日刊IWJガイド・番組表「産経新聞が沖縄2紙に謝罪!取材不十分を認める/稲嶺進前市長が7日に退任式『名護市は20年にわたって分断され、国策の名の下で市民は翻弄されてきた。いつまで続くのか』/眞子さまが『結婚延期』 今上天皇の誕生日を平日へ、女性宮家創設を認めず、上皇となる今上天皇の権威を失墜させる安倍政権の皇室虐待!?/『働き方改革関連法案』に盛り込まれる『裁量労働制』を政府が『契約社員や最低賃金レベルで働く労働者にも適用が可能』とすることを閣議決定!」2018.2.9日号~No.1975号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「産経新聞が沖縄2紙に謝罪!取材不十分を認める/稲嶺進前市長が7日に退任式『名護市は20年にわたって分断され、国策の名の下で市民は翻弄されてきた。いつまで続くのか』/眞子さまが『結婚延期』 今上天皇の誕生日を平日へ、女性宮家創設を認めず、上皇となる今上天皇の権威を失墜させる安倍政権の皇室虐待!?/『働き方改革関連法案』に盛り込まれる『裁量労働制』を政府が『契約社員や最低賃金レベルで働く労働者にも適用が可能』とすることを閣議決定!」2018.2.9日号~No.1975号~ ■■■

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本ガイドはしばらく簡易版でお届けしています。2月4日、岩上さんがツイートしたように、現在、IWJはインフルエンザなどで休むスタッフが相次いでおり、岩上さん自身も昨日はニンニク注射をうって辰巳孝太郎議員のインタビューに向かいましたが、無理を押したためか、インタビュー後はかなりの疲れを口にして、昨夜はまたダウン。本調子からはいまだ遠い状態です。インタビューでは元気そうに見えたのに、夜のツイートもなかったことで、何人もの人が心配をしてくださっていました。

 通常での発行が難しい状況にあるため、しばらくの間、<ニュース・フラッシュ!>のコーナーなどを省いた「日刊IWJガイド・番組表」となりますが、なにとぞご了承ください。

・岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960134195216461824
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960134911360253952
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960135321076736000

 沖縄メディアが憎いあまり、産経新聞が虚報を流したことを自ら認めました。

 同紙は昨年12月9日、「沖縄2紙が報じないニュース」と強調した上で、「危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍判決の陰で勇敢な行動スルー」と題した記事をネット上で配信(現在は削除)。那覇支局長・高木桂一氏の署名入りで、「『報道しない自由』を盾にこれからも無視を続けるようなら、メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ。とまれ、トルヒーヨさんの一日も早い生還を祈りたい」とまで意見し、沖縄2紙を強く批判していました。

 さらに12月12日の新聞紙面では、「日本人救った米兵 沖縄2紙は黙殺」という見出しで記事を掲載。日本人を救助したとされる米兵について紹介した記事の文末に、「『琉球新報』『沖縄タイムス』の2紙は事故自体は報じたが、曹長による邦人救出の事実にいまだに触れていない。米軍がらみの事件・事故が起きればことさら騒ぎ立て、善行に対しては無視を決め込むのが沖縄メディアの常となっている」と、ここでも沖縄メディアを狙い打ちしています。

 名指しされた地元紙の一つ、琉球新報が12月30日、産経新聞の報道を検証する記事を掲載しました。「産経新聞報道『米兵が救助』米軍が否定 昨年12月沖縄自動車道多重事故」の見出しで、米海兵隊へ独自取材をした結果、産経新聞の記事内容が事実に反するものだと反論しました。米軍は取材に対し、「(曹長は)救助行為はしていない」と回答し、また一方で県警も「救助の事実は確認されていない」と琉球新報にコメントしたことが紹介されていました。事実確認を怠ったのは「琉球新報」「沖縄タイムス」の2紙ではなく、産経新聞の方でした。産経が報じたデマを、メディアであれば当然の裏付け取材によってあぶり出したのです。

・産経報道「米兵が救助」米軍が否定 昨年12月沖縄自動車道多重事故(琉球新報、2018年1月30日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655697.html

