日刊IWJガイド・土曜版「安倍晋三総理がトランプ大統領のメッセージを携えてイランを訪問するも、イランのハメネイ師は『私はトランプ大統領個人は一切メッセージを交換するに値しない人物だと思っている』と一蹴! 安倍総理とハメネイ師の会談が行われた日には、ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受ける事件が発生!」 2019.6.15日号~No.2466号~(2019.6.15 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~安倍晋三総理がトランプ大統領のメッセージを携えてイランを訪問するも、イランのハメネイ師は「私はトランプ大統領個人は一切メッセージを交換するに値しない人物だと思っている」と一蹴! 安倍総理とハメネイ師の会談が行われた日には、ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受ける事件が発生!
┠■【中継番組表】
┠■香港で逃亡犯条例改正案をめぐり、9日に返還以来最大となる103万人のデモ! 12日には立法会で市民と警官隊が大規模な衝突! デモは明日16日も行われる予定
┠■<新記事紹介>「スマホ開発での対中包囲網が築かれつつある」という日本の大マスコミの報道は信用できるのか!? グーグルがファーウェイのスマホに対するソフトウェア・アップデートを6月4日から行うことが明らかに! 本件に関し中国通エコノミストの田代秀敏氏にIWJが取材!
┠■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 6月17日には「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授へのインタビューを収録! 配信日は決まり次第お知らせします!
┠■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」が近づいてまいりました。あと4名様で満席となりますので、参加ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください! また、今期1000万円超の赤字の危機にあるIWJを、ご寄付・カンパでご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます!
┠■IWJの会員になって、ぜひIWJの活動を支えてください! できればぜひ、サポート会員に!! サポート会員への特典・サービスを検討中です!
┠■維新の会「生みの親」橋下徹氏からのスラップ訴訟で岩上安身は肉体的にも精神的にも経済的にも大きなダメージを受け、IWJの損害は1800万円以上! 裁判の最終弁論は7月4日です。岩上安身が意見陳述のため法廷に立ちます! どうぞご支援、応援よろしくお願いいたします!
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■はじめに~ 安倍晋三総理がトランプ大統領のメッセージを携えてイランを訪問するも、イランのハメネイ師は「私はトランプ大統領個人は一切メッセージを交換するに値しない人物だと思っている」と一蹴! 安倍総理とハメネイ師の会談が行われた日には、ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受ける事件が発生!

 おはようございます。IWJ編集部です。本日は土曜日のため、簡易版でお届けする予定でしたが、重要なニュースが立て続けに起こったため、通常版のボリュームでお届けします。

 イランを訪問した安倍総理は6月13日、イランの最高指導者ハメネイ師と会談しました。

 安倍総理はハメネイ師に、「私はトランプ米大統領のメッセージを閣下にお渡ししたい」と述べましたが、ハメネイ師は「私は貴殿の善意と真摯さに疑いを持っていない」と前置きしつつも、「私はトランプ大統領個人は一切メッセージを交換するに値しない人物だと思っている。彼に対して何の回答も持っていないし、回答することもないだろう」と拒絶しました。

※最高指導者、「トランプ大統領はメッセージを交換するに値する人物ではない」(Pars Today、2019年6月13日)
http://parstoday.com/ja/news/iran-i53772

 トランプ大統領は6月11日、安倍総理と電話会談を行い、ロウハニ大統領やハメネイ師への意向を安倍総理に伝えたとされます。また、同日にトランプ大統領はホワイトハウスで記者会見を行い、「イランは今ではかつてないほど米国を尊敬していると思う」「私は彼らの助けになりたい」などと述べ、イランとの対話をほのめかしていました。

※首相、12日からイラン訪問 米意向伝え対話提起へ(佐賀新聞、2019年6月11日)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/385976

※トランプ大統領「イランは米を尊敬」対話促すねらいか(NHK NEWS WEB、2019年6月12日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190612/k10011949371000.html

 しかし、米国の財務省は6月12日、トランプ政権が「外国テロ組織」に指定したイラン最高指導者直属の精鋭部隊「革命防衛隊」に関連する、イラク拠点の企業1社と関係者2人を経済制裁の対象に指定しました。同省は6月7日にも、イランの石油化学最大手のペルシャン・ガルフ石油化学工業(PGPIC)と、その傘下の関連会社や代理店など39社を制裁対象とすることを発表していました。

※米、イラン石油化学会社に制裁(日本経済新聞、2019年6月8日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45860140Y9A600C1000000/

※米、イランに新たな制裁を追加 政府関連企業など対象に(朝日新聞、2019年6月13日)
https://www.asahi.com/articles/ASM6F245WM6FUHBI002.html

 パース・トゥデイによると、ハメネイ師は安倍総理に対して、5月25日から28日までの日米首脳会談に触れつつ、次のように米国に対する不信感を語ったといいます。

 「何日か前、トランプ大統領は貴殿と会談し、イランについても話し合いがなされた。だが、日本から帰国した後、すぐさまイランの石油化学産業への制裁を発表した。この行為は誠実と言えるだろうか? これは、トランプ大統領が誠実に交渉するつもりであることを示すものだろうか?」

