日刊IWJガイド「水道法改正案が参議院厚生労働委員会で可決!『すさまじい利益相反で、立法理由が歪みきっている』! IWJは福島みずほ参院議員に直撃取材!」2018.12.5日号~No.2274号~(2018.12.5 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 大都市の水道は売り飛ばされ、過疎地は切り捨てられる!? 水道法改正案が参議院厚生労働委員会で可決! IWJは福島みずほ参院議員に直撃取材!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】原子力ムラの逆襲が始まった!? 入管法や水道法の議論の影に隠れて原子力損害賠償法改正案が今国会成立!? 賠償額は福島事故以前の1200億円に据え置き! 事実上の事業者免責法!? 他方で、国際原子力ムラの結成!? 米国主導の原子力エネルギー復権連合「NICE Future」に事務局として日本が参加!
┠―【2】外国人技能実習生の「失踪」理由について法務省の「説明は虚偽だった」! 最低賃金以下で酷使されていた外国人労働者は22人ではなく1939人!
┠―【3】アマでも五輪で金、プロでも世界王座を獲得した唯一の日本人ボクサー再び起つ!「もう1度世界の舞台に戻りたい」プロボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太選手が現役続行を表明! 階級は「スーパーミドルでも問題ない」!
┠■<お知らせ>
┠―■今期がスタートした8月1日から11月30日までのご寄付・カンパの目標達成率は78.2%。目標の4分の3のご寄付が寄せられました。ありがとうございます。ですがまだまだ目標額を下回っており、気が抜けません。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします!
┠―■12月13日は橋下徹氏によるスラップ訴訟・第五回口頭弁論! 自宅療養中の岩上さんは出廷できませんが、裁判所が証人採用の決定を下す重要な日! 多くの皆さんの傍聴をお願いします!
┠―■<ファンドレイジング・イベント再延期のお知らせ>12月下旬に予定しておりましたファンドレイジング・イベントは岩上さんの体調の回復が確実になってから行うこととし、来年に延期することにしました。再度の延期となり、申し訳ございません。
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■はじめに~ 大都市の水道は売り飛ばされ、過疎地は切り捨てられる!? 水道法改正案が参議院厚生労働委員会で可決! IWJは福島みずほ参院議員に直撃取材!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日12月4日、参議院厚生労働委員会で審議を行っていた水道法改正案が採決され、賛成多数で可決されました。この法案は先の通常国会で衆議院で可決され、継続審議となっていたもので、与党は本日5日の参院本会議で採決、衆院に送り返して今国会の会期内での成立を目指しています。

 この水道法改正案は「コンセッション方式」と呼ばれる公設民営方式で、水道事業の所有権を自治体が有したまま、管理・運営権を民間企業に売却することが可能になるというもの。

 水道民営化の弊害は枚挙にいとまがありません。イギリス北部のヨークシャーに住む女性に取材をしたBBCによると、最近になって水道料金の請求額が35%も上昇し、「料金が払えるかいつも心配している」ため、トイレの水も流さないことがあるほどだといいます。

※水道代が高すぎてトイレ流せない……英貧困家庭を直撃(BBC、2018年12月4日)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46436100

 こうした問題は日本でも決して無関係ではなく、水道法改正案の審議の過程で様々な問題点が明らかにされています。

 11月30日発行の日刊IWJガイドでも報じましたが、世界最大の水メジャー、ヴェオリア社の日本法人で官民連携等の提案業務を担当していた伊藤万葉氏が、内閣府のPPP/PFI(民間資金等活用事業)推進室の政策調査員として内閣府に出向していることを社民党の福島みずほ議員が指摘しました。

※11月30日の日刊IWJガイド
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38102

 昨日の委員会質疑では、福島議員がさらにこの点を追及。2018年6月12日の参院内閣府委員会でのPPP推進法案の審議の際、伊藤氏が梶山弘志地方創生大臣の後ろで補佐をしていた事実を指摘し、「すさまじい利益相反で、立法理由が歪みきっている!」と批判しました。

 また、福島議員は、11月27日の日刊IWJガイドで浜松市の下水道事業の運営民営化への関与が疑われていると報じた、菅義偉官房長官の補佐官だった福田隆之氏についても追及しました。

