【第266-274号】岩上安身のIWJ特報!「改憲勢力3分の2」で現実化する「ナチスの手口」 ヴァイマル末期と酷似する現代日本 東京大学教授・石田勇治氏インタビュー 2016.10.1

記事公開日:2017.4.28 テキスト独自

 改憲をかけた「天下分け目」の決戦である参議院議員選挙は、7月10日に投開票が行われた。民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党は、全国で32ある一人区で統一候補を擁立して選挙戦を戦ったものの、結果は、自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の「改憲勢力」が77議席を獲得。衆議院だけでなく、参議院でも、「改憲勢力」が改憲の発議に必要な3分の2議席を占めることになった。

 改憲に際し、安倍政権が真っ先に手をつけようと目論んでいるのが、自民党憲法改憲草案第98・99条に明記された「緊急事態条項」の創設である。安倍総理は2015年11月11日の閉会中審査の中で、「緊急事態条項の新設を目指す」と明言。菅義偉官房長官も、今年4月に熊本・大分大地震が発生した際、「緊急事態条項」について「極めて重い課題だ」と述べた。


【第261-265号】「ナチスの手口」を阻止せよ! 参院選最大の争点・緊急事態条項がなぜ危険なのか~升永英俊弁護士インタビュー 2016.7.4

記事公開日:2017.4.28 テキスト独自

 このメールマガジン「岩上安身のIWJ特報!」を編集・執筆しているのは、6月30日。天下分け目の戦いである参議院議員選挙の投開票日まで、残り10日を切った。

 安倍総理は、今回の参院選の争点を「アベノミクスの是非」であるとしているが、これは目くらましである。今回の参院選の最大の争点は、改憲、とりわけ自民党改憲草案第98・99条において新設が明記されている「緊急事態条項」の創設である。


【第288-295号】岩上安身のIWJ特報!「英語化」が、日本社会を粉々に破壊する!? 新自由主義と「言語帝国主義」の野放図な拡大を阻止せよ! 九州大学准教授・施光恒氏インタビュー 第二弾 2017.1.6

記事公開日:2017.1.6 テキスト独自

 11月8日に実施されたアメリカ大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことにより、発効が絶望的な状況になったTPP。それにも関わらず安倍総理は、「あらゆる形態の保護主義に対抗する」「TPPの意義を米国にも強く訴えていく」などと述べ、今国会でのTPP批准にこだわり続けている。

 安倍総理はなぜ、もはや発効する見込みのなくなったTPPに、ここまで強いこだわりを見せるのだろうか。それは安倍総理が、日本全体の国益ではなく、経団連(会長・榊原定征 東レ相談役最高顧問)を中心とする一部大企業の利益しか考えていないためではないか。財界の面々に「TPPを成功させます!」と約束してしまった以上、いったん振り上げた拳をおろせなくなっているのではないか。


【第282-287号】岩上安身のIWJ特報! 日本語が「国語」から「現地語」に転落するとき 安倍政権による「英語化」政策を警戒せよ! 九州大学准教授・施光恒氏インタビュー 第一弾 2016.11.1

記事公開日:2016.11.11 テキスト独自

 9月26日に召集された、秋の臨時国会。今国会で安倍政権が「なんとしてでも」の意気込みで成立させようと目論んでいるのが、TPP承認案である。

 安倍総理による並々ならぬ強い意志を代弁してのことだろうか。TPPを所管する山本有二農水相は、10月18日、東京都内で開かれた佐藤勉衆院議院運営委員長(自民党)のパーティーで、「強行採決するかどうかは、佐藤氏が決める。だから私は、はせ参じた」などと発言。まだ審議の最中であるにも関わらず、「強行採決」を予告してみせた。


【第275-281号】岩上安身のIWJ特報! 立憲主義を「保守」することの意味 憲法学の「権威」が語る、自民党改憲案の危険性 東京大学名誉教授・樋口陽一氏インタビュー 2016.9.30

