日刊IWJガイド「参院選投開票まであと4日!『戦略的投票』も視野に入れ、自公維など改憲勢力が改憲を発議できる3分の2の議席確保を阻止へ!」 2019.7.18日号~No.2499号~(2019.7.18 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ハンセン病家族訴訟報道でNHKから回答! 木で鼻をくくったような官僚答弁! 誰のための報道なのか!?
┠■【中継番組表】
┠■米国が構想する中東の有志連合について、米国務省は参院選直前の7月19日に構想の計画を発表!? 有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! 日本政府が有志連合への参加について曖昧な態度を示し続ける中、IWJは緊急アンケートを実施! 政党・候補者・有識者の方々より続々回答が届いています!
┠■参院選投開票まであと4日!「戦略的投票」も視野に入れ、自公維など改憲勢力が改憲を発議できる3分の2の議席確保を阻止へ!
┠■岩上安身によるインタビュー、今後の日程・配信予定~ 岩上安身は腰痛はおさまりつつあるものの発熱は1日も休みなく止まらず、という不調がまだ続いていますが、7月中に国際政治学者・放送大学名誉教授の高橋和夫氏へインタビューを行う予定です。岩上安身はただ今、治療と安静につとめていますので、インタビュー日程の続報はもう少々お待ちください。
┠■7月末のIWJ第9期期末まであと15日となりましたが、経理が収支予測を再試算した結果、現時点で約100万円の赤字予想です! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠■7月末までに新規にサポート会員に切り替えてくださった方に限定でIWJ会員でもあるピアニスト稲葉美佳さんのCDをプレゼント! この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!
┠■参院選後に米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、この豪華ゲストによるシンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけるパスワードをプレゼントします! 参院選の投票前にぜひご覧になってください!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
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■はじめに~ハンセン病家族訴訟報道でNHKから回答! 木で鼻をくくったような官僚答弁! 誰のための報道なのか!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 7月11日号でお伝えしたハンセン病家族訴訟関連の記事の中で、IWJは、控訴断念をあたかも安倍総理の「英断」であるかのように報道したNHKの報道姿勢を批判しました。IWJは、NHKに対して、国の控訴断念の第一報がNHKだったのはなぜか、また、この夏の参議院選挙との関連性や、2001年の小泉内閣のときに安倍総理が官房副長官だった事実を、なぜ報道しなかったのか、ファックスで問いただしました。7月12日に、NHK広報局より回答が届きましたので、ご紹介します。

(IWJの質問)

 7月9日の朝日新聞の一面トップで、「ハンセン病家族訴訟控訴へ」という見出しの記事が出ました。

※ ハンセン病家族訴訟、控訴へ 政府、経済支援は検討=おわびあり(朝日新聞、2019年7月9日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14088417.html

 この報道は誤報であり、9日の夕刊と10日の朝刊で朝日新聞はお詫びの文章を掲載しました。控訴断念の第一報は、9日の2時01分のNHKのウェブ配信でした。

※ ハンセン病 家族への賠償命じた判決に政府が控訴断念へ(NHK、2019年7月9日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190709/k10011987021000.html

1.この報道の中で、NHKは、この控訴断念と参議院選挙との関連性を一切報道せず、2001年5月のハンセン病隔離訴訟の控訴断念を行い、7月の参議院選で大勝した小泉内閣のときに、安倍総理が官房副長官だったという事実も報道しませんでした。こうした朝日や東京、毎日など、ほかのメディアが報道する基本的な事実と社会的背景を抜きに「安倍総理の判断で控訴断念」という部分的な事実を報道すると、この控訴は、あたかも安倍総理の温情ある英断のように視聴者には受け取られてしまうでしょう。現に、2001年の小泉首相のときの控訴断念は、内閣の支持率を84%に押し上げ、その後の参院選挙に大勝したのです。NHKは、公平中立を謳っていますが、こうした社会的背景抜きの報道は、自民党の選挙に資する偏向報道になると思いますがいかがでしょうか。

