「ジャニー氏の性加害行為がタレント支配力の源泉になっていたのではないか?」IWJ記者の質問に井ノ原快彦氏「絶対的な支配の中にいたと思う。それは巧妙な手口だと思います」〜10.2 ジャニーズ事務所記者会見 2023.10.2

記事公開日:2023.10.5取材地: テキスト動画

 2023年10月2日、ジャニーズ事務所が記者会見を開き、事務所の名称変更と、新会社の設立を発表した。会見には東山紀之社長、関連会社「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長と、弁護士2人が出席し、藤島ジュリー景子氏は出席しなかった。

 従来のジャニーズ事務所は、10月17日付けで社名を「SMILE-UP(スマイルアップ)」に変更し、ジャニー喜多川元社長による性加害の補償と救済に専念するとのこと。現社長の東山紀之氏がそのまま社長を続け、前社長の藤島ジュリー景子氏は、代表権を返上して株式を100%保有したまま取締役となり、この株を補償の原資とするとのことである。


「被害者の心の傷はそう簡単に癒えることはないと心に刻んでいただきたい」ジャニーズ事務所の記者会見を受け、最初の告発者カウアン・オカモト氏が強く要請〜9.8 FCCJ主催 カウアン・オカモト氏記者会見 2023.9.8

記事公開日:2023.9.8取材地: テキスト動画

 「今、ジャニーズ事務所に、僕からこれ以上何かを言うことは、もうないと思います」。

 2023年9月8日、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏は、前日行われたジャニーズ事務所による記者会見を受け、このように表明した。


「東山紀之さんと森光子氏の関係は? 養子になり、莫大な遺産を手にした?」IWJの質問に東山新社長「まったくありません」と否定!他の記者からは、東山氏自身の性加害の有無に言及が!~9.7 ジャニーズ事務所 記者会見―内容:「外部専門家による再発防止特別チーム」による調査結果報告書受領後の対応について説明 2023.9.7

記事公開日:2023.9.8取材地: テキスト動画

 故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関して、2023年9月7日午後2時から、ジャニーズ事務所が初めての記者会見を開き、IWJが中継した。東京都千代田区のパレスホテル東京で行われた会見には、取材陣300名、ムービーカメラ39台が集まり、4時間以上に及んだ。


再発防止特別チームがジュリー社長の辞任を提言! 姉のメリー氏がジャニー氏の性加害を放置・隠蔽し、メディアが報じなかったことで被害が拡大したと指摘!~8.29 ジャニーズ事務所問題 再発防止特別チームによる記者会見 2023.8.29

記事公開日:2023.8.31取材地: テキスト動画

 2023年8月29日午後4時より、東京・TKPガーデンシティPREMIUM京橋にて、ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所に対して調査を行った「外部専門家による再発防止特別チーム」による、調査結果についての記者会見が行われた。

 特別チームは、元検事総長の林眞琴弁護士、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士の齋藤梓氏の3人で構成され、会見では3人が調査結果報告書の説明を行なった。


石丸志門副代表「ヒアリングは、再発防止という点では、前向きにとらえられるところはあったが、救済については進展しなかった」~8.14 ジャニーズ性加害問題当事者の会「再発防止特別チームの調査協力後の報告会見」 2023.8.14

記事公開日:2023.8.15取材地: テキスト動画

 2023年8月14日午後4時30分より、東京都内某所にて、ジャニーズ性加害問題当事者の会(以後、当事者の会)による「(故ジャニー喜多川氏による性加害問題に関する)再発防止特別チームの調査協力(ヒアリング)後の報告会見」が行われた。

 再発防止特別チームは、東京高等検察庁検事長、検事総長等を歴任し、令和4年に検事を退官し、現在、弁護士の林眞琴氏、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士で心理学博士の齋藤梓氏の3名の専門家で構成され、ジャニーズ事務所から独立した第三者機関として、故ジャニー喜多川氏による性加害問題の調査にあたっている。


10数人のジャニーズ・ジュニアが寝ているところにジャニー氏がきて……! 国連の批判をどう考えるか、林外相に聞きたい!―8.7 第5回立憲民主党「性被害・児童虐待」国対ヒアリング ―内容:国連調査団からのヒアリングを受けた石丸志門さんよりヒアリング 2023.8.7

記事公開日:2023.8.14取材地: テキスト

 2023年8月7日、ジャニー喜多川氏による性加害を受けた元ジャニーズ・ジュニアの石丸志門氏への、立憲民主党によるヒアリングが行われた。55歳の石丸氏は、約40年前に受けた被害経験に関して、どのように「性的搾取」が行われたのか、きわめて生々しい言葉で語った。


ジャニーズ性加害問題を国連WG糾弾!「日本のメディアは数十年も、もみ消しに加担!」「政府の義務で、実行犯を捜査し、謝罪・金銭補償など被害者救済を確保すべし!」〜8.4 日本記者クラブ主催 国連「ビジネスと人権」ワーキンググループ 会見 2023.8.4

