日刊IWJガイド「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種の副反応の研究を『捏造』であると記事にし、元信州大学教授の池田修一氏に名誉毀損で訴えられていたジャーナリスト村中璃子氏と株式会社ウェッジ、元編集長の大江紀洋氏が敗訴! 村中氏は控訴を発表」 2019.4.23日号~No.2413号~(2019.4.23 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~衆院補選・沖縄3区で辺野古新基地に反対する屋良朝博氏が当選したにもかかわらず、菅義偉官房長官が辺野古埋め立て続行の意向を表明!1993年4月23日の明仁天皇のメッセージを読んでもそんなことが言えるのか!
┠■【中継番組表】
┠■HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種の副反応の研究を「捏造」であると記事にし、元信州大学教授の池田修一氏に名誉毀損で訴えられていたジャーナリスト村中璃子氏と株式会社ウェッジ、元編集長の大江紀洋氏が敗訴! 村中氏は控訴を発表
┠■IWJはこのままだと今期末、約1000万円の赤字となってしまう非常に厳しい財政見通しですが、今年夏の参院選に関わる問題については妥協することなく追及し続けます! どうか、IWJへのご支援をお願いいたします!
┠■橋下徹氏による岩上安身へのスラップ訴訟の第6回口頭弁論について、ハーバービジネスオンラインに続いて、リテラが報じました!「浅野健一のメディア批評」にも関連記事がアップされました! 橋下徹氏からのスラップ訴訟により反訴原告・岩上安身の損害はすでに直接・間接合わせて1800万円超! 裁判の最終弁論は7月4日! どうぞご支援をお願いいたします!
┠■IWJでは現在テキスト班と事務ハドル班、動画班のスタッフを緊急募集中です!女性が働きやすい職場です! 正社員制度もあります!
┠■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください! 現場での中継以外にも、翻訳をしてくださるボランティアの方も絶賛募集中です!
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■はじめに~衆院補選・沖縄3区で辺野古新基地に反対する屋良朝博氏が当選したにもかかわらず、菅義偉官房長官が辺野古埋め立て続行の意向を表明!1993年4月23日の明仁天皇のメッセージを読んでもそんなことが言えるのか!

 4月21日投開票の衆議院補選・沖縄3区では、立憲民主党、国民民主党、共産党、自由党、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が支援する無所属新人でフリージャーナリストの屋良朝博氏が当選しました。同じく衆院補選の大阪12区では日本維新の会の新人、藤田文武氏が当選し、自民党はこの補選で2敗という結果に終わりました。

 これを受け、菅義偉官房長官は昨日22日の記者会見で、安倍晋三総理が夏の参院選と衆院選の同日選に踏み切るのではないかとの観測が浮上していることにかかわって、「衆院解散は首相の専権事項なので、首相がやるといえばやるし、やらないといえばやらない」と述べました(※衆参ダブル選の問題については、本ガイド下記でも取り上げています)。

※衆参同日選「首相がやるといえばやる」 菅官房長官(産経新聞、2019年4月22日)
https://www.sankei.com/politics/news/190422/plt1904220065-n1.html

 しかし、選挙で民意を問うことや、示された民意に対してどのように政府として対応するのかという点について、菅長官は本当に理解しているのか疑わしい発言を繰り返してきました。とりわけ菅長官は、沖縄の米軍基地をめぐって沖縄県民が示してきた民意を踏みにじるような発言を続けてきました。そうした菅長官の発言は、昨日22日の会見でも飛び出しました。

 沖縄3区で当選した屋良氏は、安全保障問題に関する豊富な知識を前面に、米海兵隊の運用見直しによる米軍普天間飛行場の即時停止・返還を訴えてきました。その屋良氏が、元沖縄北方担当相であり、辺野古埋め立てを容認する立場の島尻安伊子氏(自民党公認、公明党、日本維新の会推薦)を破ったことには大きな意味があります。

