「王様は裸だ」と君は指摘する(できる)だろうか?―ネットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐えがたい認知的不協和について~『「今を伝える」ということ』岩上安身講演続編 2015.12.20

記事公開日:2015.12.20 テキスト

 『「今を伝える」ということ』(成文堂)が2015年12月17日に出版された。編者は早稲田大学商学学術院・八巻和彦教授で、八巻氏は2015年度「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座のコーディネーターも務めた。同書には、講師として招かれたIWJ代表・岩上安身を含む14人のジャーナリストの講演がまとめられている。

 岩上安身の講演の模様は、「『王様は裸だ』と君は指摘する(できる)だろうか――? メットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐え難い認知的不協和について」という項で、同書にまとめられているが、ここでは、ページ数の都合上、同書に収録しきれなかった講演部分、すなわち「続編」を掲載する。

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【スピーチ全文掲載】「多くのメディアに出る人間が、今の政府に反対しているし怖がっている」~作家の室井佑月氏がいい記事を書いたメディア人への応援を呼びかけ「Twitterやメールを送ってほしい」 2015.9.18

記事公開日:2015.9.18 テキスト 動画

 「私、メディアで仕事をさせてもらっていますけれども、多くのテレビに出る人間や物書きの人間が、実は、今の政府のやり方に、不安を持っているし、反対しているし、怖がっております。でも、まだ声をあげられない人がたくさんおります」――。

 安倍総理の「お友達」である籾井勝人氏が会長として君臨するNHKを筆頭に、新聞やテレビといった既存大手メディアには、現在の安倍政権に対して過剰におもねり、政府にとって都合の悪い報道は自粛するという風潮がある。

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シンポジウム「沖縄 戦後70年:基地問題とジャーナリズム」 2015.7.12

記事公開日:2015.7.12 取材地: 動画

 2015年7月12日(日)13時より、東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパスにて、シンポジウム「沖縄 戦後70年:基地問題とジャーナリズム」が行なわれた。

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現役NHKチーフプロデューサーがメディアの「翼賛体制」の内情を暴露!29日18時から、岩上安身が独占インタビュー! 2015.4.28

記事公開日:2015.4.28 テキスト 動画

※インタビュー動画をアップしました。➡[iwjlink id=244020]
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 今、大手新聞、テレビ、そして野党までもが、政府・安倍総理批判を「自粛」する動きに出ている。そんな「翼賛」的な流れに抗うために、多くの報道人、言論人、有識者が立ち上がり、「翼賛体制の構築に抗する声明」を発表した。

 2015年4月19日、その賛同者らが一同に介し、「オフ会」が行われた。そこで飯田能生氏(現役のNHKチーフプロデューサー)は、かつて原発批判がタブーであったことを暴露した。

 また現NHK会長の籾井会長について飯田氏は「低俗」と断じ、現場の良心とNHK上層部との軋轢など、生々しい内幕を明かした。そのうえで、急速に翼賛体制化が進むメディアの状況を危惧し、実名顔出しで批判の声をあげた覚悟を語った。

 以下、飯田氏の発言部分のみテキストに起こし、掲載する。なお、飯田氏には明日4月29日、岩上安身がCh1で18時より独占インタビューを行う。

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孫崎享氏×マーティン・ファクラーNYタイムズ東京支局長が対談、邦人人質事件で「沈黙」した日本のメディアに苦言〜多様な価値観を認めない空気は「北朝鮮並み」と痛烈批判 2015.3.6

記事公開日:2015.3.9 取材地: テキスト 動画

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏とニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が先月2月18日、『崖っぷち国家 日本の決断』 (日本文芸社、2015年2月) (2015年2月、日本文芸社)を出版した。この新刊本の刊行記念トークイベントが、3月6日、東京の八重洲ブックセンターで行なわれた。

 「イスラム国と安倍外交」と題して、著者の2人がトークした。

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報道の正しい機能が失われていくことで独裁や戦争に繋がっていく可能性を危惧――「翼賛体制の構築に抗する言論人、報道人、表現者の声明」を発表した古賀茂明氏、今井一氏らが会見 2015.2.25

記事公開日:2015.2.27 取材地: テキスト 動画

※2月27日テキストを追加しました!

