日刊IWJガイド「参院埼玉選挙区の補欠選挙はきょう告示! 議員辞職して鞍替え候補となるN国党・立花氏と一騎打ちする前埼玉県知事の上田清司氏は野党候補としてではなく『完全無所属』での立候補を表明!! 憲法改正には前向きで、新たな改憲勢力の一人となるのか!? IWJが上田氏の選挙事務所に電話取材!!」2019.10.10日号~No.2583号~(2019.10.10 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~参院埼玉選挙区の補欠選挙はきょう告示! 前埼玉県知事の上田清司氏は「完全無所属」での立候補を表明!! 憲法改正には前向きで、新たな改憲勢力となるか!? IWJが上田氏の選挙事務所に電話取材!!
┠■【中継番組表】
┠■関西電力の会長と社長が、社外の要職も含め辞任へ! わずか1週間で前言撤回の背景に稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火懸念も?
┠■「不自由展再開」に抗議して「歴史修正主義者」の河村たかし市長が座り込む!! 歴史修正主義は「表現の自由」ではないとする欧州人権裁判所と同基準の適用を!!
┠■岩上安身よりご支援のお願い~第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分のご寄付・カンパは、目標額に187万円届きませんでした。控訴審の費用も着手段階で弁護士への着手金・経費等で100万円かかります。日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJの戦いへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
┠■【緊急情報】接近する台風19号にご注意ください!! / IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
┠■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!
┠■事務スタッフを緊急募集! 裁量労働制を撤廃したIWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません! 是非ご応募ください!
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■はじめに~参院埼玉選挙区の補欠選挙はきょう告示! 議員辞職して鞍替え候補となるN国党・立花氏と一騎打ちする前埼玉県知事の上田清司氏は野党候補としてではなく「完全無所属」での立候補を表明!! 憲法改正には前向きで、新たな改憲勢力の一人となるのか!? IWJが上田氏の選挙事務所に電話取材!!
 
 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日の日刊でもお伝えしましたが、参院埼玉選挙区の補欠選挙が、本日10日に告示されます。今回の補選は、8月の埼玉知事選に立候補した元国民民主党の大野元裕現知事の失職に伴うもので、現時点で前埼玉県知事の上田清司氏とNHKから国民を守る党代表で参議院議員の立花孝志氏が立候補する意向を表明しています。

※前知事巡り駆け引き 野党、党幹部ら応援へ 自民、改憲へ加勢期待 参院埼玉補選、あす告示(朝日新聞、2019年10月9日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14211245.html?iref=pc_ss_date

※N国党首が出馬表明 参院埼玉補選 参院議員辞職の意向(朝日新聞、2019年10月9日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14211246.html?iref=pc_ss_date

 しかしながら、今回の補選は上田氏が「完全無所属」で立候補を表明したことから、自民党や立憲民主党が候補者擁立を見送る「異例の事態」となっています。

 上田氏は、埼玉県内で高い支持を得ており、2003年から県知事選に4期連続で当選。先の埼玉県知事選には任期満了で立候補せず、野党統一候補であった大野氏を全面支援しました。こうした経緯から、野党は参院補選も上田氏が野党陣営で戦うと見ていました。

 しかしながら、上田氏は9月20日の出馬会見で、参院補選には「完全無所属」で立候補することを表明。9日付けの朝日新聞によると、補選での野党との関係については「友情支援になる。公認、推薦、支持よりももっと低いレベル」と説明する一方、憲法改正論議については「9条に限らず時代に合わせて改正すべきだ」と積極的な姿勢を見せました。

 自民党埼玉県連は、県議会で対立してきた上田氏に対抗するため独自候補擁立を検討してきましたが、勝算が見込めないため自主投票を決定。党本部はこれを受けて、上田氏が憲法議論に前向きである点に好感し、自主投票を決定しました。上田氏は、新生党や新進党に所属した二階俊博幹事長と近く、自民との距離は必ずしも遠くありません。

※参院埼玉補選 自民、異例の「不戦敗」知事選の傷、痛手に(毎日新聞、2019年9月25日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190925/k00/00m/010/034000c