 この結果は、玉城デニー沖縄県知事と「オール沖縄」による全面支援の下、辺野古新基地建設に反対との民意が、改めて示されたものと言えます。

※屋良朝博氏当選の勝因、知事とセット運動が奏功 無党派に広く浸透【深掘り】(沖縄タイムスプラス、2019年4月22日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/411794

 一方、菅義偉官房長官は22日の記者会見で、琉球新報の滝本記者から「努力をして丁寧に説明されるというのは具体的などのようなことか」と問われ、「努力をして丁寧に説明させていただきながら、辺野古埋め立てを進めさせていただきたい、ということであります」と人を小馬鹿にしているかのようなオウム返しをしました。このように菅長官は、沖縄県民の民意が繰り返し示されているにもかかわらず、辺野古埋め立ての続行を一方的に明言しています。滝本記者が上記の質問に移る前に口にした、「先の県民投票や今回の補選で、まさに(政府が)説明するタイミングであったのではないかと思うんですけど、我々としては政府の説明が見えない」という質問には、菅長官は全く回答していません。

 さらに滝本記者は、「外見だけ見ていると工事を進めていくという現象だけが見えているんですけど、それが地元の理解を丁寧に求めるという姿勢には、私には見えないんですけれども、その点はいかがですか」と食い下がりました。しかし菅長官はいつもどおり「辺野古が唯一」と繰り返すのみでした。

※官房長官会見 平成31年4月22日(月)午前(首相官邸ホームページ)
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201904/22_a.html

 本土の人びとは、沖縄県民の「辺野古埋め立てNO」の意思とどのように向き合うべきなのか。政府は普天間飛行場(宜野湾市)移設を理由に辺野古埋め立てを正当化していますが、それならば普天間飛行場の移設はいつになるのか。辺野古の新基地完成前なのか、完成後なのか、日本政府と米国政府の責任で明らかにすべきでしょう。仮に完成後というのであれば、いつまでに、どのように施工し、そして費用はいくらになるのか、最低限明示すべきでしょう。そうした説明がないのなら、政策の体をなしていないことになります。

 しかしこの程度の説明すら責任を持って行われない状況下で、先の大戦で凄惨な地上戦が行われた沖縄に新基地を建設することに、理解が得られると政府が本気で考えているなら、それは大きな間違いであり、勘違いだと指摘しておかなくてはなりません。明仁天皇が1993年4月23日に、即位してから初めてとなった沖縄訪問において発したメッセージの一節を振り返り、沖縄の基地問題を議論する上での大前提を共有したいと思います。

 「先の戦争では実に多くの命が失われました。なかでも沖縄県が戦場となり、住民を巻き込む地上戦が行われ、20万の人々が犠牲になったことに対し、言葉に尽くせぬものを感じます。ここに、深く哀悼の意を表したいと思います。
 戦後も沖縄の人々の歩んだ道は、厳しいものがあったと察せられます。そのような中で、それぞれの痛みを持ちつつ、郷土の復興に立ち上がり、今日の沖縄を築き上げたことを深くねぎらいたいと思います。
 今、世界は、平和を望みつつも、いまだに戦争を過去のものにするに至っておりません。平和を保っていくためには、一人一人の平和への希求とそのために努力を払っていくことを、日々積み重ねていくことが必要と思います」

※矢部宏治著、須田慎太郎撮影『天皇メッセージ』(小学館、2019年)(https://amzn.to/2IxySr1)36頁

 こうした歴史に立脚し、平和への願いが込められた明仁天皇のメッセージを、安倍政権はきちんと受け止めることができているでしょうか。これを素通りし、無視できる内容だと思える人間が権力を握っているのだとしたら、きわめて危険な状況と言わざるをえません。まして、菅長官の言う日々の「努力」なるものが、「辺野古が唯一」という政府見解を「呪文」のように繰り返し唱え続けることであり、その一方で、沖縄県民が繰り返し示す民意は、靴底で踏みにじるようにして、一顧だにせず基地建設を強行する、というのは、民主主義を標榜する政府の行動とは思えません。

