日刊IWJガイド・番組表「イスラエルがシリア国内のイラン民兵の軍事施設を越境攻撃!?アメリカは核合意破棄の可能性? 同日安倍総理が中東歴訪の理由は?/やっぱりほんとうに『蚊帳の外』?『北朝鮮強硬派』としてラッパを吹いてきた安倍晋三総理の今後の外交方策は?/『明治を疑う!朝鮮半島と日本』シリーズ特集~原田伊織氏インタビューを3夜連続で再配信(第2弾)! 本日午後8時からは『公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く官軍教育で描かれた「偉人」たちの姿はウソばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー』中編!/<新記事紹介>スクープ! これが記者クラブの実態!「報道したら取材がしづらくなる」と報道局長が弁明!? オブザーバーで入場のTBS金平茂紀記者に「質問はNHK記者会参加者に」と質問NG! 閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手!!」2018.5.1日号~No.2056号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「イスラエルがシリア国内のイラン民兵の軍事施設を越境攻撃!?アメリカは核合意破棄の可能性? 同日安倍総理が中東歴訪の理由は?/やっぱりほんとうに『蚊帳の外』?『北朝鮮強硬派』としてラッパを吹いてきた安倍晋三総理の今後の外交方策は?/『明治を疑う!朝鮮半島と日本』シリーズ特集~原田伊織氏インタビューを3夜連続で再配信(第2弾)! 本日午後8時からは『公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く官軍教育で描かれた「偉人」たちの姿はウソばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー』中編!/<新記事紹介>スクープ! これが記者クラブの実態!「報道したら取材がしづらくなる」と報道局長が弁明!? オブザーバーで入場のTBS金平茂紀記者に「質問はNHK記者会参加者に」と質問NG! 閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手!!」2018.5.1日号~No.2056号~ ■■■
(2018.5.1 8時00分)

 おはようございます。IWJ編集部です。

■イスラエルがシリア国内のイラン民兵の軍事施設を越境攻撃!?アメリカは核合意破棄の可能性? 同日安倍総理が中東歴訪! 国会提出されたIR実施法案とイスラエルの関係は? 岩上さんによる国際政治学者・高橋和夫氏インタビューを近日中に予定!/やっぱりほんとうに「蚊帳の外」?欧州諸国もしたたかに北朝鮮との関係構築に余念がない中、「北朝鮮強硬派」として上り詰めてきた安倍晋三総理の今後の外交方策は?

 29日、シリア国営通信はシリア中部のハマ県やアレッポなどの軍の施設に対し「ミサイル攻撃があった」と伝えました。在英NGO「シリア人権監視団」は、イランを敵視するイスラエルが攻撃を実行した可能性が高いと報じています。

  イスラエルは「イランがイスラエルを攻撃するために軍事施設やミサイル生産施設をシリア国内に築いている」として繰り返し攻撃を行っています。29日にはテルアビブで米国のポンペオ国務長官とネタニヤフ首相が会談を行い、ポンペオ長官はイランの脅威を強調しイスラエルの攻撃を支持。また2015年にイランと主要6カ国が結んだ核合意についても「不備がある」として見直しを図っていることを述べ、見直さなければ合意から離脱の可能性も示しています。

※米国務長官 イスラエルの対イラン越境攻撃を支持(NHKニュース、2018年4月30日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180430/k10011423021000.html

 そんな中、安倍総理は4月29日から5月3日までの予定で、アラブ首長国連邦、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ暫定自治区への中東歴訪に出かけました。

※安倍首相 きょうから中東歴訪(NHKニュース、2018年4月29日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180429/k10011422091000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002

 安倍総理は29日の会見で、「今回はイスラエル、そしてパレスチナ双方を訪問します。この中東和平に向かって、双方に建設的な関与を働きかけていきたいと思います」と述べていますが、米国のトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認め、大使館をエルサレムへ移すと宣言した後、主要国の首脳としては安倍総理が初めてイスラエル訪問することになります。