 一方でトランプ大統領は6月13日、こうツイートしました。

 「安倍総理がイランを訪問し、ハメネイ師と会ったことにはとても感謝している。しかし、私は個人的には、イランとの取引について考えるには時期尚早だと感じている。イランも我々も準備ができていない!」

※トランプ米大統領ツイート(2019年6月13日)
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1139236468365434880

◇<安倍総理とハメネイ師の会談が行われた13日に、ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受ける事件が発生!>

 安倍総理とハメネイ師の会談が行われた13日には、イランとオマーンとの間にあるホルムズ海峡で、日本の海運会社「国華産業」が運航するタンカーと、台湾の石油大手・台湾中油のタンカーが攻撃を受けました。イラン政府は関与を否定しています。

※日本のタンカーに砲撃 イラン沖、ホルムズ海峡 台湾の船も被害、攻撃側不明(東京新聞、2019年6月14日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019061490065133.html

 時事通信によると、6月12日付のイランの保守強硬派寄りの地元紙が、「ミスター安倍、あなたは戦争犯罪者(米国)をどうして信用できるのか」という英語とペルシア語の見出しを、原爆のキノコ雲の写真と一緒に掲載したといいます。イランの保守強硬派は、ハメネイ師を敬愛しているとされ、今回のタンカー攻撃は、米国と米国に追随する日本に対して警告のメッセージを発していたのではないかとみられていますが、誰が何の目的で攻撃したのかは判明していません。

※日本に警告か=安倍首相、イラン訪問中-タンカー攻撃(時事通信、2019年6月4日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061400158&g=int

 しかし、イランのザリフ外相は事件が起きた13日、ツイッター上で次のように表明しました。

 「日本関係のタンカーに対する攻撃は、安倍総理がハメネイ師と友好的で広範な会談を行っていた時に発生したという。今朝起こったとされることについて、疑わしいなどという言葉では片づけられない。イランが提唱している地域対話フォーラム(Regional Dialogue Forum)は不可欠だ」

※ザリフ外相ツイート(2019年6月13日)
https://twitter.com/JZarif/status/1139108730996477952

 イラン側がタンカー攻撃への関与を否定する一方で、ポンペオ米国務長官は13日、タンカー攻撃は「イランに責任がある」と非難しました。米CNNによると、米軍は同日、イラン海軍艇が攻撃を受けた日本のタンカーから不発の水雷を取り外しているとする映像を公開しました。米国側は、この映像をイランによる「犯行」の「証拠」にしようとしていると考えられます。

 しかし、イラン外務省は昨日14日、「イランに責任がある」とする米国の主張は「事実無根」であると否定しました。

※タンカー攻撃、「イランに責任」 米長官「日本を侮辱」(共同通信、2019年6月14日)
https://this.kiji.is/512017234678842465?c=39546741839462401

※タンカー攻撃、イラン艇が船体から水雷取り外しか 米軍が映像公開(CNN、2019年6月14日)
https://www.cnn.co.jp/world/35138493.html

※タンカー攻撃、米主張は「日本巻き込んだ破壊工作外交」 イラン外務省(AFP、2019年6月14日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3230013

 1ヶ月前の事件を思い出さざるをえません。5月12日にホルムズ海峡付近で石油タンカーへの攻撃事件が発生した際も、米国はイランの関与を疑っていましたが、ロシアのメディア「RT」は、「ホルムズ海峡はトンキン湾か? トランプはイランが『なにかこと』を起こせば『重大な損害』を被ると警告」と題した記事で、タンカー攻撃が米国による自作自演である可能性を示唆しました。詳しくは、ぜひ下記のIWJの記事をご覧ください。

※トンキン湾事件の再来!? ホルムズ海峡付近での石油タンカーへの「攻撃」という戦争の口実を作る米国!? 2019.5.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448813

◇<トランプ大統領は2020年の大統領選再選のためにイランと戦争を始めようとしている!? >

 ホルムズ海峡のタンカー攻撃事件については、その背景に関して一つの説得力のある仮説があります。HILL REPORTER.comという独立系のニュース・サイトが、2011年11月30日のトランプ氏のツイートをもとに、トランプ大統領が、2020年の大統領選再選のために、ホルムズ海峡でイランと戦争を始めるきっかけを作ろうとしているのではないか、というものです。

※Trump Once Said War With Iran Would Help Obama Get Elected(2019年5月6日)
https://hillreporter.com/trump-once-said-war-with-iran-would-help-obama-get-elected-34347

 2011年11月30日のトランプ氏のツイートとは次のようなものです。

 「In order to get elected, @BarackObama will start a war with Iran.」

 「再選されるためにバラク・オバマはイランと戦争を始めるだろう」

※トランプ氏ツイート(2011年11月30日)
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/141604554855825408