2.このNHKの報道は、控訴断念の第一報です。毎日新聞も2時にウェブ配信していますが、NHKのように断定的には伝えていません。なぜ、また、どのように、断念の第一報がNHKだけに選択的に政権から伝わったのでしょうか、この点をご教示ください。

(NHKの回答)

 NHKは、報道機関として、正確な事実に基づいて、公平・公正、不偏不党、何人からも干渉されることなく自ら律して放送にあたっています。また、報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送しています。
 
 取材・制作の過程に関わることや、個別のニュースの編集判断に関することはお答えしていません。

 NHKの回答はこれだけです。まさに木で鼻をくくったような官僚答弁的回答です。森友問題でスクープを連発し、この取材を続けるためにNHKを辞職した元NHK記者の相沢冬樹氏は「(森友問題の報道で)上層部からの圧力があった」と明言しています。もはやNHKは、政権におもねる報道で、上から下まで貫かれてしまっているのではないでしょうか。

 この機会に、岩上安身による大阪日日新聞論説委員・元NHK記者 相澤冬樹氏インタビューをご覧ください。

※ 上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の「考査室への異動」の真相に迫る! 岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー 2018.10.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432870

 また、前文科省事務次官の前川喜平氏は、加計問題で「私に最初にインタビューしたのはNHKだが、いまだに報じられていない。当初、NHKが文書を報じた際に、『官邸の最高レベル』という核心の部分は黒塗りにされていた。これはなぜか」と2017年6月23日に行われた日本記者クラブでの会見で疑問を呈しています。あわせてご覧ください。

※ 「読売記事は官邸の関与あった」「NHKはいまだに私のインタビューを報じていない」?前川喜平・元文科事務次官が再び会見!「権力と報道」の危険な関係に危機感示すも記者クラブの記者らは完全スルー! 2017.6.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/385210

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◆中継番組表◆

**2019.7.18 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh2・福島】12:00~「参院選 れいわ新選組 山本太郎 代表 街頭演説(福島駅東口)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2

 福島駅東口でおこなわれる、参院選 れいわ新選組 山本太郎 代表 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%8C%E3%81%84%E3%82%8F%E6%96%B0%E9%81%B8%E7%B5%84
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【IWJ・Ch5】15:00~「参院選 れいわ新選組 東京選挙区 野原善正候補 街頭演説(錦糸町駅南口)―応援弁士:二見伸明・元公明党副委員長」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 錦糸町駅南口でおこなわれる、れいわ新選組 東京選挙区 野原善正候補による街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた野原善正候補関連の記事は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%87%8E%E5%8E%9F%E5%96%84%E6%AD%A3
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【IWJ・Ch4】18:00~「参院選 立憲民主党 比例代表 須藤元気候補 街頭演説(吉祥寺駅)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 吉祥寺駅でおこなわれる、立憲民主党 比例代表 須藤元気候補による街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた須藤元気氏関連の記事は、以下からご覧いただけます。

※元格闘家・須藤元気氏に直撃インタビュー!「自分が一切書いていない文章を見て気持ちが悪かった」~自民・大西英男議員が「推薦文」を捏造!? 秘書が釈明「通りいっぺんの文章の範囲内」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/380310
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】16:30~「参院選 立憲民主党 兵庫選挙区 安田真理候補 街頭演説(三宮センター街東入り口)―応援弁士:立憲民主党 枝野幸男代表」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 三宮センター街東入り口でおこなわれる、参院選 立憲民主党 兵庫選挙区 安田真理候補 街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた安田真理氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%9C%9F%E7%90%86
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【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・エリアCh1・京都】20:00~「参院選 れいわ新選組 比例代表 三井義文候補 個人演説会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 参院選 れいわ新選組 比例代表 三井義文候補 個人演説会を中継します。これまでIWJが報じてきた三井義文氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%B8%89%E4%BA%95%E7%BE%A9%E6%96%87