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◆中継番組表◆

**2019.4.23 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】13:00~「脱原発弁護団全国連絡会による緊急記者会見『次の原発重大事故を防ぐために特定重大事故等対処施設の期限厳守を求める』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 脱原発弁護団全国連絡会による、緊急記者会見を中継します。 出席者は河合弘之氏(脱原発弁護団全国連絡会 共同代表)、海渡雄一氏(脱原発弁護団全国連絡会 共同代表)、大河陽子氏(脱原発弁護団全国連絡会 弁護士)ほか。
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【IWJ・Ch5】14:00~「第12回院内集会『日米FTA交渉をただす!』―内容:東京大学教授 鈴木宣弘氏 講演会、各省庁担当者との意見交換 ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「TPPプラスを許さない!全国共同行動」のよびかけで開催される、第12回院内集会「日米FTA交渉をただす!」を中継します。意見交換の参加省庁は外務省、内閣府、農水省などを予定。これまでIWJが報じてきた日米FTA関連の記事は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E7%B1%B3fta

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◆中継番組表◆

**2019.4.24 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

改憲を後押しする維新! 自民が野党の『消費減税』を丸パクリする戦術!? 緊急事態条項を含む改憲発議の危機!? 岩上安身による衆院大阪12区補選 無所属・宮本たけし候補インタビューをフルオープン!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447267

緊急事態条項を含む憲法改正発議の阻止は、衆議院大阪12区補選にかかっている!? 岩上安身による衆議院大阪12区補選 無所属・宮本たけし候補インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447134

特定原子力施設監視・評価検討会で規制庁から、東電は廃炉費用を出し惜しみしているとの指摘が出たことを問われ「責任は(東京電力)小早川社長にある」!~4.17原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447094

なんと集会の最中にヘリコプター着陸~離陸!? 小型でも騒音・振動・排気臭が強い! 日米地位協定は国内法に準拠し改定せよ!! 麻布米軍ヘリ基地 4.18撤去集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447132

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■HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種の副反応の研究を「捏造」であると記事にし、元信州大学教授の池田修一氏に名誉毀損で訴えられていたジャーナリスト村中璃子氏と株式会社ウェッジ、元編集長の大江紀洋氏が敗訴! 村中氏は控訴を発表

 元信州大学医学部教授で医学部長であり副学長でもあった池田修一氏が、医師・ジャーナリストの村中璃子氏と雑誌『Wedge』の出版元である株式会社ウェッジ、及び元編集長の大江紀洋氏を名誉毀損で訴えていた裁判で、2019年3月26日、東京地裁の男澤聡子裁判長は、出版元や大江元編集長、村中氏に対し、330万円の支払いと謝罪広告の掲載、ネット記事中の記述の一部削除を命じました。

 池田氏を代表とする研究班は、厚生労働省の厚生労働科学研究事業として、2013年からHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種の副反応の研究を行っていました。村中氏は、2016年3月16日に開かれた成果発表会で報告された内容について、2016年6月発売の雑誌『Wedge』7月号に「研究者たちはいったい何に駆られたのか 子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造」と題する記事を掲載し、同誌のウェブ版である『WEDGE Infinity』に「子宮頸がんワクチン研究班が捏造 厚労省、信州大は調査委設置を」(現在は別タイトル)と題する記事を掲載しました。

※利用される日本の科学報道(続篇)(WEDGE Infinity、2016年6月23日)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7124

 村中氏がこの雑誌記事で繰り返し「重大な捏造である」と書いたことに対し、池田氏は「意図的な不正はしていない」として名誉毀損を訴え、1100万円の損害賠償や謝罪広告の掲載などを求めていました。これに対し村中氏はスラップ訴訟だとして反訴していました。

※HPVワクチン名誉毀損、出版社などに330万円の支払いを命じる 東京地裁(弁護士ドットコムニュース、2019年3月26日)
https://www.bengo4.com/c_7/n_9425/

※平成29年度「子宮頸がんワクチン接種後に生じた症状に関する治療法の確立と情報提供についての研究」について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/tp170331.html