 2011年11月30日と言えば、2012年の大統領選を控えた時期でした。2012年1月に共和党の予備選がスタートし、9月3日からの民主党全国大会を経て、11月6日に一般有権者による投票及び開票、12月17日に大統領選挙人による投票が行われて、翌2013年1月4日には、オバマ大統領が再選されたのです。このタイミングで、イランと戦争を起こせば、支持率が急増して再選が確実になると大統領になる前のトランプ氏自身がツイートしていたのです。

 オバマ大統領の2011年11月の段階の支持率は、ギャラップ社の調査では43%と、高いものではありませんでした。

※Obama’s November Approval Weak From Historical Perspective(GULLUP、2011年12月2日)
https://news.gallup.com/poll/151106/Obama-November-Approval-Weak-Historical-Perspective.aspx

 実際には、オバマ大統領は、戦争によって、この劣勢を挽回しようとする愚は犯しませんでした。しかし、再選のために戦争を起こすという発想をするトランプ大統領が、イランと戦争を始めないとは言い切れません。

 米クイニピアック大学の最新世論調査によると、トランプ大統領が共和党の大統領候補になった場合、53%の有権者が「絶対に投票しない」と回答しています。

※POLL: MORE THAN HALF OF AMERICANS SAY THEY DEFINITELY WON’T VOTE FOR DONALD TRUMP IN 2020 DESPITE MUELLER FINDINGS(Newsweek、2019年3月28日)
https://www.newsweek.com/more-half-americans-wont-vote-donald-trump-2020-election-1378165

 「絶対に投票する」と回答したのは約30%しかありません。「投票を考えている」が約13%で、この2つをあわせたトランプ大統領の支持率は、ちょうど8年前のオバマ大統領の時の支持率に並びます。

 仮に、タンカー攻撃は、イランに対して開戦の口実が必要な米国側の偽旗作戦であるという仮説が正しいとすると、気になるのは、攻撃された2隻のうち1隻が日本の海運会社が運航するタンカーだったことと、攻撃したタイミングが、安倍総理のイラン訪問時だった点です。

 これは、日本国内の世論向けだった可能性があります。この攻撃についてのマスコミの報道が、日本の世論に対してどうアピールするか、それ次第では7月の参院選挙にも影響を与えかねません。

 米国がイランと開戦すれば、集団的自衛権の発動で自衛隊が巻き込まれる可能性が高く、中東において、「平和日本」として信頼されてきた日本の伝統的なプレゼンスは完全に失われるでしょう。中東での戦争勃発、そしてホルムズ海峡の封鎖という事態になれば、日本への石油供給が困難になり、70年代のオイルショックの再来となりかねません。

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◆中継番組表◆

**2019.6.15 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・エリアCh6・愛知】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach6
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・Ch5】13:00~「6.15 ディーセントワーク統一行動 街頭宣伝」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 全労連、国民春闘共闘、東京春闘共闘が主催。2019年度の最低賃金の審議が始まるこの時期に「最低賃金を1500円に」「全国一律最低賃金の実現を」の声を上げる街頭宣伝を中継します。
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【IWJ・エリアCh3・大阪】16:30~「玉城デニー沖縄県知事と語る会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀 沖縄県人会、玉城デニーを励ます会・近畿のよびかけにて開催される、玉城デニー沖縄県知事と語る会を中継します。これまでIWJが報じてきた玉城デニー氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%8E%89%E5%9F%8E%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「蓮池透さん四国一周リレー講演会『告発 東京電力は万死に値する』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 6月9日に収録した、蓮池透さん四国一周リレー講演会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた蓮池透氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%93%AE%E6%B1%A0%E9%80%8F

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◆中継番組表◆

**2019.6.16 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・エリアCh1・京都】「参院選に関わる内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・Ch5】14:00~「#0616 年金返せデモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「payitup2019」主催の年金返せデモを中継します。これまでIWJが報じてきた年金関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B9%B4%E9%87%91

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

IWJの取材に応じた上脇博之・神戸学院大学教授が警鐘! 自民党と講談社の雑誌『ViVi』ウェブ版のPRコラボは公職選挙法の「寄付」に該当する可能性がある! 仮に公職選挙法に抵触しないとしても政治的・道義的責任がある! 講談社へも直撃取材!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450530

20代を中心とした若者たちが全国から集結!「憲法を守れ!」「今年夏の参議院選に行こう!」とのアピールを掲げ週末の表参道をデモ行進!日本共産党・志位和夫委員長も登場 ~6.9若者憲法集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450282

靴が足りなくて汚染!? 福島第一原子力発電所4号機、タービン建屋電気品室に出入りする作業員の室内履きが足りずに靴下で入室!靴下が放射能で汚染される!! ~6.13東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450461