※11月27日の日刊IWJガイド
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38096

 福田氏は菅官房長官の補佐官として、パリのヴェオリア社、スエズ社、テムズ社に視察に行っていました。しかし、民営化によって設備更新の滞りや、漏水など、給水効率の低下が起き、水道料金が2.25倍に急上昇するなどして民営化のマイナス点が誰の目にも明らかになり、その後再公営化してコスト削減に成功したパリ市の水道局(市営公社)は視察していません。

 そして、この水道法改正案が先の国会において衆議院で審議される中で、「なぜパリ市の水道局には行かなかったのか」と追及された後の2018年10月に、パリへ3回目の視察に行き、初めてパリ市の副市長と水道公社の総裁と意見交換を行っています。

 しかし、今国会の参議院厚労委員会での審議に際し、内閣府は福田氏がこの意見交換で聞き取った、民営化の問題点と再公営化について書かれた資料を委員会に提出していませんでした。内閣府といい、委員会を運営している与党(参院厚労委の委員長は自民党の石田昌宏議員)といい、確信犯的なデタラメぶりです。

 福島議員は内閣府が法案を出す前に問題点についてきちんと調査しておらず、調査後も報告していないことを厳しく批判し、さらに再公営化するためにヴェオリア社に1660億円も払ったベルリン市を視察していないことも追及しました。

 IWJは昨日、委員会散会後に福島議員を議員事務所に訪ね、取材しました。「世界から10週遅れの水道民営化」と断じた福島議員への取材の録画は、ぜひ、以下のURLからご覧ください。

※大都市の水道は売り飛ばされ、過疎地は切り捨てられる!? 水道法改正案が参院厚労働委員会で可決!IWJは福島みずほ参院議員を直撃取材!「すさまじい利益相反、立法理由が歪みきっている」! 2018.12.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437095

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◆中継番組表◆

**2018.12.5 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:30~「沖縄の軍事拡大に反対する政府交渉・記者会見 ~辺野古、高江、伊江島、宮古島、石垣島、与那国島からの声~」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 辺野古、高江、伊江島、宮古島、石垣島、与那国島の市民団体による防衛省への政府交渉と、交渉後におこなわれる記者会見を中継します。参加団体は、ヘリ基地反対協議会(辺野古)、「ヘリパッドいらない」住民の会(高江)、ミサイル基地要らない宮古島住民連絡会(宮古島)、石垣島に軍事基地を造らせない市民連絡会(石垣島)、与那国島の明るい未来を願うイソバの会(与那国島)。
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【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【IWJ・Ch4】15:00~「自由報道協会主催 山田正彦氏(元農林水産大臣、弁護士)による記者会見『種子法廃止の問題点』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 自由報道協会主催の山田正彦氏(元農林水産大臣、弁護士)記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%BD%A6
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【IWJ・エリアCh4・愛知】18:00頃~「水曜金山街宣 スイカナ」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach4

 毎週水曜日に名古屋市金山駅前でおこなわれている、市民による街宣を中継します。街宣内容は参加者によるスピーチ、パフォーマンスなど。
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【国会成立直前!ホントにいいのか水道民営化!シリーズ特集再配信 4・IWJ_Youtube Live】18:00~「民営化vs公営!? 2分化した議論より『蛇口の向こう』に関心を!市民参加で再公営化に成功したパリ市水道の実態をアン・ル・ストラ前パリ市副市長が講演 ~水情報センター主催『みらいの水と公共サービス』(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年2月18日収録。アン・ル・ストラ前パリ市副市長を招いて開催された「水情報センター」主催のイベント(後編)を再配信します。IWJがこれまで報じてきた水道民営化に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/412522
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【タイムリー再配信 298・IWJ_Youtube Live】20:00~「日露戦争での軍国美談は軍トップの失策の責任回避のためにつくられた!? 一方でイギリスの支援なしには戦えなかった現実は都合よく忘却!~9.12 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第2弾(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月12日に収録した岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビューの後編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた山田朗氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%9C%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431278