 産経新聞のデマ記事はすでに削除されていますが、8日付けの「おわびと削除」記事で同紙は、「琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する批判に行き過ぎた表現がありました。両社と読者の皆さまにおわびします」と謝罪文を掲載し、これまでの経緯を説明。海兵隊への1度目の取材と2度目の取材の回答が異なった点や、沖縄県警にはそもそも取材していない事実などを認め、米海兵隊による日本人救助の事実は確認できなかったと弁明。「確認取材が不十分であり、社内で十分なチェックを受けずに産経ニュースに配信、掲載され、深くおわびします」と締めくくっています。産経新聞は今後、関係者の処分を検討するとしています。

・沖縄米兵の救出報道 おわびと削除(産経ニュース、2018年2月8日)
http://www.sankei.com/affairs/news/180208/afr1802080005-n1.html

 「メディア、報道機関としての資格はない」という上記産経新聞那覇市局長・高木桂一氏の言葉は、そっくりそのまま産経新聞に当てはまる言葉です。

 沖縄2紙を攻撃する意図ありきの記事を、産経新聞は、これまでにも何度も報じてきました。そうしたデマをもいとわない産経のような「新聞」(新聞の資格があるかどうか、政府の御用宣伝紙というべきではないか)などの情報工作によって、沖縄は常に米軍基地の賛否をめぐり、賛成派と反対派の対立が煽られ分断されてきました。

 沖縄2紙を攻撃し、自分はデマを書き散らす、という点で思い出されるのが、作家・百田尚樹氏です。

・「沖縄の新聞つぶさないと」百田尚樹氏の問題発言 首相は「大変遺憾」【UPDATE】(ハフィントンポスト、2015年6月27日)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/26/hyakuta-hatsugen_n_7668398.html

 この御用文化人・百田氏が2014年に幻冬舎から出した、歌手の故・やしきたかじんさんの闘病生活を描いた“ノンフィクション”「殉愛(http://amzn.to/2nMlVNT)」が、たかじんさんの長女の名誉を傷つけたとして、幻冬舎が損害賠償を求められていた訴訟が、昨年12月に幻冬舎の敗訴で確定しています。

 2016年7月の一審・東京地裁判決は同書内の6カ所の記述中について「事実とは認められない」「長女が非情という印象を与える」などとプライバシー侵害や名誉毀損を認め、330万円の支払いを命じており、2017年2月の二審・東京高裁判決ではこれに加え別の1カ所を、「長女が非常識な人間との印象を与える」と判断し、賠償額を35万円追加した365万円としています。

・「『殉愛』には何一つウソは書いていない。裁判が終わったら全部書くから、それまで待ってろ!」(百田尚樹氏ツイートより、2015年8月16日)
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/632811073637212161

・百田尚樹氏の「殉愛」で名誉毀損、幻冬舎の敗訴が確定(朝日新聞、2017年12月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASKDQ5Q0XKDQUTIL02Y.html

 なおこの幻冬舎からは、同じく安倍政権の御用ジャーナリスト・山口敬之氏が「総理」(http://amzn.to/2nMSdIu)を出しているのは、既にご存じの方も多いことでしょう。

 「名護市は20年にわたって分断され、国策の名の下で市民は翻弄されてきた。悲しいことだ。いつまで続くのか」――。

 こうコメントしたのは沖縄県名護市の稲嶺進前市長。7日の退任式で2期8年を振り返り、挨拶で「一つだけ心残りと強い懸念が私の心の重しとしてのしかかっている。辺野古移設の問題だ」と話し、あらためて「未来の名護市のためにも新基地建設は許してはいけないとの思いは固く変わらない」と強調しています。

・名護市長 稲嶺氏退任式 辺野古移設の無念さ吐露(毎日新聞、2018年2月7日)
https://mainichi.jp/articles/20180208/k00/00m/010/108000c

 稲嶺前市長が登壇した集会をはじめ、岩上さんが単独インタビューした2014年の市長選での映像など、IWJには稲嶺進氏の豊富なアーカイブがあります。特に米軍基地建設をめぐっては、今後も参考となる重要な情報や、忘れてはいけない訪米活動が記録されていますので、是非、こちらをご覧ください。