参院選前に「#ケチって火炎瓶」報道の山岡氏が逮捕されるかも!? 秋元司内閣府副大臣、見城徹幻冬舎社長など、続々飛び出す安倍総理周辺の大物の実名! 6.11岩上安身によるジャーナリスト山岡俊介氏緊急インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450368

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■香港で逃亡犯条例改正案をめぐり、9日に返還以来最大となる103万人のデモ! 12日には立法会で市民と警官隊が大規模な衝突! デモは明日16日も行われる予定

 香港で今月9日の日曜日に大規模なデモが起きました。

 香港の国会にあたる立法会は現在、犯罪者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案を審議していますが、この法案が通れば香港での中国批判を中国側が恣意的に取り締まるようになるとの恐れから、立法会では民主派と親中派の議員が激しく対立しています。しかし、立法会は親中派が多数を占めているため、法案は可決される可能性が高いと見られています。

 5月以降、香港では条例改正反対を訴えて数万人規模のデモが起きていましたが、6月9日のデモは、主催者が「103万人」と発表し、97年の返還以来最大となりました。

※香港デモ、週末に再び大規模行進 警察は11人拘束発表(朝日新聞デジタル、2019年6月14日)
https://www.asahi.com/articles/ASM6F4RW1M6FUHBI01S.html

 9日のデモには世界各地でも連帯する動きが現れました。ロンドンで4000人が集まったのを始め、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シドニー、メルボルン、バンクーバーなどで、数百人から千人規模のデモが行われたことが報じられています。東京でも約200人が千代田区の香港経済貿易代表部前に集まり、「中国に身柄を送るな」「条例改正に反対」と訴えました。

※世界各地で香港連帯 条例反対デモ(東京新聞、2019年6月10日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201906/CK2019061002000079.html

 さらに香港では12日、立法会を包囲していた市民の一部が敷地内に入ったため、警官隊が催涙弾やゴム弾を使用し、デモ隊を強制排除しました。香港政府によると、この衝突で79人が負傷し、11人が逮捕されています。

※香港で若者ら警官隊と衝突 70人以上負傷、強制排除(東京新聞、2019年6月13日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019061201001797.html

 デモの主催者「民間人権陣線」は、16日日曜日もデモを呼びかけています。立法会では審議が進まず、20日に予定されている法案採決は困難と見られています。

※改正案、20日の採決困難に=香港民主派は日曜デモ予告-逃亡犯条例(時事ドットコム、2019年6月13日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061301204&g=int

 1997年に香港が英国から中国へ返還されたのに際し、中国政府は返還から50年間、外交と国防問題以外では高い自治性を維持するという「一国二制度」に合意しました。しかし、中国の習近平政権は香港の自治に介入し、民主化への締め付けは厳しさを増しています。

※【解説】 なぜ香港でデモが? 知っておくべき背景(BBC、2019年6月13日)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48618554

 中国のこうした姿勢に、先頭を切って批判しているのが、かつて中国を侵略して、香港を「租借」という名の、事実上の「植民地」としたイギリスのBBCであることに注意をする必要があります。
 
 また米国務省も10日、逃亡犯条例改正案について、「香港の自治を脅かし、香港で長く保護されてきた人権や基本的自由、民主主義的価値に悪影響を与える可能性がある」と発表しました。これに対し、中国外務省は11日、「香港の問題は純粋に中国の内政問題だ。香港の問題に関する米国側の無責任な発言と理不尽な批判に遺憾を表明するとともに、断固反対する」とコメントしています。

※米政府、香港条例改正巡り「重大な懸念」-中国は内政問題だと反発(ブルームバーグ、2019年6月12日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-12/PSYMGB6JIJUO01

 岩上安身は14日、以下のようにツイートしました。

 「香港の人々の、現時点において自由と民主主義を求める要求を肯定しつつも、米英の関与について、歴史的事実を踏まえて批判する視点は忘れるべきではない。特にイギリスは、香港を植民地にした過去を忘れて、高みから物言えるのか、と。大日本帝国が香港に対してやらかしたことも当然、忘れるべからず」

※岩上安身のツイート(2019年6月14日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1139420407235149826

 ネット上では、日頃、嫌中ヘイトをまき散らしているネトウヨが沈黙していることへの揶揄があふれています。中国共産党は嫌い、しかし国権の強化という点で安倍政権と同じ方向性を向き、民衆の自発的なデモを中傷してきたネトウヨは、香港のデモも応援できない。そうしたネトウヨのとまどいには突っ込みどころ満載でしょう。

 自由と民主主義は重要です。しかし、イギリスの中国侵略の歴史と、その残滓として現在の香港の姿があることも事実です。どの国家が正しいなどと一義的に決めつけることはできません。どんな国家であっても、「国権の拡張」には注意を払い、「人権の弾圧」には断固として反対の声をあげ、欧米であろうと、中国であろうと、日本であろうと「帝国主義」の野心は峻拒する、という姿勢が求められるのではないでしょうか。

■<新記事紹介>「スマホ開発での対中包囲網が築かれつつある」という日本の大マスコミの報道は信用できるのか!? グーグルがファーウェイのスマホに対するソフトウェア・アップデートを6月4日から行うことが明らかに! 本件に関し中国通エコノミストの田代秀敏氏にIWJが取材!

