数約2万3000筆を大きく上回る、約7万7000筆もの署名が集まったことにふれ、署名活動に取り組んだ人々に敬意を表するとともに、日本政府に対して、「これほど多くの県民が署名をおこなった重みについて、しっかりと向かい合っていただきたい」と述べました。

 また、朝鮮半島の非核化と緊張緩和に向けた米朝の努力が続けられている中、翁長知事は「20年以上も前に決定された辺野古新基地建設を見直すこともなく、強引に推し進めようとする政府の姿勢は、到底容認できるものではない」と、政府の姿勢を批判するとともに、「平和を求める大きな流れからも取り残されているのではないか」との危惧を表明しました。

 その上で、翁長知事は「県では、様々な観点から国の埋立工事に関する内容を確認してきたが、沖縄防衛局の留意事項違反や処分要件の事後的不充足などが認められるにもかかわらず、公有水面埋立承認処分の効力を存続させることは、公益に適合しえないものであるため、撤回に向けた聴聞の手続きを実施する必要がある」との結論に至ったとしています。

 沖縄県は今後埋め立て承認を撤回する手続きに入り、その第一段階として、事業者から意見を聴取する「聴聞」の開催を、近く沖縄防衛局に通知する見通しです。沖縄防衛局は早ければ8月17日にも、本格的な埋め立て工事に着手すると県に通知していますが、翁長知事は「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせないという公約の実現に向け、全力で取り組む」との決意を述べました。

 質疑に入り、読売新聞の記者が「仮に(埋め立ての)承認撤回ができなかったときに、他に何か手立てはあるのか」と質問したのに対して、翁長知事は「日本国憲法の上に日米地位協定があり、国会の上に日米合同委員会がある。日本は米国に何も言えない状況がある。司法も行政も期待できないかもしれない」と、日本の対米従属関係をきっぱりと指摘。その上で、「米中と絶妙の距離をとり、世界で最も発展しているアジアが必ず日本を揺り動かす。それが、新基地建設の阻止につながると考えている」と強調しました。

 IWJはこれまで、日米地位協定や日米合同委員会の問題について報じ、岩上さんは、翁長知事をはじめ、多くの識者や関係者にインタビューをおこなってきました。ぜひ、以下の記事をご覧ください。

※【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る 2014.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/183153

※[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1] 岩上安身による『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏インタビュー 2013.3.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401

※【特集】IWJ日米地位協定スペシャル
https://iwj.co.jp/wj/open/jpus-sofa

 7月27日午前10時30分からの記者会見「翁長雄志 沖縄県知事 記者会見 〜辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認の撤回表明」の録画は準備ができ次第、会員向けのアーカイブにアップいたしますので、もうしばらくお待ちください。

 また、27日午後0時15分から中継した緊急集会「翁長雄志 沖縄県知事を支える緊急集会 ~辺野古埋め立て承認の撤回に関する記者会見を受けて」の録画も準備ができ次第、会員向けのアーカイブにアップいたします。お見逃しになった方は、しばらくお待ちください。

【3】自民党・杉田水脈(みお)衆院議員に続き、同じく自民党の小野田紀美参院議員のツイート「義務を果たしていれば権利を主張して良い」に非難殺到!「深刻なのは基本的人権否定の考えが自民党のスタンダード」であること!

 自民党の小野田紀美(きみ)参院議員(岡山選挙区)は2018年7月25日、自身のツイートに「憲法で定められた国民の義務は『勤労、納税、教育を受けさせること』。義務を果たしていれば権利を主張して良いと思うし、どんな生き方をしようとどんな考えを持とうと、それが犯罪でなければ個人の自由だと私は思っています」などと投稿しました。

※小野田紀美参院議員ツイート
https://twitter.com/onoda_kimi/status/1022100960846344192

 これに対して、7月27日午後4時時点で900件近いコメントが殺到。そのほとんどが小野田氏の発言を問題視するものでした。

 「憲法に定められた、義務と権利の関係への理解を根本的に誤解されていらっしゃいませんか? 例えば、税金を滞納していても、表現の自由も思想信条の自由も保障されます」「『義務を果たさないひとには権利はないよ』というのは自民党改憲案の話ですよねえ。現憲法とごっちゃにしないでくださいよ。大丈夫?」など。意外なことに、900件近いコメントの中に、小野田議員を擁護するような内容はほとんどありませんでした。