※「名護市は、孤立していないことを訴えた」 〜稲嶺進名護市長・玉城デニー衆議院議員 訪米報告会 2014.6.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/144658

※稲嶺名護市長、米国で沖縄の「理不尽」訴える ~「私たちを助けるために力を貸してほしい」 2014.5.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/140432

※【沖縄名護市長選】「これは沖縄だけでなく日本全体の問題」 ~岩上安身による稲嶺進名護市長インタビュー 2014.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/119326

 続いてのニュースです。2月6日、宮内庁は 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚を2020年に延期すると発表しました。

 過去にも、自然災害や皇族の死去などが理由で婚約の正式な発表が延期されたことはありますが、婚約が内定し、「納采の儀」と結婚式の期日も決まっていた皇族の結婚が、今回のように当事者の事情で延期されるのは初めてとのことです。

 延期の理由について、宮内庁が発表した「お気持ち」の中で眞子さまは、「充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」と表明。

・眞子さまと小室さん結婚、2020年に延期 宮内庁発表(朝日新聞、2018年2月6日)
https://www.asahi.com/articles/ASL265VHXL26UTIL04J.html

 一方で、昨年末以来、「週刊女性」を皮切りに、「週刊新潮」や「週刊文春」などが、小室さんの母親の「金銭トラブル」を報じてきました。多くの新聞が、このトラブルに触れつつも、宮内庁が結婚の延期との関わりを否定するコメントを紹介する一方で、産経新聞は、「皇室ジャーナリスト山下晋司さんの話」として、「小室圭さんの母親の金銭トラブルに関する週刊誌報道が影響した可能性がある」とのコメントを掲載しています。まるで、「お家柄」に絡む問題が一大事であると強調するかのようです。

・「異例の事態、小室圭さんの母親の週刊誌報道が影響した可能性」と皇室ジャーナリスト山下晋司さん(産経新聞、2018年2月7日)
http://www.sankei.com/life/news/180207/lif1802070017-n1.html

 皇室へのバッシングに関して岩上さんは、2016年8月、天皇陛下が「生前退位」の意向を発表されたとき、日本最大の右派組織「日本会議」の幹部メンバーから不満の声が上がったことについて、「天皇陛下自身の意思については、一顧だにしないというのは、いったいどういうことなのか」と批判する記事を発表しました。

 その記事の中で岩上さんは、国会で皇室典範改正の議論が優先されることになれば、それだけ、安倍総理が狙う憲法改正に向けた議論が遅れることになる。だから、安倍総理や日本会議幹部は天皇陛下の意向に反対したのだろうと論じています。

※【岩上安身のニュースのトリセツ】天皇陛下の「生前退位」の意思に反発する日本会議メンバーは何様なのか!?~「天皇の退位を突っぱねるのは冷酷な専制君主だけだ」、英紙「ガーディアン」の記事を一挙仮訳!(第2回) 2016.8.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/326783

 この他にも、現在、国民の祝日である今上天皇の誕生日(12月23日)について、退位後は平日とすることが検討されています。また、安倍内閣の閣僚の13名が所属する超党派議連「日本会議国会議員懇談会」は、女性宮家の創設が女系天皇の容認につながるとして反対を表明しています。

 眞子さまと小室さんの結婚をめぐる「家柄」バッシングのような一連の報道や、安倍政権による今上天皇への冷遇、女性差別的な女系天皇への反対姿勢を見ていると、「保守」を語る勢力が、いかに皇室に対する「尊敬」など持ち合わせていないかを、よく物語っているように思われます。

 さて、国会では連日、「森友学園」問題や「加計学園」問題をめぐり、野党側による追及が続いていますが、与党側は相変わらず、安倍昭恵氏や加計孝太郎氏、佐川宣寿・前理財局長らの国会招致を拒んでいます。

 7日に行われた、岩上さんによる日本共産党の辰巳孝太郎議員へのインタビューでは、辰巳議員が2月1日の参院予算委員会でその存在を暴露した、「森友学園」の新たな音声データをインタビュー中に実際に流し、籠池氏ら森友側と、設計業者、そして近畿財務局や航空局の国側との生々しいやりとりを、4時間もかけて丁寧に検証しました。