記事公開日:2023.8.8取材地: テキスト動画

 2023年8月4日、東京都千代田区の日本記者クラブにて、国連「ビジネスと人権」ワーキンググループ(作業部会)による記者会見が行われ、IWJが中継した。会見は英語での報告に、日本語通訳が付けられた。

 登壇したのは、7月24日に来日し、日本企業における「ビジネスと人権」の問題を調査した、同作業部会議長のダミロラ・オラウィ氏と、同アジア・太平洋地域メンバーのピチャモン・イェオパントン氏である。


「業界の『契約概念の欠如』が性加害を含むあらゆる問題を助長しているのでは?」IWJ記者の質問に「ギャラが出ない仕事もたくさんあった」と石丸志門・副代表!!~8.4 日本記者クラブ主催「ジャニーズ性加害問題当事者の会」会見 2023.8.4

記事公開日:2023.8.6取材地: テキスト動画

 2023年8月4日、午後5時より、東京都千代田区の日本記者クラブにて、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」(以後、「当事者の会」)による記者会見が開催された。

 会見には、「当事者の会」の代表・平本淳也氏、副代表の石丸志門氏をはじめ、メンバー7人が登壇した。


故・ジャニー喜多川氏からの性被害を公表した橋田康氏が、児童虐待防止法改正の署名集めと、被害者からの相談を受けることを表明!~5.26 日本外国特派員協会主催 橋田康氏(元ジャニーズJr.・俳優・ダンサー)記者会見 2023.5.26

記事公開日:2023.5.26取材地: テキスト動画

 2023年5月26日午後2時より、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)にて、元ジャニーズJr.で、俳優・ダンサーの橋田康氏の記者会見が開催された。

 橋田氏は、ジャニーズJr.時代に、故・ジャニー喜多川氏から性被害を受けた自身の経験について、赤裸々に語った。その上で橋田氏は、「お世話になったジャニーズ事務所のこの問題が早く終結し、新しいスタートを切ってもらいたい」と自身の思いを表明した。


中村竜太郎氏「ジャニーズ事務所がもつ『メディアを沈黙させる力』の背景を明らかにしてほしい」〜5.22 「故ジャニー喜多川氏による性虐待問題等についてのPT」第1回会合 ―登壇:中村竜太郎氏(ジャーナリスト、元「週刊文春」記者) 2023.5.22

記事公開日:2023.5.26取材地: テキスト動画

 故ジャニー喜多川氏による性加害問題が、元ジャニーズ・ジュニアのカウアン・オカモト氏による告発と、英『BBC』による報道をきっかけとして拡大している。


ウィシュマさんの妹ポールニマさん「このビデオには最終報告書に書かれていない内容がある」~10.5 名古屋入管施設で死亡したスリランカ人留学生ウィシュマさんの入管施設内での映像を視聴した遺族及び弁護士による記者会見 2021.10.5

記事公開日:2021.10.6取材地: テキスト動画

 2021年10月5日(火)、午後5時より、東京・千代田区の参議院議員会館にて、名古屋入管施設内で死亡したスリランカ人留学生ウィシュマさんの入管施設内での映像を視聴した遺族及び弁護士による記者会見が開催された。


アフガニスタンに取り残され、パキスタン国境近くに集まる邦人関係者に「命のビザを!」福島瑞穂・社民党党首が外務省担当者に迫る!~9.9第31回 難民問題に関する議員懇談会 総会 2021.9.9

記事公開日:2021.9.12取材地: テキスト動画

 2021年9月9日、東京都千代田区の参議院議員会館で、アフガニスタン情勢、東日本入国在留管理センターでの暴行事件、名古屋入国在留管理センターでのウィシュマ・サンダマリさん死亡事案について、外務省、出入国在留管理庁の担当者にヒアリングを行う「難民問題に関する議員懇談会総会」が開かれた。


外務省はアフガン残留の救援保護対象人数の公表を拒否! 名古屋入管ウィシュマさん死亡問題では、庁内担当医師がウィシュマさんの尿検査の結果を把握していたかが焦点に!~8.26第30回 難民問題に関する議員懇談会 総会 2021.8.26

記事公開日:2021.8.30取材地: テキスト動画

 2021年8月26日、東京都千代田区の参議院議員会館で、立憲野党議員とメディア関係者らが、外務省、出入国在留管理庁の各担当者を招いて、ヒアリングを行った。

 議題は2点で、1点目はアフガニスタン国内にとどまっている日本関係者の救援と保護について、もう1点は、名古屋出入国在留管理局に収容されていたウィシュマ・サンダマリさんが今年3月死亡した問題に関する「最終報告書」についてであった。


「名古屋局が隠蔽したのではないですか!?」ウィシュマさんの死因に係る尿検査の結果を中間報告で公表しなかった入管庁を指宿弁護士が追及!~8.20第29回 難民問題に関する議員懇談会 総会 2021.8.20