記事公開日:2016.9.30 テキスト独自

 「この政権にだけは、9条をいじらせてはいけない」――。

 昨年の夏、国会前でSEALDs(シールズ)の若者たちが、安倍政権が強行しようとしていた集団的自衛権行使容認にもとづく安保法制に反対し、連日のように抗議の声をあげていたのは記憶に新しい。


【第261-265号】「ナチスの手口」を阻止せよ! 参院選最大の争点・緊急事態条項がなぜ危険なのか~升永英俊弁護士インタビュー 2016.7.4

記事公開日:2016.7.4 テキスト独自

 このメールマガジン「岩上安身のIWJ特報!」を編集・執筆しているのは、6月30日。天下分け目の戦いである参議院議員選挙の投開票日まで、残り10日を切った。

 安倍総理は、今回の参院選の争点を「アベノミクスの是非」であるとしているが、これは目くらましである。今回の参院選の最大の争点は、改憲、とりわけ自民党改憲草案第98・99条において新設が明記されている「緊急事態条項」の創設である。


【第254~260号】岩上安身のIWJ特報!災害対応に「緊急事態条項」は不要! ~安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ! 永井幸寿弁護士インタビュー 2016.5.22

記事公開日:2016.6.27 テキスト独自

 4月14日夜と16日未明に発生した熊本・大分大地震は、2週間以上が経過した今もなお、観測史上、例がないほど頻回の余震が続いている。震度1以上の地震は30日午後5時までに1087回にも上った。4月29日には、大分県中部を震源とする震度5強の地震も発生した。4月30日現在で、一連の地震による死者は49人にのぼり、今もなお3万7000人の人々が避難所での生活を余儀なくされている。

 この震災を受けて、政府が示した姿勢は、「愚劣」、もっとストレートに表現するなら、「卑劣」と言ってよいものであった。菅義偉官房長官は、最初の地震が発生した翌日である4月15日の会見の中で、安倍政権が改憲による創設を目指している「緊急事態条項」について、「極めて重く大切な課題だ」と述べたのである。


【第254~260号】災害対応に「緊急事態条項」は不要! ~安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ! 永井幸寿弁護士インタビュー 2016.5.22

記事公開日:2016.5.22 テキスト独自

 4月14日夜と16日未明に発生した熊本・大分大地震は、2週間以上が経過した今もなお、観測史上、例がないほど頻回の余震が続いている。震度1以上の地震は30日午後5時までに1087回にも上った。4月29日には、大分県中部を震源とする震度5強の地震も発生した。4月30日現在で、一連の地震による死者は49人にのぼり、今もなお3万7000人の人々が避難所での生活を余儀なくされている。

 この震災を受けて、政府が示した姿勢は、「愚劣」、もっとストレートに表現するなら、「卑劣」と言ってよいものであった。菅義偉官房長官は、最初の地震が発生した翌日である4月15日の会見の中で、安倍政権が改憲による創設を目指している「緊急事態条項」について、「極めて重く大切な課題だ」と述べたのである。


【第250~253号】岩上安身のIWJ特報!進む日米の軍事一体化と自衛隊の従属化 ~法を超えた日米ガイドラインと同盟調整メカニズム 青井未帆・学習院大学大学院教授インタビュー 2016.5.22

記事公開日:2016.4.10 テキスト独自

 2015年9月19日未明、集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案が、参議院本会議で「可決」されてしまった。これまで、「専守防衛」に徹してきた日本の安全保障政策が、根本的な転換を迎えた瞬間だった。

 その安保法制が2016年3月29日、施行日を迎えた。施行日当日、国会前には安保法制廃止を訴える3万7000人(主催者発表)の市民が押し寄せたが、安倍政権は市民の声を押し切る形で、自らの悲願である「集団的自衛権行使容認」の同法施行に踏み切った。


【第246~249号】パリ同時多発テロ事件で得したのは誰か? ~混乱続くシリア情勢と、アメリカ、ロシアの思惑 カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー 2016.3.8

記事公開日:2016.3.8 テキスト独自

※メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号を発行しました!