 籠池氏が「安倍夫人」の名前を出し、諄子氏が激しく役人を罵倒、恫喝する声や、役人が昭恵夫人の名前の偉光にひれ伏し、学園側に何とか「8億円値引き」のためのストーリーを提示しようとしている様子が、音声データには収められていました。

 音声データの存在自体は、マスコミでも盛んに取り上げられましたが、実際にここまで時間をとってその音声を流し、籠池氏らの恫喝の模様まで伝えたメディアはなかったのではないでしょうか?もちろん、時間の限られた国会質疑の中でも、ここまで詳細にデータを紹介することはできません。

 これだけでも大きなスクープですが、さらに辰巳議員は、昨年9月に神戸学院大学・上脇博之教授が開示請求をして手に入れた文書の中にあった、近畿財務局の統括法務監査官が作成した「チャート」の重要性を指摘。これを見れば、国が「8億円値引き」のためのストーリーを早い段階から描いていたことが、一目瞭然です。

 しかも、この重要な書類を、財務省は会計検査院にぎりぎりまで提出しようとしていませんでした。辰巳議員は、「会計検査院の根拠は憲法90条です」として、書類の提出をおざなりにしたこと自体が「違憲」である可能性を指摘し、「近財に実地検査に行ったときの理財局長は佐川宣寿です。佐川が憲法違反したということで、国会で説明せなあかんのです」と、佐川前理財局長の国会招致の必要性を強調しました。

 配信を見逃してしまった方は、ぜひ、昨日アップしたアーカイブをご視聴ください!

※「安倍夫人」の名前で恫喝する籠池夫妻とひれ伏す官僚――マスコミでは伝えられない4時間もの「録音データ」を生々しい音声つきで公開! 岩上安身が共産党・辰巳孝太郎参院議員に訊く 2018.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411646

 また辰巳議員は格闘技ファンでもあり、オフタイムには格闘技ネタで盛り上がったことなども岩上さんがツイートしています。こちらもツイ録記事化していますので、ぜひあわせてお読みいただければと思います。

※【岩上安身のツイ録】近畿財務局の役人と籠池夫妻の生々しいやりとりを聞きながらの辰巳孝太郎議員インタビュー。方法論でも総合格闘技的だった上、ゲストの辰巳さん自身がMMAファンという興味深いシンクロ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411760

 また、籠池元理事長の長男・佳茂氏は、以下のようにツイートしています。

 「そういえば、佐川国税庁長官の前任者の迫田英典氏についてどなたか質問していますか?
国有地払い下げ時の理財局長は確か迫田氏ではなかったでしょうか?
迫田氏は山口県出身者だと認識していますが、安倍総理と同郷じゃないですか?
財務省が、確かな裏付けなしに払い下げ等しないと思うのですが」

・籠池佳茂氏のツイート(2018年2月4日)
https://twitter.com/YOSHISHIGEKAGO1/status/960069247132082176

 「森友学園」問題では、国会招致しなければならない人物があまりに多くいます。ぜひ、それらの人たちを、一人残らず国会に引きずり出していただきたいと思います。

 岩上さんによるインタビュー・アーカイブは、現在、800本を超えます。学者や研究者、活動家、ジャーナリスト、政治家、さらには作家、芸術家など、様々な方々と岩上さんがじっくりと向き合うことで引き出された、情報と知恵の宝庫とも言える内容となっています。

 サポート会員へご登録いただければ、これらのインタビュー・アーカイブの数々を、いつでもご自身のご都合の良い時にご覧いただけます。現在、YouTube Liveでの無料視聴をご利用されている方は、この機会にIWJ会員へのご登録を、また会費未納等で一旦休眠会員となられている方は再開を、ぜひご検討ください!

 IWJの有料会員制度は1ヶ月千円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3千円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。IWJの活動は、会員の皆様のこの会費によって支えられています。詳細は下記URLより御確認ください。

※IWJ会員のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、本日も、橋下徹・元大阪府知事から卑小なスラップ訴訟を起こされた岩上さんに対し、ご声援をいただいております!