中国の大手通信機器企業のファーウェイをめぐる日本の大マスコミの報道は、米中対立を過度に強調するものが多く見受けられます。たとえば、6月8日の日本経済新聞は次のように報じています。

 「米フェイスブックは中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)が今後新たにつくるスマートフォンについて、同社アプリの事前搭載を認めない方針だ。米政府の指示に基づいた措置。ファーウェイに対してはグーグルも基本ソフト(OS)の供給を止めるとされており、スマホ開発での対中包囲網が築かれつつある」

※ファーウェイ製スマホにアプリ供給停止 フェイスブック 新機種から(日本経済新聞、2019年6月8日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45860230Y9A600C1000000/

 仮にこの記事中の、ファーウェイのスマホに対して、フェイスブックのアプリを事前に搭載しないという決定が事実だったとしても、それが「対中包囲網」形成というほど重大なことなのでしょうか。アプリは、ユーザーにとって必要であれば、ダウンロードすれば済むことではないかと思われます。また、「グーグルも基本ソフト(OS)の供給を止める」とされている根拠も、同日経記事では定かではありません。にもかかわらず、この記事が「スマホ開発での対中包囲網が築かれつつある」という仰々しい結論を出していることには、違和感を覚えます。

 中国通エコノミストの田代秀敏氏は、5月31日の岩上安身によるインタビューの直後、ファーウェイをめぐる6月初めの動向について、情報をお寄せくださいました。

※財政危機に直面した米国は苦し紛れに対中追加関税!? 対米追従のリスクとは!? ~5.31岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー 2019.5.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/449729

 そうした情報とあわせ、6月8日の日経記事の「対中包囲網」報道受けIWJ編集部は、田代氏により詳しい内容をうかがいました。日本の大マスコミの報道は、本当に信用できるのでしょうか? 下記URLの記事をご覧ください。

※「スマホ開発での対中包囲網が築かれつつある」という日本の大マスコミの報道は信用できるのか!? グーグルがファーウェイのスマホに対するソフトウェア・アップデートを6月4日から行うことが明らかに! 本件に関し中国通エコノミストの田代秀敏氏にIWJが取材! 2019.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450572

■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 6月17日には「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授にインタビュー収録! 配信日は決まり次第お知らせします!

 日本の未来を大きく左右する参院選が迫る中、岩上安身は、様々なテーマで精力的にインタビューを行っていきます! 今後のインタビューの日程は以下の通りです。

・6月17日(月) 坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授(録画収録・後日配信)

 「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、大著『空洞化と属国化 日本経済グローバル化の顛末』(新日本出版社、2017年 https://amzn.to/30HIK7h)の著者・坂本雅子名誉教授に詳しく解説していただきます。こちらは録画で収録を行い、後日配信いたします。

 「産業の空洞化」問題は、一時は騒がれたものですが、ある時期を境にぱったりと、議論されなくなりました。しかし、実際にはグローバル化の美名のもと空洞化は続き、そのあげく電機メーカーなどは競争力を失って、欧米のメーカーだけではなく、中国や韓国のメーカーにも抜き去られ、大敗を喫しています。

 にもかかわらず、「産業の空洞化」の問題を継続的にウォッチし、その帰結まで看取った上で、なぜこのような事態に至ったのか、総括しようとするメディアやエコノミスト、知識人はほとんどいません。衰退する日本経済は、産業を再建する政策抜きにして、金融政策だけで建て直すことはできないはずです。

 この「産業の空洞化」のプロセスを丹念に追っていった坂本名誉教授は、日本が終戦直後に米国の属国にさせられたのとはまた別の次元の、「新・属国化」ともいうべき事態が、冷戦終結直後から起こっていることを突きとめました。この「空洞化」と「新・属国化」について、坂本名誉教授にお話をうかがいます。

 今後も続々と岩上安身によるインタビューをお届けしていく予定です。ご期待ください。

■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」が近づいてまいりました。あと4名様で満席となりますので、参加ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください! また今期1000万円超の赤字の危機にあるIWJを、ご寄付・カンパでご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 IWJでは、不足する活動資金を集めるために、6月30日、都内で「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催いたします。

 ただ今、ファンドレイジングシンポジウム参加のお申し込みが続々と寄せられています。今回は小規模な会場のため、あと4名様で会場は満席となります。参加ご希望の方は、下記URLから、ぜひお早めにお申し込みください。

※「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」参加お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScPKrP4HkGwgae1Bbeqc1xfzjeokYNeyG-s8P74L1RPegU3yA/viewform