 一方、野党側は対応が分かれ、共闘が崩れることとなりました。

 旧民主党側は、組織的に拘束しない「友情支援」を決定。「社会保障を立て直す国民会議」代表・野田佳彦前首相、岡田克也・元民進党代表が上田氏の10日の出陣式に出席するとされています。9月25日には、両氏に加えて枝野幸男・立憲民主党代表、玉木雄一郎・国民民主党代表らが上田氏と会食していたことも報じられています。

※上田清司前埼玉知事、枝野・玉木氏らと会談 参院補選で(朝日新聞、2019年9月26日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM9T4V5JM9TUTFK00N.html?iref=pc_ss_date

 一方、社民党・共産党は共に対立候補者を立てず自主投票を促し、れいわ新選組は候補者を擁立しないとの考えを示しました。

※参院埼玉補選あす告示 自民「自主投票」、共闘崩れる野党(産経新聞、2019年10月9日)
https://www.sankei.com/region/news/191009/rgn1910090008-n1.html

 共産党は今回の補選で候補者を擁立せず自主投票としたことについて声明を発表しています。同声明によると、「上田清司前県知事は出馬会見などで、憲法については『広い意味で憲法は時代に合わせて改正は行っていくべき』と述べる一方、『いまの自民党の改憲案には賛成できない』とも発言している」とした上で、「立憲民主党、国民民主党は、上田前県知事に対して、政党としての支持・推薦ではなく個人としての『友情支援』を表明し、社会民主党は自主投票を決定している」ことから、「市民と野党の共闘の枠組みでのたたかいの発展を考慮し、野党連合政権の実現をめざす立場から、日本共産党として候補者を擁立せず、自主投票とする」としています。

 上田氏は、安倍政権の改憲案に対していかなる対応を取るのでしょうか。IWJは、上田氏の選挙事務所に電話取材を行いました。

 選挙事務所の担当者によると、「安倍政権の改憲案に賛成・反対の立場を取るというよりも、改憲案をたたき台にして憲法改正の議論を進めていくべき」との立場を取るとしました。具体的な改憲の内容については、「憲法9条に自衛隊を明記すべき」との立場を示しましたが、緊急事態条項に関して質問すると、「そんな細かいことはここでは答えられない」と明確な立場を示しませんでした。IWJは今後も上田氏の自民党憲法案に対する姿勢をしつこく問いただしていきたいと思います。

 このように、与党が独自候補擁立を見送り、野党は足並みが崩れる中、NHKから国民を守る党の立花氏は、参議院議員を辞職して、参院埼玉選挙区補欠選挙に立候補することを表明しました。一時期N国党の候補擁立の噂もあった堀江貴文氏は、立花氏の出馬を受け、立花氏が補選で勝ってN国党の参院での議席数を増やせば「改憲勢力のキャスティングボートを握れる可能性が出てくる」などと得意気に解説しました。

※立花党首の議員辞職について解説します(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=o3r6XKjUKBA

 上田氏が当選しても、立花氏が当選しても、参院選における改憲勢力が1議席増える可能性があります。究極の選択とは、まさにこのことです。

 上田氏は、ごまかしの曖昧な答弁に終始するのではなく、今の安倍政権の自民党の改憲案に賛成するのか、しないのか、改憲発議が国会で持ち出されたら、賛成に回るのか否か、はっきりと答えるべきです。

※「安倍政権が狙う改憲の本丸は『緊急事態条項』! 日弁連災害復興支援委員会元委員長・永井幸寿弁護士と東京大学大学院・石田勇治教授がIWJファンドレイジングシンポジウムで『緊急事態条項』の危険性を暴き出す! 初公開!!」
こちらの内容は、現在、記事化作業中です。後ほどご覧いただけます。 

 IWJは、自民党改憲草案の一つである緊急事態条項に関して数多くのインタビューを行っています。公共性に鑑み、昨日配信した特集記事を、現在、全編特別公開し、会員の皆さまに見ていただくことができます。こちらもぜひご覧下さい。

※これこそ「ナチスの手口」!9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

 また、IWJではFacebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました。ぜひご覧いただき、ご入会下さい。無料です。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