—————-
岩上安身様

いつもありがとうございます。

3650円をカンパしようと思っています(送金はこれからですが)。

橋下徹スラップ訴訟が終わるまで、1日10円を目標にしました。

訴訟が何年続こうが、しつこくくいさがって、正義が通るまで継続する決意です。

岩上さんやスタッフの皆さんも、健康に留意され、ご活躍ください。

 サポート会員A.A
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 温かいご声援のメッセージとご寄付を、本当にありがとうございます!どうか、これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。橋下徹氏からのスラップ訴訟については、以下の特集ページをご覧ください。

※ネットにおける言論の自由を守る! 岩上安身が橋下徹氏からのSLAPP訴訟に応訴で立ち向かう!
https://iwj.co.jp/wj/open/iwakamiyasumi_slapp

 IWJの活動資金の半分は、皆様からの毎月のご寄付・カンパによって支えられています。今後も、IWJが活動を続けていくことができるよう、継続的なご支援を何とぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 「安倍昭恵夫人は私人である」「安倍総理はポツダム宣言を当然読んでいる」「麻生太郎氏の『武装難民は射殺』発言は問題意識喚起の趣旨」など、あまたある安倍政権のトンデモ閣議決定に、また新たな決定が追加されました。しかもこれは、私たちすべての労働者にもれなく降りかかってくる問題です。

 さて、政府は6日、今国会に提出予定の「働き方改革関連法案」に盛り込まれる「裁量労働制」について、雇用形態や年収の要件を設けず「契約社員や最低賃金レベルで働く労働者にも適用が可能」とすることを閣議決定しました。

 裁量労働制とは、事前に1日あたりの労働時間を取り決めた場合は、実際に労働した時間にかかわらず、取り決めた労働時間働いたものとみなすというものです。これは、新製品の研究開発者や弁護士、公認会計士などの、かなり専門性の高い人や、「経営企画部」に所属するような、比較的広い権限を持った「将来の幹部候補」を対象として昭和62年の労働基準法改正で導入された制度です。もちろんこうした人たちとて長時間労働が重なれば過労死のリスクがないわけではなく、使用者である企業等には労働者の健康状態を適切に管理するため、実際に個々の労働者が働いた時間を把握しておく必要があります。

 しかし今回の閣議決定で、この「幹部候補」に適用される裁量労働制を契約社員やアルバイトにも適用する考えがあることが判明しました。そもそも、契約社員やアルバイトが、自己の裁量で会社全体の経営に関わる企画立案や調査分析に携わるというケースは、ほとんど考えられません。

 今回の閣議決定は、ただ単に企業が残業代の支払いを免れたいがためだけの、裁量労働制の「都合の良い」ところだけをつまみ食いしたもので、「裁量労働制」が導入されたそもそもの趣旨を根本から破壊するものと言うことができるでしょう。

 1月29日の衆院予算委員会では、裁量労働制と長時間労働助長との因果関係についても議論がなされましたが、安倍総理らはここでも、データを歪曲して裁量労働制の濫用を正当化する悪質な答弁を行っています。「裁量労働制」って何? というところから伝えていかなければならない地味な話かもしれませんが、これは国民すべてを「働かせホーダイ」にする危険な制度改悪です。絶対見逃してはなりません!

 こうした政府の動き、安倍政権の悪だくみについて、現在、この問題をわかりやすくまとめた記事を作成しておりますので、アップ次第、お知らせいたします。

 皆さまのあたたかいお気持ち・ご支援をかたちにするのが、スタッフの誇りある仕事です。とはいえ、IWJは目下、深刻な人手不足に直面しています。人手不足のオフィスをカバーしてくださるスタッフ・ボランティアスタッフを大募集中です。

 職種は「テキスト」「中継・動画」「事務」です。「IWJを内側から支えていきたい!」とお考えくださる方は、以下の職種の概要をご一読の上、ぜひご応募ください。

 「テキスト班」:現在お読みのこの日刊IWJガイドの執筆の他、IWJの「主力コンテンツ」とも言える岩上さんのインタビュー用パワーポイント資料の作成やリサーチ、実況ツイートなどをおこないます。岩上さんのインタビューは、パワポの作成など、アシストをするスタッフとの共同作業によって成り立っているわけです。岩上さんのインタビューが「密度が濃い」とおほめいただいているのは、リサーチやパワポを作成するスタッフの献身的なアシストがあるからでもあります。そうした「共同作業」にみなさんも加わってお力を発揮していただけないでしょうか?