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◆中継番組表◆

**2018.12.6 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【国会成立直前!ホントにいいのか水道民営化!シリーズ特集再配信 5・IWJ_Youtube Live】18:00~「民営化の失敗踏まえ再公営化に向かう世界の潮流に日本は逆行?『このタイミングで水道民営化を急ぎたい人たちがいる』立民・森山議員が警鐘~アン・ル・ストラ前パリ市副市長と市民・議員が意見交換」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 アン・ル・ストラ前パリ市副市長と市民、議員によっておこなわれた意見交換を再配信します。IWJがこれまで報じてきた水道民営化に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/412577
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【IWJ・Ch5】19:30~「#勝手に決めるな まともな国会運営を求める #1206国会前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 国会前でおこなわれる抗議行動を中継します。
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【ツイキャス・エリアCh1・京都】19:30~「映画『ほたるの川のまもりびと』トークイベント@京都 ~トーク:前滋賀県知事・嘉田由紀子氏、山田英治監督」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 12月15日より京都シネマにて公開が始まる、映画「ほたるの川のまもりびと」。この公開に先駆けて開催されるトークイベントを中継します。登壇者の前滋賀県知事・嘉田由紀子氏、山田英治監督が映画の見どころや新たなダムの問題について語ります。
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【タイムリー再配信 299・IWJ_Youtube Live】20:00~「弾薬不足の責任は問われず『弾がなくても勝てる』と開き直り!? 日露戦争の『成功』体験と暴力的な朝鮮統治が人命の極端な軽視と虐殺の正当化までする民族差別の温床に!!~9.26岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第3弾(前編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月26日に収録した岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビューの前編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた山田朗氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%9C%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432356

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】原子力ムラの逆襲が始まった!? 入管法や水道法の議論の影に隠れて原子力損害賠償法改正案が今国会成立!? 賠償額は福島原発事故以前の1200億円に据え置き! 事実上の事業者免責法!? 他方で、国際原子力ムラの結成!? 米国主導の原子力エネルギー復権連合「NICE Future」に事務局として日本が参加!

 この秋に始まった臨時国会では、入管法や水道法の議論の陰で、原発体制復活の布石とも取れる原子力損害賠償法改正案が、11月21日、衆議院文部科学委員会で可決しました。翌22日には衆議院本会議で賛成多数で可決され、26日に参議院文教科学委員会に付託され、昨日12月4日に水道法改正案と同様、可決されてしまい、本日の本会議で成立の予定です。

※原賠法改正案を可決 衆院文科委 国民民主内で混乱も(日経新聞、2018年11月21日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38026630R21C18A1PP8000/

 この改正法においては、電力会社が原発ごとに準備すべき賠償金額が、福島原発事故以前の1200億円のまま据え置かれることとなりました。

 しかし、現実に事故が起きたらそんな程度ですむでしょうか。

 福島第一原発事故の被害者への賠償費用は8兆円、除染費用は約6兆円となり、賠償に要する見込み額は総額14兆円となっています(経済産業省東京電力改革・1F問題委員会平成28年12月20日報告書)。

 賠償準備金1200億円という金額は、まったく現実を無視した金額ということが言えます。事実上の事業者免責法と言っても過言ではありません。

 この原子力損害賠償法は、その第一条で目的を次のように定めています。

 第一条 この法律は、原子炉の運転等により原子力損害が生じた場合における損害賠償に関する基本的制度を定め、もつて被害者の保護を図り、及び原子力事業の健全な発達に資することを目的とする。

※原子力損害の賠償に関する法律
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=336AC0000000147#A

 目的は2つあります。一つが、「被害者保護」、そして二つ目に「原子力事業の健全な発達に資すること」を掲げています。さりげなく原子力事業の「健全な発達」を入れることで、原子力事業者に賠償準備金で過度の負担がかからないように、初めから制度設計されているのです。

 また、第一条の「原子力事業の健全な発達に資すること」を根拠に、第十六条の国家支援が規定されています。

 第十六条 政府は、原子力損害が生じた場合において、原子力事業者(外国原子力船に係る原子力事業者を除く。)が第三条の規定により損害を賠償する責めに任ずべき額が賠償措置額をこえ、かつ、この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは、原子力事業者に対し、原子力事業者が損害を賠償するために必要な援助を行なうものとする。

 この第十六条を根拠に、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」が設立され、我々国民の血税や我々が支払った電気代が東電に投入されているのです。