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◆中継番組表◆

**2019.10.10 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch9】「参院埼玉補選に関わる内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch9
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【IWJ・Ch6】14:00~「武器見本市はいらない!政府交渉&院内集会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」、「安保関連法に反対するママの会@ちば」主催の政府交渉と院内集会を中継します。これまでIWJが報じてきた武器輸出関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%ad%a6%e5%99%a8%e8%bc%b8%e5%87%ba
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【IWJ・Ch5】16:00~「ここが問題 日米FTA ―各党・議員に聞く―」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「TPPプラスを許さない!全国共同行動」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた日米FTA関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e7%b1%b3fta
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・Ch8】18:30~「純セレブ騎士団がゆく― メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲~名曲解読シリーズ No.8」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch8

 東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏と音楽家の片岡祐介氏が主催の「純セレブ騎士団がゆく」を中継します。これまでIWJが報じてきた安冨歩氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%ae%89%e5%86%a8%e6%ad%a9

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◆中継番組表◆

**2019.10.11 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「幸福の科学大学」設置申請に萩生田光一自民党・衆議院議員が「仲介・調整」役で奔走!! ~詳細を記した「弁明請求書」は文科大臣就任後、萩生田氏の名前とともになぜか全削除!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458824

河村市長、自身の「表現の自由」は全開バリバリ! 他者の「表現の自由」には「やめてくれ」―10.8 河村たかし名古屋市長 座り込み・街宣(名古屋市)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458808

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■関西電力の会長と社長が、社外の要職も含め辞任へ! わずか1週間で前言撤回の背景に稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火懸念も?

 福井県高浜町の元助役から経営幹部が総額3億円以上の金品を受け取っていた問題で、関西電力は当初岩根茂樹社長および八木誠会長の辞任を否定していましたが、事態は一転、いずれも辞任する方向であることが明らかになりました。昨日9日、記者会見も開かれています。

※関電の八木会長と岩根社長が会見 会長は辞任へ(THE PAGE、2019年10月9日)
https://www.youtube.com/watch?v=5XaX5DcVr5g

※関電会長、辞任へ 金品受領問題で引責(東京新聞、2019年10月9日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100801002783.html

※関電の八木会長が辞任の意向 岩根社長は年内に進退判断(朝日新聞、2019年10月9日)
https://www.asahi.com/articles/ASMB903RXMB8PLFA00L.html

 八木会長は9日付で辞任し、会長職は当面空席になるとみられています。岩根社長については事態収拾のため、近く発足する再調査のための第三者委員会の報告を待って判断するとしていましたが、評価が出たところで社長を辞任することを表明しました。

 八木氏および岩根氏は、社外で就任している役職についても全て辞任する予定で、今月7日までに八木氏は日本生命保険の社外取締役等を、岩根氏は田辺三菱製薬とテレビ大阪の社外取締役を辞任しています。7日の段階では、岩根社長は関電社長とともに電気事業連合会長については続投する意向を示していましたが、辞任は避けられないとみられており、昨日の記者会見で社長辞任と同時に電事連の会長職も辞任することを正式に表明しました。

※関西電力の社長と会長、すべての社外取締役を辞任(日本経済新聞、2019年10月7日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50700450X01C19A0000000/?n_cid=SPTMG002

 当初「強気」だった両氏が一転して辞任の意向を示したのは、2日の記者会見以降世論の批判が強まり、政府や自治体などから辞任論が高まってきたことによるものと考えられます。関西電力の筆頭株主は大阪市ですが、松井一郎大阪市長は「経営陣は身を引くべきだ」と主張し、菅原一秀経産大臣も関電経営陣の責任の明確化を強く求める発言をしています。他の電力会社や関電社内からも厳しい声が上がり、辞任が避けられなくなったと思われます。

※関電社長、強まる辞任論 筆頭株主が経営陣の刷新要求 金品受領問題(時事ドットコムニュース、2019年10月3日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100201004&g=eco

※関電八木会長の辞任決定 当初続投意欲も、政府、世論の批判受け(毎日新聞、2019年10月9日)
https://mainichi.jp/articles/20191009/k00/00m/040/063000c

※「会長辞任は当然」 関電社員からも厳しい声(日本経済新聞、2019年10月9日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50778690Z01C19A0AC1000/?n_cid=DSREA001