 「翼賛体制の構築に抗する言論人、報道人、表現者の声明」を発表した今井一氏、古賀茂明氏、マッドアマノ氏らが2月25日(水)、日本外国特派員協会で記者会見を行なった。

 この声明には、現時点で言論人・報道人・表現者ら約2500名が賛同し、これとほぼ同数の2500名もの市民が応援の署名をしている。IWJ代表の岩上安身も賛同者として名を連ねているほか、現役のNHKチーフプロデューサーや、毎日新聞編集制作者も名乗りをあげている。

 この日の会見では、劇作家・演出家の平田オリザ氏、小説家の中沢けい氏も出席。それぞれが今回の運動の意義や、昨今の日本のメディア報道をめぐる問題点を指摘した。

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「70数年前も、こうして『物言えぬ空気』が作られ、私たちの国は破滅へ向かったのではなかったか」──翼賛体制構築に抗する言論人、報道人、表現者の声明 2015.2.9

記事公開日:2015.2.12 取材地: テキスト 動画

※2月12日テキストを追加しました!

 「普段、こういうアピールに名前を出すことはしない作家たちも、『今回はがまんできない。言論人がスクラムを組まないと、この国は手遅れになる』と賛同してくれた。NHKはじめ大手メデイアの現職の人々も参加して、今、1200人になった」──。

 2015年2月9日、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「自粛という名の翼賛体制構築に抗する言論人、報道人、表現者の声明」についての記者会見が行われ、今井一氏、古賀茂明氏、小林節氏、マッド・アマノ氏、雨宮処凛氏、おしどりマコ氏、大芝健太郎氏が出席した。なお、IWJの岩上安身も賛同人に名前を連ねている。

 2015年1月20日、「イスラム国」が湯川遥菜さん、後藤健二さんと見られる日本人の映像をインターネットで公開し、日本政府に身代金を要求した。中東歴訪中に、「イスラム国」の脅威にさらされている地域への支援として2億ドル拠出を表明したばかりの安倍首相は、急遽帰国して対応にあたったものの、「イスラム国」は1月24日には湯川さんを、2月1日には後藤さんを殺害したとする映像を公開。邦人人質事件は最悪の結末を迎えた。

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【岩上安身のツイ録】「イスラム国」の報道で官邸から圧力、番組責任者が更迭!? 翼賛体制はすでに始まっていた! 2015.2.7

記事公開日:2015.2.7 テキスト

※2月4日(火)の岩上安身の連投を再掲します。

 既存メディアの現実をわかっていらっしゃらない。もう翼賛体制下です。RT @cao58020: 安倍自民党政権は翼賛報道体制を作ろうとしています。政権批判をするには複数の大手メディアがジャーナリズムを持っていなければ、一社だけだと持ちこたえられません。支援しなければいけませんね。

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【岩上安身のニュースのトリセツ】ドイツ・ニュルンベルク大学で講演「独立インターネットメディアが担う使命、期待、障壁」とは(IWJウィークリー69号より) 2014.10.14

記事公開日:2014.10.14 テキスト 動画

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 ドイツ南部にあるエアランゲン–ニュルンベルグ大学で行われたシンポジウム「カタストロフィー、デジタルの公共空間、民主主義の未来」にスピーカーとして招かれ、9月11日から21日までドイツに行ってきました。

 9月11日から13日にかけて、エアランゲン-ニュルンベルク大学で「カタストロフィー、デジタルの公共空間、民主主義の未来」と題するシンポジウムが行われました。

 このシンポジウムの目的は、「ポスト民主主義」の日本における、新旧メディアと公共空間の関係を再考することでした。とくに、311というカタストロフィー以後の公共空間のあり方を模索するというものでした。

