日刊IWJガイド「 米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に『オフショア・バランシング』の問題点を指摘!! ついに現実に!?」2019.10.4日号~No.2577号~(2019.10.4 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?
┠■【中継番組表】
┠■関西電力の社長らが原発マネーの環流をめぐり釈明会見! 信頼回復を誓うも辞任は否定、故人の元助役の責任にして幕引きを図ろうとしている?
┠■「IWJファンドレイジング・トーク・イベント『政府・メディア「共犯」の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア 』」のご感想をいただきました! まだまだPPVでのご視聴が可能です!
┠■岩上安身よりご支援のお願い〜第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分のご寄付・カンパは、目標額に187万円届きませんでした。控訴審の費用も着手段階で弁護士への着手金・経費等で100万円かかります。日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJの戦いへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
┠■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
┠■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!
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■米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?

 2020年から2021年にかけ、米国が日本に新型の中距離弾道ミサイルを大量に配備する計画を進めていることがわかったと、3日、琉球新報が報じました。

※米、沖縄に新型中距離弾道ミサイル配備計画 ロシア側に伝達、2年内にも 基地負担大幅増恐れ(琉球新報、2019年10月3日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1000469.html

 琉球新報の記事によると、米国が日本への中距離弾道ミサイルの大量配備について日本側と協議すると、ロシア大統領府関係者が水面下の情報交換で米政府関係者から伝えられたということです。

 核兵器の搭載もできる地上配備型中距離弾道ミサイルは、中距離核戦力(INF)撤廃条約により製造が禁じられていましたが、米国が今年2月に条約の破棄を発表し、6ヶ月が経過したため失効しています。

 そもそもINF条約は、今から約30年前に核軍縮の流れを作った米国とロシア(当時はソ連)との間で、1988年に発効しました。核軍縮分野で、一定の核弾頭や弾道ミサイルなど特定兵器の全廃が盛り込まれた、画期的な条約でもありました。この条約はソ連崩壊後ロシアに引き継がれましたが、2010年代に入り、ロシアが巡航ミサイルの開発を進めたことに対し、米国が条約違反に当たると指摘します。

 その後、この条約に参加していない中国がミサイル開発を進めていることなどを背景として、2018年10月にドナルド・トランプ大統領が条約を破棄する方針を表明し、翌年2月1日に条約破棄を通報しました。そして6ヶ月後の今年8月1日、INF条約は失効しています。こうした動きについて、冷戦後の軍縮体制が「死に体」になることを懸念する声もあります。

※INF条約失効へ 新たな核軍縮の枠組みを(徳島新聞社説、2019年7月31日)
https://www.topics.or.jp/articles/-/237153

 以前から米ロ両国は、INF条約に縛られることへの不満が募っていたともいわれています。条約の失効により、両国が核の搭載も可能なミサイルの開発を本格化させると見られることから、沖縄のみならず日本全土にミサイルが大量配備される可能性も出てきました。

 岩上安身はこの報道について、次のようにツイートしています。

 「このニュースのポイントは、ロシア側に通告をした、という点。かつての西ドイツへの戦術核配備を思い出す」

※岩上安身のツイート(2019年10月3日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1179602495410065408

 INF条約が今年の夏まで存続していたのは、米ロ両国が条約破棄による影響を認識していたからであるといえます。その条約が遂に失効してしまったことにより、両国の「タガ」が外れて世界各国で際限のない核配備が進んでいくおそれもあります。

 日本においても、PAC3が既に配備されている沖縄の嘉手納基地や、イージス・アショア配備予定の秋田市や萩市などで配備が進むのではないかという見方もされています。来年以降の配備を目指し、米国は日本と協議するとも報じられていますが、世界唯一の戦争による被爆国において、「非核三原則」が国是であるはずのこの国で、なし崩し的に核兵器の配備が進んでいくという悪夢のような事態が現実のものとなりつつあることを、今知っておく必要があると思われます。

 岩上安身は2010年から、元外務省国際情報局長の孫崎享氏とともに、敵国と同盟国との間で核の相打ちをさせ、米本土は安全圏に置いて漁夫の利を得ようとする米国のオフショア・バランシングの危険性を指摘し続けてきました。以下の動画もぜひご覧ください。

※米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米国の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458384

 IWJは本日、河野太郎防衛大臣と、茂木敏充外務大臣の定例会見に参加し、この米国の計画について日本はどこまで関知しているのか、問いただしてきます!