 2016年2月26日、シリアのアサド政権と反体制派との間で長らく続いていた内戦について、停戦が発効した。今回の停戦は、アメリカとロシアが呼びかけたもので、政権側と反体制派の主要な勢力の双方が受け入れることで実現したものである。しかし、停戦発効から3日が経過した現在でも、シリアの北部アレッポなどでは、散発的な戦闘が続いているという。

 停戦が発効したといっても、シリア情勢は依然として予断を許さない状況が続いている。シリアとイラクで勢力の拡大を続けるIS(イスラム国)に関しては、停戦の対象に含まれておらず、米国をはじめとする有志国連合とロシアはISに対しては空爆を続けている。シリアからは、今も難民が戦闘を逃れて欧州各地に流入し続けている。

 昨年、2015年11月13日の夜に、パリで発生した同時多発テロ事件は、世界中に衝撃を与えた。127人が死亡したこの事件を受け、フランスのオランド大統領は「非常事態宣言」を発令。テロへの報復として米国が率いる有志国連合に参加し、IS(イスラム国)への空爆を強化した。極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン代表が、シリア難民をはじめとするイスラム教徒への排外主義的な発言を繰り返すに至っている。

 私が2015年11月17日にインタビューしたジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、今回のパリでの同時多発テロ事件が「偽旗事件」である可能性を示唆した。事件発生直後の11月14日、自爆して死亡した容疑者の遺体から、シリア国籍のパスポートが見つかっている。2011年9月11日のアメリカ同時多発テロでも、さらには2015年1月7日の「シャルリ―・エブド事件」でも、現場からパスポートが見つかっている。テロリストがわざわざ、犯行の際にパスポートを身につけているだろうか? ターゲットとして狙っている国に対し、「報復」の名目で攻撃を仕掛けるために、事件を仕立てあげた、という可能性はないだろうか。

 「偽旗作戦」は、決して現実にはありえない妄想にひたる陰謀論者のファンタジーなどではなく、満州事変を引き起こした柳条湖事件、ベトナム戦争において米国が北爆を開始するきっかけとなったトンキン湾事件、いずれも、最初に「攻撃を受けた」と称して「報復」の乗り出した日本、アメリカが自作自演した「偽旗作戦」だった。歴史上、実例のある謀略の一典型である。

 現在、アメリカがターゲットとしているのが、シリアのアサド政権である。2013年8月21日にシリアの首都ダマスカスで化学兵器が使用された際、アメリカとフランスは一気にシリアへの軍事介入の姿勢を強め、それをロシアが巧みな外交交渉により、寸前のところでストップさせた。

 IS(イスラム国)を泳がせつつ、シリア国内の混乱を醸成し、アサド政権の打倒を目指すアメリカと、それを阻止しようとするロシア。停戦が合意されたといっても、シリアをめぐるアメリカとロシアの対立構図は温存されたままだ。

 そのような中で、日本は、安倍政権のもとで集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案が「可決・成立」し、アメリカとともに戦争を遂行できる体制を着々と整えつつある。

 ウォルフレン氏は、著書『日本/権力構造の謎』(1990年)を発表するなど、政官財そしてマスコミによって形成される日本特有の権力構造に対して、鋭い分析を続けてきた。今回のインタビューでは、中東問題だけにとどまらず、安倍政権による「軍事国家化」や極端な右傾化、改憲による「緊急事態条項」創設の動きなどについて、詳しくお話をうかがった。詳細な注釈を付したので、ぜひ、最後までお読みいただければと思う。


【第241~245号】社会全体が「山谷」化している現代日本 ~山谷争議団事件と新宿西口バス放火事件から、差別と搾取の構造を問う 安田好弘弁護士インタビュー 2016.1.31

記事公開日:2016.2.8 テキスト

※本稿はIWJ会員に無料で発行している「日刊IWJガイド」2016.1.30日号2016.1.31日号2016.2.1日号から転載し、編集・加筆したものです。

 本日31日、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」で最新号「社会全体が『山谷』化している現代日本~山谷争議団事件と新宿西口バス放火事件から、差別と搾取の構造を問う 安田好弘弁護士インタビュー」をお届けしています!

