「秘密法に反対する全国ネットワーク」第2回全国交流集会/野外集会「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」 2014.7.6

記事公開日:2014.7.6取材地: 動画

 2014年7月6日(日)、大阪市の山西福祉記念会館で英エセックス大学人権センターの藤田早苗氏が「国際人権基準と秘密保護法」と題して講演を行った。全国で秘密保護法に反対して活動する団体のネットワーク「秘密法に反対する全国ネットワーク」の第2回全国交流集会の2日目日程の中で行われたもので、集会では、この他に各団体からの報告や、弁護士の西晃氏の講演も行われた。また集会後、扇町公園で大阪弁護士会主催による野外集会「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」が開かれた。


2012年「10.17JR大阪駅前街宣弾圧」一審無罪判決を受けての緊急記者会見 2014.7.4

記事公開日:2014.7.4取材地: 動画

 2012年10月のがれき焼却に反対する抗議行動において、JR大阪駅前でのビラまきや駅コンコース通過により威力業務妨害に問われていた韓基大(ハン・キデ)氏に対する一審判決公判が、2014年7月4日(金)15時より大阪地方裁判所で行われた。

 裁判所は、駅前でのビラまき制止への抗議については威力に当たらず、駅コンコース通過に関しては違法性がないとして無罪の判決を言い渡した。これを受けて、16時過ぎより、韓氏・弁護人・憲法研究者、そして逮捕後処分保留となった下地真樹・阪南大学准教授が地裁内にある司法記者クラブで記者会見を行った。


集団的自衛権反対!戦争参加反対!自民党大阪府連本部抗議行動 2014.7.1

記事公開日:2014.7.1取材地: 動画

 7月1日(火)、大阪府 自民党大阪府連本部にて「集団的自衛権反対!戦争参加反対!自民党大阪府連本部抗議行動」が行われた。大阪ch1では、18時からその模様を配信した。


安冨歩氏×深尾葉子氏 男女共同参画週間記念事業「女も男も幸せになるために~標準家族消失の中で」 2014.6.27

記事公開日:2014.6.27取材地: 動画

 2014年6月27日(金)14時より、大阪府守口市の中央公民館で男女共同参画週間記念事業「女も男も幸せになるために~標準家族消失の中で」が行われた。深尾葉子・大阪大学准教授と安冨歩・東京大学教授が、タガメ女とカエル男となぞらえる現代日本の夫婦関係と、立場主義として表されるその社会構造の問題とを論じた。


「報道番組は娯楽にあらず」 〜「NHKニュース7」の恣意性批判「解釈改憲への雰囲気づくりか」 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画

 「NHKがニュース選びを恣意的に行っているのであれば、公共放送が『世論誘導』を行っていることになる」──。

 2014年6月21日、大阪市の中央公会堂で開かれた「メディアを考える市民のつどい『国民の知る権利を守る』6.21関西集会 どうする公共放送の危機!」では、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表で東京大学名誉教授の醍醐聰氏や、元NHK職員らが忌憚のない意見を交わした。


「政府が出した集団的自衛権の具体的事例は、思いつき」 ~橋下徹大阪市長 定例会見 2014.6.19

記事公開日:2014.6.19取材地: テキスト動画

 「日本の自衛権の、どこに不備があるのかという部分が、国民に伝わっていない」──。

 2014年6月19日(木)14時から、大阪市北区の大阪市庁舎で、橋下徹大阪市長の定例会見が開かれた。橋下市長から3つの市政報告があり、その後は質疑応答になった。質問のほとんどが、大阪都構想での法定協(大阪府・市特別区設置協議会)のメンバー入れ替えや、9月の本議会提出までの手続きの問題などに集中した。

 IWJは、集団的自衛権行使を限定容認する橋下市長の考えを確認した上で、安倍総理が示した「米輸送艦による邦人輸送」の想定について、「米国側は、そのような想定はしていない。日本政府も、6月11日の衆議院外務委員会でそれを認めているが」と、市長の見解を尋ねた。


「自民党は、改憲で個人の自由を制限する」 〜元国立市長の上原公子氏、自民党改憲草案の怖さを語る 2014.6.14

記事公開日:2014.6.14取材地: テキスト動画

 「自民党の改憲草案では国防軍が創設され、個人の自由が奪われ、内閣が絶大な力を持つことになる。この状況に対抗するには、現行憲法を守るのではなく、使いこなさなければならない」。上原公子氏は、国民の権利の行使が鍵を握る、とした。