 小野田議員は翌日26日にツイッターで釈明。「文字数の問題もあり脊髄反射させてしまう書き方になっていたようで申し訳なかったのですが、『憲法で定め~受けさせること(つまり結婚は義務でもなんでもない)』と言いたかった文章と、それ以降の『義務を~』の文章は別物です。誤解があるようですが義務云々の所は“人権”と書いておりません」などと投稿しました。

 しかし、これに対しても「脊髄反射て。ひどい言い訳」「自分の理解の足らなさを、相手のせいにする自民党語法」と強く批判され、再び「炎上」していました。

 「日本労働弁護団」及び「自由法曹団」常任幹事の渡辺輝人(てるひと)弁護士は7月26日、「日本国憲法に定められた人権は、人が生まれながらに持つ権利であって、義務と引き換えとか、義務を果たした対価として享受するものではない。同時履行とか引き換え給付になるのは売買などの民間の対価性のある契約。基本的人権に対価性はない。自民党にはそれが分からない議員が沢山いるのか」とツイートしています。

※渡辺輝人(てるひと)弁護士ツイート
https://twitter.com/nabeteru1Q78/status/1022277974584745985

 岩上さんは、「杉田(水脈議員)発言に続き、小野田発言。深刻なのはこの基本的人権否定の考えが自民党の標準的理解ということ。これが自民党のスタンダードの人権感覚です」と、言及しています。

 これまで、自民党の議員が下記のような発言をして批判を受けてきたことは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 自民党の稲田朋美衆院議員は2012年4月16日、ホテルニューオータニでおこなわれた「衆議院議員稲田朋美さんと道義大国を目指す会」で、「国民の生活が大事なんて政治は間違ってる」と発言しています。

※(再々掲)【岩上安身のニュースのトリセツ】「国民の生活が大事なんて政治は間違っている!」と稲田朋美氏が!? 「国民主権、基本的人権、平和主義をなくせ!」と長勢甚遠氏が!? 自民党の改憲勢力の恐るべき本音が明らかに! 2016.6.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/312953

 また、自民党の西田昌司参院議員は、2012年7月27日に放送されたテレビ朝日の討論番組『朝まで生テレビ<激論! 護憲・改憲・新憲法>』に出演した際に、「今の憲法は憲法の資格さえない」「主権は国民にはない」「そもそも国民に主権があることがおかしい」「主権は日本が長年培った伝統と歴史にこそある」等と発言しています。

さらに、竹下亘(わたる)衆院議員は2017年11月23日、天皇、皇后両陛下が国賓を迎えて開く宮中晩餐会をめぐり、「(国賓の)パートナーが同性だった場合、私は(晩餐会への出席には)反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」と、岐阜市内で開かれた党支部パーティーの講演で発言。これに対して、LGBT法連合会は、「公人の性的指向に関する差別的とも言える発言」などと抗議声明文を発表しています。

※「宮中晩餐会の同性パートナー出席、反対」自民・竹下氏(朝日新聞、2017年11月23日)
https://www.asahi.com/articles/ASKCR52GFKCRUTFK006.html

 また、山東昭子(さんとうあきこ)参院議員は、2017年11月21日の自民党役員連絡会で「子供を4人以上産んだ女性を厚労省で表彰することを検討してはどうか」と発言。政治家が女性に対して出産を義務のように語ったり、過剰に奨励するような発言をするのは、個人の選択の自由を制限することにつながるなどとして批判が殺到。SNS上では、「ナチスドイツが4人以上子供を産んだ女性への勲章として『母親十字章』を送っていたのと同じ発想」などと、批判の声が上がりました。

※自民の山東氏「4人以上産んだ女性、厚労省で表彰を」(朝日新聞、2017年11月21日)
https://www.asahi.com/articles/ASKCP5RL8KCPUTFK017.html
 
 昨日27日午後7時から永田町にある自民党本部前では、「杉田水脈の議員辞職を求める自民党本部前抗議」が行われました。これは単に杉田議員に対してではなく、差別・ヘイト発言を繰り返すような人物を選挙で公認した安倍政権自体への抗議でもありました。

 IWJはこの抗議活動を中継しました。中継の録画は準備ができ次第アーカイブにアップしますので、お見逃しになった方は、もうしばらくお待ちください。

【4】米国がイランとの開戦へ!? イギリスとオーストラリアが米国を支援!? 日本も巻き込まれる!?

