「マスコミの報道がおかしい。現場はほとんどが移転中止を望んでいる!」~小池百合子都知事、築地視察前日!~何度でも訴える!「築地移転」絶対反対!都庁前アクション 2017.1.11

記事公開日:2017.1.17取材地: 動画

 2017年1月11日(水)18時より東京都新宿区の東京都庁前にて、築地市場を愛する市民連合の呼びかけによる、「小池百合子都知事、築地視察前日!~何度でも訴える!「築地移転」絶対反対!都庁前アクション」が行われた。


「移転中止に一歩近づいた」――豊洲市場の地下水調査の最終報告で環境基準79倍ものベンゼンが検出! 数値の急上昇の原因は「データ改ざん」!? 第4回専門家会議の報告 2017.1.14

記事公開日:2017.1.15取材地: テキスト動画

 豊洲への移転ストップの「決定打」ともいえるデータが明らかにされた。

 東京・築地市場の移転先とされる豊洲市場の土壌汚染について、2017年1月14日、地下水モニタリング調査の最終結果が都の「専門家会議」によって発表された。それによると、調査を行った201地点のうち、環境基準の79倍もの有害物質のベンゼンが72地点で検出されたほか、ヒ素が基準値の3.8倍、検出されてはいけないシアン化合物(青酸カリ)が30地点で検出された。


「商物分離は理解するが、仲卸の一番大事な目利きの部分は、我々の命だ!」~市場問題プロジェクトチームによる築地市場 青果部関係者へのヒアリング 2016.12.14

記事公開日:2017.1.11取材地: 動画

 2016年12月14日、築地市場の豊洲移転について、東京都の市場問題プロジェクトチームよる築地市場関係者へのヒアリングが、同市場内で行われた。築地市場関係者へのヒアリングは11月15日に続いて2回目となる。また小島敏郎座長は記者団に2017年1月には「経過報告」を小池都知事に提出することを明らかにした。


「『築地は狭いから移る』と言っているのに、豊洲に移って売り場面積が広くなるわけじゃない」「青果の場合には狭くなっている」――第3回市場問題プロジェクトチーム会議 2016.11.29

記事公開日:2016.12.9取材地: テキスト動画

 「豊洲に移って売り場面積が広くなるわけじゃない」――。

 第3回市場問題プロジェクトチーム会議が、2016年11月29日都庁で開催された。豊洲市場の施設の安全性、機能などについて、東京都中央区卸売市場の移転調整担当課長や株式会社日建設計などから説明があり、市場問題プロジェクトチームメンバーによる意見聴取などが行われた。


豊洲新市場の安全性を担保する”カギ”地下水管理システムは機能していない!? 日本環境学会元会長の畑明郎氏が専門家会議の見解を一蹴「当然予想されたこと」 2016.10.20

記事公開日:2016.11.18取材地: テキスト動画

 豊洲新市場の地下水上昇を抑えるために稼働している、地下水管理システム。これは、有害物質が地下水に浸透し、地表へ染み込まないようにするシステムであり、東京都は、「水位が上昇した場合は、地下水をポンプでくみ上げ、処理施設で処理後、公共下水道に放流する」と説明している(東京都HPより )。

 2016年10月20日(木)東京都庁で、「守ろう! 築地市場パレード実行委員会」、「“築地”有志の会」による、小池百合子都知事宛「要請書」提出後の記者会見が行われ、日本環境学会元会長の畑明郎氏は、この地下水管理システムを「機能していないのではないか」と厳しく指摘した。


国の指針の最大約7倍の水銀検出に、小池百合子知事「少々驚きました」!? 豊洲市場・地下空間の大気に国の指針の約7倍の水銀が検出、地下水位も依然として2メートル超えの惨状! 2016.10.21

記事公開日:2016.11.18取材地: テキスト動画

 2016年10月15日(土)に開催された「第1回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」で、豊洲市場・建物下の地下空間の大気から、国の指針の最大約7倍の水銀が検出されたことが発表された。


豊洲新市場の設計に難点が多すぎる!中澤誠氏「10年前にやらなければいけない議論を今やっている!」――市場問題プロジェクトチームによる築地市場内の事業者へのヒアリング 2016.11.15

記事公開日:2016.11.17取材地: テキスト動画

 2016年11月15日、築地市場内の会議室で、市場問題プロジェクトチームによる築地市場内の事業者へのヒアリングが行なわれた。

 同プロジェクトチームは、ヒアリング事項の1つとして、水産仲卸売場棟設計について意見を求めた。水産仲卸売場棟内のスロープは、勾配が10%(10m進むと1m上がる)、車線は上りが2車線、下りが1車線となっている。さらにその先には、ヘアピンカーブがあり、ピーク時に安全かつ円滑にターレが走行できるかどうかが焦点となっている。