 2014年6月14日、大阪市の協同会館アソシエで「辺野古に基地はいらない!軍事力に頼らない平和を!6.14沖縄意見広告運動報告集会」が行われた。元国立市長の上原公子氏が講演を行い、現行憲法と比較しながら自民党憲法草案の問題点を指摘した。また、韓国「反戦平和連帯(準)」幹事のキム・ウォジン氏の連帯のあいさつ、NO! オスプレイ西日本キャラバン活動報告などが行われた。


辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動 2014.6.14

記事公開日:2014.6.14取材地: 動画

 2014年6月14日(土)15時半より、JR大阪駅南側バス停付近で土曜日恒例の「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」が行われた。2004年より500回以上続く行動だが、13年末より排外主義団体の抗議を切っ掛けに始まったJR西日本による介入は依然として継続している。


6・1戦争への暴走STOP!!御堂筋パレード 2014.6.1

記事公開日:2014.6.1取材地: 動画

 解釈改憲による集団的自衛権行使容認に向けた審議が国会で進む中、2014年6月1日(日)13時半より、大阪市・御堂筋で大阪憲法会議などこれに反対する9つの市民団体によるパレードが行われた。


「福島の中学生たちは、放射能を怖がるのはかっこ悪いと言う」 〜長谷川健一氏×守田敏也氏 講演会 2014.5.25

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 「一番かわいそうなのは子どもたち。いまだガラスバッチも配布されない。つまり、被曝量の記録がない。これが飯舘村の実態だ」──。

 2014年5月25日、大阪市西成区の釜ヶ崎ふるさとの家で、長谷川健一氏と守田敏也氏の講演会「あの日から3年 ~福島は今、どうなっているか」が行われた。福島県飯舘村の長谷川氏(酪農家)が、原発事故直後の村の様子と現在について語り、続いて、ジャーナリストの守田氏が講演し、両者の対談も行われた。


福井原告団が関西電力に大飯原発再稼働断念を申し入れ&大阪原告団との交流会

記事公開日:2014.5.22取材地: 動画

 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機について、福井地方裁判所が21日、運転差し止めを命じる判決を言い渡したことを受け、福井原告団と弁護団は、5月22日、大阪市北区の関西電力本店を訪れ、控訴しないよう申し入れた。また、申し入れ後には、同じ大飯原発差し止め訴訟の大阪原告団との交流会が行われた。


「市が水道民営化の実験材料にされる!」 〜前市長 平松邦夫氏が警告「住民よ、急げ」 2014.5.17

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 「生命の源、水を営利企業にゆだねてええの?」──。このような副題が付いた緊急集会が、大阪市内で行われた。

 2014年5月17日、大阪市中央区のエル・おおさかで開かれた「緊急学習会 大阪市水道事業民営化を考える 〜5/30締切パブリックコメントに向けて〜」では、大阪市が2015年度からの実施をめざす水道事業の民営化で、市民からの意見募集制度(パブリックコメント、以下パブコメ)が実行されていることを受け、水政策研究所理事長の中村寿夫氏と、前大阪市長で公共政策ラボ代表の平松邦夫氏がレクチャーを担当。橋下徹大阪市長が掲げている「水道民営化」構想の問題点を平易に語り、会場に集まった市民らにパブコメの活用を促した。


『美味しんぼ』へ抗議するも法的措置はとらず/カジノ構想には意欲 〜松井一郎大阪府知事 定例会見 2014.5.14

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 「今回の『美味しんぼ』には、(震災がれきを焼却した)焼却場近くの住民に、目や呼吸器系などの不快な症状を訴える人が約800人いた、との記述があるが、大阪市此花区役所や保健福祉センターには、被害を訴える住民の声も、医師会からの連絡もなかった。此花区と府内6ヵ所にあるモニタリングポストの空間線量にも変わりはない。」──。

 2014年5月14日(水)14時から、大阪市中央区の大阪府庁で、松井一郎大阪府知事の定例会見が開かれた。注目される『美味しんぼ』への抗議について、松井知事は「府民の不安を煽り、風評被害を招く恐れがある」と語り、震災がれきの安全を確認して受け入れたことを強調。しかし、これ以上の法的措置などは考えていないことも表明した。


憤る原告団「大阪高裁は自らの判断を示さずに逃亡した」 〜大飯原発3・4号機運転差し止め仮処分 却下決定 2014.5.9

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 「今回は負けたが、私たちの運動は多少なりとも、原子力規制委員会にも影響した感がある。問題は、規制委員会の結論が出てから、再稼働まで時間がないことだ」と、原告団代理人の武村二三夫弁護士は語った。原告の島田清子氏は「この裁判によって、われわれは大きなもの獲得できた。内容的には大きく前進した。特に、ずさんな避難計画の問題を指摘して、再稼働を止める布石にしたい」と話した。

