日刊IWJガイド「札幌市で街頭演説を行った安倍晋三総理にヤジや抗議の声を上げた聴衆が、北海道警に取り押さえられる事態が発生! IWJの直接取材に応じた上脇博之・神戸学院大学教授は、『選挙の自由妨害罪には該当しないと解釈すべき』『基本的人権を侵害している』と批判!」 2019.7.19日号~No.2500号~(2019.7.19 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 札幌市で街頭演説を行った安倍晋三総理にヤジや抗議の声を上げた聴衆が、北海道警に問答無用で取り押さえられる事態が発生! IWJの直接取材に応じた上脇博之・神戸学院大学教授は、「選挙の自由妨害罪には該当しないと解釈すべき」「基本的人権を侵害している」と批判!
┠■【中継番組表】
┠■米国が構想する中東の有志連合について、米国務省は参院選直前の7月19日に構想の計画を発表!? 有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! 日本政府が有志連合への参加について曖昧な態度を示し続ける中、IWJは緊急アンケートを実施! 政党・候補者・有識者の方々より続々回答が届いています!
┠■岩上安身によるインタビュー、今後の日程・配信予定~ 岩上安身は腰痛はおさまりつつあるものの発熱が続く状態です。7月中に国際政治学者・放送大学名誉教授の高橋和夫氏へインタビューを行う予定です。ただ今、治療と安静につとめていますので、インタビュー日程の続報はもう少々お待ちください。
┠■7月末のIWJ第9期期末まであと13日! 今期のご寄付・カンパの年間目標額達成まで、あと100万円を切りました! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠■7月末までに新規にサポート会員に切り替えてくださった方に限定でIWJ会員でもあるピアニスト稲葉美佳さんのCDをプレゼント! この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!
┠■参院選後に米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、シンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけるパスワードをプレゼントします! 参院選の投票前にぜひご覧になってください!/岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
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■はじめに~ 札幌市で街頭演説を行った安倍晋三総理にヤジや抗議の声を上げた聴衆が、北海道警に取り押さえられる事態が発生! IWJの直接取材に応じた上脇博之・神戸学院大学教授は、「選挙の自由妨害罪には該当しないと解釈すべき」「基本的人権を侵害している」と批判!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 7月15日に札幌市中央区で行われた安倍晋三総理の参院選の街頭演説の際、ヤジを飛ばした聴衆が、北海道警の警察官らによって取り押さえられ排除されるという事態が発生しました。

 北海道のHTBニュースによると、「安倍辞めろ」とヤジを飛ばした男性や「増税反対」と叫んだ女性は、道警の警官に押さえつけられて排除されました。また、歩いている安倍総理に対して「年金100年安心プランどうなった?」と書かれたプラカードを掲げようとした女性も、警官に取り囲まれ、歩道の端に移動させられたといいます。プラカードを掲げようとした女性は、「安倍さんに見てもらいたかったんですけど、警察に阻まれました」とHTBニュースに語っており、プラカードを安倍総理に見せることすらできなかったことがわかります。

※「安倍やめろ!」ヤジの市民 警察が排除の瞬間(HTBニュース、2019年7月17日)
https://www.htb.co.jp/news/archives_5001.html

 また、7月16日付の朝日新聞によると、道警警備部はヤジを飛ばした男性らへの対応について、「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明したといいます。しかし、同紙は、警官は声かけせずに市民を取り押さえていたと報じました。

 さらに17日付朝日新聞は、「公選法の『選挙の自由妨害』違反のおそれがある」という道警の説明が、「事実確認中」という見解へ変わったことを伝えています。

※ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中(朝日新聞、2019年7月16日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM7J4DN3M7JIIPE027.html

※「選挙妨害か確認中」と道警見解変える ヤジの市民排除(朝日新聞、2019年7月17日)
https://www.asahi.com/articles/ASM7K56FSM7KIIPE00V.html

 7月18日付の北海道新聞は、「周囲で演説を聴取している方とのトラブルや犯罪を未然に防止するための措置」と道警がコメントしたことを報じています。同紙によると、道警は、声を上げた男女については「選挙の自由妨害に当たるかは調査中」だと説明。プラカードを掲げようとした女性については、「制止した理由を確認中」だといいます。

※首相演説にヤジ 道警が聴衆排除 札幌 専門家「表現の自由侵害」(北海道新聞、2019年7月18日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326089