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◆中継番組表◆

**2019.7.19 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

政治資金問題から見える「維新の正体」その56(「澤野雅洋後援会」及び澤野雅洋候補の消えた計305・4万円超)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452775

政治資金問題から見える「維新の正体」その57(「廣田貴士後援会」及び廣田貴士候補の消えた計293・1万円強)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452778

参院選 自民党 東京選挙区 丸川珠代候補 街頭演説(押上駅ロータリー)―応援演説:三原順子 女性局長
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453183

政治資金問題から見える「維新の正体」その58(馬場伸幸幹事長の2017年衆議院総選挙で消えた約305万円疑惑)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452783

政治資金問題から見える「維新の正体」その59(馬場伸幸幹事長の消えた選挙運動残金疑惑、直近3回衆院選で約942・6万円)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452786

政治資金問題から見える「維新の正体」その60(伊藤信久氏の消えた選挙運動残金疑惑、直近3回衆院選で約1774・8万円)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452789

政治資金問題から見える「維新の正体」その61(足立康史議員の消えた選挙運動残金疑惑、直近3回衆院選で2644・7万円)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452791

政治資金問題から見える「維新の正体」その62(広田和美大阪市議会議長の政務活動費の詐取事件)~ブログ「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452793

参院選 国民民主党 神奈川選挙区 乃木涼介候補 街頭演説(JR武蔵小杉駅)―応援弁士:玉木雄一郎 代表
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453289

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■米国が構想する中東の有志連合について、米国務省は参院選直前の7月19日に構想の計画を発表!? 有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! 日本政府が有志連合への参加について曖昧な態度を示し続ける中、IWJは緊急アンケートを実施! 政党・候補者・有識者の方々より続々回答が届いています!

 中東のホルムズ海峡などの安全確保という目的で米国が構想している多国間の有志連合をめぐって、米国務省のフック・イラン担当特別代表は7月16日、有志連合構想に関する計画を7月19日に発表する考えであることを明らかにしました。トランプ大統領は同日の閣議で、イラン情勢について「大きな進展があった」と、含みのある発言をしています。

※米、対イラン有志連合構想発表か 中東・ホルムズ海峡安全確保(共同通信、2019年7月17日)
https://this.kiji.is/524012621042664545?c=39546741839462401

 有志連合について、米国が日本に対して参加を呼びかけていることが報じられています。しかし、日本の外務省は「コメントを差し控えたい」と表明し、岩屋毅防衛相は16日の記者会見で「現段階で自衛隊を派遣することは考えていない」と述べるにとどまるなど、日本政府は有志連合に対するはっきりした見解を明らかにしていません。

※米国がホルムズ海峡での民間船舶護衛のための有志連合参加を日本にも要請! 政府は「詳細さし控える」!? 今こそ安保法制を参院選の大きな争点に!(日刊IWJガイド、2019年7月12日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38914

※大菅外務報道官会見記録(外務省、2019年7月10日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000846.html

※有志連合への自衛隊派遣「現時点で考えず」 防衛相(日本経済新聞、2019年7月16日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47366540W9A710C1EAF000/

 日本政府の曖昧な態度からは、この問題の論議を参院選後に先送りにしたいという意思が透けて見えます。しかし、米国が19日に発表するという有志連合構想の計画の内容と、その発表に対する日本政府の反応次第では、21日投開票の参院選に大きな影響を与えるかもしれません。もっともその影響力の大きさは、本件を伝える各メディアの姿勢に左右されますが。

 政府の態度が不明瞭なのは、非常に憂慮すべきことです。参院選までは選挙に影響を与えないように曖昧にし続け、選挙直後に、米国の要請に従って、自衛隊をホルムズ海峡へ派兵することを決めようとしているのでしょうか。安倍政権はすでに安保法制を成立させているため、野党や市民の強い反対を押し切ってでも、自衛隊の派遣を強行することも考えられます。その結果、自衛隊は初めて実戦を戦い、戦死者が出るかもしれません。