 もちろん、テキスト班は「縁の下の力持ち」だけの仕事ではなく、自ら記者として現場に赴いて取材を行い、自身の記事の執筆もします。記者はおおむね、取材現場での動画撮影カメラマンも兼ねます。

 現場へ行く仕事もあれば、先述のパワポ作成やリサーチなど、机に向かってこなす仕事もあるのが、IWJのテキスト班の特徴です。単純な仕事の繰り返しで飽きが来る、ということはまずありません。事務所へ出社しフルタイムで働くことのできるコアスタッフとなっていただければ何よりですが、やることが多岐にわたり、全てはこなせない、というのも当然です。

 現場で取材し、記者会見で質問することが得意な人もいれば、事務所内でのパワポ作業が得意だという方もいらっしゃることでしょう。前者が体力勝負の仕事であれば、後者は知力を駆使する仕事と言い得るかもしれません。個性に応じた役割分担で、IWJで活躍してみませんか?

 能力と情熱をお持ちの方であれば、兼業でも在宅でも構いません。地方在住で、在宅でテキスト関連の業務をお手伝いしてくださっている方もいます。資料の読解力や文章力、リサーチ能力といった情報処理能力と、チームで動く協調性、事務処理能力のある方をお待ちしています。

 何か得意分野をひとつでもお持ちの方、ぜひ一度面接にいらしてください!ご応募をお待ちしております。年齢・性別・経験・未経験は問いません。

 「中継・動画班」:カメラマンとして現場に駆けつけ、取材を行い動画を編集するほか、簡単な記事を執筆することもあります。突然の取材にも飛び出して行ける俊敏性、丈夫な心身を具えた方を歓迎いたします。

 また、現在、動画編集に通じた方、技術を有する方も募集中です。こちらもテキスト版と同じく現場向きの方、PCに向かって編集を行うのが得意な方と、その人の個性に応じた仕事に取り組んでいただきます。多数のYouTube動画の中で、IWJを効果的にアピールする発想力や編集技術をお持ちの方、ぜひご応募ください!

 インタビューの本編はバックに音楽を流すことは今後もありませんが、オープニングやエンディング、ハイライト、お知らせなどは、音楽を入れたり、グラフィックを用いたり、もっと演出を試みたいと思っています。が、現状の動画班の人員・スキルではそうして演出が追いついていません。そうした演出などを手掛けられるスキルのある経験者など、ぜひ、ご連絡いただきたいと思います。外注でももちろん構いません。テレビ制作の下請けなどでVTR編集の経験のある方なども大歓迎です!

 「事務班」:電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握した上でインタビューのアポイントメント取り、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整・準備などをおこなう他、IWJがおこなっている全国各地からの中継市民さんによる動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJでは「事務・ハドル班」と名づけている部署です。「ハドル」とは、アメフト用語でいう「作戦会議」で、IWJのスケジューリングの基礎骨格を形作る、とても重要な仕事です。

 例えば、大臣会見などは、大手メディアの記者クラブが仕切っているのが現状で、午前中に取材の申し込みをしたとしても、記者クラブ側から返事が来るのが夕方から夜になることも多いため、ハドル班の業務は9時~5時で帰れる仕事ではありません。夜の8時、9時ころまで働ける方を募集しています。そのかわり、朝のスタートは11時頃と遅めです。また、逆に事務班は朝早目の出勤となります。

 いずれの職種も、PCの操作を行えることは必須条件となります。またいずれもIWJを支える上で非常に重要な役割を担っているので、ときにはプレッシャーのかかる場面に直面することもあります。そうしたときほど、私たちIWJスタッフはチームで動くことを大切にし、スタッフ全員の力を合わせて乗り越えてきました。そのため、協調性とコミュニケーション能力の高い方を募集しています。岩上さんがオーバーワークであるのはすでにみなさま御存知かとも思います。岩上さんが体調を崩してしまうほどのオーバーワークをしなくてすむまでに、皆様、どうかお支え下さい。