 IWJは道警に取材を試みましたが、「現在は報道発表を出していない」ため、「取材は受けつけていない」と断られました。また、報道発表がいつ出るのかも「未定」とのことです。

 公選法第225条は、「選挙の自由妨害罪」について規定しています。道警は当初、公選法の「選挙の自由妨害」違反を理由に取り押さえたと説明していましたが、ヤジや抗議などの行為が、「選挙の自由妨害」といえるのでしょうか。IWJは、上脇博之・神戸学院大学教授に取材をしました。

※公職選挙法 第225条 選挙の自由妨害罪
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#2044

 上脇教授は、公選法第225条の2「交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀(き)棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき」という条文に注目した上で、次のように説明します。

 「(公選法225条の2には)『交通若しくは集会の便を妨げ』とありますが、交通については、ヤジを飛ばしたというのは関係がないわけですよね。交通を妨げるといったら、よほどの妨害でないと、そう簡単には妨害できないじゃないですか。集会そのものについても、ちょっとヤジがあった程度だと、集会自体が妨げられたということにはならないと思います。

 『演説を妨害し』というのは、単にヤジを飛ばしただけだと演説妨害にならないわけです。たとえば、(ヤジを)無視して演説する人だっているし、逆にヤジを受けて演説をする人だっているわけです。(れいわ新選組代表の)山本太郎さんなどは、ヤジを受けて演説する場合もあります。

 『文書図画を毀(き)棄し』というのは、これはどう考えても、文書の一部であれ全部であれ、読めなくなるほどの場合を想定しているんですね。

 『その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき』となると、普通はヤジを飛ばした程度だと不正にならないわけです。

 となると、『演説を妨害し』ということになると、演説をする人も演説を聞く人も、これだともう演説できないよ、というくらいの妨害でないと無理なんです。

 これはどう考えても、演説する側も演説を聞く側も、演説を行うこともできないし、演説を聞くこともできないくらいの妨害でない限り、選挙の自由妨害罪には該当しないと解釈すべきなんですね」

 このように説明した上脇教授は、「選挙の自由妨害罪での立件はどう考えても無理でしょう」と述べました。道警が「周囲で演説を聴取している方とのトラブルや犯罪を未然に防止するための措置」と北海道新聞にコメントしていることについても、市民を取り押さえたことを正当化するための「口実」に過ぎない可能性を指摘しました。

 さらに上脇教授は、道警の対応を次のように批判しました。

 「これは実質的な妨害にならないケースなので、ヤジを飛ばしたりプラカードを掲げるなどしてメッセージを発そうとした側は、表現の自由(の範囲内)ですし、かつ、政治活動の自由でもあるわけです。その時に、(道警は)それをさせなかったわけなので、基本的人権を侵害しているんです」

 こうした警察の過剰警備は、かつてなかったことであり、安倍政権特有の不寛容さや基本的人権を尊重しない姿勢が表れています。これではまるで、安倍政権が狙う改憲による緊急事態条項導入後の世界の「先取り」のようにも思われます。

 IWJは昨年12月に、『安倍「4項目」改憲の建前と本音』を上梓した上脇教授に、緊急事態条項の危険性を中心にお話をうかがっています。ぜひ、下記URLから録画をご覧ください。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画 第9弾!】 改憲の目的はただ一つ!「戦争ができる憲法」だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ京都中継市民・北野ゆりがインタビュー 2018.12.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438145

 上脇教授は、維新の政治資金問題を追及した記事をブログで公開しています。上脇教授の許可を得た上でIWJサイト上で紹介してもいますので、ぜひ、下記URLよりご覧ください!

※政治資金問題から見える「維新の正体」その60(伊藤信久氏の消えた選挙運動残金疑惑、直近3回衆院選で約1774・8万円)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より 2019.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452789

※政治資金問題から見える「維新の正体」その61(足立康史議員の消えた選挙運動残金疑惑、直近3回衆院選で2644・7万円)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より 2019.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452791

※政治資金問題から見える「維新の正体」その62(広田和美大阪市議会議長の政務活動費の詐取事件)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より 2019.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452793

※政治資金問題から見える「維新の正体」その63(これでは「文書通信交通滞在費」の使途報告とは言えない)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より 2019.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452798