 現在、審議中の原子力損害賠償法改正案の大枠は、現行の原子力損害賠償法と変わりません。福島原発事故は、原子力損害賠償法の補償枠組みの100倍以上のお金が実際にかかるということを実証しました。それにも関わらず、賠償準備金は1200億円に据え置くということなのです。これは、国家として、原子力事業を今後も推進するという強い意志の表れでしょう。

 この狂った意志は、日本国家だけのものではありません。地球温暖化問題を理由に、原子力をクリーンエネルギーとして再登場させることを意図した米国主導の国際連合「NICE Future」(クリーンエネルギーの未来のための原子力革新)が背後で動き始めています。

 国際原子力ムラ連合である「NICE Future」に、米国、カナダとともに、日本が事務局入りしているのです。

※<原発のない国へ>原子カムラの抗い(上) 生き残りへ作戦会議(東京新聞、2018年12月4日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018120402000135.html

 「NICE Future」参加国は、ほかに、ロシア、UAE、英国、アルゼンチン、ポーランド、ルーマニアとなっており、今後、この国際原子力ムラの枠組みと国内原子力ムラは連動して動くことが予想され、一段の注意が必要です。

※NICE Future INITIATIVE
http://www.cleanenergyministerial.org/initiative-clean-energy-ministerial/nuclear-innovation-clean-energy-future-nice-future?fbclid=IwAR0clWCEgafmeuG3rZV1QjaPTEzwh1czl-rx4NNMh4hxd1YG20xdXRp6whs

【2】外国人技能実習生の「失踪」理由について法務省の「説明は虚偽だった」! 最低賃金以下で酷使されていた外国人労働者は22人ではなく1939人!

 「最低賃金以下」を理由に「失踪」した外国人技能実習生は、22人ではなく1939人に達していました。

 外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法に反対する立憲民主党や共産党など野党7党派は12月3日、法務省が「失踪」した技能実習生から2014年から2016年に聞き取った聴取表を集計した結果、2870人中1939人が最低賃金未満で働かされていたことを明らかにしました。聞き取りに回答した技能実習生の多くが2016年に働いていたと見られます。2016年の全国最低賃金は宮崎県の714円です。

※失踪実習生3人に2人が最低賃金を下回る 野党、聴取票2892枚集計(東京新聞、2018年12月4日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018120402000128.html

 3分の2以上の技能実習生が、最低賃金を下回る違法な労働環境で酷使されていました。法務省は「最低賃金割れ」を理由に「失踪」した技能実習生は22人と説明していましたが、今回明らかになった1939人が最低賃金未満で働いていたという実態を正確にとらえた説明とはとてもいえません。野党議員らは「説明は虚偽だった」と強く批判しています。

※失踪実習生、最低賃金未満67% 野党が分析、「政府説明は虚偽」(共同通信、2018年12月3日)
https://this.kiji.is/442267346399560801

 また法務省は、聴取表のコピーをとることを認めなかったため、問題を追及する野党議員は聴取表をすべて手で書き写して集計作業を進めていました。法務省は、入管難民法改正案を成立させるための時間稼ぎを狙ったとしか考えられません。行政権力による立法府の調査に対するきわめて悪質な妨害です。

 外国人技能実習制度の問題については、ぜひ下記の記事をご覧ください。

※最重要ポイントは「ブローカー規制」!! ~11.28日本外国特派員協会主催 「外国人労働者受入れ問題について」 ―外国人技能実習生問題弁護士連絡会 共同代表・指宿昭一弁護士 記者会見 2018.11.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/436526

※超低賃金労働の果てに警官に射殺された中国人労働者 「現代の奴隷制」外国人実習制度がレイシズムへ連鎖 ――ジャーナリスト安田浩一氏が見た日本社会の根底に潜む闇 2015.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/243219

【3】アマでも五輪で金、プロでも世界王座を獲得した唯一の日本人ボクサー再び起つ!「もう1度世界の舞台に戻りたい」プロボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太選手が現役続行を表明! 階級は「スーパーミドルでも問題ない」!

 プロボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太選手が昨日4日、東京都内の所属ジム(帝拳)で会見を開き、現役続行を表明しました。村田選手は、「また気持ちを作り直して、もう1度世界の舞台に戻りたい」と決意を語りました。

※村田諒太「もう1度世界の舞台に」王座奪回に意欲(日刊スポーツ、2018年12月4日)
https://www.nikkansports.com/battle/news/201812040000497.html

 村田選手は10月20日に米ラスベガスで2度目の防衛戦に臨むも、米国のロブ・ブラント選手に0対3の判定負けを喫しました。この敗戦後、進退については「自分一人で決められることじゃないし、周りの人たちと自分の意思のすりあわせないと」と発言し、村田選手の現役引退もささやかれるようになりました。

※村田諒太が帰国 王座から陥落も「自分の実力」進退は「自分一人で決められることじゃない」(スポニチ、2018年10月23日)
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/10/23/kiji/20181023s00021000283000c.html

 昨日の会見で村田選手は、ブラント選手との試合について「良いところがなかった。人生を振り返ったときに、あの試合が集大成で良いのかと考えたときに、まだボクシングを終えられない」「少しハングリーさ、自分に求めるものが欠如していたかな」と振り返りました。階級については、「ミドルで全然行けると思う」「(一つ上の)スーパーミドルでも問題ない」と意気込みを語り、「ハングリーさ」をにじませました。

※村田諒太、現役続行を表明「まだボクシングは終われない」(岩手日報、2018年12月4日)
https://www.iwate-np.co.jp/article/oricon/2124748

※村田諒太、現役続行を決めた理由「ブラント戦のボクシングで終えたくない」(スポーツ報知、2018年12月4日)
https://www.hochi.co.jp/fight/20181204-OHT1T50089.html

 2012年ロンドン五輪のミドル級で金メダルを獲得した村田選手は、2013年8月にプロデビューを果たしてからは12戦連勝を飾りました。2017年5月にWBA世界ミドル級王座決定戦でフランスのアッサン・エンダム選手に挑み敗北するも、同年10月にエンダム選手に再び挑戦して勝利を収め、WBA世界ミドル級王座にまで昇り詰めました。

※【岩上安身のファイト&スポーツ】ボクシング村田諒太、謎の判定負けでジャッジマン2人が資格停止処分〜地に落ちたWBA、信用回復は程遠い!しかし株を上げた村田は世界から引っ張りだこ!スーパースター誕生の日は近い! 2017.5.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/380598

 WBAやWBO、WBCなどといったように、ボクシングには世界王者を認定する団体が数多くあります。こうした団体が分裂を繰り返していくうちに、「世界王者」が乱立するようになったことがしばしば指摘されています。

※世界王者が60年で10人から85人に!? ボクシング界のビジネスと綺麗事。(渋谷淳、Number、2016年5月23日)
https://number.bunshun.jp/articles/-/825723?page=2

 団体の分裂に加え、「暫定王者」や「正規王者」、「スーパー王者」といったタイトルの細分化もあり、たくさんの「王者」が同時に存在するややこしい事態になりました。実際に、日本のジムに所属するボクシング現役世界王者は現在、WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田大毅選手やWBA世界バンタム級王者の井上尚弥選手など、5人の「王者」がいます。

※ボクシング世界チャンピオン – 日本ジム所属・現役(ネットでボクシング、2018年12月4日)
https://www.net-de-boxing.com/html/chanpion.html

 こうして「世界王者」が乱立するようになったため、「王者」の座に就いても、それが必ずしも世界の頂点に立つことを意味するとはいえないのです。そのため、国外でも広く認められるような実績を残している日本人選手となると、岩上さんのようなボクシングファンの目で見れば、「井上尚弥くらいだ」といいます。

 村田選手は2017年10月にWBA世界ミドル級タイトルを獲得したとき、「ボクシングを知っている人ならわかると思いますけど、僕よりも強いチャンピオンがいますので、そこを目指していきたい」と語りました。

※村田諒太がついに、ついに世界王者。次は「僕より強いチャンピオン」と。(渋谷淳、Number、2017年10月23日)
https://number.bunshun.jp/articles/-/829137

 「僕よりも強いチャンピオン」とは、当時無敗を誇っていたGGGこと、ゲンナジー・ゲンナジーヴィッチ・ゴロフキン選手(WBA世界ミドル級スーパー王者(当時)、WBC世界ミドル級王者、IBF世界ミドル級王者(当時))です。そのゴロフキン選手も、カネロこと元2階級制覇王者のサウル・アルバレス選手と今年9月16日にタイトルマッチを行い、0対2で判定負けして、評価を下げてしまいました。