 なお、報酬について、IWJは時給こそスタート時の研修期間2ヶ月のみ1000円で、以後、能力と実績によって順次昇給していきます。高給とは言えませんが、どうか誤解なきよう、IWJは決してブラック企業ではありません。

 経営者の岩上さんだけは経営者なので労基法に縛られず、不休で働いています(それが原因で過労で倒れたりするので、スタッフも会員の皆様も、大変心配しているのですが)。しかし、スタッフは労基法に則り、ローテーションで各自週休2日。過剰な月刊の残業時間は最大でも80時間を超えないように制限し、オーバーワークにならないように配慮しています。サビ残などもちろんなし。社労士と顧問契約を結び、そのご指導のもと、労基法を遵守しています。機材、交通費などの必要経費は会社が負担し、社保ももちろん完備です。従業員への給与の遅払い、不払いなどのトラブルは、過去に一度もありません。

 記者や編集者などの頭脳労働職は、時間の制限なく働く裁量労働制が、労基法がもっとも厳格だった時代でも認められていましたが、IWJでは、テキスト班のような頭脳労働でも裁量労働制ではなく、タイムカードで労働時間をきちんと記録し、残業代もきちんと支払い、夜遅い場合は労基法通り深夜割り増しもきちんとつけています。

 他方、他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい、家事・育児があるのでパートで働きたい等々のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託などの働き方もありです。地方の方で在宅で働いている方もおられます。

 現在、IWJは深刻な人手不足ではありますが、少しずつながらもスタッフが新たに加わりつつあります。お迷いの方も、ぜひ、急いでご応募ください!ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

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◆中継番組表◆

**2018.2.9 Fri.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信106・Ch6】21:00~「遺伝子を操作し自由自在に書き換える『ゲノム編集技術』に安田節子氏『生命体の「核」も原子力の「核」も、人類は触るべきではない』『制御できないものを動かしてはならない』」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6

 1月29日収録の「ゲノム操作食品学習会・ゲノム編集、やはり問題あり! ~どうしたら歯止めをかけられるか~」を再配信します。「NPO法人 日本消費者連盟/遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」主催。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410809

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
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【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

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◆中継番組表◆

**2018.2.10 Sat.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】13:00~「ストップ安倍暴走政治!2.10市民と野党の大街頭宣伝」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 新宿駅西口で開催される市民と野党の街頭宣伝を中継します。「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」主催、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」共催。
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【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】14:00~「核兵器で平和は守れるか? ノーベル平和賞受賞 ICAN川崎哲さんが語る」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1

 「ヒバクシャ国際署名を大きく広げる京都の会(ヒバクシャ署名京都の会)」、「京都原水爆被災者懇談会」、「京都府生活協同組合連合会」主催の講演会を中継します。
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【ツイキャス・エリアCh3・埼玉】 14:00~「『石川真生 大琉球写真絵巻』-写真家・石川真生オープニングトーク部分」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach3

 丸木美術館で開催される「石川真生 大琉球写真絵巻」のオープニングトークを中継します。

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◆中継番組表◆

これ以降の予定で決定しているものは、以下のカレンダーよりご覧いただけます。あわせてご確認ください。

→「配信カレンダー」 https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
(あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。)

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「廃炉を予定通りに進めるために、トリチウム含有処理水の海洋放出の決断は、今年中がギリギリのタイミングではないか!?
そのためにも東京電力には速やかに決めてほしい」~原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411644

原子炉建屋内に新たな地下水の流入経路があるのか!? 雨水の影響がいまだ把握できず、陸側凍土壁の評価が算出できない!? ~東京電力定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411554

第1次安倍内閣の教育基本法改正は、憲法改正の前段階!
道徳の教科化で子どもたちの心のなかに権力が入っていく!~「あたりまえの政治を取りもどす1.30
シンポジウム」前川喜平氏・望月衣塑子氏・寺脇研氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410878

第7回「国際大使館フレンドリーラン」新人スタッフ・会員さんも大活躍のIWJは25組中6位~表彰台には届かず!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/405784

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 それでは本日も一日、どうぞよろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/