 しかも、戦争はただではできません。一方で、米国財政の窮状が報じられています。ムニューシン米財務長官はペロシ米下院議長に対し、議会が米国の借り入れ権限を引き上げなければ、政府の手元資金は9月初旬に底をつく可能性があると警告しました。日本は自国の戦費だけでなく、米国をはじめとする有志連合の各国の戦費までツケ回しされ、負わされるかもしれません。

※ムニューシン長官、ペロシ議長に警告-9月初めに政府資金は枯渇も(ブルームバーグ、2019年7月13日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-12/PUJE476TTDS001

 そう考えるに十分な前例があります。1990年8月にイラク軍によるクウェート侵攻で始まった湾岸戦争に際し、当時の日本政府(海部内閣)は、多国籍軍に対して8月に10億ドル、9月に30億ドル支援しました。さらに翌年1月に、これに加え、90億ドルの支援を行いました。90億ドルは、当時のレートで1兆1700億円に当たります。そのうち、米国は1兆1486億4500万円を自国の懐に入れました。その明細は明らかにされていません。

※江田憲司「湾岸戦争時の九十億ドル拠出金の使途に関する質問主意書」2007年9月27日(衆議院ホームページ)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a168055.htm

 今回の有志連合では、日本はいったいいくらツケ回しされるのでしょうか。当然、これらの負担は国民の血税でまかなわれるのです。日本国民にのしかかる負担と犠牲はいかばかりのものとなるでしょうか。

※河野康子『日本の歴史24 戦後と高度成長の終焉』(講談社、2002年)(https://amzn.to/2SiPFjn)306頁

※第120回国会 衆議院会議録 第8号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/120/0001/12001290001008.pdf

 そこで、IWJは参院選の選挙戦の折り返し地点にあたる14日から、自民、公明、立憲民主、国民民主、共産、社民、維新の各政党とれいわ新選組、全国の選挙区候補者215人のうち主要候補者と、比例代表の注目の候補者、さらに有識者の方々に、自衛隊が有志連合に加わることについて、イランをめぐる国際情勢および改憲問題に関わって緊急アンケートを発送しました。設問は以下の通りです。

1. イランを敵視する有志連合への自衛隊の参加に賛成ですか反対ですか。

2. 有志連合(米国)への攻撃に対する集団的自衛権の行使に賛成ですか反対ですか。

3. 米国による対イラン戦争が大掛かりに仕掛けられた場合、自衛隊の参戦に賛成ですか反対ですか。

4. 国民が政府の思い通りにならない時、与党は現代の全権委任法たる緊急事態条項を持ち出して改憲を発議し、マスメディアに広告を大量に投じて国民投票をクリアし、改憲に持ち込むかもしれません。内閣に全権限を集中する緊急事態条項に、賛成ですか反対ですか。

5. この参院選で、自公維の改憲勢力が、発議可能な議席を占めることに不足した場合に備え、安倍総理は国民民主党の一部など野党内の右派議員に発議賛成に回るように呼びかけていますが、衆院だけでなく、参院でも改憲勢力が発議可能な議席数を占めることに賛成ですか反対ですか。

6. ご自身は、この参院選で、戦争反対、改憲反対、有志連合反対、集団的自衛権反対をはっきりと公約する党や候補に票を投ずるべきだと思いますか。

・アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。このテーマで、なぜこう回答したのか、ぜひ、ご自身の言葉でコメントをお寄せください(以上)。

 昨日までの日刊IWJガイドで挙げた方々に引き続き、アンケートの回答を以下に掲載します。

・芳賀道也候補(無所属(立憲・国民・社民・共産推薦)・山形選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う

・斉藤敦子候補(立憲民主党・群馬選挙区)
1から5まで反対
コメント「質問6について、絶対に改憲反対というわけではないので、無回答ととしました」

・須山初美候補(共産党・愛知選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「『戦争する国づくり』につながる憲法9条改悪、戦争法による自衛隊の有志連合派遣には断固反対です。憲法9条を生かした平和外交こそ必要です」