 新宿西口バス放火事件、あさま山荘事件、オウム真理教事件、和歌山カレー事件、光市母子殺害事件など、時代の転換点となった重大事件の弁護人を数多く務め、「死刑弁護人」とも呼ばれる安田好弘弁護士。安田氏と岩上さんが接点を持ったのは、2015年2月21日、北海道の帯広で開かれた石川知裕元衆議院議員の、陸山会事件の「裁判報告会」でのことでした。

 メルマガの冒頭、その時に感じた安田氏の印象を、岩上さんは次のように綴っています。以下、引用します。


【第235~240号】「日本が核武装に踏みきれば、米国はそれを容認する!?」 ~集団的自衛権、辺野古、TPP、そして歴史認識 ニューヨーク・タイムズ東京支局長 マーティン・ファクラー氏インタビュー 2016.2.1

記事公開日:2016.2.1 テキスト独自

 「日本が核武装に踏みきれば、アメリカはそれを容認するだろう」――。

 こう語ったのは、ニューヨーク・タイムズ東京支局長・マーティン・ファクラー氏である。2015年4月23日に行なった私によるインタビューに応えた際の発言だ。

 日本の核武装。そのような、突拍子もない、危険極まりないシナリオを、なぜアメリカが容認するというのであろうか? その背景には、米国の国力が衰退しつつあり、地球を覆うような覇権の維持ができないという厳然たる事実があり、そこに加えて、米国の伝統的な世界戦略である「オフショア・バランシング戦略」の存在がある。


【第241~245号】社会全体が「山谷」化している現代日本 ~山谷争議団事件と新宿西口バス放火事件から、差別と搾取の構造を問う 安田好弘弁護士インタビュー 2016.1.31

記事公開日:2016.1.31 テキスト独自

 

 安田氏との接点は、昨年の2月21日、北海道の帯広で開かれた石川知裕元衆議院議員(小沢一郎氏の元公設第一秘書)の、陸山会事件の「裁判報告会」だった。石川氏から司会を依頼された私は、石川氏の弁護をつとめた安田好弘氏の基調報告を聞きながら、パネルディスカッションをさばいた。


【第225~234号】安倍政権の歴史修正主義に加担するNHK ~「公共放送」としての本来の姿を取り戻すことはできるか 元NHKプロデューサー・永田浩三氏インタビュー 2016.1.1

記事公開日:2016.1.1 テキスト独自

 NHKはどうなってしまったのか。そして、これからNHKはどうなってしまうのだろうか――。

 2012年末に第二次安倍政権が発足し、元日本ユニシス会長の籾井勝人氏が会長に、作家の百田尚樹氏や埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏ら、安倍総理の「お友達」が経営委員に就任して以降、NHKはいちじるしく「偏向」し、しかも巧妙な世論操作を行う報道を繰り返している。


【第220-224】3.11以降、日本人は大きな謎を解くための旅をしている ~戦後日本の「闇の奥」に迫る! 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者 矢部宏治氏インタビュー 第1弾 2015.9.7

記事公開日:2015.9.7 テキスト独自

 原発再稼働、オスプレイ配備、特定秘密保護法、消費税増税、TPP、集団的自衛権行使容認、平和安全法制、辺野古新基地建設・・・。

 いずれも、各種世論調査で「反対」の声が過半数を占める「愚策」ばかりだ。

 明らかに民意に反し、日本の国益にも反するこうした政策の数々が、反対の声を振り切るようにして強行されるたび、私たちは日本国民は、ひとつの問いの前に立ちすくむ。なぜ、私たちの意志を代弁するはずの政治家たちは、彼らを選出した、主権者である私たちの意志を踏みにじるのか、と。


【岩上安身のIWJ特報! 第214~219号】「ナショナリズム」とは何か 今こそ、昭和史の教訓に学ぶとき~ノンフィクション作家・保阪正康氏インタビュー(ePub版を発行しました!) 2015.8.6