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【IWJ・Ch5】10:25~「河野太郎 防衛省 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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【IWJ・Ch7】10:30メド~「茂木敏充 外務省 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

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◆中継番組表◆

**2019.10.4 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】10:15~「かんぽNHK問題 野党合同ヒアリング―議題:かんぽ生命保険の不正問題及びNHKの報道に関する一連の問題について、総務省、金融庁、日本郵政、NHKから」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 かんぽNHK問題 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきたNHK問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/nhkfact
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【IWJ・Ch5】10:25~「河野太郎 防衛大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 河野太郎 防衛大臣の定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた河野太郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E
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【IWJ・Ch6】10:30メド~「萩生田光一 文部科学大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 萩生田光一 文部科学大臣 定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた萩生田光一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%90%a9%e7%94%9f%e7%94%b0%e5%85%89%e4%b8%80
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【IWJ・Ch7】10:30メド~「茂木敏充 外務省 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 茂木敏充 外務大臣の定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた茂木敏充氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%8C%82%E6%9C%A8%E6%95%8F%E5%85%85
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・Ch5】19:00~「#1004文科省前抗議 ― 萩生田文科相に2021年度大学入試改革の中止を求めます。」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 文科省前でおこなわれる、萩生田光一文部科学大臣への2021年度大学入試改革の中止を求める抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた大学入試改革関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E6%94%B9%E9%9D%A9

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◆中継番組表◆

**2019.10.5 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・OKINAWA1】11:00~「辺野古新基地建設阻止!第一土曜日ゲート前県民大行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」主催で、毎月第一土曜日、辺野古 米軍キャンプシュワブ・ゲート前で開催される県民大行動の模様を中継します。辺野古新基地建設問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4
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【IWJ・エリアCh3・愛知】13:00~「あいちトリエンナーレ2019 国際フォーラム『「情の時代」における表現の自由と芸術』 ―テーマ:『表現の自由と芸術、社会』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「あいちトリエンナーレのあり方検討委員会」、「あいちトリエンナーレ実行委員会」主催の国際フォーラムを中継します。これまでIWJが報じてきたあいちトリエンナーレ関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A1%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

れいわ新選組 山本太郎 代表 街頭演説会(新宿駅西口)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458317

「不安が否めないのは分かるが」無茶を承知で英語民間試験導入を断行!受験生の不安はこれで収まるのか?萩生田光一・文部科学大臣記者会見で
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458315

豪雨災害の頻発のため福一原発敷地内の浸水解析を実施、1日300ミリ以上の降雨が予想される場合、建屋開口部などは土嚢で雨水の流入を抑制!? ~9.30東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458265

日本共産党 志位和夫 委員長 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458263

日米貿易協定で「ウィンウィンの合意」と称した安倍首相の根拠を問われ「数字は持っていない」とする官僚に野党議員は「今度の国会で協定は審議できない」! ~9.26米貿易協定密約問題 野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457957

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■関西電力の社長らが原発マネーの環流をめぐり釈明会見! 信頼回復を誓うも辞任は否定、故人の元助役の責任にして幕引きを図ろうとしている?