豊洲新市場の「盛り土」を決定した市場長ら8人の責任者を小池百合子都知事が実名で緊急発表!「ノー回答」だった石原元知事には引き続きヒアリングの可能性も 2016.11.1

記事公開日:2016.11.2取材地: テキスト動画

 豊洲の新市場の地下に「盛り土」がされず地下空間となっていた問題で、都は2016年11月1日、緊急記者会見を開き、自己検証報告書の結果報告をした。

 地下空間は、2010年11月の基本設計の起工から、2012年5月の実施設計の契約締結の間に最終確定したと結論づけられた。責任については、決定に関わった中西充・現市場長兼副知事や岡田至・前市場長ら、8人の幹部にあるとされた。会見に臨んだ小池知事は、すでにOBとなった者も含む8人の処分方法を検討すると発表した。


「(豊洲新市場は)安心して使っていただける市場」と主張! ~設計会社「日建設計」が説明――第2回市場問題プロジェクトチーム会議 2016.10.25

記事公開日:2016.11.2取材地: 動画

 2016年10月25日(火)、東京都庁第一本庁舎において、第2回市場問題プロジェクトチーム会議が開催された。


「なんだか便所掃除の話をしているみたいだ」!?――第1回豊洲市場土壌汚染対策専門家会議で傍聴の市場関係者から批判続出!!豊洲地下空間からは基準の7倍もの水銀が検出! 2016.10.15

記事公開日:2016.10.15取材地: 動画

 「なんだか便所掃除の話をしているみたいだ。『もともと汚いところなんだけど、これだけきれいに掃除したから、ここで握った寿司、みんな食べてくれるよね』という話になっている」――。

 会議の最後に傍聴席から発言した「堺周商店」酒井氏のこの発言に、多くの市場関係者の気持ちが表れているのではないだろうか。

 2016年10月15日(土)、築地市場講堂で「第1回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」が行われた。


「現実には、この移転計画はほぼ中止に向かっている」――築地市場の豊洲移転問題を考える緊急フォーラム「築地から東京が変わる」が開催!東京中央市場労働組合の中澤誠執行委員長が今後の見通しを示す 2016.10.9

記事公開日:2016.10.12取材地: 動画

 10月9日、築地市場の豊洲移転問題を考える集会「緊急!政策希望フォーラム 築地から東京が変わる」が、東京都内の文京区民センターで開催された。フォーラムでは元日弁連会長の宇都宮健児氏、築地市場の仲卸業者で、東京中央市場労働組合執行委員長を務める中澤誠氏、1級建築士の水谷和子氏が登壇し、パネルディスカッションが行われた。


豊洲新市場移転問題の「当事者」石原慎太郎元都知事へ小池知事が質問状「大きな解明につながるのではないかと期待をしている」――小池百合子 東京都知事 定例記者会見 2016.10.7

記事公開日:2016.10.10取材地: 動画

 「極めて具体的にお答えいただければと、大きな解明につながるのではないかと期待をしているところであります」――。

 豊洲新市場移転問題の「当事者」である石原慎太郎元都知事は10月6日、東京都のヒアリング調査について、報道陣に「書面によりご質問いただければ、記憶を整理して誠意をもってお答えしたいと考えており、東京都にもその旨申し入れているつもりです」とする談話を発表した。


「築地の現地再整備を勝ち取りましょう!」 築地市場の豊洲移転反対のデモ行進に宇都宮健児弁護士、日本共産党・吉良よし子参院議員が参加~やっぱり築地がええじゃないか!新宿港町行進 2016.10.1

記事公開日:2016.10.2取材地: 動画

 「多くの現場で働く人が不安を感じている。できれば築地で働きたい。こういう声が圧倒的なのに、それが全然都に届いていない」――。

 2016年10月1日(土)、新宿・柏木公園から、「やっぱり築地がええじゃないか!新宿港町行進」と題したデモ行進が行われ、約130名(主催者発表)の参加者が築地市場の豊洲移転反対を訴え、「築地でええじゃないか!」という声を響かせた。


「ピンポイントで指し示すのは難しい」――「盛り土」問題、小池百合子都知事が都の「自己検証報告」を公表、時期や責任者は特定できず 2016.9.30

記事公開日:2016.9.30取材地: 動画

 9月30日、東京都の小池百合子都知事は、定例記者会見で、豊洲新市場予定地の建物下で「盛り土」がなかった問題に関する「自己検証報告」を公表した。

 小池都知事は、地下空間を設けることと、「盛り土」をしないことについて「段階的に固まっていったと考えられる。いつ、誰がということはピンポイントで指し示すことがなかなか難しい。流れの中で、空気の中で進んでいった」との見方を示した。また、都議会、都民への説明責任が果たされてこなかった原因として「ガバナンスの欠如」「意思決定プロセスの不備」「連携不足」などを上げた。