・阿部広美候補(無所属(社民・共産推薦)・熊本選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う

・倉林明子候補(共産党・京都選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「安倍首相の9条改憲のねらいが、世界に展開する米軍をまもるために『血を流す』自衛隊にすることであることが明確になってきた。有志連合に自衛隊が参加し、アメリカが戦争をはじめれば、自衛隊が一緒に戦争をすることになる。9条改憲、自衛隊を海外で米国とともに戦争をする国にすることは許されない」

・伊藤岳候補(共産党・埼玉選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う

・相原倫子候補(社民党・神奈川選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う

・横沢高徳候補(無所属(立憲・国民・共産・社民推薦)・岩手選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「改憲に反対の立場であり、安保法制の廃止及び立憲主義・民主主義の回復が必要と考えます」

・藤井幹雄候補(無所属(立憲・国民・社民推薦)・和歌山選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「情況に見合った適時な質問だと思います。安倍政治の暴走を止めるため戦い抜きます。岩上氏のご活躍を期待いたします」

・金田峰生候補(共産党・兵庫選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「国と国との紛争や地域紛争は、平和的・外交的手段によって解決すべき。憲法9条を生かした平和外交こそ必要です」

・田島麻衣子候補(立憲民主党・愛知選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「立憲民主党は、立憲主義に基づき権力を制約し、国民にとって真に必要な改定があるならば、積極的に議論、検討する。この観点から『緊急事態条項』については、必要に応じて既存の法制度を見直し、万全な対応ができる体制を構築し、基本的人権を尊重した下で緊急事態への対応を行うことが大前提。憲法を改正しないとできない事態とは何を想定するのか等、個別具体的な必要性の有無を精査する」

・梅村慎一候補(立憲民主党・岐阜選挙区)
1から5まで反対、6. そう思う
コメント「私も立憲民主党とともに、世界に誇る平和憲法の理念を堅持し、憲法によって恣意的な権力の暴走を食いとめる『まっとうな社会』を取り戻します」

 IWJは現在、IWJ会員を中心とした一般の方々へも、同様の緊急アンケートの準備を進めています。アンケートをぜひ拡散し、IWJあてに回答をお寄せください! 回答は順次、IWJのサイトや日刊IWJガイド、ツイッターやフェイスブックなどにアップしていきます。

※米国が構想する中東の有志連合への自衛隊参加の是非は参院選の主要争点にすべき! IWJが全政党とれいわ新選組、および主要候補者に緊急アンケートを送付!
https://iwj.co.jp/wj/open/questionary_about_alliance

 投票先の選択のために、ぜひ参考にしてください! イランをめぐる国際情勢は改憲問題に直結します。参院選が終わってからこの問題を考えるのでは遅いのです。日本の暴走を止めるチャンスは、この参院選しかありません!

■参院選投開票まであと4日!「戦略的投票」も視野に入れ、自公維など改憲勢力が改憲を発議できる3分の2の議席確保を阻止へ!

 7月21日投開票の参院選まであと4日となりました。マスコミ各社が様々な予想をしており、15日の毎日新聞は、自公維など改憲勢力が改憲を発議できる3分の2の議席を確保することが厳しくなってきたと報じる一方、14日の日経新聞は、自公維の議席は非改選議席と合わせると3分の2に迫ると報じており、正反対の予想となっています。

※参院選 後半情勢・毎日新聞総合調査 改憲、3分の2厳しく 1人区で自民防戦(毎日新聞、2019年7月15日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190715/ddm/001/010/197000c?pid=14517

※比例代表も自民が優位 参院選情勢(日本経済新聞、2019年7月14日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47353510U9A710C1PE8000/

※改憲勢力3分の2に迫る 参院選情勢調査  与党、改選過半数の勢い 立民は倍増うかがう(日本経済新聞、2019年7月14日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47353390U9A710C1MM8000/