 池田氏らの研究班は、HPVワクチンの副反応により患者の一部で脳に高機能障害が出ていることを問題視し、HPVワクチンが自己免疫機能によって脳神経に障害をもたらすのではないかという仮説に立って研究を進めていました。2016年3月16日の発表会では、これを解明する一つの手段としてマウスを使った実験を開始したことをスライドを使って報告しました。

 ところが同日夜のTBSのニュース番組『NEWS23』が、この発表で使われたスライドを元にして独自にスライドを作成し、池田氏が出演した上で、このマウス実験でHPVワクチンが脳に障害を起こすことが明らかになったかのように報じてしまいました。

 村中氏は同発表会で報告された、この池田班のマウス実験のスライドを「捏造」と決め付け、記事にしたのですが、判決は村中氏の取材が不十分だったことを認定し、「捏造」が事実とは認められないと判断。また真実相当性も否定しました。

 村中氏の記事が報じられた後、信州大学を辞任し、現在は同大医学部付属病院難病診療センター特任教授となっている池田氏は、判決後の記者会見で次のようにコメントしています。

 「私自身は、子宮頸がんワクチン接種後に有害事象が生じている可能性があるということで、神経内科医の立場から、その成因を科学的に研究し、患者に治療の手を差し伸べたいと考え、やってきた。その一端が厚労省の研究班であり、マウス実験は私が実施した研究ではない。また私はワクチンの専門家ではなく、子宮頸がんワクチン接種の賛否については一切言及していない」

※HPVワクチン報道の名誉毀損裁判、村中氏が敗訴(医療維新、2019年3月26日)
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/667875/

 一方、村中氏は自身のブログで「WHOが国際保健上の脅威に初めて反ワクチン運動を挙げるなか、子宮頸がんワクチンの薬害を主張する人物から提起された名誉棄損訴訟における東京地裁の判決は、世界の科学コミュニティを震撼させました」と主張し、新たな弁護団を組んで4月8日に控訴したことを報告しています。

※控訴のお知らせ(note 村中璃子、2019年4月10日)
https://note.mu/rikomuranaka/n/n91794718280a?creator_urlname=rikomuranaka

 他方で、株式会社ウェッジと、すでに同社を退いている大江氏は判決を受け入れ、5月20日に発売される『Wedge』6月号や「WEDGE Infinity」に謝罪広告が掲載される予定で、損害賠償もウェッジが330万円を全額支払うとのことです。

 なお、この『Wedge』の記事が出た後、信州大学は池田班の研究について調査委員会を設置しましたが、その報告書では、池田班の発表方法を批判したものの、研究内容に不正がなかったことを明らかにしています。

※調査委員会報告書概要
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/dl/tp170331_03.pdf

  IWJではHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)問題について、特集を組んでいますので、ぜひご覧ください。

※【特集】政府と製薬業界、御用学者からの残酷な贈りもの ~IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害
https://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

■IWJはこのままだと今期末、約1000万円の赤字となってしまう非常に厳しい財政見通しですが、今年夏の参院選に関わる問題については妥協することなく追及し続けます! どうか、IWJへのご支援をお願いいたします!

◇<衆参ダブル選があるかもしれないという時に、IWJは今期末、このままでは約1000万円の赤字が発生してしまう見通しです! >

 いつもIWJの活動にご注目とご支援をいただき、ありがとうございます。

 7月が毎年、IWJの決算月です。IWJ第9期は現在、非常に厳しい財政状況で、このままだと今期末には約1000万円の赤字となってしまう見通しです。衆参ダブル選があるかもしれないという時に、あまりにも不吉すぎる見通しです。

 今期が始まった8月から今年3月末までの8ヶ月間で、ご寄付・カンパが目標額に届いた月は、昨年11月と今年3月の2回だけでした。8月1日から4月12日まで通して見ると、年間の達成率はまだ81%にとどまります。