 また、北海道警が起こしてきた不祥事について、岩上安身は、フリーライターの小笠原淳氏とジャーナリストの寺澤有氏にインタビューを行っています。ぜひ、以下のURLからご覧ください。

※警察官はひき逃げしてもクビにならない!? 年間100件を超える非公表の警察の「見えない不祥事」に情報公開制度で立ち向かう! 岩上安身による小笠原淳氏+寺澤有氏インタビュー! 2018.1.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409850

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◆中継番組表◆

**2019.7.19 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】11:45~「参院選 日本共産党 神奈川選挙区 浅賀由香候補『市民連合横浜×あさか由香』街頭宣伝(横浜駅西口)―応援弁士:元文科省事務次官・前川喜平氏、法政大学教授 山口二郎氏」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 横浜駅西口でおこなわれる「市民連合横浜×あさか由香街宣」を中継します。これまでIWJが報じてきた浅賀由香氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B5%85%E8%B3%80%E7%94%B1%E9%A6%99
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【IWJ・Ch4】15:40~「参院選 日本共産党 街頭演説(横浜駅相鉄口)―弁士:小池晃 書記局長、神奈川選挙区 浅賀由香候補、れいわ新選組 山本太郎 代表」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 横浜駅相鉄口でおこなわれる、参院選 日本共産党 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた日本共産党関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A
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【IWJ・Ch5】17:00~「参院選 れいわ祭2 山本太郎&全候補者 街頭演説(新橋駅)―ゲスト:映画監督 森達也氏、落語家 立川談四楼氏、ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 新橋駅SL広場でおこなわれる「れいわ祭2」を中継します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%8C%E3%81%84%E3%82%8F%E6%96%B0%E9%81%B8%E7%B5%84
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【IWJ・Ch6】17:30~「参院選 社民党 比例代表 大椿裕子候補 街頭演説(東電前)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 東電前でおこなわれる、参院選 社民党 比例代表 大椿裕子候補 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた大椿裕子氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%A7%E6%A4%BF%E8%A3%95%E5%AD%90
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】18:00~「参院選 立憲民主党 兵庫選挙区 安田真理候補 街頭演説(神戸元町大丸前)―応援弁士:福山哲郎 幹事長、元文科省事務次官・前川喜平氏」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 神戸元町大丸前でおこなわれる、参院選 立憲民主党 兵庫選挙区 安田真理候補 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた安田真理氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%9C%9F%E7%90%86

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◆中継番組表◆

**2019.7.20 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】16:00~「参院選 れいわ新選組『新宿センキョ』山本太郎 街頭演説(新宿駅西口)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 新宿駅西口でおこなわれる、参院選 れいわ新選組「新宿センキョ」山本太郎 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた山本太郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「憎しみでは相手を倒すことは出来ないと格闘技を通じて得た体験を活かし、対立や不安ではなく平和的で現実的な外交政策に取り組みたい」~参院選 立憲民主党 比例代表 須藤元気候補 街頭演説(吉祥寺駅)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453461

参院選 れいわ新選組 東京選挙区 野原善正候補 街頭演説(錦糸町駅南口)―応援弁士:二見伸明・元公明党副委員長
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453457

参院選 れいわ新選組 山本太郎 代表 、比例代表 蓮池透 候補 街頭演説(福島駅東口)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453429

参院選 日本共産党 神奈川選挙区 浅賀由香候補 街頭演説(登戸駅)―応援弁士:市田忠義 副委員長
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453295

参院選 社民党 仲村未央候補 個人演説会 with 福島みずほ参院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453402

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

あたたかいご支援をいただき、たいへんありがとうございました。IWJ存続の危機のなか、取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまには、心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告(2019年6月)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/38929

政治資金問題から見える「維新の正体」その63(これでは「文書通信交通滞在費」の使途報告とは言えない)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452798

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■米国が構想する中東の有志連合について、米国務省は参院選直前の7月19日に構想の計画を発表!? 有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! 日本政府が有志連合への参加について曖昧な態度を示し続ける中、IWJは緊急アンケートを実施! 政党・候補者・有識者の方々より続々回答が届いています!