 しかし、この「原発マネー」を環流させているとみられる一連の問題には、政治家の関与も疑われています。関電の経営幹部に金品を贈っていた福井県高浜町の故・森山栄治元助役は、自身が株主で取締役でもあった地元の警備会社等を介して、福井県選出の自民党議員である稲田朋美氏と高木毅氏にも献金していたことが明らかになっています。

※関電と“原発のドン”との“蜜月”関係…稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火(AERA dot、2019年10月8日)
https://dot.asahi.com/wa/2019100700100.html?page=1

 森山氏は地方選挙だけでなく国政選挙でも「あちこち動いていた」のは事実で、「関電に森山氏が口添えすれば票が動く」と言われていたようです。稲田氏や高木氏との間に太いパイプがあることも想像に難くありません。

 この問題が発覚した当初は森山氏個人の人間性がやたらと取り沙汰され、関電の役員はあたかも森山氏の恫喝によりやむなく金品を受け取った「被害者」のような不自然な報道がされてきましたが、「死人に口なし」として全て森山氏の責任にするようないびつな報道姿勢がかえって批判を浴びることとなりました。

 記者会見では、八木氏・岩根氏は政府や監督官庁から辞任を迫られたことはないと弁明していましたが、この問題がいよいよ安倍政権とその取り巻きに及びつつあることから、関電の会長・社長を辞任させて事態を収束させようとしている可能性も疑っておいたほうがいいでしょう。

■「不自由展再開」に抗議して「歴史修正主義者」の河村たかし市長が座り込む!! 歴史修正主義は「表現の自由」ではないとする欧州人権裁判所と同基準の適用を!!

 10月8日に再開した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の自由展・その後」に対し、河村たかし名古屋市長は不自由展会場前で「陛下への侮辱を許すのか!」と書いたプラカードを手に座り込みを約5分間実施、シュプレヒコールを上げました。河村市長は愛知県庁前でも同様に座り込みを行いました。

※河村市長「やめてくれ」 不自由展再開に抗議の座り込み(朝日新聞、2019年10月8日)
https://digital.asahi.com/articles/ASMB84VPGMB8OIPE029.html

 この様子をIWJは取材し、録画配信しています。

※河村市長、自身の「表現の自由」は全開バリバリ! 他者の「表現の自由」には「やめてくれ」―10.8 河村たかし名古屋市長
座り込み・街宣(名古屋市) 2019.10.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458808

 河村市長の行動に対して、トリエンナーレ実行委員会会長である大村秀章・愛知県知事は公式Twitter上で、「制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます。厳重に抗議します」と声明を出しました。

※大村秀章‏ツイッター、2019年10月9日
https://twitter.com/ohmura_hideaki/status/1181480946077507584

 重ねて9日に大村知事は、河村市長の右翼団体を伴った条例違反行動の詳細を明示して批判しています。

「昨日8日の河村市長の活動は、愛国倶楽部と称する右翼団体を標榜する方々と一体で、愛知芸術文化センター(美術館含む)のデッキという県の庁舎において行われたもので、県条例と県庁内管理規則に明確に違反しています。常識では考えられません。極めて遺憾です。厳重に抗議します。」

※大村秀章‏ツイッター、2019年10月9日
https://twitter.com/ohmura_hideaki/status/1181767458648014848
 
 河村市長は、トリエンナーレ開始直後、慰安婦像や天皇の肖像が燃える映像などを含む不自由展を「日本国民の心を踏みにじる行為」として、展示中止を求めて知事に抗議しました。こうした公人としての言動は、憲法21条(表現の自由)違反の疑いが濃厚と大村知事が批判。また、河村市長の一連の抗議は「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」というファクスをはじめ多数のテロ予告や脅迫電話等を後押しした一因ではないかとの批判もあります。

 河村市長は、「表現の不自由展」が中止となった直後の8月5日の定例会見において、以下のような慰安婦の存在を否定する発言をしています。

 「表現の自由は憲法21条に書いてあるが、なにをやってもいいという自由ではなく、一定の制約がある。これは日本人の心を踏みにじるようなものだ。市民の皆さんも誤解せんでほしいんだけど、慰安婦は世界史上に存在しており、それを否定しているわけじゃない。強制連行して数十万人のアジア各地の女性を連れて行ったというのは事実と違うと言っている。公共の場所で、(名古屋市が)主催に見えるような場所でやるのはやめてちょうよと言った」