 私は、「デジタルメディアとアルゴリズム的公共空間」というパートのなかで、13日、「日本において独立インターネットメディアが担う使命、期待、障壁〜IWJ設立から3年10ヶ月、その経験」というタイトルで講演を行いました。

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【IWJブログ】軽減税率適用を求め新聞協会が声明 IWJ独自取材にテレビ局「回答しない」 2013.1.18

記事公開日:2013.1.18 テキスト

特集 天下の愚策 消費税増税

 15日、日本新聞協会は、新聞、書籍、雑誌、電子媒体に対して消費税の軽減税率適用を求める声明を発表した。声明は、新聞が「民主主義社会の健全な発展と国民生活の向上に大きく寄与している」と指摘。「欧州各国では、民主主義を支える公共財として一定の要件を備えた新聞、書籍、雑誌にゼロ税率や軽減税率を適用し」ていることを理由として挙げた。

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岩上安身による元外交官 孫崎享氏インタビュー 2011.2.1

記事公開日:2011.2.1 取材地: テキスト 動画 独自

 2011年2月1日、岩上安身が、元防衛大学校教授で元外交官の孫崎享(まごさき・うける)氏に緊急インタビューを行った。インタビューのテーマは、チュニジアの*ジャスミン革命やエジプトの民衆革命、また激しく流動する中東情勢、そして政治とメディアについてだった。

*ジャスミン革命とは、2010年から2011年にかけてチュニジアで起こった民主化運動。

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岩上安身による森ゆうこ参議院議員単独インタビュー・真の挙党体制 2011.1.21

記事公開日:2011.1.21 取材地: テキスト 動画 独自

 2011年1月21日、「平成23 年度予算案並びに関連法案の早期成立を目指す『真の挙党体制を構築するため』の党運営について」という質問書を、岡田幹事長に提出するにあたり川内博史衆議院議員とともに記者会見を行った森ゆうこ参議院議員。

 その日の夜、単独インタビューで詳しい経緯を話していただいた。党本部からの露骨な弾圧があるという森議員。他の議員はどうしたとよく言われますが、責めないでと言う。また現場の記者も、そのまま書いたら、みんな日刊ゲンダイのようになってしまうとも。また、サポート会員には、これまでの森ゆうこ議員の関連動画を掲載しました。あわせてご覧ください。

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岩上安身によるOurPlanet-TV 白石草さんインタビュー 2011.1.20

記事公開日:2011.1.20 取材地: テキスト 動画 独自

 2011年1月20日、映像市民メディアの草分け、OurPlanet-TVの白石草(しらいし・はじめ)さんのインタビューです。

 白石さんは、テレビ朝日系列のプロダクションでビデオ・エンジニアから、当初ビデオ・ジャーナリズムに挑戦していたTOKYO MX(東京の地方局)に転職。

 その後、2001年にOurPlanet-TVを立ち上げたという経歴の持ち主。その過程は、技術の進化とともに激変するメディア状況の歴史に重なります。岩上安身と白石さんが寡占メディアから市民メディアへ、可能性を語ります。

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「TBSが取材にやってきた」 ~岩上安身によるTBS・金平茂紀キャスターへの逆インタビュー 2011.1.14

記事公開日:2011.1.14 取材地: テキスト 動画 独自

 TBSの報道特集から、岩上安身に「政治とメディア」をテーマに取材の申し込みがありました。この動画は、取材にくるTBSをそのまま取材してしまおう!という企画です。

 2011年1月14日、取材に来た金平キャスターをはじめとするTBS取材班を、午後4時ころからUstreamで生中継。途中、ブレーカーが落ちるというアクシデントもありましたが、取材の一部始終をここでご覧いただけます。(「報道特集」の放送予定は1月15日)

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