  関西電力の社長ほか経営幹部20人が、原発のある福井県高浜町の元助役から総額3億2000万円相当の金品を受け取っていた問題で、今月2日、関西電力が社内調査報告書を公表し、3時間45分にわたり記者会見が行われました。

 この会見で岩根茂樹社長は、「お客さまや社会の皆さまの信頼や気持ちを裏切り、改めて深くおわびする」と陳謝する一方、「先頭に立って原因究明、再発防止策に取り組む」と述べ、辞任しない考えを示しました。同様に八木誠会長も、当面は会長職を続けるという意向を明らかにしています。

※「執行役員ら2人が1億円超受領 関電会長と社長、辞任否定 金品受領問題で報告書」(時事ドットコムニュース、2019年10月2日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100200715&g=soc

 岩根氏、八木氏はそれぞれ電気事業連合会会長、関西経済連合会副会長という社外の要職についても続投する意向を示しているようです。岩根氏については数日前まで、「電事連会長辞任は不可避」と責任を問う声が強まっていましたが、2日の会見では辞任の意向を否定する「強気」の姿勢に出ています。

 関西電力の経営幹部に金品を贈っていたのは、福井県高浜町の元助役である故・森山栄治氏です。助役を辞めた後、地元の建設会社である「吉田開発」の顧問になりましたが、この会社は関電から原発関連工事を受注していたといわれています。そして関電から請負料金を受領した吉田開発が森山氏に「手数料」として3億円を支払い、森山氏が関電の役員らに3億円を超える金品を渡していました。いわば、「原発マネー」が関電の役員に環流する仕組みができていたわけです。

 森山氏は関西電力のみならず、県の幹部に贈答品を渡したり政治家に献金を行ったりしており、今回の報告書では自身が筆頭株主や役員を務めていた会社を通して、自民党の稲田朋美議員に献金していたことも判明しています。

※高浜町元助役、福井県幹部に贈答品 関電金品受領問題、県当局にも存在感(福井新聞、2019年10月3日)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/946019

※関電3億2千万円“裏金” 元助役の関連会社が稲田朋美元防衛相ら自民党議員に献金 後援会長も(AERA dot、2019年10月3日)
https://dot.asahi.com/wa/2019100300042.html?page=1

 森山氏は生前、「影の町長」などとも呼ばれていた地域の有力者であり、原発誘致にも大きな影響力を持つ人物だったとされています。また、暴力団を彷彿とさせるような恫喝もしばしば行っており、関電の役員も金品の受領を拒否して森山氏の「脅し」を受けるのを恐れ、岩根社長も森山氏に脅され、「おびえてしまって」金品を返せなかったなどと記者会見で弁明を述べています。

※「関電 まるで被害者 『元助役怖い』『我慢重ね対応』延々30分」(東京新聞、2019年10月3日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100302100029.html

 ※「まるでヤクザだった高浜町元助役の恫喝『家にダンプを突っ込ませる』『娘がかわいくないのか』」(J-CASTテレビウォッチ、2019年10月3日)
https://www.j-cast.com/tv/2019/10/03369168.html

  毎年正月になると森山氏の自宅に関電役員が訪れる「森山詣で」も慣例になっていたといわれており、多くの関電関係者が森山氏を恐れていたのは事実でしょう。しかし、テレビ番組「とくダネ!」で弁護士の山田秀雄氏もコメントしているように、いかに森山氏に力があったとしても、一部上場企業の役員が不当に受けた金品を返さなかったということは理解に苦しみます。実は、単純に森山氏が「怖い」という理由だけで金品を返さなかったわけではないのでは、という見解もあるようです。

※窪田順正「関電がパワハラ被害者面する一方で言及を避ける『不都合な真実』」(ダイヤモンドオンライン、2019年10月3日)
https://diamond.jp/articles/-/216448

 故・森山氏に関するテレビの報道だけを見ていると、森山氏が「非常識なパワハラ親父」で関電役員はその被害者、というイメージを抱きがちです。しかし、関電から出された報告書には、森山氏は高浜3・4号機の増設時に関電のトップから何度も依頼の手紙やハガキを受け取っており、「これを世間に明らかにしたら、大変なことになる」と言った内容の恫喝もあったことが記述されています。

 関電が、地元住民などに知られると都合の悪いことを行っていたことを知る森山氏の機嫌を損ねると、原発の運営に支障をきたすおそれがあることを関電側が認識しており、森山氏に逆らえなかったという事情があるのかもしれません。