 中東のホルムズ海峡などの安全確保という目的で米国が構想している多国間の有志連合をめぐって、米国務省のフック・イラン担当特別代表は7月16日、有志連合構想に関する計画を7月19日に発表する考えであることを明らかにしました。トランプ大統領は同日の閣議で、イラン情勢について「大きな進展があった」と、含みのある発言をしています。

※米、対イラン有志連合構想発表か 中東・ホルムズ海峡安全確保(共同通信、2019年7月17日)
https://this.kiji.is/524012621042664545?c=39546741839462401

 有志連合について、米国が日本に対して参加を呼びかけていることが報じられています。しかし、日本の外務省は「コメントを差し控えたい」と表明し、岩屋毅防衛相は16日の記者会見で「現段階で自衛隊を派遣することは考えていない」と述べるにとどまるなど、日本政府は選挙を意識してか、有志連合に対するはっきりした見解を明らかにしていません。

※米国がホルムズ海峡での民間船舶護衛のための有志連合参加を日本にも要請! 政府は「詳細さし控える」!? 今こそ安保法制を参院選の大きな争点に!(日刊IWJガイド、2019年7月12日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38914

※大菅外務報道官会見記録(外務省、2019年7月10日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000846.html

※有志連合への自衛隊派遣「現時点で考えず」 防衛相(日本経済新聞、2019年7月16日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47366540W9A710C1EAF000/

 日本政府の曖昧な態度からは、この問題の論議を参院選後に先送りにしたいという意思が透けて見えます。しかし、米国が19日に発表するという有志連合構想の計画の内容と、その発表に対する日本政府の反応次第では、21日投開票の参院選に大きな影響を与えるかもしれません。もっともその影響力の大きさは、本件を伝える各メディアの姿勢に左右されますが。

 政府の態度が不明瞭なのは、非常に憂慮すべきことです。参院選までは選挙に影響を与えないように曖昧にし続け、選挙直後に、米国の要請に従って、自衛隊をホルムズ海峡へ派兵することを決めようとしているのでしょうか。安倍政権はすでに安保法制を成立させているため、野党や市民の強い反対を押し切ってでも、自衛隊の派遣を強行することも考えられます。その結果、自衛隊は初めて実戦を戦い、戦死者が出るかもしれません。

 しかも、戦争はただではできません。一方で、米国財政の窮状が報じられています。ムニューシン米財務長官はペロシ米下院議長に対し、議会が米国の借り入れ権限を引き上げなければ、政府の手元資金は9月初旬に底をつく可能性があると警告しました。日本は自国の戦費だけでなく、米国をはじめとする有志連合の各国の戦費までツケ回しされ、負わされるかもしれません。

※ムニューシン長官、ペロシ議長に警告-9月初めに政府資金は枯渇も(ブルームバーグ、2019年7月13日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-12/PUJE476TTDS001

 そう考えるに十分な前例があります。1990年8月にイラク軍によるクウェート侵攻で始まった湾岸戦争に際し、当時の日本政府(海部内閣)は、多国籍軍に対して8月に10億ドル、9月に30億ドル支援しました。さらに翌年1月に、これに加え、90億ドルの支援を行いました。90億ドルは、当時のレートで1兆1700億円に当たります。そのうち、米国は1兆1486億4500万円を自国の懐に入れました。その明細は明らかにされていません。

※江田憲司「湾岸戦争時の九十億ドル拠出金の使途に関する質問主意書」2007年9月27日(衆議院ホームページ)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a168055.htm

 今回の有志連合では、日本はいったいいくらツケ回しされるのでしょうか。当然、これらの負担は国民の血税でまかなわれるのです。日本国民にのしかかる負担と犠牲はいかばかりのものとなるでしょうか。

※河野康子『日本の歴史24 戦後と高度成長の終焉』(講談社、2002年)(https://amzn.to/2SiPFjn)306頁

※第120回国会 衆議院会議録 第8号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/120/0001/12001290001008.pdf

 そこで、IWJは参院選の選挙戦の折り返し地点にあたる14日から、自民、公明、立憲民主、国民民主、共産、社民、維新の各政党とれいわ新選組、全国の選挙区候補者215人のうち主要候補者と、比例代表の注目の候補者、さらに有識者の方々に、自衛隊が有志連合に加わることについて、イランをめぐる国際情勢および改憲問題に関わって緊急アンケートを発送しました。設問は以下の通りです。