 こうした状況の中、自公維と最後の1議席を争う野党候補を押し上げるための「戦略的投票」が呼びかけられています。

 2017年10月22日の朝日新聞は、以下のように戦略的投票を解説しています。まず、自分が求める候補者の資質や政策にもとづき、最もあうと思う候補者を選ぶ方法を、「誠実投票」と呼びます。一方、そういう候補者がいたとしても、最も評価しない候補者や政党を勝たせないために、自分からみてベストではないがより求める政策に近い別の候補者にあえて投票することで一票を生かす「戦略的投票」があります。

※自身の一票を生かすために ゲーム理論の専門家に聞く(朝日新聞、2017年10月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASKBN562SKBNUTIL03N.html?iref=pc_ss_date

 例を挙げれば、「求める政策はA氏が最も近いが、A氏の当選は確実と思われる、または極めて厳しいと思われるので、議席を激しく争うB氏とC氏のうち、より考えの近いC氏に投票し、B氏の当選を阻止しようとする」ということになるでしょう。

 マスコミ各社が報じた選挙情勢をまとめて情報発信を行う三春充希氏の記事や、明治学院大学国際平和研究所研究員の木下ちがや氏のツイートを参考にすると、自公維の改憲勢力と最後の1議席を激しく争う候補者は以下の7人となります。

(1)北海道選挙区(改選数3)の共産党新顔、畠山和也氏。
(2)千葉選挙区(改選数3)の共産党新顔、浅野史子氏。
(3)東京選挙区(改選数6)の立憲民主党新顔、山岸一生氏。
(4)神奈川選挙区(改選数4)の共産党新顔、浅賀由香氏。
(5)静岡選挙区(改選数2)の立憲民主党新顔、徳川家広氏。
(6)兵庫選挙区(改選数3)の立憲民主党新顔、安田真理氏。
(7)広島選挙区(改選数2)の無所属現職、森本真治氏。

※第25回参院選 情勢報道集約(7月16日)、(三春充希氏note、2019年7月16日)
https://note.mu/miraisyakai/n/n3817778b5092

※木下ちがや氏、ツイート(2019年7月16日)
https://twitter.com/sangituyama/status/1151032604260491264

 木下氏はさらに以下のようにツイートしています。

 「この7候補が全員当選すれば、(1)改憲勢力3分の2は確実に崩れる。(2)維新の会は大阪選挙区以外ですべて議席を失い、『第三極』は崩壊する。(3)一人区の伸び次第では、自民党参議院過半数割れも視野に入る。今後の与野党の力関係を決定づける7つの議席です。全勝を目指しましょう」

※木下ちがや氏、ツイート(2019年7月16日)
https://twitter.com/sangituyama/status/1151033702928928768

 しかしながら、選挙区ごとに様々な事情があり、マスコミ各社によっても情勢予想にばらつきがあるため、上記の選挙区の中でも戦略的投票が難しい場合、または上記以外の選挙区の候補者に対しても戦略的投票が可能である場合があります。読者の皆様には、各社の報道を比較しながら、ご自分の選挙区の情勢を見極めて、大切な一票の行方を決めていただきたく思います。

■岩上安身によるインタビュー、今後の日程・配信予定~ 岩上安身は腰痛はおさまりつつあるものの発熱は1日も休みなく止まらず、という不調がまだ続いていますが、7月中に国際政治学者・放送大学名誉教授の高橋和夫氏へインタビューを行う予定です。岩上安身はただ今、治療と安静につとめていますので、インタビュー日程の続報はもう少々お待ちください。

 岩上安身は橋下徹氏から提訴されたスラップ訴訟の第七回口頭弁論(結審)のため、7月4日に大阪地裁に行った直後から、過労とストレスからか、腰痛と連日の発熱、血圧上昇で出社できず、治療以外では自宅で安静にする状態が続いています。7月6日にダウンして昨日16日で11日目。昨日も、夕方から発熱してしまいました。完全な回復にはまだ、もう少しかかりそうです。