記事公開日:2015.8.6 テキスト動画独自

 戦後70年を迎える今年、政府は安倍総理の名前で新しく「総理大臣談話」を発表する方向で本格的な調整に入っている。

 しかし、この「総理大臣談話」を巡って、過去の村山談話や小泉談話で用いられた「侵略」「心からのおわび」といった文言が使われるかどうか、議論の焦点となっている。しかし、安倍総理は、過去の談話を「全体として引き継ぐ」とする一方、細かい文言については、はぐらかすような答弁を続けているのである。自身の言葉としては「謝罪しない」ということに、頑なに固執しているのである。


【第204-213】知られざる福沢諭吉 侵略の肯定、そしてヘイトスピーチ~名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー

記事公開日:2015.7.6 テキスト独自

 「『強い日本』。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。『一身独立して一国独立する』。私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自ら運命を切り拓こうという意志を持たない限り、私たちの未来は開けません」――。

 これは、2013年2月28日、第183回通常国会における、安倍総理の施政方針演説の中の冒頭の一節である。

 「一身独立して一国独立する」という文言は、福沢諭吉『学問のすゝめ』の中に登場するものである。

 前年の2012年末の選挙で自民党が勝利し、政権交代をなしとげた安倍政権が、明けて、通常国会に臨み、最初の施政方針演説の、その冒頭で、福沢諭吉の『学問のすゝめ』に登場する、あまりにも有名な一節を引用したのである。安倍総理がいかに、福沢諭吉に肩入れしているかがわかる。福沢の教えをいわば政権の思想的な背骨として、真ん中にすえて、この第2次安倍政権をスタートさせようとしているのだということが誰にでも伝わってくる。


強行配備された「空飛ぶ恥」オスプレイ 〜普天間ゲート完全封鎖してまで沖縄県民が阻止したかった理由(IWJ特報 58号 2012/10/28+67号 2013/01/15) 2015.5.19

記事公開日:2015.5.19 テキスト独自

 米海兵隊のオスプレイが5月17日、ハワイ・オアフ島にあるベローズ空軍基地の訓練区域で着陸事故を起こし、搭乗していた22人のうち1人が死亡、残る21人が病院に搬送された。事故原因は調査中だという。

 かねてから危険性が指摘されていたオスプレイ。東京・横田基地にCV22オスプレイ10機を配備する計画が発表された矢先の事故で、周辺住民には不安が広がっている。


岩上安身のIWJ特報第96号―「ワイマール時代の終幕」? 孤立を深める日本(後編)~日本に対してアクセルと急ブレーキを同時に踏む米国の真意 2013.9.10

記事公開日:2015.4.4 テキスト独自

(第95号の続き)

国際的孤立を深める日本

 先日の参議院選挙で65議席を獲得し、圧勝した自民党・安倍晋三政権。その安倍政権が、国際社会で孤立しつつある、と言われても、ピンとこない人がほとんどかもしれない。日本の大手マスメディアの報道を見る限り、昨年末の安倍政権の成立以降、急速に深刻化しつつある日本の国際的孤立については、まったくと言っていいほど報じられていない。


岩上安身のIWJ特報第95号 「ワイマール時代」の終幕? 孤立を深める日本~幻の安倍論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」のすべて(前編) 2013.7.30

記事公開日:2015.4.4 テキスト独自

 あれが21世紀前半の日本を決定づける戦いだった、あの時こそ日本の歴史の分岐点だったと、後日ほぞを噛む思いで振り返ることになるかもしれない、そんな真夏の選挙戦も終わった。

 「戦後」には、いつもの夏と同じく蝉が鳴き、隅田川の花火には落雷がかぶり、稲穂は青々と、お盆と甲子園の例年と変わらない日本の夏の光景が眼前に広がっている。

 こんな時は、読書だ。ひと足早く夏休みをとって、大の字になって寝転んで、本を読むに限る。

 夏休みの読書におすすめしたい本がある。

 「プロジェクトシンジケート叢書2~世界は考える」。世界中の政治指導者や各界の知識人が論考を寄せる一冊である。