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◆日時:2019年6月30日(日)
開場 15:00 開演 15:30 ~ 終演 20:30 (予定)
◆会場:ライブレストラン 六本木バードランド (http://www.bird-land.co.jp/
106-0032 東京都港区六本木3-13-14ゴトウビル3rd 5F
TEL.03-3402-3456
地図: http://www.bird-land.co.jp/#footer
◆参加費:20,000円 夕食、飲み物代金込み。会場受付にて現金でお支払いください。
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 なお、ファンドレイジングシンポジウムは中継することも予定し、準備を進めていますが、技術上の問題によって中継ができない場合もあります。ぜひ、お早めにお申し込みいただいて、会場へお越しください。

 現在、登壇が決まっているゲストは、明石順平弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏、ジャーナリスト・吉田敏浩氏、永井幸寿弁護士、京都精華大学専任講師・白井聡氏、東京大学大学院・石田勇治教授の6名です。

 参院選、場合によっては衆参同日選が迫る中、このファンドレイジングシンポジウムでは、日本が直面している金融財政危機、対米従属の現実と、その宗主国・米国が覇権をかけて中国との対決姿勢を強めている問題、また安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性などを真正面から取り上げます。

 米国は、中国に対する制裁を強めており、貿易摩擦から経済戦争へとエスカレートし、そして経済上の対立という枠をはみ出した全面的な対立・対決に移行しつつあるように見えます。そんな状況下、日本は対米追従一本槍の外交・安全保障政策でいいのでしょうか。

 対米従属路線以外に道を知らない自民党政権が、緊急事態条項を利用して独裁体制を作り上げた時、日本は米国のためにどんな戦争を強いられることになるのでしょうか?

 自民党の改憲案に含まれる緊急事態条項の条文には、どんな危険性が潜んでいるのでしょうか?

 噂のMMT理論は、本当に、ハイパーインフレも国債のデフォルトも起こさずに、打ち出の小槌のように、富裕層や大企業への課税という難題を回避して、財源を確保することができるのでしょうか?
 
 莫大な財政赤字を抱えた日本政府は、いよいよ財政危機が待ったなし、となった時、緊急事態条項をどのように悪用する可能性があるのでしょうか?

 戦争、あるいは敗戦直後のようなハイパーインフレが近い将来、現実のものとなったら、緊急事態条項はどのように使われるのでしょうか?

 その時に日本の農業が壊滅状態となっていたら、私たちはどうやって生き抜いていけばいいのでしょうか?

 こうした問題について、ゲストそれぞれの専門分野の知見をもとに、お話していただく予定です。

 このファンドレイジングシンポジウムは、IWJの活動資金集めのために行うものです。

 参加費にご寄付分を上乗せさせていただくため、恐縮ですが高めの料金設定となっています。参加費に上乗せされたご寄付分は、IWJの赤字転落回避のために、また目前の参院選をマスメディアが伝えない角度から独自に報じ、論じてゆくための活動資金として、大切に使わせていただきます! ご理解の上、IWJの活動を支えるために、ぜひともご参加をよろしくお願いいたします!

◇<IWJ今期は1000万円超の赤字が発生する危機にありますが、参院選もしくは衆参ダブル選が迫る中、権力へ忖度せずに真実を追求する報道を断固として続けます! IWJが日本の運命を大きく左右しうる今年夏を乗り越えられるよう、どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!>

 7月に決算月を迎えるIWJは、今期第9期も残りあと1ヶ月半となりました。

 連日お伝えしていますように、IWJは今、前期第8期に続き、今期も赤字となる危機に瀕しています。

 今期が始まった昨年8月1日から今年6月14日までのご寄付・カンパは目標額の77%で、じわじわと下がってきています。今月のご寄付・カンパは、6月14日までの時点で月間目標額の23%と非常に厳しい状況です。半月で目標額の4分の1に満たないというのは、かなり苦しい数字です。

 このまま推移すると、ご寄付・カンパの不足分は2割以上になり、1000万円を大きく上回る赤字が発生してしまいます。小さな企業であるIWJにとって1000万円を超える赤字はとても大きなダメージです。前期も赤字でしたが、今回は赤字幅が上回りそうで、IWJの活動を維持していくことがますます困難になります。

 今期、岩上安身は自分の報酬を50%削ることを決断しました。IWJ全体の支出も徹底的に見直し、毎月のご寄付・カンパの目標額を500万円から450万円に削減して、緊縮財政でどうにか活動を維持しています。しかし、このままでは、IWJの発展はおろか、ジリ貧となって活動の大幅な縮小も視野に入れざるをえなくなってしまいます。

 今年夏は参院選が行われます。政府・与党は参院選の日程を「7月4日公示、同月21日投開票」とする方針であることが報じられており、この方針通りになったとすれば、参院選の公示日まで3週間しかありません。

※参院選、7月21日投開票へ 衆参同日選は見送り強まる(日本経済新聞、2019年6月11日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45904990Q9A610C1MM8000/