 また、関電の経営幹部が受け取ったのは現金だけではなく、スーツや金の延べ棒、さらには菓子袋の底に忍ばせた「金貨」などもあるようです。まるで時代劇の1シーンのようですが、現金ではないこのような高額な物品は通帳に記載されないため入手先がわかりづらく、脱税の手段として使われる場合があります。

※「関西電力の役員「金の延べ棒」受領に隠された脱税の可能性」(smart FLASH、2019年10月2日)
https://smart-flash.jp/sociopolitics/82095

 岩根社長は記者会見で、「すべてのうみを出し切るため」信頼回復に全力を尽くすと宣言していましたが、不祥事を起こした張本人らによるこうした発言は、閣僚に不祥事があった時に安倍晋三総理が決まって口にする言葉と全く同じです。森山氏が故人であることをいいことに、金品の授受が森山氏のキャラクターによるものであったという印象付けにより事件を矮小化する意図があるとすれば、その裏に隠された重大な問題を見逃さないよう十分に気をつける必要があるでしょう。

■「IWJファンドレイジング・トーク・イベント『政府・メディア「共犯」の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア 』」のご感想をいただきました! まだまだPPVでのご視聴が可能です!

 10月2日に東京・渋谷で開催した「IWJファンドレイジング・トーク・イベント『政府・メディア「共犯」の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア 』」は、お陰様で大盛況のうちに幕を閉じました。

 朝日新聞元政治部記者で立憲民主党2019参院選候補者の山岸一生氏、朝日新聞元政治部記者で新聞労連中央執行委員長 の南彰氏、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏、「権力はないがモノ言う権利はある市民」代表としてご参加いただいた落語家の立川談四楼氏が、IWJ代表・ジャーナリスト岩上安身の司会で活発な討論を展開しました。

 討論会の後には、落語家・立川談四楼さんに「一文笛」もご披露いただきました。

 当イベントにご参加いただいたA.S.様より、下記ご感想をいただきました。

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 相次ぐ嫌韓報道に勇気ある“待った! ”をかけて下さった新聞労連委員長の南さん。参院選に元新聞記者の立場で立候補された山岸さん、実は私としては、あまり土壇場過ぎて経歴はすごいのによく分からない人で選挙が終わりましたが、今日のお話しで真摯で優秀な人なんだと理解しました。お話し聞けてよかったです。応援します。

 「新聞記者」映画観ました。日本映画でこんな事が出来るなんて、と思ったところで、いつの間にか出来るはずないと思っていた自分に気付きました。望月さんが破られた壁の穴を大きくして行く様、上映前、観に行くと言っていた数人の友だちに、続編として今日の話しを伝えようと思います。

 談四楼さんのツイート、いつも“ソウダ、ソウダ”と同感です。芸能も、今や株主としての政権に忖度するなんてヒドイ話です。圧力あると思いますが、いなしてください。

 皆さんに会えて良かったです。・・・目前に迫っている緊急事態条項の発議を何とかつぶしたい!
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 A.S.様、ありがとうございました。

 今回は時間の関係ですべての話題を消化しきれませんでした。特に、南彰記者からご提供いただいたアンケート調査「記者クラブの記者たちは望月記者をどう見ているのか」の興味深い結果をご紹介することができませんでした。

 このアンケート調査も含めて、ゲストのみなさんも岩上安身自身も会場のご参加者も、また次回を期待するという雰囲気のうちに、今回の「パート1」は幕を閉じることになりました。続編については、決まり次第お知らせいたします。

 このトークイベントの録画は、ペイパービューのお申し込みをいただければ10月31日までご視聴いただけます。下記URLからお申し込みが可能です。この機会に、ぜひご視聴ください。

※ご視聴申し込みはこちらのURLからお願いします。
https://forms.gle/Yq7oftjVzBaYkcM28

■岩上安身よりご支援のお願い〜第10期の6分の1に相当する8、9月、2ヶ月分のご寄付・カンパは、目標額に187万円届きませんでした。控訴審の費用も着手段階で弁護士への着手金・経費等で100万円かかります。日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJの戦いへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