 岩上安身は今期、自分の報酬を50%削り、身銭を切って、IWJの経営を支えています。また、今期からはあらゆる支出を見直し、緊縮財政で活動を維持しています。しかし、これほどの緊縮財政でも赤字が出るとなったなら、現状の規模の活動を維持するのはもはや困難というより、不可能です。

 これまでキャッシュフローが不足したり、赤字が出てきた時には、すべて岩上安身個人が、自分の貯えから支出してきました。それももう限界です。IWJの活動を根本的に見直ししなければならないかもしれません。

 この夏は参院選がありますが、先述の通り、ことによると安倍政権は同時に衆院を解散して衆参ダブル選にもちこむかもしれません。衆参で改めて改憲勢力が議席の3分の2を占めれば、緊急事態条項をコアとした、自民党改憲案が発議可能になることを意味します。今年の夏は、日本の運命を分ける夏になります。

※これこそ「ナチスの手口」! 9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 誰よりもいち早く、緊急事態条項の危険性について訴えてきたのは岩上安身であり、どのメディアよりも執拗に警鐘を鳴らし続けてきたのはIWJです。このままムザムザと、維新の仕掛けによって、公明党を動かされ、官邸の思惑どおりに改憲に向かって自公維で足並みをそろえ、改憲に本気で反対する野党を蹴散らしてゆくなどというシナリオを実現させるわけにはいきません!

 岩上安身の体調は依然、不調が続いています。完全回復したわけでもありませんし、心臓には持病があります。橋下徹氏との裁判も続いています。その最終弁論の時期も夏の参院選とかぶります。あと3ヵ月。あと3ヵ月は地を這うようにして頑張ります!

 それまでに活動資金にせよ、人手不足を埋める人材にせよ、救援が届くようであれば、この戦いは続けられると思いますが、そのあとは、本当にどうなるかわかりません。

 なんとかIWJの第9期が赤字転落をまぬがれることができますよう、そして、おぞましい緊急事態条項を含む自民党改憲案を阻止する戦いが継続できますよう、IWJと岩上安身の活動へのより一層のご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

■橋下徹氏による岩上安身へのスラップ訴訟の第6回口頭弁論について、ハーバービジネスオンラインに続いて、リテラが報じました!「浅野健一のメディア批評」にも関連記事がアップされました! 橋下徹氏からのスラップ訴訟により反訴原告・岩上安身の損害はすでに直接・間接合わせて1800万円超! 裁判の最終弁論は7月4日! どうぞご支援をお願いいたします!

 4月19日、「本や雑誌からニュースを掘り起こすサイト」リテラが、橋下氏によるスラップ訴訟の第6回口頭弁論について、記事をアップしました。こちらの記事は、単純リツイートが名誉毀損に当たるのか、この訴訟が裁判で「スラップ」であると認定されるか、などの論点を整理し、裁判の経緯をおさらいしながら、第6回口頭弁論における橋下氏の主張を批判的に伝えています。

※橋下徹が岩上安身リツイート裁判で矛盾を追及され逆ギレ!「こんな質問は無意味」「あなたにはわからない」と(リテラ、2019年4月19日)
https://lite-ra.com/2019/04/post-4668.html

 また、ハーバービジネスオンラインに「元大阪府知事がジャーナリストを名誉毀損で提訴。しかし、法廷で証言の矛盾を追及される」(2019年4月13日掲載)(https://hbol.jp/190077)との記事を寄稿した浅野健一氏が、ブログ「浅野健一のメディア批評」に、ハーバービジネスオンライン記事でふれていなかった内容を含む記事をアップしました。下記URLよりご覧ください!