※「日本人の心を踏みにじるようなもの」河村市長一問一答(朝日新聞、2019年8月6日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM8552VMM85OIPE012.html

 「否定しているわけじゃない」と言いつつ、インドネシアのオランダ人女性強制連行はもちろん、アジア各地で就労詐欺や人身売買を含めて女性が集められ、日本軍の関与が明白な慰安所で自由を奪われた「強制性」そのものが問題である慰安婦について、結局は取り上げること自体を否定する河村市長の言動は、「歴史修正主義」に他ならないと考えられます。他者の「表現の自由」は禁じながら、こうした自らの主張については「表現の自由」全開で言動を重ねているのです。

 しかし、ここで想起されるのは、10月3日に欧州人権裁判所が下した「ホロコーストの否定は表現の自由の保護に当たらない」との判決です。

※歴史修正主義は「表現の自由」ではない。裁判所が”ホロコースト否定”に判決(Buzz Feed News、2019年10月5日)
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/npd-echr

 記事によれば、極右政党・ドイツ国家民主党(NPD)のウド・パステルス被告は州議員として演説中、ホロコースト否定の文脈で、「ホロコーストは、政治的、商業的目的のために使用されている」と発言。地方裁判所で「死者の記憶と、ユダヤの人々の名誉を意図的に毀損」との有罪判決が確定され、欧州人権裁判所に不服申し立てをしていました。

 欧州人権裁判所は「欧州人権条約の民主的価値観に反する文脈である発言は、保護に値しない」と指摘。被告発言は「明確なホロコースト否定」で、「確立された歴史的事実と相入れず、被害者を侮蔑」と批判しました。欧州人権条約は表現の自由を認める一方で、行使には「義務及び責任をともなう」とし、「他人の名誉や権利の保護」や「民主的社会において必要」な場合は制限や刑罰を課せるとしています。

 日本では差別禁止に向けて、川崎市のヘイトスピーチ条例罰金化をはじめ、自治体レベルでは取り組みが進められているものの、国としての動きは緩慢です。憲法21条の「一切の表現の自由は、これを保障する」は非常に重要ですが、国民の権利は「公共の福祉に反しない限り」との限定(憲法13条)もあります。そうした観点も踏まえ、河村市長の言動は「確立された歴史的事実と相入れ」ない、「公共の福祉」に反するものとして、欧州人権条約と同等の基準が適用されるべきではないでしょうか。

 IWJではこれまで、河村たかし市長と「表現の不自由展」について逐次取り上げ、市長に直接質問も行って記事化しています。またヘイトスピーチ全般について、最近に限っても頻繁に取り上げています。ぜひご覧ください。

※「表現の不自由展・その後」中止で芸術祭の主要作家らが抗議の出展辞退! 一方で、脅迫容疑者逮捕後も脅迫メールが止まず!
脅迫者を煽った河村たかし・名古屋市長や吉村洋文・大阪府知事の責任はなぜ問われないのか!? 2019.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455493

※IWJ記者が河村たかし・名古屋市長に「『表現の不自由展・その後』中止要求は脅迫煽動ではないか?」と質問!河村市長ははぐらかした挙句、定例記者会見の場で芸術祭を「日本国直営」とデマ煽動! 2019.8.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455640

※新聞もテレビも週刊誌までも日本中の既存メディアが嫌韓煽動!
週刊ポストの断韓特集に「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイートした神戸女学院大学名誉教授・内田樹氏に岩上安身が緊急インタビュー!2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457034

■岩上安身よりご支援のお願い~第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分のご寄付・カンパは、目標額に187万円届きませんでした。控訴審の費用も着手段階で弁護士への着手金・経費等で100万円かかります。日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJの戦いへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

 9月30日の時点で、第10期の6分の1に相当する8、9月分の合計のご寄付・カンパは、目標額900万円の79%の達成率に相当する、712万8703円。目標額に187万1297円届いていません。橋下徹・元大阪府知事からのスラップ訴訟の控訴審の費用もかかります! 弁護団への着手金と経費だけで100万円になります。

※IWJの岩上安身が橋下徹元大阪府知事から名誉毀損で損害賠償請求されているスラップ訴訟で、大阪地裁(末永雅之裁判長)が橋下氏の訴えを認める不当判決! 弁護団は声明を発表! 2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457115