 エルサレムのイスラエル首都承認を掲げたトランプ大統領への大口献金者として知られるのが、米国内14位の富豪(2017年、フォーブスによる調査)であり、強硬なシオニストとして知られるシェルドン・アデルソン氏です。アデルソン氏は日本への進出が有力視されているカジノ企業のオーナーであり、イスラエルの一部メディアは、アデルソン氏が日本にカジノを開くのを許可するようネタニヤフ首相が日本に求め、2016年にカジノ法が成立したと報じています。

 そのカジノ法、「IR実施法案」を4月27日、政府が閣議決定し国会に提出しました。安倍総理は、法案成立に全力で取り組む意向を示しています。

※政府IR実施法案、国会提出 野党反発で道筋不透明(2018年4月27日)

https://mainichi.jp/articles/20180428/k00/00m/010/040000c

 安倍総理は昨年9月にもニューヨークでネタニヤフ首相と会談を行い、二国間の協力を深めたいと述べています。

※日・イスラエル首脳会談(外務省HPより)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/il/page4_003317.html

※投資の自由化,促進及び保護に関する日本国とイスラエル国との間の協定(外務省HPより)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/ila/et/page23_001948.html

 このタイミングでの安倍総理の訪問は何を意味するのでしょうか? 日本とイスラエル、そしてIR法案とアデルソンのつながりについては、中東問題に詳しい国際政治学者の高橋和夫氏に岩上さんが近日中にインタビューを行う予定です。こちらは日程が決まり次第、お知らせいたしますのでお待ち下さい。

※アデルソン(高橋和夫の国際政治ブログ、2018年2月24日)

https://ameblo.jp/t-kazuo/entry-12355518787.html

 高橋氏には2017年4月の米国による前回のシリアへのミサイル攻撃、2016年12月の米大統領選でトランプ氏が大統領に決まった際など、これまでにも重要な局面で岩上さんがインタビューを行っています。こちらもあわせてご覧ください。

※米軍のシリア攻撃、背後にイスラエルの影! 混迷を極める中東情勢を読み解く~岩上安身による放送大学教授・高橋和夫氏インタビュー 2017.4.28

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/376065

※「トランプ大統領」誕生で中東情勢はどうなる!? 岩上安身による国際政治学者・放送大学教授 高橋和夫氏インタビュー 2016.12.23

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/353649

 他方、「ベルリンの壁崩壊を思い出す」「それ以上だ、金正恩(キム・ジョンウン)が38度線を越えて来るのだ」と様々な注目や期待を集めた南北首脳会談。IWJでは、ほぼ同時進行で行われていた岩上さんによる元外務省国際情報局長の孫崎享氏へのインタビューの中で、孫崎さんが率直に口にされた「『板門店宣言』は思った以上に中身がなかった」というコメントをお届けし、また同日夜に東京新聞論説委員の五味洋治氏にはIWJ記者が取材して、金正恩朝鮮労働党委員長は「ただ者ではない。私だけでなく、たくさんの人がそんな印象を持ったのではないか」というコメントをご紹介しました。

※日刊ガイド、2018年4月28日

https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20180428

 「板門店宣言」で謳われた「非核化」の現実性や、ドナルド・トランプ氏が大統領をつとめる米国の信頼性については懐疑的な見方もあるものの、ドイツやロシア、中国など各国首脳も祝福と期待のメッセージを寄せていることも、日刊ガイドでお伝えしたとおりです。

※北朝鮮、非核化へ「行動」アピール=核施設の扱い、なお不透明(時事ドットコム、2018年4月29日)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042900358&g=prk

※日刊ガイド、2018年4月29日

https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20180429

 次なる大きなステップは米朝首脳会談ですが、トランプ米大統領は文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と4月28日の電話協議の後、「物事は大変順調に進んでいる」とツイート。また、6月はじめと見られていた開催時期についても、「北朝鮮との会談が3~4週間以内に開かれるだろう」と、5月中の開催を示唆しました。

※トランプ米大統領「朝米会談3~4週以内に開かれるだろう」(ハンギョレ、2018年4月29日)

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30436.html

※ドナルド・トランプ米大統領ツイート

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/990225456233316354

 安倍晋三総理は米韓電話協議に続いて、トランプ大統領と電話協議を行い、米韓協議の内容については翌29日、文大統領から報告を受けています。

※トランプ米国大統領との電話会談についての会見(首相官邸ホームページ、2018年4月28日)