1. イランを敵視する有志連合への自衛隊の参加に賛成ですか反対ですか。

2. 有志連合(米国)への攻撃に対する集団的自衛権の行使に賛成ですか反対ですか。

3. 米国による対イラン戦争が大掛かりに仕掛けられた場合、自衛隊の参戦に賛成ですか反対ですか。

4. 国民が政府の思い通りにならない時、与党は現代の全権委任法たる緊急事態条項を持ち出して改憲を発議し、マスメディアに広告を大量に投じて国民投票をクリアし、改憲に持ち込むかもしれません。内閣に全権限を集中する緊急事態条項に、賛成ですか反対ですか。

5. この参院選で、自公維の改憲勢力が、発議可能な議席を占めることに不足した場合に備え、安倍総理は国民民主党の一部など野党内の右派議員に発議賛成に回るように呼びかけていますが、衆院だけでなく、参院でも改憲勢力が発議可能な議席数を占めることに賛成ですか反対ですか。

6. ご自身は、この参院選で、戦争反対、改憲反対、有志連合反対、集団的自衛権反対をはっきりと公約する党や候補に票を投ずるべきだと思いますか。

・アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。このテーマで、なぜこう回答したのか、ぜひ、ご自身の言葉でコメントをお寄せください(以上)。

 昨日までの日刊IWJガイドで挙げた方々に引き続き、アンケートの回答を以下に掲載します。

・水野素子候補(国民民主党・東京選挙区)
1から5まで反対
コメント「(質問6について)そうあってほしいが水野もとこ自身が候補者」

・合原千尋候補(無所属(国民推薦)・鹿児島選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「我が国は、憲法に基づく『平和主義』に徹し『専守防衛』の立場を貫くべきであると考えています。安倍政権は、今度の選挙で改憲勢力の確保を目標とし9条改正に向かっていますが、国民が望んでいるのは安定した年金制度や社会保障の充実です。『2度と戦争はしない』戦後70数年守り続けてきた崇高な理念は守り続けなければなりません。世界の情勢を見極めながら対話と協調による平和の確立こそが日本の取るべき道であると考えます」

・高良鉄美候補(無所属・沖縄選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「イランの核開発は平和的な話し合いで解決すべき問題であり、軍事力の行使には絶対に反対です。自衛隊の参戦は憲法違反であり、認められません」

・大内久美子候補(共産党・茨城選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「トランプ政権が表明したイラン沖での『有志連合』が結成されても自衛隊を派遣すべきではありません。
 問題の発端は、トランプ大統領によるイランとの核合意からの一方的離脱であり、日本の役割は、トランプ政権に核合意に戻るように求めることです。同時にイランに対しても緊張を高めないように自制を求める必要があります」

・山本太郎候補(れいわ新選組代表・比例代表)
1から5まで反対、6. そう思う

・小池晃候補(共産党・比例代表)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「自衛隊を戦場に送り、日本の若者が米国の海外の戦争で血を流すようなことは許されない。憲法9条を守り抜いて、絶対に戦争する国にはさせません」

・小沼巧候補(立憲民主党・茨城選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「専守防衛を逸脱し、立憲主義を破壊する、違憲の『安保法制』を前提とした現行の外交・安全保障政策を断ち、専守防衛に基づく平和的かつ現実的な外交・安全保障政策が必要であると考えるからです」

・紙智子候補(共産党・比例代表)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「9条のもとで派兵ができないとなればますます改憲の動きが強まる恐れがあります。有志連合への自衛隊の参加に反対です」

 また、国民民主党の玉木雄一郎代表からも回答が寄せられました。

・玉木雄一郎氏
1から5まで反対、6. そう思う

 IWJは与党候補にもすべて送っていますが、現在、自公および維新からの回答は一通もありません。またIWJでは会員を中心とした一般の方々へも、同様の緊急アンケートの準備を進めています。アンケートをぜひ拡散し、IWJあてに回答をお寄せください! 回答は順次、IWJのサイトや日刊IWJガイド、ツイッターやフェイスブックなどにアップしていきます。

※米国が構想する中東の有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! IWJが全政党とれいわ新選組、および主要候補者に緊急アンケートを送付!
https://iwj.co.jp/wj/open/questionary_about_alliance

 投票先の選択のために、ぜひ参考にしてください! イランをめぐる国際情勢は改憲問題に直結します。参院選が終わってからこの問題を考えるのでは遅いのです。日本の暴走を止めるチャンスは、この参院選しかありません!