 また、6月13日に岩上安身が立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員に行ったインタビューでは、逢坂議員は「衆参ダブル選の芽は消えていない」と語っていました。大手メディアは6月9日以降、一斉に衆参ダブル選の見送りの可能性が高いことを報じましたが、逢坂議員は、これらの報道が政府側からの「リーク」である可能性に言及しています。

 今年夏の衆参ダブル選の可能性は決して消えたわけではありません。それどころか、安倍晋三総理率いる自民党は、公明党、日本維新の会とともに緊急事態条項を含む憲法改正の発議を目指して、改憲勢力が衆参両院で3分の2を上回るよう、着々と準備を進めていると思われます。

 国会では予算委員会が与党の審議拒否にあい、もう100日以上も開かれていません。マスメディアの報道も緊張を失したものになり、特に改憲問題などは日々のニュースではほとんど取り上げられることがありません。

 メディアが取り上げない話題は、有権者も関心を失っていきます。改憲を隠す与党のステルス作戦に見事にはまってしまっている、ともいえるかもしれません。

 しかし、IWJは、どのメディアも取り上げようとしない、この夏の選挙の真の争点について、徹底的にこだわって取り上げ続けていきます。

 危機的な財政難にあるIWJですが、日本の運命を大きく左右しうる今年夏の参院選、あるいは衆参ダブル選が目前に迫っている以上、私たちIWJは、権力に一切忖度しない報道をとことん追求します。そのためにも、どうか、皆様のお力添えをいただきたいと存じます。

 IWJがこの運命の夏の選挙について、マスメディアが決して取り上げない独自の観点から粘り強く報じられるように、そしてIWJ自身の危機の夏も乗り越えられるように、どうか、皆様、ご支援のほど心からよろしくお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJの会員になって、ぜひIWJの活動を支えてください! できればぜひ、サポート会員に!! サポート会員への特典・サービスを検討中です!

 IWJの会員数は、6月13日時点で5279名様です。会員に登録してくださった皆様、会員を継続してくださっている皆様、本当にありがとうございます!

 IWJでは、毎月15日の時点で、会費が未納になっている方へのサービス提供をいったん停止させていただいております。滞りなくサービスをご利用していただくためにも、どうぞ、会費のお支払い状況をご確認ください。

 この日刊IWJガイドをお読みの方で、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひこの機会にご登録をご検討ください。また、まわりにまだ会員でない方がいらっしゃったら、ぜひIWJ会員へのご登録をお勧めしてください!

 一般会員にご登録していただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを公開後一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万2000円のところが1万円と、年額にすると2000円お得となっています!

 また、サポート会員になると、特典としてインタビューの模様を直接見学することができます。IWJの事務所にお越しいただき、ぜひ、ライブ・インタビューの臨場感を味わってください。さらに、IWJの事務所がどんな様子か直接ご覧いただき、岩上さんやスタッフとも顔をあわせて意見を交わし、IWJにより親近感をもっていただければと思います!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<クレジットカードでのお支払いが大変便利です! >

 一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

※よくある質問と回答 非会員でも動画は見れますか
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-11

 なおIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上安身インタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

◇<ぜひサポート会員にご登録いただき、IWJのコンテンツすべてを自由にご覧になってください! スタジオ見学の特典もあります>

 IWJのサポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを期間無制限でご覧いただくことができます。また、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報! 」のバックナンバーを、すべて無料で閲覧することができます。さらに、インタビュー以外のシンポジウムや記者会見などの動画やテキスト記事など、様々なIWJのコンテンツをいつでも無制限にご覧いただけます。

 また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 サポート会員へのご登録、アップグレードをご検討いただき、IWJの活動へのさらなるご支援をいただければ幸いです。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で、「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 さらにサポート会員の方でご寄付・カンパをいただいた方へ、岩上安身によるインタビューを収録・中継しているIWJ事務所スタジオを生で見学することができる特典もご用意しています。ご希望の方はぜひ、下記メールアドレスまでスタジオ見学のご希望をお寄せくださいますと幸いです。

※お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

■維新の会「生みの親」橋下徹氏からのスラップ訴訟で岩上安身は肉体的にも精神的にも経済的にも大きなダメージを受け、IWJの損害は1800万円以上! 裁判の最終弁論は7月4日です。岩上安身が意見陳述のため法廷に立ちます! どうぞご支援、応援よろしくお願いいたします!