 岩上安身の今後のインタビューの日程、配信の予定は以下の通りです。病状によっては変更・延期の可能性もありますので、何とぞご了承ください。

・7月中(予定) 国際政治学者・放送大学名誉教授 高橋和夫氏

 中東問題がご専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏に、7月中にインタビューを行う予定です。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃や、イランによる核合意の「合意内容の一部一時停止」でにわかに緊迫し始めた中東情勢について、おうかがいする予定です。

 イランを敵視するイスラエルと米国が戦争に踏み切れば、安倍政権下の日本は、集団的自衛権行使を理由に、自衛隊を参戦させる可能性が高いと思われます。日本が戦後初めて本格的に戦争に巻き込まれることになります。イランからの石油供給が絶たれたり、原油価格が急騰すれば、庶民の暮らしは大打撃を受けるでしょう。対岸の火事ではすみません。

 高橋氏には今年4月のイスラエル総選挙の結果を受け、イランをめぐる米国とイスラエルの動きについて、コメントをいただいています。ぜひ以下の記事をご一読ください。

※ネタニヤフ氏勝利でパレスチナ国家がさらに遠のく!? イスラエルは好きなことが何でもできる!? 高橋和夫・元放送大学教授がIWJの直撃取材にこたえて警告! 「ホルムズ海峡封鎖でイラン攻撃がありえる」! 2019.4.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447493

 高橋氏には昨年10月、トルコでのサウジアラビア記者カショギ氏殺害から、中東での米国覇権に関するインタビューも行っています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

※【祝・安田純平氏 無事生還記念!】サウジが「イスラムの盟主」の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー 2018.10.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645

 中東で高まる戦争の危機は、この夏の参院選の最も重要な争点である、改憲問題と無関係ではありません。米国とイスラエルの仕掛けた対イラン戦争に、日本が巻き込まれる恐れがあります。参院選での投票を考える時、こうした国際社会の動きと、その渦に日本がどのように巻き込まれつつあるのか、見定める必要があります。国民総動員体制を一挙に作り出せる緊急事態条項は、日本を戦争マシーンにしてしまう危険な改憲案です。自民党の改憲案に、この危険な条項が含まれていることを忘れてはなりません。
 
 今後も、体調が回復次第、続々と岩上安身によるインタビューをお届けしていく予定です。ご期待ください。

■7月末のIWJ第9期期末まであと14日! 今期のご寄付・カンパの年間目標額達成まで、あと100万円を切りました! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!

 7月が決算月であるIWJは、今期第9期も残りあと14日となりました。

 この日刊IWJガイドでもお伝えしていましたが、今期のIWJの財政は非常に厳しく、一時は1000万円を超える赤字予想となりました。

 しかしながら、皆様からの温かいご支援のおかげで、今期のご寄付・カンパの年間目標額達成まで、あと100万円を切りました! ご支援くださった皆様には、心よりお礼申し上げます。

 経費は節約しておりますが、日本の運命を左右する参院選の投開票が21日に迫っており、報道の手を緩めるわけにはいきません。

 皆様に必要な情報をお届けできるよう、岩上安身、スタッフ一丸となって全力を尽くしますので、どうぞご支援のほどお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■7月末までに新規にサポート会員に切り替えてくださった方に限定でIWJ会員でもあるピアニスト稲葉美佳さんのCDをプレゼント! この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 IWJサポート会員の高橋領治様より、IWJ会員でピアニストの稲葉美佳様をご紹介いただきました。

 このたび、高橋様と稲葉様よりCD「美音 懐かしの映画音楽集」を20枚寄贈していただきました。

 このCDをIWJサポート会員の方20名様にプレゼントします! 10名は既存のサポート会員の方、10名は新規にサポート会員に切り替えてくださった方が対象です。既存のサポート会員の方10名は定員に達しましたので、厳正な抽選の上、発表は発送をもってかえさせていただきました。

 6月29日以降に新規にサポート会員に切り替えてくださった方へのCDプレゼントは、現在もご応募をお待ちしています! 7月末までに切り替えてくださった方が対象となりますので、ぜひお急ぎください!