※アルバレス、絶対王者ゴロフキン下す!村田の動向は(日刊スポーツ、2018年9月16日)
https://www.nikkansports.com/battle/news/201809160000473.html

 村田選手と、その陣営およびスポンサーらは、無敗のミドル級統一王者のゴロフキン選手と村田選手が、東京ドームで世紀のビッグマッチを行うという壮大な夢を描いていたのですが、そのプランがすべて狂ってしまったわけです。真剣勝負の世界、一寸先は闇で、思惑どおりに事が運ぶことはありません。それがボクシングの厳しさ、そして魅力でもあります。

 描いていた夢が破れ、目標を一時的に見失い、それが村田選手のボクシングに乱れを生じさせたのかもしれません。しかし、このまま引退かと言われた村田選手が、夢もベルトも失い、一度は世界王座につくという目標も到達してしまって、確たる目標も見出せないまま、どうモチベーションをかきたてるのか困難な状態で再び立ち上がったという点は、とても興味をひかれます。

 敗れて終わるか、そこからいかに立ち上がるか。それがボクシングという残酷にして厳粛なスポーツに挑む者の、避けて通れないテーマだからです。

 なお、キックボクシングでは「神童」と呼ばれる那須川天心選手が、ボクシングの元5階級制覇王者である米国のフロイド・メイウェザー選手と、大晦日に対戦する予定となっています。

 24戦24勝無敗、まだ20歳のキックボクシング界の「神童」が、50戦50勝無敗で引退した(はずの)ボクシング界の「生けるレジェンド」に3分3Rのボクシングルールの「エキシビションマッチ」で挑戦するという空前絶後のカードに、大げさではなく、全世界から注目が注がれています。

※那須川天心が渡米、メイウェザー戦へボクシング合宿(日刊スポーツ、2018年12月3日)
https://www.nikkansports.com/battle/news/201812030000204.html

 今月6日か7日には、那須川選手が、ラスベガスにあるメイウェザー選手のジムで公開練習と記者会見を行う予定です。IWJのキックボクシング部員がただ今、急いで記事を作成中ですので、もうしばらくお待ちください!

 那須川選手とメイウェザー選手の対戦については、ぜひ以下の記事をご覧ください。

※【岩上安身のファイト&スポーツ】ルールは!? ウェイトはどうなる!? 50戦無敗のボクシング界レジェンドに同じく無敗の神童キックボクサー那須川天心が挑む!フロイド・メイウェザー・Jr RIZIN参戦発表記者会見 2018.11.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435425

※【岩上安身のファイト&スポーツ】メイウェザーが大みそかの那須川天心戦をキャンセル!? 記者会見からわずか3日後! インスタグラムで一方的に「公式戦とは聞いていなかった」!? 2018.11.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435465

■<お知らせ>
■今期がスタートした8月1日から11月30日までのご寄付・カンパの目標達成率は78.2%。目標の4分の3のご寄付が寄せられました。ありがとうございます。ですがまだまだ目標額を下回っており、気が抜けません。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。11月1日から30日までのご寄付・カンパは225件、541万1871円でした。11月は今期に入って初めて1か月分の目標額を達成することができました! 私たちのご支援の呼びかけに応じてくださった皆様、本当にありがとうございます。

 ですが、まだまだ油断はできません。今期がスタートした8月1日から11月30日までのトータルのご寄付・カンパの目標達成率は、まだ78.2%にとどまっております! ようやく目標額の4分の3を少し超えた、というに過ぎません。現状ではまだまだマイナスです。

 IWJでは年間を通じて、ご寄付・カンパが目標額に到達することを前提に予算計画を立てており、収入が見込みよりも落ち込むと人件費を含む支出が大赤字となり、IWJが存続できなくなる可能性があります。日本の民主主義の危機、そしてIWJ存続の危機を乗り越えられるよう、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

 本日は、サポート会員の方からいただいた励ましのメッセージをご紹介させていただきます。

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岩上代表の静養を最優先にお願いしたいと思います。

今、日本は、ディープステートに操られた偽右翼・偽保守政権と、戦後の日本国憲法の価値観を身に付けた勢力との、今後の日本の行方をかけた総力戦の段階にあると思います。そんな中で、貴重な戦力である岩上代表が倒れられ、戦列から完全に離れることになるには大きな痛手です。この戦いは、改憲の成否に決着が付くまで続くのは明らかです。4週間、8週間の間に、今までどおりの記事が配信できなくても、私としては何の異議を持ちません。

残された人達で、その人達の能力の範囲で配信して頂ければ、それで十分です。裁判のことはわかりませんが、体調不良を理由に、保留申し入れという手もあるのではないでしょうか?