 岩上安身より、ご支援のお願いを掲載させていただきます。

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 初期費用(着手金など)だけで100万円、この後に大阪高裁へ行く交通費や宿泊費(東京在住の弁護士の分を含む)、また、控訴審に向けて有識者の意見書などの提出を考えているけれども、その費用など、かなりの負担となります。

 また、裁判にからんで、仕事にしわ寄せが来て、無理を重ねると、必ず、私の体調が悪化する、というのが、この一年半の苦しい裁判経験でした。体調が悪くなれば、当然、仕事の量が減り、会員数やご寄付も伸び悩み、経済的に厳しくなる、という悪循環でした。

 自分を批判する言論を封じ、萎縮を図り、経済的なダメージを与える、というのが、スラップ訴訟の狙いなのですが、その点で、橋下氏の狙いは的中した、と言えるのかもしれません。

 しかし、体調悪化から、私の言論活動が量的に低下を余儀なくされたとしても、私自身が、気概を失う、萎縮をするようになった、ということは全くありません。

 あまりの負荷の重さに、体調こそ、低空飛行が続いていますが、気力も気概も失わず、ますます意気軒昂に、ジャーナリズムの本道を邁進する覚悟を深めています。

 何より、これまでジャーナリストとして、警戒心を持って橋下氏と維新をウォッチし続けてきましたが、その創業者である橋下徹氏が、このような卑劣なスラップ提訴を行う人物であったことについて、認識を新たにしました。

 弁護士という地位を利用し、このようなスラップ訴訟という卑劣な訴権の濫用をして、邪魔者を排除し、政治的野望を遂げて行くという、手段を選ばぬやり方は許されません。

 特に、維新は、一見、野党を装っておりますが、その内実は、偽装野党であり、第2自民であり、なによりも、緊急事態条項の創設を含む改憲勢力です。改憲による緊急事態条項の創設と発動は、ナチスの全権委任法(国防授権法)をしのぐ強力な独裁をもたらします。

 これを阻止するために、言論はもっともっと活発であるべきです。その言論活動を、訴権の濫用によってダメージを与えるスラップ訴訟は、司法の場でも厳しくその目的と手段とが問われるべきであり、同時に立法府でも、反スラップ法の制定が検討されるべきだと考えます。

 もちろん、当の報道・言論界が、真剣にこの問題に取り組み、活発に論じるべきです。報道・言論界の、スラップ訴訟への警戒感は、まったく低調なままで、他人事として漫然と結果だけ報じて終わりにしているとしか思われません。司法の現状への適切な批判や問題意識を欠いていると、残念ながらいわなければなりません。スラップ訴訟の問題を訴える言論は、まだ端緒についたばかりです。

 当事者として法廷で戦いながら、言論弾圧のひとつの手口としてのスラップ訴訟を、今後も徹底的に社会問題として追及し、反スラップ法の制定まで呼びかけていきたいと、思っております。これは、控訴審を戦うに際して、犠牲を払いながらもこの裁判を戦う意味、大義はどこにあるのか、改めて再考して、たどり着いた結論です。

 橋下氏からの、醜悪なスラップ訴訟に対して、私は私憤からのみ、戦っているわけではありません。自分1人のために戦うわけではない。一般市民が、理念としてだけでなく、実際に言論の自由を手にすることができたのは、今更ながらですが、インターネットの拡大発展によるところが大きい。そのネット空間における言論の自由を守るために、やはり、身を呈して戦うべきだと考えるに至りました。

 控訴審だけで、それも弁護士への着手金等という初期費用だけで、100万円という現実を、経済合理性の観点だけから考えるならば、一審の不当判決を受け入れ、約30万円を橋下氏に払う方が安くすむでしょう。しかし、そうしたならば、第一審が示した、今後に大きな影響を与える問題のあまりに大きい規範の提示が、この裁判を通じて正されることがありません。確定判例になれば、将来に著しい禍根を残します。