 ABC(オーストラリア放送協会)は昨日27日、米国が早ければ8月にも「イランの核施設を爆撃」する準備を整えている可能性があること、そして、オーストラリアとイギリスが米国によるイラン攻撃を支援するつもりでいることを報じました。オーストラリアの政府高官が伝えたといいます。

※Donald Trump could be ready to order a strike against Iran, Australian Government figures say(ABC、2018年7月27日)
http://www.abc.net.au/news/2018-07-27/donald-trump-may-be-prepared-to-strike-iran-sources-say/10037728

※米、8月にもイラン攻撃か(スプートニク、2018年7月27日)
https://jp.sputniknews.com/politics/201807275167705/?utm_source=https://t.co/OV3HiFnxQx&utm_medium=short_url&utm_content=jgXZ&utm_campaign=URL_shortening

 トランプ米大統領は7月23日、イランのロウハニ大統領に対して「もうこれ以上決して、合衆国を威嚇してはならない。さもなければ、あなたを待ち受けているのは、歴史上経験した者がほとんどいないような結果だ」と、脅しともとれるツイートをしています。

※トランプ大統領ツイート
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1021234525626609666?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1021234525626609666&ref_url=https%3A%2F%2Fjp.sputniknews.com%2Fpolitics%2F201807275167705%2F

 ABCによると、オーストラリア政府内では米国によるイラン攻撃がどれほどの現実味を帯びた事態なのかは、意見が分かれているようです。オーストラリアのターンブル首相は27日、米国がイランとの軍事衝突にすでに備えているといえるだけの根拠はないと語ったといいます。

 しかし、トランプ政権は今年5月にイラン核合意からの離脱を表明し、6月には各国に対してイラン産石油の輸入停止を要求しました。米国が急速にイランとの対立を深めてきた以上、今回のABCの報道は決して看過できるものではありません。中東で起ころうとしている事態について、岩上さんは次のようにツイートしています。

 「これは冗談では済まない。米国によるイランへの攻撃は、中東一帯を巻き込むだろう。イランの後ろ盾となっているロシアも黙って見ていまい。イギリスとオーストラリアが米国を支援するというが、イスラエルのイラン敵視も尋常ではない。集団的自衛権を認めてしまった日本も巻き込まれかねない」

※岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1022833361650245632

■<お知らせ>
■IWJの第8期は7月末で期末を迎えますが、皆様からのご支援のおかげで赤字転落を回避できそうです! IWJをご支援いただき、本当にありがとうございます! IWJは来期以降も精力的に幅広く活動して参りますので、来期以降のご支援も、なにとぞよろしくお願いいたします!

 皆様、いつもIWJをご支援いただきありがとうございます。

 IWJの第8期は7月末の期末まで本日を入れて残り4日となりました。今期も残りわずかのギリギリのところで、皆様のご支援のおかげでご寄付・カンパの目標額を達成しました。最終的な収支は、月末で閉じてから改めて計算をしないとわかりませんが、経理の試算が正しければ、何とか今期も赤字転落を回避できたのではないかと思います。

 IWJのピンチを救っていただいた皆様に、岩上さんをはじめ、スタッフ一同より、心よりお礼申し上げます。

 今期を無事に乗り越えることはできましたが、橋下徹元大阪府知事による岩上さんへのスラップ訴訟の裁判費用はすでに現時点で約150万円を超えていて、今後、裁判が続くにつれ、ますます費用が膨らんでいくと思われます。IWJの収支の試算には、橋下氏による岩上さんへのスラップ訴訟の裁判費用は計上していません。

 岩上さんは東京の弁護士事務所で弁護団とスカイプを用いた会議を何度も重ね、8月23日に大阪地裁で開かれる第三回口頭弁論へ向けて入念に準備をしています。ジャーナリスト、編集長、経営者としての日々の仕事に全力で取り組みながら、言論の自由を守るための裁判を今まさに闘っているところです。この不当なスラップ訴訟に対する裁判にも、なにとぞご支援をお願いいたします!

 IWJは、第9期以降も精力的に幅広い活動を展開して参ります。大手メディアが報じようとしない、公共性、公益性、緊急性のある報道を続けていくためにも、どうか、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■7月29日(日)【ワイルドサイドを行こう!〜IWJファンドレイジング in Hot Summer 2018】開催はいよいよ明日! 現在参加ゲストは、水害・治水問題に詳しいジャーナリストのまさのあつこ氏が新たに加わり7名に! 参加予約者数は定員の60名に達しました! ご予約してくださった皆様、本当にありがとうございます! まだキャンセル待ちのご予約を受け付けていますので、ぜひ、参加予約受付フォームよりご応募ください!