※橋下徹氏による対岩上安身氏裁判で大阪府N参事自殺事件が焦点に(浅野健一のメディア批評、2019年4月22日)
http://blog.livedoor.jp/asano_kenichi/archives/17209387.html

◇<橋下徹氏による岩上安身へのスラップ訴訟が原因で、1800万円を超える大きな損害を被っています! 損害は本当に重大です。ぜひご支援をお願いします!>

 2017年の年末、岩上安身は橋下徹氏から名誉毀損のスラップ訴訟で大阪地裁に提訴されました。内容証明など事前通告なし、話し合いの機会もなし、問答無用の提訴です。しかも、名誉棄損の提訴だといっておきながら、橋下氏の訴状には、名誉や社会的信用の回復を求める訂正文の公表の要求など、一切ありませんでした。記されていたのは、100万円という金銭の要求だけでした。橋下氏が自身の社会的信用の回復を真剣に目指していたのか、きわめて疑わしいものがあります。

 このスラップ裁判への対応で岩上安身の時間は大きく奪われ、心身への大きな負担から、昨年は体調が著しく悪化し、心臓発作にも見舞われました。看板番組の「岩上安身によるインタビュー」の減少にともなって、会員数も減り、ご寄付・カンパも低迷するなど、IWJの経営にも深刻なダメージとなっています。

 2017年から2018年、会費は201万6000円の減収となりました。ご寄付・カンパによる収入も、1054万1000円もダウンしてしまいました。会費とご寄付の減少分の合計は、1255万7000円にものぼります。

 また、訴訟に関わる出張や会議などで費やされた直接経費は、273万5000円にのぼりました。さらに体調の悪化による医療費は実費として、2018年1月から2019年2月までの間の支払額は53万7000円に達しました。合計で327万2000円となります。

 直接損失(2019年2月までの実費費用)は総額588万9000円に達し、機会費用(2017年1月から12月と2018年1月から12月を比較した際の収入減少)とあわせて合計1844万6000円もの損害を被ったことになります。

 橋下氏は、「私人」を自称しながら、事実上の「リーダー」として維新を動かし、自・公・維で改憲発議が可能になるように、衆参ダブル選の実現に向けてハッパをかけている人物です。そうした人物から、言論封殺のためのスラップ提訴を仕掛けられているということは、いかに、改憲勢力にとって岩上安身が邪魔で目ざわりな存在か、ということを示すものだと思われます。その戦いも、あと3ヵ月、7月までです! 全力で戦います! ぜひとも、ご支援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

◇<IWJの会員になって、ぜひIWJの活動を支えてください!>

 一時は6000名だったIWJの会員数は、4月15日時点で5215名様です。会員に登録してくださった皆様、本当にありがとうございます!

 この日刊IWJガイドをお読みの方で、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひこの機会にご登録をご検討ください。また、まわりにまだ会員でない方がいらっしゃったら、ぜひIWJ会員へのご登録をお勧めしてください!

 一般会員にご登録していただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを公開後一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます!入会金は無料。会費は月々1000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万2000円のところが1万円と、年額にすると2000円お得となっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<クレジットカードでのお支払いが大変便利です!>

 一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!

 この3ヶ月間の戦いが、本当に重大な戦いであることは、ここまでガイドを読んできた方々ならば、おわかりだと思います! 取り返しのつかない結果をもたらすかもしれないこの夏の決戦のために、ぜひ、お力をお貸し願えませんか?

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

※よくある質問と回答 非会員でも動画は見れますか
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-11

 なおIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上安身インタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

◇<ぜひサポート会員にご登録いただき岩上安身によるインタビューの全編動画をご視聴ください!スタジオ見学の特典もあります>

 IWJのサポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを期間無制限でご覧いただくことができます。また、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを、すべて無料で閲覧することができます。さらに、インタビュー以外のシンポジウムや記者会見などの動画やテキスト記事など、様々なIWJのコンテンツをいつでも無制限にご覧いただけます。

 また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 サポート会員へのご登録、アップグレードをご検討いただき、IWJの活動へのさらなるご支援をいただければ幸いです。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 さらにサポート会員の方でご寄付・カンパをいただいた方へ、岩上安身によるインタビューを収録・中継しているIWJ事務所スタジオを生で見学することができる特典もご用意しています。ご希望の方はぜひ、下記メールアドレスまでスタジオ見学のご希望をお寄せくださいますと幸いです。

※お問い合わせはこちら
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■IWJでは現在テキスト班と事務ハドル班、動画班のスタッフを緊急募集中です!女性が働きやすい職場です! 正社員制度もあります!