■岩上安身によるインタビュー、今後の日程・配信予定~ 岩上安身は腰痛はおさまりつつあるものの発熱が続く状態です。7月中に国際政治学者・放送大学名誉教授の高橋和夫氏へインタビューを行う予定です。ただ今、治療と安静につとめていますので、インタビュー日程の続報はもう少々お待ちください。

 岩上安身は橋下徹氏から提訴されたスラップ訴訟の第七回口頭弁論(結審)のため、7月4日に大阪地裁に行った直後から、過労とストレスからか、腰痛と連日の発熱、血圧上昇で出社できず、治療以外では自宅で安静にする状態が続いています。7月6日にダウンして昨日17日で12日目。昨日も、夕方から発熱してしまいました。完全な回復にはまだ、もう少しかかりそうです。

 岩上安身の今後のインタビューの日程、配信の予定は以下の通りです。病状によっては変更・延期の可能性もありますので、何とぞご了承ください。

・7月中(予定) 国際政治学者・放送大学名誉教授 高橋和夫氏

 中東問題がご専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏に、7月中にインタビューを行う予定です。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃や、イランによる核合意の「合意内容の一部一時停止」でにわかに緊迫し始めた中東情勢について、おうかがいする予定です。

 イランを敵視するイスラエルと米国が戦争に踏み切れば、安倍政権下の日本は、集団的自衛権行使を理由に、自衛隊を参戦させる可能性が高いと思われます。日本が戦後初めて本格的に戦争に巻き込まれることになります。イランからの石油供給が絶たれたり、原油価格が急騰すれば、庶民の暮らしは大打撃を受けるでしょう。対岸の火事ではすみません。

 高橋氏には今年4月のイスラエル総選挙の結果を受け、イランをめぐる米国とイスラエルの動きについて、コメントをいただいています。ぜひ以下の記事をご一読ください。

※ネタニヤフ氏勝利でパレスチナ国家がさらに遠のく!? イスラエルは好きなことが何でもできる!? 高橋和夫・元放送大学教授がIWJの直撃取材にこたえて警告! 「ホルムズ海峡封鎖でイラン攻撃がありえる」! 2019.4.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447493

 高橋氏には昨年10月、トルコでのサウジアラビア記者カショギ氏殺害から、中東での米国覇権に関するインタビューも行っています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

※【祝・安田純平氏 無事生還記念!】サウジが「イスラムの盟主」の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー 2018.10.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645

 中東で高まる戦争の危機は、この夏の参院選の最も重要な争点である、改憲問題と無関係ではありません。米国とイスラエルの仕掛けた対イラン戦争に、日本が巻き込まれる恐れがあります。参院選での投票を考える時、こうした国際社会の動きと、その渦に日本がどのように巻き込まれつつあるのか、見定める必要があります。国民総動員体制を一挙に作り出せる緊急事態条項は、日本を戦争マシーンにしてしまう危険な改憲案です。自民党の改憲案に、この危険な条項が含まれていることを忘れてはなりません。

 今後も、体調が回復次第、続々と岩上安身によるインタビューをお届けしていく予定です。ご期待ください。

■7月末のIWJ第9期期末まであと13日! 今期のご寄付・カンパの年間目標額達成まで、あと100万円を切りました! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!

 7月が決算月であるIWJは、今期第9期も残りあと13日となりました。

 この日刊IWJガイドでもお伝えしていましたが、今期のIWJの財政は非常に厳しく、一時は1000万円を超える赤字予想となりました。

 しかしながら、皆様からの温かいご支援のおかげで、今期のご寄付・カンパの年間目標額達成まで、あと100万円を切りました! ご支援くださった皆様には、心よりお礼申し上げます。

 経費は節約しておりますが、日本の運命を左右する参院選の投開票が21日に迫っており、報道の手を緩めるわけにはいきません。

 皆様に必要な情報をお届けできるよう、岩上安身、スタッフ一丸となって全力を尽くしますので、どうぞご支援のほどお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■7月末までに新規にサポート会員に切り替えてくださった方に限定でIWJ会員でもあるピアニスト稲葉美佳さんのCDをプレゼント! この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 IWJサポート会員の高橋領治様より、IWJ会員でピアニストの稲葉美佳様をご紹介いただきました。

 このたび、高橋様と稲葉様よりCD「美音 懐かしの映画音楽集」を20枚寄贈していただきました。

 このCDをIWJサポート会員の方20名様にプレゼントします! 10名は既存のサポート会員の方、10名は新規にサポート会員に切り替えてくださった方が対象です。既存のサポート会員の方10名は定員に達しましたので、厳正な抽選の上、発表は発送をもってかえさせていただきました。

 6月29日以降に新規にサポート会員に切り替えてくださった方へのCDプレゼントは、現在もご応募をお待ちしています! 7月末までに切り替えてくださった方が対象となりますので、ぜひお急ぎください!