 もちろん、ネットにおける言論の自由が、私人のプライバシーを侵し、ヘイトスピーチを蔓延させるなど、基本的人権を侵害する言葉の暴力の横行する場になってはならないのはいうまでもないことです。しかし、まごうことなき「公人」の、その行動を監視して、適切な批判をしていくことは、そうした基本的な人権の侵害とは、区別されるべき、言論の重要な使命だと思います。

 橋下氏は、本人は「私人」と主張していますが、そんな主張は通りません。彼は明らかに「公人」です。にもかかわらず、大阪地裁の裁判長は、この「公人」か「私人」かという裁判の争点を、判決ではまったくスルーしてしまいました。ほかにも、重要な争点が、ことごとく抜け落ちています。欠陥のある判決だと批判せざるを得ません。

 私の身に降りかかったリツィートスラップ裁判は、ネットユーザー、SNSユーザー全ての方々の身に降りかかる可能性のある普遍的な問題です。その点を是非ともご理解いただきたいと存じます。どうか、この点も、わが身に惹きつけてお考えいただいて、裁判へのご支援をよろしくお願いしたいと存じます。

岩上安身

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 日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

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■【緊急情報】接近する台風19号にご注意ください!! / IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 10月9日現在、過去最強クラスの大型で猛烈な台風19号が日本に接近中です。気象庁は9日午後2時に異例の緊急記者会見を行い、関東や東海で15号による千葉県のような甚大な被害の可能性があるとして、最大限の警戒と早めの備えを呼び掛けています。くれぐれもご注意ください。

※台風19号 気象庁が異例の緊急記者会見へ(日テレNEWS24、2019年10月9日)
http://www.news24.jp/nnn/news162140686.html

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 微力ながら取材と支援活動の両立をおこなうIWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。こちらは、通常のIWJの活動費とは別の募金口座になります。集まった支援金はIWJの被災地支援活動の費用に充当する他、責任を持って信頼できる寄付先に全額寄付いたします。IWJの通常の取材活動費には回しません。

◇台風15号被害者支援募金口座◇

楽天銀行 第一営業部
普通 7068848
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 被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 台風の通過から3週間以上がたった今も、残念ながら被災地は復旧とは程遠い状態です。岩上安身が拡散したツイッター等をご覧の方はご存知かと思いますが、屋根が失われた住居において、いまだのブルーシートの設置がなされず、雨が室内に降り注ぎ、部屋中にカビがはえ、そこで暮らすしかない人々の健康被害にも、重大な懸念が生じています。

※自衛隊員ゼロに…安倍政権が千葉県被災者の雨ざらしを放置
(2019年10月2日、日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262661

※ゆうこ@peco&the ZZ′sさんの動画添付ツイート(2019年10月1日) 
「カビ10/1現在。私は千葉市被災者ですが南房総の被災者の方々のカビ健康被害心配です。入ると頭痛がします」
https://twitter.com/ohtyf1023/status/1178909564369944576

※小西ひろゆき参議院議員のツィート(2019年10月4日)
「実は、雨漏りは家屋を損壊させ、健康被害も生じさせる。
だからこそ、台風の後に一刻も早くブルーシートを設置し、次の雨を防がなければならない。今日も千葉県内には、未だにブルーシートが設置されていない家屋が数え切れないほど存在している。もはや人災というべきものだ」
https://twitter.com/konishihiroyuki/status/1180131924334927872

 台風15号は今も千葉県を中心とした被災地に深い傷跡を残したままです。

 IWJでは2016年4月14日と16日に熊本・大分で発生した「平成28年(2016年)熊本地震」で被害を受けた九州に、「九州緊急特派チーム」を派遣。岩上安身の方針による、「現地で物資などを支援しながら取材もする」という活動を続けました。

※関テレ撮影クルーが被災地で暴挙!「シャッターを切る前に人命を助ける」岩上イズム!IWJが報道と支援を両立させる「理由」2016.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/297933

 大災害を取材する時、取材する側も、「報道」とは何か、改めて問い直されます。目の前に「助けてほしい」と訴える被災者が存在するとき、その被災者に対して何も手を差しのべず、カメラを構えてマイクを突きつけ、「客観的」に伝えることが「客観報道」であり、取材対象者に対して直接手を差しのべないのが「取材の鉄則」であるとされてきました。