記事公開日:2021.8.26取材地: テキスト動画

 2021年8月20日、東京都千代田区の参議院議員会館で、難民問題に関する議員懇談会が開かれた。

 懇談会では、名古屋出入国在留管理局に収容されていたウィシュマ・サンダマリさんが2021年3月死亡した問題について、出入国在留管理庁が8月10日に発表した最終調査報告書についての質疑が行われた。


立憲民主党・石橋通宏参議院議員が怒る!「『因果関係わかりません、責任もわかりません。でも、改善します』って、それで改善できるわけがない!」~8.13第28回 難民問題に関する議員懇談会 総会 2021.8.13

記事公開日:2021.8.15取材地: テキスト動画

 2021年3月に名古屋入管収容中に亡くなられたウィシュマ・サンダマリさんの事件について、「第28回 難民問題に関する議員懇談会 総会」が、2021年8月13日、参議院会館で行われた。また、この懇談会には、ウィシュマさんのご遺族で妹のワヨミさんが参加予定であったが、8月12日に出入国在留管理庁が公開したウィシュマさんの監視カメラ映像の一部を見たことでショックを受けたワヨミさんは、体調不良を理由に欠席した。


500人以上が献花! 入管で姉・ウィシュマさんを亡くしたワヨミさんは「姉が愛した日本で亡くなったことが考えられない」と無念さを訴え~5.29追悼 ウィシュマさんを偲ぶ会 2021.5.29

記事公開日:2021.6.2取材地: テキスト動画

 2021年5月29日(土)14時より築地本願寺にて、ウィシュマさんを偲ぶ会実行委員会の主催で「ウィシュマさんを偲ぶ会」が行われ、ウィシュマさんの遺族や友人、遺族の代理人弁護士の指宿昭一弁護士、社民党党首の福島瑞穂参議院議員や立憲民主党の石川大我参議院議員が参加した他、500人以上の一般市民の方々が献花に訪れた。


「植松聖死刑囚の特異性ばかりが取り沙汰されているが、その考えはどこで育まれたのか? 事件と施設、社会は無関係ではない」――11.29 津久井やまゆり園事件は終わらない ~障害者施設の虐待について考える~ 2020.11.29

記事公開日:2020.12.26取材地: テキスト動画

<シリーズ特集>「相模原殺傷事件から4年」今ここにある優生思想に向き合う~ 大西つねき氏「命の選別」発言から ALS患者「嘱託殺人」事件まで
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 2020年11月29日(日)午後1時半より、神奈川県相模原市の「杜のホールはしもと」にて、「津久井やまゆり園事件を考える会」主催の「津久井やまゆり園事件は終わらない ~障害者施設の虐待について考える~」が開催された。


「1983年からの34年間で、121人もの中・高生が柔道事故で亡くなっている!」「世界では20年間死亡事故はゼロ」!~7.22 日本外国特派員協会主催 記者会見 ―「日本のスポーツにおける子どもの虐待」 2020.7.22

記事公開日:2020.7.27取材地: 動画

 東京都千代田区の日本外国特派員協会にて2020年7月22日(水)15時より、土井香苗氏(ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表)、小林恵子氏(全国柔道事故被害者の会)、山崎卓也氏(スポーツ法専門弁護士、世界選手会理事)が出席し、「日本のスポーツにおける子どもの虐待」について記者会見が行なわれた。


「ここの幼稚園で虐待なんぞありませんよ」――籠池氏の開き直りを許すな! まだまだある塚本幼稚園での「虐待」証言 未公開証言を一挙公開!~「極右学校法人の闇」第45弾! 2017.3.15

記事公開日:2017.3.15 テキスト

 籠池泰典氏の理事長辞任表明と小学校の認可申請取り下げで、「森友学園」問題に幕引きが図られようとしている。しかし、そうさせるわけには到底いかない。

 IWJの取材により、「森友学園」の経営する塚本幼稚園では、虐待行為や、ヘイトスピーチが繰り返されていたことが明らかになっている。これらの問題は、なんら解決されていないのだ。


年間90人の子どもたちが虐待で死亡する現実――すみやかな調査と保護を!NPOが「所在不明児」の照合システム作りを塩崎厚労大臣に要望 2015.5.8

記事公開日:2015.5.11取材地: テキスト動画

※5月13日に一部テキストを追加しました

 4日に1人のペースで、子どもが虐待死している――。

 厚生労働省が発表している最新データによると、2013年度に虐待で死亡した子どもの数は90人。ほぼ4日に1人という頻度で子どもが虐待死していることになる。その半数近くは、生まれて間もない0歳児で、無理心中で死にいたるケースは3分の1にもおよぶ。主な加害者は全体で見ると実母のケースが圧倒的に多く、子育て中の母親の孤立が深刻化しているとも言える。