 9月30日の時点で、第10期の6分の1に相当する8、9月分の合計のご寄付・カンパは、目標額900万円の79%の達成率に相当する、712万8703円。目標額に187万1297円届いていません。橋下徹・元大阪府知事からのスラップ訴訟の控訴審の費用もかかります! 弁護団への着手金と経費だけで100万円になります。

※IWJの岩上安身が橋下徹元大阪府知事から名誉毀損で損害賠償請求されているスラップ訴訟で、大阪地裁(末永雅之裁判長)が橋下氏の訴えを認める不当判決! 弁護団は声明を発表! 2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457115

 岩上安身より、ご支援のお願いを掲載させていただきます。

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 初期費用(着手金など)だけで100万円、この後に大阪高裁へ行く交通費や宿泊費(東京在住の弁護士の分を含む)、また、控訴審に向けて有識者の意見書などの提出を考えているけれども、その費用など、かなりの負担となります。

 また、裁判にからんで、仕事にしわ寄せが来て、無理を重ねると、必ず、私の体調が悪化する、というのが、この一年半の苦しい裁判経験でした。体調が悪くなれば、当然、仕事の量が減り、会員数やご寄付も伸び悩み、経済的に厳しくなる、という悪循環でした。

 自分を批判する言論を封じ、萎縮を図り、経済的なダメージを与える、というのが、スラップ訴訟の狙いなのですが、その点で、橋下氏の狙いは的中した、と言えるのかもしれません。

 しかし、体調悪化から、私の言論活動が量的に低下を余儀なくされたとしても、私自身が、気概を失う、萎縮をするようになった、ということは全くありません。

 あまりの負荷の重さに、体調こそ、低空飛行が続いていますが、気力も気概も失わず、ますます意気軒昂に、ジャーナリズムの本道を邁進する覚悟を深めています。

 何より、これまでジャーナリストとして、警戒心を持って橋下氏と維新をウォッチし続けてきましたが、その創業者である橋下徹氏が、このような卑劣なスラップ提訴を行う人物であったことについて、認識を新たにしました。

 弁護士という地位を利用し、このようなスラップ訴訟という卑劣な訴権の濫用をして、邪魔者を排除し、政治的野望を遂げて行くという、手段を選ばぬやり方は許されません。

 特に、維新は、一見、野党を装っておりますが、その内実は、偽装野党であり、第2自民であり、なによりも、緊急事態条項の創設を含む改憲勢力です。改憲による緊急事態条項の創設と発動は、ナチスの全権委任法(国防授権法)をしのぐ強力な独裁をもたらします。

 これを阻止するために、言論はもっともっと活発であるべきです。その言論活動を、訴権の濫用によってダメージを与えるスラップ訴訟は、司法の場でも厳しくその目的と手段とが問われ、同時に立法府でも、反スラップ法の制定が検討されるべきだと考えます。

 もちろん、当の報道・言論界が、真剣にこの問題に取り組み、活発に論じるべきです。報道・言論界の、スラップ訴訟への警戒感は、まったく低調なままで、他人事として漫然と結果だけ報じて終わりにしているとしか思われません。司法の現状への適切な批判や問題意識を欠いていると、残念ながらいわなければなりません。スラップ訴訟の問題を訴える言論は、まだ端緒についたばかりです。

 当事者として法廷で戦いながら、言論弾圧のひとつの手口としてのスラップ訴訟を、今後も徹底的に社会問題として追及し、反スラップ法の制定まで呼びかけていきたいと、思っております。これは、控訴審を戦うに際して、犠牲を払いながらもこの裁判を戦う意味、大義はどこにあるのか、改めて再考して、たどり着いた結論です。

 橋下氏からの、醜悪なスラップ訴訟に対して、私は私憤からのみ、戦っているわけではありません。自分1人のために戦うわけではない。一般市民が、理念としてだけでなく、実際に言論の自由を手にすることができたのは、今更ながらですが、インターネットの拡大発展によるところが大きい。そのネット空間における言論の自由を守るために、やはり、身を呈して戦うべきだと考えるに至りました。