 被災者も人間であれば、報道する者もまた人間です。助けを求める人間を前にしたとき、人間としてどう行動すべきか。微力ながらも、まず人を助けるためにできることをしよう、と私たちは考えました。被災した「当事者」としての観点で取材と支援・救援を同時に実践するのが、「現地で物資などを支援しながら取材もする」というIWJの緊急支援取材スタイルです。

 熊本・大分大地震の時にもIWJの通常のご寄付・カンパとは別の「緊急募金口座」を開設し、ご寄付を募って支援物資を購入して現地に届けながら取材を行い、残金は現地できめ細かな支援活動を続ける団体に寄付させていただきました。

※【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震緊急取材と関連情報
https://iwj.co.jp/wj/open/kumamoto-eathquake

 今回行ったIWJの千葉県の台風災害の取材においても、「現地まで支援物資を運びながら取材もする」というIWJの「被災当事者」報道のスタイルを貫きました。

 IWJが報じた熊本・大分地震については、以下の記事をご覧ください。

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー!2016.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援2】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー!2016.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689

※熊本・大分大地震総集編2016.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/329950

■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!

 10月12日(土)、東京・四谷の持田製薬ルークホールで、日本女医会主催のシンポジウム「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム『国際基準で考える男女共同参画 -SDGs 5. ジェンダー平等を実現しよう-』」が開催されます。第一部の「女性記者と考える民主主義~政権とメディア~」では東京新聞社会部の望月衣塑子記者が登壇します。

 日本女医会の会長、前田桂子氏からのご案内を掲載します。

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「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」参加のお願い
公益社団法人日本女医会 会長 前田佳子

 (公社)日本女医会は今年で創立117年を迎えました。男女共同参画事業委員会は、国民の意識改革と女子医学生および若手女性医師の育成・支援を目的に2007年よりキャリア・シンポジウムを開催しております。本年は10/12に第13回キャリア・シンポジウムをメインテーマ「国際基準で考える男女共同参画 SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう」として開催いたします。東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんに「女性記者と考える民主主義~政権とメディア~」と題して講演をお願い致しました。男女共同参画と民主主義は一見関係ないようにも見えるかもしれませんが、実は深い関係があります。

 男女格差を表す「ジェンダーギャップ指数(The Global Gender Gap Index:GGGI)」は経済、教育、政治、健康の4つの分野のデータから作成され、日本は教育と健康の分野は良好ですが、政治参画と経済参画の指数が低いために順位を下げています。5年前の2014年の欧州連合(EU)議会の選挙の際に議会を男女半々にする運動「パリティ・デモクラシー(Parity Democracy)」が行われました。男女平等なくして民主主義なし、との考えに基づく運動です。当時のEU議会の女性議員比率は36%で、日本の国会(衆院)の女性議員率は8%にすぎませんでした。それでは今年はどうなったのでしょうか? 2019年の女性議員比率はEUで40%、日本は10.2%と差は更に広がっています。

 遡れば1946年(昭和21年)4月10日の戦後初(かつ帝国議会最後)の第22回衆議院議員総選挙の結果、日本初の女性議員39名が誕生し、うち日本女医会会員が3人いました。日本女医会は昔から女性の社会的地位向上のために尽力してきたのです。今回その歴史をあらためて振り返り、これから私たちがしなければならない問題点について考えていきたいと思っています。

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 参加のお申し込みは、日本女医会のホームページからお願いいたします。
※公益社団法人 日本女医会http://www.jmwa.or.jp/

 日本女医会会長の前田桂子氏には、IWJの産業医もお願いしています。また、2017年9月5日には、福島第一原発事故をめぐる県民健康調査の縮小に関する岩上安身と日本女医会の3人の医師との鼎談にもご登場いただいています。こちらもあわせてご覧ください。

※甲状腺がん子ども基金と連帯!「一人でも多くの医者が関わるべき」青木正美・前田佳子・牛山元美日本女医会3氏が岩上安身のインタビューで県民健康調査の縮小に異議!「県外でも調査を」
2017.9.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/397414

■事務スタッフを緊急募集! 裁量労働制を撤廃したIWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません! 是非ご応募ください!

 IWJでは事務スタッフを募集しています。

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。メディア業界はどこも、裁量労働制をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。IWJでは、記者職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代未払い」などはありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、永田由美、國府田響、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/