※ピアニスト稲葉美佳さんのCDプレゼント応募フォーム
https://forms.gle/fp9VaTfmHyx2Wh8F9

 この機会にぜひ、サポート会員へのお切り替えをご検討ください!

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

■参院選後に米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、この豪華ゲストによるシンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけるパスワードをプレゼントします! 参院選の投票前にぜひご覧になってください!/岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!

 IWJでは6月30日、「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催しました。

 シンポジウムは3つのテーマについて、以下のようなプログラムで進行しました。

ーーーーーーーーーー

第一部 「日米関係(日米安保・日本の対米従属路線)」
・京都精華大学専任講師・白井聡氏講演「『戦後の国体』の末期段階 安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造が その崩壊期を迎えたことの反映である 」
・ジャーナリスト・吉田敏浩氏講演「『日米両政府を拘束する』 日米合同委員会と横田空域」
・白井氏、吉田氏と岩上安身によるクロストーク

第二部 「経済政策・財政の現実-莫大な財政赤字」
・明石順平弁護士講演「賃金とGDPとMMTについて」
・エコノミスト・田代秀敏氏講演「100年不安:年金、MMTそして中国」
・明石氏、田代氏と岩上安身によるクロストーク

第三部 「改憲・緊急事態条項・ナチスドイツ化」
・永井幸寿弁護士「憲法に 緊急事態条項は必要か 」
・東京大学大学院・石田勇治教授「20分でわかるナチスの『手口』と 緊急事態条項」
・永井氏、石田氏と岩上安身によるクロストーク

登壇者全員と岩上安身によるクロストーク

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 4時間半に及んだこのシンポジウムでは、対米従属の問題の本質や、日本が直面している金融財政危機と今話題のMMT理論、また、6月の大阪G20会議で急展開を見せた米中関係について、さらに安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性とナチスドイツがどのように授権法を手にしたのかなどを、豪華ゲストの方々がそれぞれの専門分野の知見をもとに講演しました。最後のクロストークでは、「緊急事態条項」を憲法に入れられてしまえば、日本は取り返しのつかないことになってしまうという意見で一致しました。

 石田教授は「よく今の日本はナチス前夜かと問われるが、違うと答えてきました。なぜならまだ現行憲法に緊急事態条項が入っていないからです」と語りました。しかし、と石田教授は続けて「緊急事態条項が入ってしまえば、ナチス前夜ということになります」と警鐘を鳴らしました。

 永井弁護士は「被災者を改憲のだしに使うな」という東日本大震災の被災者の言葉を紹介し、さらに「いったん緊急事態条項を憲法の中に入れてしまえば二度と戻りません。覆すことはできない。だから入れる手前で食い止めなければいけないんです」と釘を刺すように語りました。

 自民、公明、維新の参院各会派に、憲法改正発議に必要な3分の2議席となる164議席を取らせないためには、7月4日公示、21日投開票のこの参院選で、自公維などの改憲勢力の改選議席数を84議席以下に抑えなければいけません。

 なお、今回のファンドレイジングシンポジウムは、6月28日までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で生中継しました。

 この中継の録画アーカイブは、生中継をご覧いただいた方に加え、7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方にも、8月15日までご自由にご覧いただけるよう手配いたします!

 ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!

 また、専用の申込みフォームもあります! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。上記の方法でも、専用フォームからの申し込みのどちらでも差し支えありません。今回はご参加・ご視聴が叶わなかった方は、ぜひ、イベントの録画をご覧ください! よろしくお願いします!

※ペイパービュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!>

 これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。

 IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!

※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 日本の運命を左右する参院選の投開票日が迫っています。どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していけるよう、ご協力をお願いいたします!

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。参院選では表立った争点にはなっていませんが、この改選で、改憲勢力が3分の2を超える議席を占めることになれば、この緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性があります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。

 このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者です。記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、國府田響、川上正晃、尾内達也、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/