 控訴審だけで、それも弁護士への着手金等という初期費用だけで、100万円という現実を、経済合理性の観点だけから考えるならば、一審の不当判決を受け入れ、約30万円を橋下氏に払う方が安くすむでしょう。しかし、そうしたならば、第一審が示した、今後に大きな影響を与える問題のあまりに大きい規範の提示が、この裁判を通じて正されることがありません。確定判例になれば、将来に著しい禍根を残します。

 もちろん、ネットにおける言論の自由が、私人のプライバシーを侵し、ヘイトスピーチを蔓延させるなど、基本的人権を侵害する言葉の暴力の横行する場になってはならないのはいうまでもないことです。しかし、まごうことなき「公人」の、その行動を監視して、適切な批判をしていくことは、そうした基本的な人権の侵害とは、区別されるべき、言論の重要な使命だと思います。

 橋下氏は、本人は「私人」と主張していますが、そんな主張は通りません。彼は明らかに「公人」です。にもかかわらず、大阪地裁の裁判長は、この「公人」か「私人」かという裁判の争点を、判決ではまったくスルーしてしまいました。ほかにも、重要な争点が、ことごとく抜け落ちています。欠陥のある判決だと批判せざるを得ません。

 私の身に降りかかったリツィートスラップ裁判は、ネットユーザー、SNSユーザー全ての方々の身に降りかかる可能性のある普遍的な問題です。その点を是非ともご理解いただきたいと存じます。どうか、この点も、わが身に惹きつけてお考えいただいて、裁判へのご支援をよろしくお願いしたいと存じます。

岩上安身

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 日本の言論の自由・表現の自由を守る独立メディア・IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

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■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 微力ながら取材と支援活動の両立をおこなうIWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。こちらは、通常のIWJの活動費とは別の募金口座になります。集まった支援金はIWJの被災地支援活動の費用に充当する他、責任を持って信頼できる寄付先に全額寄付いたします。IWJの通常の取材活動費には回しません。

◇台風15号被害者支援募金口座◇

楽天銀行 第一営業部
普通 7068848
株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 これまでにIWJが報じてきた台風15号による千葉での被害については、以下の記事をご覧ください。

※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害!再停電の可能性も!IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート!2019.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457018

※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害!再停電の可能性も!IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート!(2日目)2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457033

※台風15号の進路は9月8日の段階で、米軍合同台風警報センターが房総半島直撃を明確に予想!他方8日の気象庁は「暴風域を伴って関東甲信地方または静岡県に上陸し、通過する見込みです」とざっくり予報!IWJは気象庁と千葉県に直撃取材!2019.9.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457217

※千葉県で「熱中症」による死亡者が3名と報じられるも、同県南部の停電復旧にあと2週間?! 「報道ステーション」が11日に予定どおり組閣した安倍政権を1999年の小渕内閣と比較して痛烈批判!2019.9.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457336 

※【IWJ検証レポート】千葉県内の電力不足による熱中症の疑いで3人死亡!救急搬送された人数は計193名!現在も入院している人は33人!東電は177台も電源車を保有しながら16日まで86台しか稼働していなかった!? IWJは千葉県に直撃取材!2019.9.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457513

 IWJでは2016年4月14日と16日に熊本・大分で発生した「平成28年(2016年)熊本地震」で被害を受けた九州に、「九州緊急特派チーム」を派遣。岩上安身の方針による、「現地で物資などを支援しながら取材もする」という活動を続けました。

※関テレ撮影クルーが被災地で暴挙!「シャッターを切る前に人命を助ける」岩上イズム!IWJが報道と支援を両立させる「理由」2016.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/297933

 大災害を取材する時、取材する側も、「報道」とは何か、改めて問い直されます。目の前に「助けてほしい」と訴える被災者が存在するとき、その被災者に対して何も手を差しのべず、カメラを構えてマイクを突きつけ、「客観的」に伝えることが「客観報道」であり、取材対象者に対して直接手を差しのべないのが「取材の鉄則」であるとされてきました。