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201804/28bra.html

※文韓国大統領との電話会談についての会見(首相官邸ホームページ、2018年4月29日)

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201804/29kaiken01.html

 これら公式発表においても安倍総理は「日米が正に主導する形で、日米韓で協力しながら最大限の圧力をかけてきたからこそ」の成果を強調し、今後も「我々が今まで話し合ってきたラインにのっとって」「日本も連携しながら努力していきたい」と述べています。

 しかし、1時間15分に及んだ米韓協議をトランプ大統領は「話し合い (talk with)」と表現しているのに対し、30分間の日米協議では安倍総理に対して一方的に「話した( spoke to)」としており、韓日の首脳に対する米国大統領の温度差は明らかです。

 安倍総理は「日本は蚊帳の外か」という記者の質問を全面否定していますが、拉致被害者家族らに「私が(日米韓の)司令塔となって全力で取り組む」と語りながら、実際にやったことといえば拉致問題の解決を金正恩委員長と会談した際に提起してくれと、米韓両国の大統領に、金委員長への取り次ぎを頼んだだけにとどまりました。残念ながらそれが安倍総理が代表する日本の置かれた地位の現実、現状と言わねばならないでしょう。

※【IWJ独占取材】「拉致被害者家族会」元事務局長・蓮池透氏が「拉致問題前進の司令塔」を自称した安倍総理を痛烈批判!「拉致問題に対するロードマップなど見たことも聞いたこともない」 2018.4.24

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419139

※南北首脳会談についての会見(首相官邸ホームページ、2018年4月27日)

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201804/27snkrbura.html

 拉致問題に関して、上記のように安倍総理は文大統領に北朝鮮との仲介役を求めましたが、その結果、金委員長から日本との対話の意思と、日朝国交正常化の希望という返答を伝言の形で受け取っています。

※南北首脳会談:正恩氏「日本と対話用意」 文氏、拉致問題提起(毎日新聞、2018年4月30日)

https://mainichi.jp/articles/20180430/ddm/001/030/217000c

 もとより緒戦戦争の総括という大きな国際的変動は、地政学的に密接な利害関係をもつ国や地域、この場合は六ヶ国協議の参加国みの力で動くものではありません。2月には旧共産圏であるポーランドのドゥダ大統領が訪韓し、文大統領と会談。3月中旬には北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が米国の利益代表をつとめながら「欧州で最も北朝鮮から信頼されている」スウェーデンを訪問するなど、欧州各国も北朝鮮問題に深く関わっています。

※欧州が驚かなかった北朝鮮の核実験中止(日本経済新聞、2018年4月27日)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29868430W8A420C1000000/

■「明治を疑う!朝鮮半島と日本」シリーズ特集~原田伊織氏インタビューを3夜連続で再配信(第2弾)! 本日午後8時からは「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く官軍教育で描かれた『偉人』たちの姿はウソばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー」中編!

 昨日に引き続き、岩上さんによる作家・歴史評論家の原田伊織氏インタビューをお届けします!3夜にわたってお届けする 2夜目の本日の再配信は、午後8時からです!

 安倍官邸の明治維新讃美は相変わらずですが、自分にとって都合の良いものしか見たくない者が歴史を語ると、何を振り返っても同じ形式の言い方しかできないようです。以下の総理談話も、明治維新讃美の一環で出されたものであろうかと見間違いました。

 「百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」

 このように、日清・日露戦争から始まり第二次世界対戦の大敗戦まで「戦争漬け」の日本近代150年の凄惨な歩みも、安倍総理にかかれば輝ける成功物語の一部になってしまいます。その過程で流されたおびただしい血や、犠牲となった人々の苦しみ、恨み、呪いなど、すべて消去されてしまっています。

※内閣総理大臣談話(総理官邸 2015年8月14日)

https://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/discource/20150814danwa.html

 歴史とは単純かつ唯一の道をたどってきたわけでありません。まして時の権力者のナルシシズムを満たすかのような、都合の良い歴史観で一方的に塗り固めてはならないはずです。歴史にさかのぼって官邸が言うような「日本の更なる発展を目指す基礎」としたいのであれば、血のりがべっとりとはりついたような負の側面をひた隠しにした、自国に好都合な心地よい成功物語ではなく、むしろ「近代日本」がどのような光と影をともなって成立したのか、真剣に検証することこそが、私たち日本人にとって必要なことだと言わなければなりません。