豊洲新市場の建設「談合」疑惑に対し、東京地検特捜部は果たして動き出すか!? 郷原信郎弁護士と落合洋司弁護士に見通しを訊く! 小池百合子知事は鹿島・大成・清水の3ゼネコンにメスを入れられるか!? 2016.9.30

記事公開日:2016.9.30 テキスト

 東京・豊洲市場をめぐって、数年前から指摘されていた問題がある。建設費をめぐる「談合」疑惑だ。

 「盛り土」問題をはじめ、深刻な土壌汚染問題、施設設計の問題、物流の問題、数々の問題を抱え込んだ豊洲市場に、はじめて東京地検特捜部が動くかもしれないという。

 当時の都政の責任者は石原慎太郎元都知事だ。この件で、元知事が立件される可能性はあるだろうか? 元東京地検特捜部の郷原信郎弁護士と落合洋司両弁護士に、それぞれお話をうかがった。


豊洲新市場問題に関するプロジェクトチームが初会合~土壌の安全性、豊洲市場の施設・事業などが検討課題に 2016.9.29

記事公開日:2016.9.29取材地: 動画

 「これだけのお金をかけているわけですから、これが東京の成長に役立つ、東京の夢になっていく、という自信と安心が持てるのかどうか」――。

 2016年9月29日(木)、東京都庁で、建築家など8名の有識者らで構成される「市場問題プロジェクトチーム」の初会合が行われた。初の会合となるこの日は、築地市場が豊洲新市場へ移転されることになった経緯が振り返られると同時に、土壌の安全性、豊洲新市場の事業規模や建設費、築地場外市場への支援措置などが検討課題として整理された。


「地下ピットのたまり水は地下水である」と専門家会議平田座長、地下水管理の必要性を強調「地震で液状化して地下水が吹き出してくるのを塞ぐ必要がある」――豊洲市場地下ピット内の現場視察と会見 2016.9.24

記事公開日:2016.9.25取材地: 動画

 地下ピットのたまり水は、足の甲をスッポリと覆い隠し、スネの下まであった。ここ数日の雨で水位が上昇したとのことだ。地下空間は、セメントを水で溶かした匂いに加えて、消毒液のような鼻を突く異臭を訴える記者もいた。


豊洲盛り土問題で小池百合子都知事、従来の都政を「無責任体制」と批判しつつも「犯人探しは目的ではない」――リオ・パラリンピックから帰国後最初の定例記者会見 2016.9.23

記事公開日:2016.9.24取材地: 動画

 2016年9月23日(金)、東京都庁で小池百合子都知事定例記者会見が行われた。豊洲新市場の盛り土問題をめぐる一連の混乱について、従来の都の管理体制を「無責任体制」と批判しつつ、現在都の行っている調査などについて「犯人探しは目的ではない」と発言した。

 盛り土問題をめぐっては、石原慎太郎元都知事が専門家会議の提案を無視する形で地下コンクリート案の検討を都に指示していたことが明らかになったが、小池知事は今後、石原元都知事や過去の市場長らに直接ヒアリングする可能性について聞かれると、「最終の報告書の結果次第です」と、可能性を排除しなかった。


スクープ!豊洲「盛り土」問題、「技術会議」は地下空間の存在を知っていた!~岩上安身が元日本環境学会会長・畑明郎氏に豊洲土壌汚染の実態を訊く!岩上安身によるインタビュー 第668回 ゲスト 畑明郎氏 2016.9.19

記事公開日:2016.9.23取材地: テキスト動画独自

特集 築地市場移転問題
※緊急、公共性に鑑み、ただいま全編特別公開中です。

 土壌汚染対策として「盛り土」が行われていないことが明らかとなった、豊洲新市場。9月17日には、2008年に東京都に対し「盛り土」をする提言案をまとめて解散した専門家会議(座長・平田健正氏)が再招集され、安全性を再評価することが決まった。

 かつて東京ガスの工場が立ち並び、環境基準の4万3000倍のベンゼンが検出されたことがある豊洲。都民の食の安全を守るためには、土壌汚染対策は欠かせない。2011年3月11日の東日本大震災後には液状化が起こり、地下の土壌や地下水はかく乱され、汚染が際限なく広がっている可能性もある。


豊洲汚染問題、検出されたシアン化合物は、かつてナチスがガス室で使ったほどの超猛毒!さらに今後も検出される可能性!元日本環境学会会長・畑明郎氏に緊急取材!(聞き手・IWJ城石裕幸) 2016.9.22

記事公開日:2016.9.23取材地: 動画独自

 土壌汚染対策として「盛り土」がなされていなかったことが発覚し、揺れに揺れている豊洲新市場問題。都議会公明党が9月20日に発表した独自の調査結果によると、水産卸売場棟がある「第7街区」の地下のたまり水から、猛毒のヒ素だけでなく、シアン化合物が新たに検出されたという。

 このシアン化合物とは、環境基準が「不検出」に設定されているほどの猛毒で、毒物の代名詞的な存在である「青酸カリ」のことだ。