 明日7月29日、日曜日に【ワイルドサイドを行こう!〜IWJファンドレイジング in Hot Summer 2018】を開催いたします!

 週末にかけて台風が接近する予報ですが、現在のところ予定通り開催する予定です。交通機関の情報などには十分お気をつけの上、ご来場ください。

 時間は午後2時30分から午後7時30分まで。会場は以前「ロックの会」を開催していた代官山のカフェ「UNICE」で、気軽なビュッフェ形式のパーティーを予定しています。

※カフェ「UNICE」
http://unice.jp/

 このイベントは、収益をIWJの活動費にあてるため、参加費に加えて皆様からのご寄付分を上乗せした2万円を参加費として設定させていただく予定です。ぜひ、IWJを応援してくださっている皆様にお集まりいただいて、岩上さんと豪華ゲストとともに今年前半を振り返りたいと思います。

 参加されるゲストは、ジャーナリストのまさのあつこ氏が新たに加わり、現在7名の先生方が決定しています!まさのあつこ氏には、岩上さんが今年7月21日にインタビューをおこない、西日本豪雨や政府の災害対応、災害対策などについて、治水事業の問題点を中心に詳しくお話をうかがいました。

・前川 喜平 氏(前文部科学省事務次官)

・上西 充子 氏(法政大学キャリアデザイン学部教授)

・立川 談四楼 氏(落語家・作家)

・田代 秀敏 氏(シグマ・キャピタル株式会社チーフ・エコノミスト)

・青木 正美 氏(関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員・青木クリニック院長)

・安田 節子 氏(食政策センター・ビジョン21代表・「日本の種子を守る会」常任幹事)

・まさのあつこ氏(ジャーナリスト)

 開催はいよいよ明日です! 参加予約者数はついに定員の60名に達しました! ご予約してくださった皆様、本当にありがとうございます! まだキャンセル待ちのご予約を受け付けていますので、ぜひ、下記の参加予約受付フォームよりご応募ください!

※【ワイルドサイドを行こう!〜IWJ ファンドレイジング in Hot Summer 2018】ご予約受付フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfAS1qty6t3dkIysg_p5kmYIAP6gx043fCzcq8mp4GzDkohdA/viewform?usp=sf_link

■7月末〆切までの特別企画! 今期合計3万円以上ご寄付・カンパをいただいた方全員に、感謝を込めて前回12月のファンドレイジングイベントの新作DVDをプレゼント!

 特別企画として、IWJの第8期、昨年8月1日から今年7月31日までの1年間に合計3万円以上のご寄付・カンパをしてくださった方全員に、感謝の思いを込めて、前回12月23日におこなった「長州レジームをぶっ飛ばせ! アベ政治から日本に正気と民主主義を取り戻す! ―― IWJ創設7周年ファンドレイジング・トークイベント」の新作DVDをプレゼントいたします。

 こちらのDVDにはお好きなゲスト1名を選んでいただき、岩上さんとともにサインを入れていただきます! こちらは7月末が〆切となっています! 期末までに、ぜひもう少しのご支援をよろしくお願いします!

 前回のゲストは、山本太郎氏(自由党共同代表、参議院議員)、伊勢崎賢治氏(東京外国語大学教授、ジャズトランペッター)、関良基氏(『赤松小三郎ともう一つの明治維新 テロに葬られた立憲主義の夢』著者、拓殖大学政経学部准教授)、黒川敦彦氏(「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表、衆院選山口4区元立候補者)、植草一秀氏(政治経済学者)、望月衣塑子氏(東京新聞記者)、古賀茂明氏(元経産官僚)、浅野健一氏(元共同通信記者・アカデミック・ジャーナリスト)、伊波洋一氏(参議院議員)、藤田早苗氏(英エセックス大学人権センターフェロー)、山田正彦氏(元農林水産大臣、弁護士)の皆様でした。

 お申し込みは以下のお申し込み専用フォームをご利用ください。

※「IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント」(2017) DVDプレゼント応募受付フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfoARVCmjmSdPfyVojaEobSMkbybRwjbiUGqmc_mFUtqkoUBQ/viewform

 7月31日の今期末までにどうかあと少しのご寄付・カンパをご検討ください!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、松本聰、川上正晃、中村尚貴、須原拓磨)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/