福島第一原発3号機、使用済燃料プール内に落下した交換機の取り出し作業は7月末から8月頭の予定か~東京電力定例記者会見 2015.7.27

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 2015年7月27日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機使用済燃料プールに落下した燃料交換機の取り出し作業の開始が大詰めを迎えているが、東電は関係部署と調整中だとし、正式な日程はまだ公表していない。


福島第一原発、豪雨による汚染水流出は福島県の申し入れを受けて対策の検討に着手 ~東京電力定例記者会見 2015.7.23

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 2015年7月23日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機の燃料プールに落下している、重量35トンの燃料交換機の吊り上げを7月後半の予定で調整していることが報告された。

 豪雨の影響でK排水路から汚染水が流出した件については、福島県が必要な対策を講じるよう申し入れを行ったことを受けて、「どういう追加の暫定対策ができるかは検討して報告したい」との方針を示した。


福島第一原発、震災後、建屋ごとにバラバラに沈下していることが判明、数センチ程度のズレ ~東京電力定例記者会見 2015.7.21

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 2015年7月21日17時45分頃から、東京電力で定例記者会見が開かれた。正確な水位管理の必要性などから、敷地内を測量し直した結果、福島第一原発1号機T/B建屋は3号機T/B建屋より20mm多く沈下しているなど、震災による沈下量が不均一であることが判明した。


福島第一原発1号機建屋カバー撤去工事、ダスト飛散抑止バルーンは不要だと再評価~東電定例会見 2015.6.22

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 2015年6月22日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバー撤去工事はダスト飛散抑止バルーンがずれて工事を中断していたが、ダスト飛散量を計算し直し、バルーンは不要だと再評価した。


福島第一原発、燃料プールからの燃料取り出しは数年遅れ、スピードよりリスク低減を重視すると強調~東京電力「中長期ロードマップの改訂について」 2015.6.12

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 2015年6月12日17時30分から、東京電力で中長期ロードマップの改訂に関する記者会見が開かれた。東電は、福島第一原発の燃料プールからの燃料取り出しがこれまでより数年遅れるが、スピード、迅速さより、リスク低減、安全を重視する考えを取り入れたと強調した。


RO濃縮塩水からストロンチウムを除去する水処理完了~東京電力中長期ロードマップの進捗に関する記者会見 2015.5.28

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 2015年5月28日17時30分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する記者会見が開かれた。大きなリスクとなっていたRO濃縮塩水からストロンチウムを除去する処理が全て完了した。β線源であるストロンチウムを除去することで、敷地境界線量が低減された。今後、他の核種の除去やフランジ型タンクの解体を行う予定だ。


中長期ロードマップ改定案を公表、リスク低減を重視した目標の明確化など5つのポイントに改定~東京電力定例記者会見

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 2015年5月21日18時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。中長期ロードマップの改定案を公表し、リスク低減を重視したマイルストーンの明確化をポイントとするが、燃料デブリ取り出し開始目標時期は変更していない。


福島第一原発2号機の放水路で放射線量が急上昇、原因は調査中、港湾内外への流出はないか、引き続き監視を継続~東電定例会見 2015.5.18

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 2015年5月18日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機の放水路で、全βの放射線量が急上昇したことが発覚。原因はまだわかっておらず、引き続き分析・監視強化とともに原因の調査を行う考えを示した。


福島第一原発1号機建屋カバー解体工事再開へ~東電定例記者会見 2015.5.14

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 2015年5月14日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。5月15日から1号機建屋カバー解体工事を再開し、今週はまず飛散防止剤を散布する予定が公表された。カバー撤去は来年2016年8月ごろまでかかり、その後にオペフロアがれき撤去作業にうつる予定。


福島第一原発1号機がれき撤去等に伴い「通報基準・公表基準」を変更、新たな基準も追加し運用開始へ~東電定例会見 2015.5.11

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 2015年5月11日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバーの解体工事やがれき撤去に伴い、トラブル等の「通報基準・公表基準」を変更した。がれき撤去作業時の基準やモバイルSr除去装置、地下水バイパスの基準なども追加し、5月12日から新基準の運用を開始する。