※明治の歩みをつなぐ、つたえる(内閣官房「明治150年」関連施策推進室)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/meiji150/portal/torikumi.html

 本日2夜目の原田伊織氏のインタビューでは、明治日本の始点となった「討幕の密勅」の真実に迫ります。これは1867(慶応3)年10月14日に薩摩、長州両藩に対して出された、江戸幕府すなわち徳川慶喜を追討せよという天皇の命令(詔勅)のことです。この時に在位していた天皇こそ、わずか15歳の明治天皇でした。倒幕の中心人物であった岩倉具視、大久保利通はこの幼い天皇の権威を政治利用していきます。

 幕府を倒せという天皇の命令、幕末維新史でもっとも重要な「詔勅」は、現代でいえば公文書の中の公文書というべき最重要文書です。その詔勅がどのように扱われたのか。「討幕の密勅」は「完全な偽物」であると言い切った原田氏は続けて、打倒対象にされた徳川慶喜は「密かに出されたとしても、まさか偽勅とは思わなかっただろう」と述べます。後に明治国家を主導していく倒幕派の面々が手段を選ばなかったことは、この一言からも容易に想像されます。

 そして、その「手段を選ばなかった面々」こそが、のちに「倒幕の志士」として祭り上げられ、「薩長にあらずんば人にあらず」という薩長藩閥による専制支配のシンボルとされてゆくのです。

 公文書偽造という国家転覆の手口で国家をつくったとさえ言える「建国時の矛盾」を直視するためにも、ぜひこの再配信シリーズをご覧ください。

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【「明治を疑う!朝鮮半島と日本」シリーズ特集 再配信 2・Youtube live】5月1日(火)午後8時~
「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(2/3)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

■<新記事紹介>スクープ! これが記者クラブの実態!「報道したら取材がしづらくなる」と報道局長が弁明!? オブザーバーで入場のTBS金平茂紀記者に「質問はNHK記者会参加者に」と質問NG! 閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手!!

 2018年4月19日未明、テレビ朝日は福田淳一財務次官(当時)のセクハラ疑惑に関して緊急会見を行い、篠塚浩報道局長が「セクハラを受けたとされる記者の中に当社の女性社員がいることが判明した」と発表しました。

※セクハラ認めぬ次官、女性社員は「残念」 テレ朝会見(朝日新聞DIGITAL、2018年4月19日)

https://digital.asahi.com/articles/ASL4M0Q6KL4LUCVL02Z.html

 福田前次官のセクハラ疑惑をめぐっては、4月22日に自民党の下村博文元文科相が都内の改憲集会で、被害者であるテレビ朝日の女性社員が会話を録音し、週刊新潮に告発したことについて「ある意味で犯罪」だと、二次加害とも言える暴言を吐き、後に撤回、謝罪しています。

※「録音ある意味犯罪」 下村氏、発言撤回し謝罪(東京新聞、2018年4月24日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018042402000149.html

 また4月24日、麻生太郎財務相は閣議後の記者会見で、福田次官の辞任承認を公表した際、セクハラ疑惑について「はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中にご意見ある」と言い放ちました。被害者をまるで犯罪者扱い、これもれっきとした被害者に対する二次加害です。麻生財務省は、真摯な謝罪もなく、いつまでこんな傲慢な態度を取り続け、被害者を傷つけ続けるのでしょうか。

※セクハラ疑惑 麻生財務相「はめられたとの意見ある」(毎日新聞、2018年4月24日)

https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00e/010/247000c

 4月24日、テレビ朝日の角南(すなみ)源五社長による定例会見が行われ、当然のことながら女性社員に対する福田淳一財務事務次官のセクハラ問題について、社としての立場表明に耳目が集まりました。しかし、IWJのような独立メディア、およびセクハラ疑惑を報じた当の週刊新潮をはじめとした週刊誌など、記者クラブ非所属のメディアは門前払い、正式に認められたのはNHK記者会参加メディアのみで、そこに所属していない民放はオブザーバー参加という、きわめて閉鎖的な場となりました。