 岩上安身は2017年12月、大阪維新の会・日本維新の会の「生みの親」である橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長からスラップ訴訟を仕掛けられました。岩上安身が行った1件のリツイートに対して、名誉毀損を主張して100万円の損害賠償を請求するというものでした。

 12月15日付けの訴状が何の前触れもなく、突然岩上安身の元に届いたのは暮も押し迫った12月27日。年末年始は弁護士事務所も休みになりますから弁護士に相談することもできず、岩上安身に大きな混乱と負担を与えることを計算に入れてのことと考えられます。

 また、訴訟の管轄が大阪となることから、年単位で続く訴訟の期日のたびに岩上安身は東京と大阪の往復を強いられ、弁護士費用も大きな負担となるなど、肉体的にも経済的にも疲弊することは明らかでした。2019年2月までに裁判対策費用などで、約600万円の実費を費やしています。橋下氏の提訴は岩上安身の言論に対する萎縮効果を狙ったものと思わざるをえません。

 岩上安身は見通しのつかない裁判に大きく時間を割かれ、インタビュー本数が激減し、IWJのアップする記事も半減。このため、ご寄付・カンパも集まらず、機会費用(2017年1月から12月と2018年1月から12月を比較した際の収入減少)は1200万円を超えています。

 橋下氏から提訴されたことによる驚愕、混乱、不安、絶望、屈辱感、恐怖心という精神的苦痛に加え、IWJの業績悪化というストレス、さらに裁判対策とIWJの業績を回復させるためのハードワークのため、岩上安身は睡眠障害をはじめとする自律神経失調症の症状が悪化しました。夜中に目覚めて嘔吐し、発熱と下痢を繰り返し、2018年10月にはついに狭心症の発作に見舞われ、医者から「絶対安静」を命じられて3ヶ月間活動を停止しました。橋下氏による提訴後、健康の悪化にともなってかかった医療費は50万円以上になります。

 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル代表の岩上安身は、メディアとしてのIWJの顔であり、岩上安身の言論はIWJの言論です。岩上安身の言論に対する橋下氏のスラップ訴訟がIWJにもたらした損害は非常に大きく、直接損失と機会費用あわせると合計1844万6000円にもなります。この経営悪化のストレスが岩上安身の体調悪化の原因になったことは否めません。

 3月27日には第6回口頭弁論が行われ、岩上安身と橋下氏が法廷で直接対峙しました。橋下氏によるスラップ訴訟について大手メディアはまったく報じませんが、フリージャーナリストや独立メディアは、この口頭弁論の内容を伝えています。

 ジャーナリストの浅野健一氏は、ハーバービジネスオンラインに「元大阪府知事がジャーナリストを名誉毀損で提訴。しかし、法廷で証言の矛盾を追及される」(2019年4月13日掲載)との記事を寄稿しました。さらに浅野氏は、自身のブログ「浅野健一のメディア批評」で、ハーバービジネスオンラインの記事でふれていなかった内容を含む記事をアップしました。下記URLよりご覧ください!

※橋下徹氏による対岩上安身氏裁判で大阪府N参事自殺事件が焦点に(浅野健一のメディア批評、2019年4月22日)
http://blog.livedoor.jp/asano_kenichi/archives/17209387.html

※橋下徹・元大阪府知事がジャーナリストを名誉毀損で提訴。しかし、法廷で証言の矛盾を追及される(浅野健一、ハーバービジネスオンライン、2019年4月13日)
https://hbol.jp/190077

 さらに、『進歩と改革』の最新号、第810号(2019年6月)に、浅野氏の「安倍首相官邸と壊憲狙う『維新』橋下徹氏の危険性」が掲載されています。この記事は、本スラップ訴訟とあわせ、安倍官邸と橋下氏による改憲に向けた動きを報じるものです。ぜひ、お手にとってご一読いただければと思います。

※『進歩と改革』No.810号(2019年6月号)
http://www.s-kaikaku.com/

 4月19日には、リテラが、橋下氏によるスラップ訴訟の第6回口頭弁論について、記事をアップしました。

※橋下徹が岩上安身リツイート裁判で矛盾を追及され逆ギレ! 「こんな質問は無意味」「あなたにはわからない」と(リテラ、2019年4月19日)
https://lite-ra.com/2019/04/post-4668.html

 スラップ裁判の最終弁論は7月4日(木)午前10時半から大阪地方裁判所、1010法廷で行われます。終了後、報告集会も予定しています。どうぞ、ご支援・応援をよろしくお願いいたします!

※ネットにおける言論の自由を守る! 岩上安身が橋下徹氏からのSLAPP訴訟に応訴で立ち向かう!
https://iwj.co.jp/wj/open/iwakamiyasumi_slapp

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! 文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者です。記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めています。しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになります。

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください! 現場での中継以外にも、翻訳をしてくださるボランティアの方なども募集中です!

 IWJではプロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方を募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったシングルイシュー・ライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろう大歓迎です。

 現場での中継や取材以外にも、英語やフランス語など、外国語のテキストを日本語に翻訳してくださるボランティアの方も絶賛募集中です。ボランティアだけでなく、ペイワークでも募集しています。翻訳するテキストは、主に海外の新聞記事が多いですが、報告書や論文などを翻訳することもあります。

 ぜひ、ご応募ください! こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※ボランティアスタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1VBZLYidHi8w1XNCJ1vu4NB82NENhjaz-5ASVxH5Kamc/edit

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、川上正晃、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/