 被災者も人間であれば、報道する者もまた人間です。助けを求める人間を前にしたとき、人間としてどう行動すべきか。微力ながらも、まず人を助けるためにできることをしよう、と私たちは考えました。被災した「当事者」としての観点で取材と支援・救援を同時に実践するのが、「現地で物資などを支援しながら取材もする」というIWJの緊急支援取材スタイルです。

 熊本・大分大地震の時にもIWJの通常のご寄付・カンパとは別の「緊急募金口座」を開設し、ご寄付を募って支援物資を購入して現地に届けながら取材を行い、残金は現地できめ細かな支援活動を続ける団体に寄付させていただきました。

※【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震緊急取材と関連情報
https://iwj.co.jp/wj/open/kumamoto-eathquake

 今回の千葉県の台風災害の取材に関しても、「現地まで支援物資を運びながら取材もする」というIWJの「被災当事者」報道のスタイルを貫きました。

 IWJが報じた熊本・大分地震二ついては、以下の記事をご覧ください。

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー!2016.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援2】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー!2016.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689

※熊本・大分大地震総集編2016.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/329950

■10月12日に東京四谷で日本女医会が「医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」を開催!東京新聞の望月衣塑子記者の講演もあります!

 10月12日(土)、東京・四谷の持田製薬ルークホールで、日本女医会主催のシンポジウム「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム『国際基準で考える男女共同参画 -SDGs 5. ジェンダー平等を実現しよう-』」が開催されます。第一部の「女性記者と考える民主主義〜政権とメディア〜」では東京新聞社会部の望月衣塑子記者が登壇します。

 日本女医会の会長、前田桂子氏からのご案内を掲載します。

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「第13回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム」参加のお願い
公益社団法人日本女医会 会長 前田佳子

 (公社)日本女医会は今年で創立117年を迎えました。男女共同参画事業委員会は、国民の意識改革と女子医学生および若手女性医師の育成・支援を目的に2007年よりキャリア・シンポジウムを開催しております。本年は10/12に第13回キャリア・シンポジウムをメインテーマ「国際基準で考える男女共同参画 SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう」として開催いたします。東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんに「女性記者と考える民主主義〜政権とメディア〜」と題して講演をお願い致しました。男女共同参画と民主主義は一見関係ないようにも見えるかもしれませんが、実は深い関係があります。

 男女格差を表す「ジェンダーギャップ指数(The Global Gender Gap Index:GGGI)」は経済、教育、政治、健康の4つの分野のデータから作成され、日本は教育と健康の分野は良好ですが、政治参画と経済参画の指数が低いために順位を下げています。5年前の2014年の欧州連合(EU)議会の選挙の際に議会を男女半々にする運動「パリティ・デモクラシー(Parity Democracy)」が行われました。男女平等なくして民主主義なし、との考えに基づく運動です。当時のEU議会の女性議員比率は36%で、日本の国会(衆院)の女性議員率は8%にすぎませんでした。それでは今年はどうなったのでしょうか? 2019年の女性議員比率はEUで40%、日本は10.2%と差は更に広がっています。

 遡れば1946年(昭和21年)4月10日の戦後初(かつ帝国議会最後)の第22回衆議院議員総選挙の結果、日本初の女性議員39名が誕生し、うち日本女医会会員が3人いました。日本女医会は昔から女性の社会的地位向上のために尽力してきたのです。今回その歴史をあらためて振り返り、これから私たちがしなければならない問題点について考えていきたいと思っています。

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 参加のお申し込みは、日本女医会のホームページからお願いいたします。
※公益社団法人 日本女医会http://www.jmwa.or.jp/

 日本女医会会長の前田桂子氏には、IWJの産業医もお願いしています。また、2017年9月5日には、福島第一原発事故をめぐる県民健康調査の縮小に関する岩上安身と日本女医会の3人の医師との鼎談にもご登場いただいています。こちらもあわせてご覧ください。

※甲状腺がん子ども基金と連帯!「一人でも多くの医者が関わるべき」青木正美・前田佳子・牛山元美日本女医会3氏が岩上安身のインタビューで県民健康調査の縮小に異議!「県外でも調査を」
2017.9.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/397414

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、永田由美、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】