 IWJはテレビ朝日に電話で問い合わせ、社長定例記者会見に参加できるよう、粘り強く交渉しました。しかし、テレビ朝日からの回答は、「メディアはNHK記者クラブのみ。絶対ダメです」と取材拒否。さらに、19日未明のような緊急インタビューについても今後参加できるかを問い合わせると、テレ朝広報部の松木氏は「ケースバイケースですね。(出席の可否の)ルールはありませんが、ダメでしょうね。記者クラブ加盟社以外で参加したメディアは、今までいません」と、冷ややかに拒絶されました。

 セクハラという「犯罪」はそもそも記者クラブ制度という「密室」の内部で起きた事件であり、この「密室」性こそがセクハラの「温床」となっているのではないでしょうか。その記者クラブが外部の記者をシャットアウトしていて自浄作用が発揮できるのか疑問です。

 IWJではこの記者会見の全容を記した取材メモを独自入手。新聞では一部しか報じられていないテレビ朝日と記者とのやり取りを、昨日会員限定で公開しました。

※スクープ!「上司に報告が上がっていたら報道していたのか」!? 「麻生氏の『はめられた』発言に社として抗議はしないのか」!? 記者クラブに閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手! 会員限定で会見の内容を公開!!

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419602

 会見に参加した記者たちからは、「上司に報告が上がっていたら自社で報道していたのか」、「麻生氏の『はめられた』発言に社として抗議はしないのか」、「セクハラ被害は黙認されていたのか」など、厳しい質問が繰り返された様子が読み取れます。

 しかしここでも、民放のキャスターである金平茂紀氏が質問に立ったのに対し、「NHK記者会に参加していない民放は、質問は(遠慮してほしい)」と主催者側から制止されるなど、閉鎖的かつ、この状況では特にぴりぴりした会見場の空気が伝わってくるメモでした。

■<ご報告>4月25日までにお寄せいただいたご寄付・カンパの金額は243万8900円となりました! ありがとうございます! GWまっただ中ですが、IWJは通常通り活動中です! 引き続き、どうかIWJにご支援をお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 4月25日までに私たちの呼びかけに応えていただき、お寄せいただいた今月のご寄付・カンパの金額は243万8900円となりました。ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます! このお金は、IWJの活動費用として大切に運用させていただきます!

 しかしながら、IWJが現在の活動を続けていく上で、1ヶ月に必要なご寄付・カンパの金額は500万円です。そして、4月までの各月で目標額に達成できなかった赤字がじわじわと累積しつつあります。IWJの決算月は7月です。今、世間はゴールデンウィークまっただ中ですが、今日から始まるこの第4四半期も厳しい状態が続いています。ゴールデンウィーク中も平常通り活動中のIWJに、どうかみなさまのより一層のご支援をよろしくお願いいたします!

 加えて、現在岩上さんは橋下徹元大阪府知事からの「スラップ訴訟」で損害賠償請求の民事訴訟を起こされており、4月19日に大阪地裁で行われた第一回口頭弁論までにかかった初期費用だけで100万円を超えてしまいました。

 第二回口頭弁論は6月21日(木)午前11時から大阪地裁第1010法廷ですが、大阪までの交通費、宿泊費、弁護団の6名の弁護士へ弁護をお願いする経費や報酬など、裁判にかかる費用はこれからも150万円、200万円と増え続けていきます。

※ネットにおける言論の自由を守る! 岩上安身が橋下徹氏からのSLAPP訴訟に応訴で立ち向かう!

https://iwj.co.jp/wj/open/iwakamiyasumi_slapp

 また、現在IWJの事務所では、岩上さんのインタビューなどのためにスタジオとして使用している部屋の防音工事を行うことを予定しています。この工事の見積もりが62万6400円と業者から提示されました。工事期間中にインタビューを行う場合は外のスタジオなどを借りる必要もあります。

 事務所のある飯倉片町交差点は近くにロシア大使館があるため、右翼の街宣車が来るたび、インタビューを中断することが何度もありました。この防音工事は、今後もより質の高い番組をスムーズに安心してお届けするために、必要なものです。