※ピアニスト稲葉美佳さんのCDプレゼント応募フォーム
https://forms.gle/fp9VaTfmHyx2Wh8F9

 この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

■参院選後に米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、この豪華ゲストによるシンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけるパスワードをプレゼントします! 参院選の投票前にぜひご覧になってください!/岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!

 IWJでは6月30日、「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催しました。

 シンポジウムは3つのテーマについて、以下のようなプログラムで進行しました。

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第一部 「日米関係(日米安保・日本の対米従属路線)」
・京都精華大学専任講師・白井聡氏講演「『戦後の国体』の末期段階 安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造が その崩壊期を迎えたことの反映である 」
・ジャーナリスト・吉田敏浩氏講演「『日米両政府を拘束する』 日米合同委員会と横田空域」
・白井氏、吉田氏と岩上安身によるクロストーク

第二部 「経済政策・財政の現実-莫大な財政赤字」
・明石順平弁護士講演「賃金とGDPとMMTについて」
・エコノミスト・田代秀敏氏講演「100年不安:年金、MMTそして中国」
・明石氏、田代氏と岩上安身によるクロストーク

第三部 「改憲・緊急事態条項・ナチスドイツ化」
・永井幸寿弁護士「憲法に 緊急事態条項は必要か 」
・東京大学大学院・石田勇治教授「20分でわかるナチスの『手口』と 緊急事態条項」
・永井氏、石田氏と岩上安身によるクロストーク

登壇者全員と岩上安身によるクロストーク

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 4時間半に及んだこのシンポジウムでは、対米従属の問題の本質や、日本が直面している金融財政危機と今話題のMMT理論、また、6月の大阪G20会議で急展開を見せた米中関係について、さらに安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性とナチスドイツがどのように授権法を手にしたのかなどを、豪華ゲストの方々がそれぞれの専門分野の知見をもとに講演しました。最後のクロストークでは、「緊急事態条項」を憲法に入れられてしまえば、日本は取り返しのつかないことになってしまうという意見で一致しました。

 石田教授は「よく今の日本はナチス前夜かと問われるが、違うと答えてきました。なぜならまだ現行憲法に緊急事態条項が入っていないからです」と語りました。しかし、と石田教授は続けて「緊急事態条項が入ってしまえば、ナチス前夜ということになります」と警鐘を鳴らしました。

 永井弁護士は「被災者を改憲のだしに使うな」という東日本大震災の被災者の言葉を紹介し、さらに「いったん緊急事態条項を憲法の中に入れてしまえば二度と戻りません。覆すことはできない。だから入れる手前で食い止めなければいけないんです」と釘を刺すように語りました。

 自民、公明、維新の参院各会派に、憲法改正発議に必要な3分の2議席となる164議席を取らせないためには、7月4日公示、21日投開票のこの参院選で、自公維などの改憲勢力の改選議席数を84議席以下に抑えなければいけません。

 なお、今回のファンドレイジングシンポジウムは、6月28日までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で生中継しました。

 この中継の録画アーカイブは、生中継をご覧いただいた方に加え、7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方にも、8月15日までご自由にご覧いただけるよう手配いたします!

 ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!

 また、専用の申込みフォームもあります! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。上記の方法でも、専用フォームからの申し込みのどちらでも差し支えありません。今回はご参加・ご視聴が叶わなかった方は、ぜひ、イベントの録画をご覧ください! よろしくお願いします!

※ペイパービュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!>

 これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。

 IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!

※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 日本の運命を左右する参院選の投開票日が迫っています。どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していけるよう、ご協力をお願いいたします!

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。参院選では表立った争点にはなっていませんが、この改選で、改憲勢力が3分の2を超える議席を占めることになれば、この緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性があります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。

 このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者です。記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/