片山様
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 温かいメッセージを寄せていただき、本当にありがとうございます。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

■12月13日は橋下徹氏によるスラップ訴訟・第五回口頭弁論! 自宅療養中の岩上さんは出廷できませんが、裁判所が証人採用の決定を下す重要な日! 多くの皆様の傍聴をお願いします!

 10月30日に冠攣縮性狭心症の発作に見舞われた岩上さんは、それ以来、舌扁桃腺炎や下痢、発熱などが併発する体調不良が一進一退で続いています。現在は主治医によるドクターストップを受け、執筆の仕事やインタビュー、法廷に提出すべき陳述書執筆などはすべてキャンセルして、自宅療養に専念しています。

 岩上さんを苦しめているストレスの最大の原因の一つ、元大阪府知事・橋下徹氏によるスラップ訴訟は、いよいよ証人尋問による具体的な立証という、新たな段階を迎えます。現在弁護団は、岩上さんの本人尋問、大阪府庁の過酷な労働環境と府職員の自殺に関する経緯を明らかにするための証人尋問、さらに、原告橋下徹氏への証人尋問を裁判所に申請しています。

 12月13日木曜日には、被告と原告が行なった証人申請に対して、裁判長が決定を下す第五回口頭弁論が、大阪地裁の1010号法廷で開かれます。

 自宅療養に専念している岩上さんは、裁判の山場への入口とも言うべき、この日の口頭弁論には出廷できません。しかし、大阪と東京の弁護士総勢6名からなる弁護団が、毎回、力強い陳述を行なっておりますので、ぜひ、多くの方が傍聴に駆けつけてくださるよう、お願いいたします!

 第五回口頭弁論および報告集会のご案内用紙を作成しましたので、以下のURLからダウンロードしていただいた上で、ぜひ拡散してください!

※橋下徹氏によるIWJ岩上安身への「スラップ訴訟」 12月13日(木)第五回口頭弁論/報告集会へのお誘い(pdf)
https://iwj.co.jp/wj/open/wp-content/uploads/2018/12/1213_410568_flyer.pdf

 またこの日は、今後の裁判の流れを決定づける証人採用について、裁判所が判断を下す重要な口頭弁論となります。多くの市民がこの裁判に注視していることを裁判官に示すことが、たいへん重要になります。

 これまでの四回にわたる口頭弁論の中で弁護団は、「橋下氏による訴えは訴権の濫用であり、訴えそのものを却下するべきである」こと、「本件での元ツイートは、既に周知となっている事実にもとづいており、名誉棄損には当たらない」ことなどを主張してきました。

※たったひとつの削除済みのリツイートに対して100万円の損害賠償請求!? 傍聴席は埋め尽くされた! 橋下徹氏による岩上安身へのスラップ訴訟・第一回口頭弁論 2018.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418646

 弁護団は、元ツイートの真実性・真実相当性を証明するための多数の証拠を裁判所に提出しました。その中には下記記事のように、ネット上に公開され、誰もが購読できるものも多数あります。

※大阪府幹部職員が爆弾証言「私の同僚は橋下徹府知事に追い込まれて自殺した!」 11月府知事&市長W選挙に持ち込んだ独裁知事。その維新のウソを側近たちが暴く(現代ビジネス、2011年10月23日)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/23710

 橋下氏からの唐突な提訴は、多額の訴訟費用の出費を強いるのみならず、岩上さんの体調にも、IWJの経営にも、深刻な負担をかけ続けています。そこで、8月には岩上さん本人が原告となって、橋下徹氏に損害賠償を求める反訴を提起しました。

※台風20号接近による暴風雨が予想されたにもかかわらず、多くの市民が傍聴席にかけつけた!橋下徹氏による岩上安身へのスラップ訴訟・第三回口頭弁論と報告集会 2018.8.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429989

 弁護団は10月11日の第四回口頭弁論で、橋下府知事時代に起きた府職員自殺について触れた出版物の執筆者や出版社に対して「岩上さんに行なったのと同様の損害賠償請求を提起したことがあるのか」と、橋下氏側の松隈貴史弁護士に対して事実確認を求めました。

 この時、松隈弁護士はあっさりと、「しておりません」と答えています。このことは、橋下氏による提訴がスラップ訴訟にほかならないことを、雄弁に物語っているのではないでしょうか?