 なおIWJのオフィスのかかえる課題は建付けだけではありません。下のツイートで紹介されている写真は、紛れもなくスタッフが現役で使用しているものです。

※岩上安身ツイート

https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/990619850220363776

 カメラ機材などはさすがにある程度のクオリティーのものを使わなければ動画記事の質が下がってしまうため、どんなものでもいいという訳にはいきませんが、経費を抑えられるところは極力抑えなければなりません。

 たとえばインタビューやリサーチ時は、常に資料用に多量の書籍を購入しますが、まずはアマゾンで中古品の最安値を確認するところから購入手続きが始まります。また記者たちの執筆作業になくてはならないPCも年季が入ったものが大多数でHD容量も不足がちなため、時にテキスト記事の執筆真っ只中でフリーズし、スタッフが凍りつくこともあります。

 そんな難儀な職場環境ですが、完成させたインタビュー動画や記事に対しての、皆様からのあたたかいお言葉やご支援の報告に、スタッフはおおいに励まされています。頑張るスタッフと岩上さんを、これからもどうぞご支援ください!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。

http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ご寄付してくださっている方の中には、非会員のまま、折りに触れ、IWJがピンチのときにはサッとご寄付くださる方も、いらっしゃいます。いつもいつも、サイトをご覧になったり、ガイドをお読みいただいてお気にかけていただいているのでは、と感じます。みなさま、本当にありがとうございます。

 しかしながら、IWJでは、会員限定の記事や動画もたくさんありますので、どうか、一般会員・サポート会員としてご登録いただき、より一層、応援をいただければ大変ありがたく存じます。

 現在、IWJには岩上さんによるインタビューなどのオリジナルコンテンツだけでなく、記者会見や集会、講演会やシンポジウムなどの公共コンテンツなどもあわせると、3月現在アーカイブの総本数は2万本を超え、さらに増え続けています。サポート会員へご登録いただければ、これらのアーカイブの数々を、いつでもご都合の良い時にご覧いただけます。

 現在、YouTubeLiveでの無料視聴をご利用されている方も、この機会にIWJ会員へのご登録をお願いいたします! また、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は再開を、ぜひご検討ください!

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

 IWJの活動は、会員の皆様のこの会費によって支えられています。詳細は下記URLより御確認ください。

※IWJ会員のご案内はこちらにあります。ぜひご検討ください。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJを支えてくださるスタッフを緊急大募集中!

 IWJでは現在、中継・動画班とテキスト班、そして一般事務のスタッフを募集しています!

 <中継・動画班スタッフ>
 IWJのスタッフは、テキスト班や事務班のスタッフであっても、時には撮影・中継機材を持って取材現場に出かけます。しかし岩上さんのインタビューや、ここ一番大事な中継現場は、より専門的な映像や音声の技術に精通した中継・動画班のカメラマンが担当することで、IWJの動画のクオリティーを保っています。

 そんな「IWJのプロ集団」の中継・動画班ですが、現在、撮影後の動画編集について、今まで以上に手を加えたいと考えています。岩上さんのインタビューのオープニングやエンディング、ハイライト、お知らせなどには、音楽を入れたり、モーショングラフィックを用いて、ハリウッド映画さながら(ちょっと大げさですが)の動画作成を試みたいと思っています。

 しかし、現状の動画班の人員では、そうした工夫を凝らすことができていません。そうした演出などを手掛けられるスキルのある経験者の方、普段IWJの動画を見ていて「もっとこうすれば効果的にアピールできるのに!」と感じたことがおありでしたら、ぜひお力をお貸し下さい!

 世の中にあまたあるYouTube動画の中で、IWJのハイライト動画などを効果的に発信する発想や編集技術をお持ちで、外注としてでも力になってくださる方も、ぜひご応募ください!

<テキストスタッフ>
 テキスト班で現在特に必要なのは、夜遅い時間帯まで勤務可能なエディターです。

 これは他のライターが書いた記事原稿を引き取り、目を通して適切なリライトを行い、岩上さんの最終チェックを受け、岩上さんの赤も原稿へ反映し、最終的には深夜番やweb班へアップ作業を依頼し、記事化されたことを見届けるまでが仕事です。

 IWJではこの日々のテキスト編集作業を行なっていただける方を大募集中です!