 2014年5月9日、関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めを求めて、大阪高等裁判所に仮処分申請されていた即時抗告審で、大阪高裁は訴え却下の決定を下した。決定直後の様子と、原告団記者会見・報告集会の模様を取材した。


「米兵は自動小銃、日本兵は旧式単発銃。大本営は大和魂で行け、と」 〜日中戦争と沖縄戦の戦場体験を聞く 2014.4.27

記事公開日:2014.5.8取材地: テキスト動画

 「戦争になったら、誰が犠牲になるのか。戦争とはどんなことで、天皇はどうであって、統治はどういうことだったと、ちゃんと教えないといけない。日本は憲法9条を守り、コスタリカのように国家予算の3分の2を福祉と教育に使うべき。戦争は、絶対起こしてはならない」──。

 2014年4月27日、大阪市北区のPLP会館で、「元日本軍兵士の証言 日中戦争と沖縄戦の二つの戦場体験を聞く ~第3回連続講座『戦争を忘れない』」が行われた。元日本兵で、中国、沖縄の前線で戦った近藤一氏と、「山西省明らかにする会」の加藤修弘氏が講演した。95歳の近藤氏は、戦場で体験した日本軍の加害行為を語り、戦争の悲惨さを訴えた。


橋下徹大阪市長 定例会見 2014.5.8

記事公開日:2014.5.8取材地: 動画

 2014年5月8日(木)14時から、大阪市北区の大阪市庁舎で、橋下徹大阪市長の定例会見が開かれた。


原発メーカー訴訟と韓国人被爆者2世 金亨律氏をつなぐ反核の意志 〜翻訳家 青柳純一氏 2014.4.23

記事公開日:2014.4.23取材地: 動画

 「韓国社会では『広島と長崎の原爆投下のおかげで終戦となり、自分たちは日本から解放された』との考え方が支配的で、韓国人被爆者の存在は無視されていた。そんな中で被爆2世が、核の恐怖、次世代への影響を訴えた」──。

 2014年4月23日、大阪市天王寺区にある大阪南YMCAで、「在韓被ばく者の現状&原発メーカー訴訟原告交流会」が開かれ、『被ばく者差別をこえて生きる ― 韓国原爆被害者2世 金亨律とともに』(三一書房)の著者で、翻訳家の青柳純一氏が講演を行った。青柳氏は、自身が原告として参加している原発メーカー訴訟と、2005年に34歳で亡くなった韓国原爆被害者2世の金亨律(キム・ヒョンニュル)氏について語った。


「宗教対立を避けるため、弘法大師は神仏の融和を試みた」 〜歴史講座 松嶌徹氏 2014.4.19

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 「密教とはオールマイティな宗教。いろんな民族の儀式を取り入れている。日本のルーツがいろいろ取り込まれ、ノウハウが詰まっている宗教だ」──。

 2014年4月19日、大阪府箕面市のカフェ神音比で、歴史講座「空海と倭の神々~弘法大師がひそかに守ったもの~」が開かれた。四国遍路の意味と渡来文化など、弘法大師・空海が仏教によって何を成し遂げたのか、講師の松嶌徹氏が壮大な歴史ロマンを語った。


「直接雇用の大原則が崩れ、日本は世界一働きにくい国に」 ~労働者派遣法の大改悪に法律家らが危機感 2014.4.14

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 「労働者派遣法の改正案には、労働者を保護する規定は一切ない。こんなものは認められない」──。

 2014年4月14日、大阪市中央区のエルシアターで、在阪法律家8団体による集会「『世界で一番働きにくい国』に! 3年でクビ? 生涯ハケン? 正社員ゼロ? STOP!!派遣法の大改悪!」が開かれた。基調講演では、龍谷大学名誉教授の萬井隆令(よろい・たかよし)氏が「安倍政権 雇用規制緩和と派遣法改悪の焦点」をテーマに、労働者派遣法改正案の問題点を指摘。派遣法が改正されると直接雇用の原則が崩れ、一度、派遣労働者となると、長期間そのまま働き続けるか、3年で切り捨てられて職を転々とする可能性がある、と危惧した。


【日本で進む水道民営化】大阪市が運営権の売却を決定 ~橋下市長の「民営化論」に多くの批判 2014.4.14

記事公開日:2014.4.14 テキスト

 「市の水道事業の民営化を目指す」――。2012年3月に橋下徹大阪市長が掲げた「水道民営化」構想は、いよいよ大詰めを迎えている。4月9日、大阪市は上水事業の30年間の「運営権」を、約2300億円で売却するなどの具体的な方針をまとめた。

 市によれば、今後「水道管の耐震工事」や「料金値下げ」を行っても、民営化による人件費などの削減により13億円の黒字が見込まれるとしている。