 反訴原告である岩上さんが、早期の現場復帰を目指し、来るべき本人陳述に万全の態勢で臨むべく、自宅療養に徹していることをご理解していただいた上で、12月13日は、ぜひ多くの方が傍聴へとお越しくださるよう、お願いいたします! 弁護団によるわかりやすい解説が好評の、報告集会にもぜひご参加ください!

 岩上さん本人から皆様への直接の訴えはできませんが、傍聴および報告集会にはIWJスタッフがうかがいますので、どうぞお声がけください!

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12月13日(木)

11:00 第五回口頭弁論 /大阪地裁 本館10階 1010法廷
※傍聴券の配布はありません。先着順(約30名)となります。
※大阪地裁 所在地:大阪府大阪市北区西天満2-1-10

法廷終了後 報告集会 (開場は11:30)/ 北浜ビジネス会館 8階801号室

※なお今回の報告集会は、前回(10月11日)と同様、大阪地裁から徒歩5分の北浜ビジネス会館での開催となります。大阪地裁に隣接する大阪弁護士会館ではありませんので、お間違いのないよう、ご注意ください。

※北浜ビジネスセンター 所在地:大阪市中央区北浜2丁目1-17(大阪地裁より徒歩5分)
http://kitahama-b.co.jp/index.html
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 第一回から第三回までの、口頭弁論後の報告集会については、下記URLに記事をまとめています。ぜひ、ご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/retweet_trial

 また、これまでの口頭弁論での弁護団の主張の詳細については、順次、弁護団が裁判所に提出した書面にもとづく記事をアップしております。

※「原告の訴えは、訴権の濫用にあたるスラップであり、本件請求は却下されるべきである」第一回口頭弁論で、梓澤和幸弁護士がおこなった弁論の要旨を掲載! 2018.10.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434494

※橋下知事時代の大阪府職員自殺と箝口令! 「自殺に追い込んだ」という表現は、当時広く流布されていた! 第二回口頭弁論で、西晃弁護士がおこなった弁論要旨 2018.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434549

■<ファンドレイジング・イベント再延期のお知らせ>12月下旬に予定しておりましたファンドレイジング・イベントは岩上さんの体調の回復が確実になってから行うこととし、来年に延期することにしました。再度の延期となり、申し訳ございません。

 IWJでは、活動運営資金を集めるためのファンドレイジング・イベントの開催を準備し、12月下旬に行いたいとお知らせしていましたが、一進一退を繰り返す岩上さんの年内の体調の十分な回復を待って、年明けに延期することに決定いたしました。当初は11月下旬から12月上旬の開催を予定していましたが、大幅に遅れることになり、大変申し訳ございません。

 岩上さんは10月30日に軽い心臓発作に見舞われて以降、体調を崩し、発熱や下痢などの症状が繰り返し続いています。主治医から4週間から6週間の安静を言い渡され、11月以降は予定していたインタビューも延期しています。

 このまま順調に回復していけば、12月下旬にはきっと仕事に復帰できるだろうと、スタッフ一同も期待しています。しかし、12月は来てくださる皆様も、ゲストにお呼びする先生方もお忙しいことはよく承知しております。開催の予定まで1ヶ月を切っている状態で、今なお最終的にイベントが開催できると確約できない状態のまま、皆様の予定を空けておいていただくわけにもいかず、また岩上さんの体調についても大事をとって、さらに延期させていただくことを決定いたしました。

 年内に岩上さんが仕事に本格的に復帰できるようであれば、まずは延期していたインタビューを行ってまいります。ファンドレイジング・イベントにつきましては、年明けにニューイヤー・イベントとして開催することを検討しています。

 詳細は決まりしだいお知らせいたしますので、しばらくお待ちください。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、尾内達也、川上正晃)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/