福島第一原発フランジ型タンクに高線量の水たまり、2年前のホットスポット付近で漏洩か~東電定例会見 2015.5.7

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 2015年5月7日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。5月1日のパトロールでH3エリアのタンクに水たまりが見つかり、タンクのにじみ箇所にコーキング処理を実施。監視用にWebカメラを設置しており、それ以上の漏洩は起こっていないという。


情報公開の新方針に基づく、核種分析データ、測定データの公開始まる~東京電力・中長期ロードマップの進捗に関する会記者会見(2015年4月分) 2015.4.30

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 2015年4月30日18時30分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する会見が開かれた。情報公開の新方針に基づく核種分析結果や、線量測定データの公開が始まった。公開対象を拡大し、これまで公開しなかったデータもWEBに掲載。夏ごろまでかけて順次拡大していくという。


東京電力、過去最高の売上高で2年連続の黒字を達成、燃料調整費・再生エネルギー賦課金等で増収~2014年度決算に関する記者会見 2015.4.28

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 2015年4月28日(火)17時より、東京電力2014年度決算に関する記者会見が開かれた。2014年度において、東京電力は、販売電力量が減少するも、過去最高の売上高で2年連続の黒字を達成した。


福島県いわき市の海水浴場の海水分析を実施、セシウムや全βは「検出限界以下」と発表~東電定例記者会見 2015.4.27

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 2015年4月27日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島県いわき市の海水浴場の海水分析を実施したところ、セシウムや全β核種はND(検出限界以下)ということが分かった。海水浴場の開設にあわせて、8月下旬まで、適宜海水分析を行う予定だという。


ALPSの使用済廃フィルタを収容する容器上面の水たまり、さらに増えて合計14基に、原因はいまだ特定できず~東京電力定例記者会見

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 2015年4月23日17時40分ごろから、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPSの使用済廃フィルタを収容するHIC容器の上面に見つかった水たまりについて、継続点検の結果、さらに3基のHIC上にもあり、合計14基に溜まり水があることが判明した。


福島第一原発1号機格納容器内のロボットによる調査が完了、調査中に動かなくなった1台目の状態を2台目ロボットで確認~東京電力記者会見 2015.4.20

記事公開日:2015.4.20取材地: 動画

 2015年4月20日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機格納容器内のロボット調査を行い、2台目のロボットでスタックした1台目のロボットの状態を確認した。残留ケーブルは地下階調査の障害にならないことも確認し、2台目ロボットも炉内に放置することにしたという。


福島第一原発1号機格納容器内の調査、2台目のロボットを使用して完了、最大線量は毎時8.3シーベルト~東京電力定例記者会見 2015.4.16

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 2015年4月16日17時40分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機格納容器内のロボットによる調査の残り、時計まわり半周分を終え、速報として映像とデータを公開した。今回は10日の調査時の走行不可となるようなトラブルはなかった。測定した範囲で最大線量率は8.3Sv/h。ロボットは17日以降、後退させて回収する予定だという。


福島第一原発1号機格納容器内部調査の結果、温度20℃前後で毎時最大9.7シーベルトもの高線量であることが発覚~東電定例記者会見 2015.4.13

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 2015年4月13日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機格納容器内の調査を、4月10日にロボットにより実施したが、予定工程の約3分の2を終えた地点で走行できない状態になり、回収を断念。実施範囲で得られた内部映像を公開した。また、測定した範囲で、内部は最大9.7Sv/hという、非常に高線量であることが発覚した。


陸側遮水壁の試験凍結実施計画を規制委に申請、温度変化や地下水の影響などを調査する計画~東京電力定例記者会見 2015.4.9

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 2015年4月9日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。東電は、陸側遮水壁の試験凍結の計画を原子力規制委員会に申請。冷凍機を運転して22か所で温度変化や地下水の影響などを調査する計画だ。本格的な氷の壁の生成はまだ行わない予定だという。


ALPSの使用済廃フィルタを収容する高性能容器上面の水溜り、新たに2基で発見、合計4基に~東電定例会見 2015.4.6

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 2015年4月6日17時50分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPSの使用済廃フィルタを収容するHIC容器の上面に見つかった溜まり水を分析した結果、全βが1ccあたり3000Bqだったことが発覚。

 また、さらに2基のHIC上にも溜り水があり、合計4基に溜まり水があることが報告された。東電は結露水などではないと判断し、引き続き原因究明、調査を続けるとしている。