◇<現在、IWJではテキスト班と事務ハドル班、動画班のスタッフを緊急募集しています!>

 IWJでは現在、人手不足により、スタッフを緊急で募集しています!

 テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上安身によるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。

 これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。

 中継・動画スタッフは、カメラマンとして現場に出向いて取材をおこない、動画を編集するほか、記事を執筆することもあります。撮影後の動画編集にはPCを使いますので、PC操作に慣れている方、柔軟性と協調性があり、責任感のある真面目な方を求めています。

 事務ハドル班は、事務班とハドル班に一応、分かれています。事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理を担当していただきます。イベント開催の準備や、資料の整理その他、日々発生する庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務経験のある方を優先して募集いたします。PC操作に不安のない方、柔軟性と協調性のある方、責任感があり真面目な方を求めています。

 また、「ハドル」とはアメフト用語でいう「作戦会議」で、ハドル班はIWJ全体の取材や配信スケジュールを日々組み立てる、とても重要な仕事です。情報収集にアンテナを立て、その時々に伝えるべきことを選び出し、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、予定を組み立てています。

 また、翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊ガイドでの番組表へ反映させる、IWJのコンテンツ構成の要ともなる部署です。なお、この「翌日の中継・配信予定」は日に何度も協議を重ね、夕方から夜に確定することがほとんどのため、ハドル班の場合は、11時~20時が基本的な勤務時間になります。

 現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。

◇<IWJはメディア界で常態化した裁量労働制=サビ残問題に一石投じます!女性が働きやすい職場です!>

 IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失であっても違反しないように気をつけています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。週2日の休みは必ず取れるようにし、どうしても休日出勤せざるをえなかった場合には、必ず代休をとれるようにしています。

 また、IWJは女性が働きやすい職場を目指しています。IWJの事務所は150平方メートルほどのスモールオフィスですが、トイレは男女別に用意しています。服装も自由です。

 また税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、零細企業としては珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理にも、細心の注意を払っています。

 一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。これまで一度もスタッフへの報酬の未払い、遅払いを起こしてはいません。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。

 ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください! 現場での中継以外にも、翻訳をしてくださるボランティアの方も絶賛募集中です!

 プロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 北海道知事選や沖縄辺野古新基地問題、大阪スワップ選挙など、IWJに多数の寄稿を続けてくださっている横田一氏や、IWJが中継に行けなかった現場の動画を提供してくださっている「日仏共同テレビ局France10」の及川健二氏、ハノイの米朝首脳会談を取材し、IWJに寄稿してくださった元共同通信記者でアカデミックジャーナリストの浅野健一氏など、様々な形で外部のジャーナリストの方々と一緒に仕事をしています。

※【特別寄稿】北海道知事選と沖縄県知事選の共通点は「中央対地方」! 「北海道独立宣言」を掲げる石川知裕候補に告示前日沖縄から「強力な助っ人」玉城デニー知事が応援に札幌入り! 2019.3.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/445877

※国民民主党と自由党の統一会派にアントニオ猪木参議院議員が参加! 猪木氏の持つ北朝鮮とのチャンネルを使い、小沢一郎氏が年内に訪朝!? 2019.2.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443509

※【特別寄稿】「合意なし」打ち切りは「会談決裂」だったのか!? ハノイの国際メディアセンターで見た「朝米首脳会談」 2019.3.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/445005

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。

 現場での中継や取材以外にも、英語やフランス語など、外国語のテキストを日本語に翻訳してくださるボランティアの方も絶賛募集中です。ボランティアだけでなく、ペイワークでも募集しています。翻訳するテキストは、主に海外の新聞記事が多いですが、論文などを翻訳することもあります。

 ぜひ、ご応募ください!こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※スタッフ応募フォーム
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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/