 これは週5日・フルタイムでの出勤が前提となり、また週1回程度は、前述のように夜遅くまでの業務となるので、その点を御了承いただけることが必須条件となります。また終電に乗れなかった場合は車で帰れるように、運転免許があればなお歓迎です。

 たくさんのライターとやり取りをするために、文章を書く力だけではなく、コミュニケーション力、そしてその日1日のテキスト業務を取りまとめる責任感と体力も必要となり大変ですが、その分学ぶことも非常に多い仕事です。

<一般事務スタッフ>
 IWJの一般事務の仕事は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理などです。また、イベント開催の準備から、ファイリングやその他諸々発生する庶務的なことなどまで、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 現在求めているのは事務経験のある方、PC操作に不安のない方、柔軟性と協調性のある方、責任感のある真面目な方です。できれば車の運転ができ、長期にわたって勤められる方のご応募をお待ちしています。

 なお、報酬については、IWJはスタート時こそ研修期間2ヶ月のみ時給1000円ですが、以後、能力と実績によって順次昇給していきます。また、記者やカメラマンであっても裁量労働制ではなく、タイムカードで労働時間をきちんと記録し、残業代も支払い、夜10時以降は深夜割り増しもきちんとつけています。サービス残業も強いることなどはありません。

 上限はありますが交通費もお支払いし、社会保険も完備しています。IWJがスタッフ募集を続けているのは、週休2日制で、スタッフは必ず定休を取るため、みんなでローテーションで仕事をつないでいくこととなり、どうしてもある程度の人数が必要だからなのです。

 また、他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい等のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託、外注などの働き方もあります。お迷いの方も、ぜひ、ご応募ください!

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします! 皆様のお知り合いで、ネットメディアの仕事に強い興味をお持ちの方などもおられましたら、ぜひお声をかけていただければと存じます。

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

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◆中継番組表◆

**2018.5.1 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】10:00~「第89回中央メーデー」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 代々木公園で開催される「第89回中央メーデー」を中継します。
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【GW特別再配信 2・Ch6】17:00~「ワイマール憲法下のドイツがヒトラーを生んだ。この教訓は全ての国の人が学ぶべき!ナチスの手口に学んだ憲法改正はいけない!~4.17前文部科学事務次官 前川喜平さん講演会『憲法とわたし』」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6

 4月17日に収録した、前文部科学事務次官 前川喜平氏の講演会を再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418500
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【「明治を疑う!朝鮮半島と日本」シリーズ特集 再配信 2・Youtube live】20:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(2/3)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 3月8日収録の岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビューを再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211

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◆中継番組表◆

**2018.5.2 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch5】17:00~「入管による収容者虐待への抗議のスタンディング」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

 東京入国管理局前でおこなわれる抗議行動を中継します。
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【「明治を疑う!朝鮮半島と日本」シリーズ特集 再配信 3・Youtube live】20:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(3/3)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 3月8日収録の岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビューを再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211

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◆中継番組表◆

これ以降の予定で決定しているものは、以下のカレンダーよりご覧いただけます。あわせてご確認ください。

→「配信カレンダー」 https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
(あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。)

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

スクープ!「上司に報告が上がっていたら報道していたのか」!? 「麻生氏の『はめられた』発言に社として抗議はしないのか」!?記者クラブに閉ざされたテレ朝社長会見の取材メモをIWJが独自入手! 会員限定で会見の内容を公開!!

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419602

「イスラエルは今すぐパレスチナ市民の虐殺をやめろ!」抗議デモに日本の警察が駐日イスラエル大使館への道を封鎖!〜4.20 イスラエル大使館前抗議アクション

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418820

原発事故避難指示区域外避難者のもとに届いた通告!4月からの家賃値上げが協議も事前通告もなく突然4月に。区域外避難者の経済的苦境を顧みない政府の冷酷さ!〜「原発事故避難指示区域外避難者の住宅問題」を考える4.19政府交渉

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418708

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 それでは本日も、どうぞよろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸、段田亜由美)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/