サウジによるイエメン侵攻、イラン核協議の行方、拡大する「IS」、そしてイスラエルの思惑――混迷を極める中東情勢を徹底的に読み解く~岩上安身による日本女子大学教授・臼杵陽氏インタビュー 2015.5.11

記事公開日:2015.5.12 取材地: テキスト 動画 独自

特集 中東

 中東は今、混乱の極みにある。2015年3月25日から、サウジアラビアが隣国のイエメンに対して空爆を開始。5月3日からは地上軍を派遣し、攻勢を強めた。

 スンニ派の大国であるサウジアラビアの軍事行動に、同じスンニ派のクウェート、カタール、バーレーンなど9カ国は賛意を表明。有志連合を結成し、イエメンへの空爆に参加した。

 今回のサウジアラビアによる軍事行動の背景には、シーア派の大国であるイランの存在がある。米国、英国、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国とイランは、4月2日、スイスのローザンヌで、イラン核問題の包括的解決に向けた枠組みで合意した。6月末にも最終合意に達すれば、欧米諸国によるイランへの経済制裁はすべて解除されることになる。イランは、イエメンで勢力を拡大してきたシーア派武装組織「フーシ派」を支援してきた。

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イスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状!? パレスチナが国際刑事裁判所に正式加盟ーーシンポジウム「ICC加盟はパレスチナを救うか」 2015.4.4

記事公開日:2015.4.5 取材地: テキスト 動画

 2015年4月1日、パレスチナ自治政府が国際刑事裁判所に正式加盟した。

 これは、どんな意味を持つのだろうか。

 パレスチナの国際刑事裁判所(ICC)加盟を受けて、2015年4月4日、「ICC加盟はパレスチナを救うか」と題したシンポジウムが青山学院大学で開かれ、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子氏や、青山学院大学法務研究科の新倉修教授が登壇。ICC設立の成り立ちや今後の展望について意見を交える中で、伊藤氏は、パレスチナのICC加盟で、ネタニヤフ首相の逮捕が「理論上可能になった」と指摘した。

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【ネタニヤフ首相再選】イスラエルに急速に接近する安倍政権の「不用心」 ~「日イはシオニズム国家同志だ」両国の姿勢を痛烈に批判する岡真理・京都大学教授インタビューを会員限定で緊急再配信! 2015.3.20

記事公開日:2015.3.20 テキスト 動画

※本日(3月20日)19時より、岡教授への今年1月末に行われたインタビューを【会員限定配信】!会員登録はこちら

 再選したら、パレスチナを国家として認めない―。

 2015年3月17日のイスラエル総選挙を前に、16日、首相続投を目指すネタニヤフ氏はインタビューで、パレスチナの国家樹立を認めず、占領地への入植活動も継続する考えを示した。ネタニヤフ氏は、昨年のガザ攻撃など、パレスチナに対する強硬な姿勢で知られている。選挙ではネタニヤフ氏率いる右派政党「リクード」が圧勝し、首相の続投が決まった。

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【ガザを伝える「第三の目」〈4〉】「恒久的」なガザ停戦合意は本物か!? ~「お願いだ、もう止めてくれ」ハマスのロケット弾とイスラエルの「レイシズム」に怯えるイスラエル人ジャーナリストの叫び 2014.8.31

記事公開日:2014.8.31 テキスト

 イスラエル側の死者69人、 パレスチナ側の死者2143人。「虐殺」とも呼べるイスラエル軍の一方的な攻撃に晒されていたガザ地区に、ひとまずの平和が訪れた。

 イスラエルとパレスチナは8月26日、ガザ地区における長期的な停戦に合意し、同日午後4時(日本時間27日午前1時)に発効した。7月8日から50日続いた戦闘は、とりあえずの終息をみせた。

 合意によれば、イスラエル側は「パレスチナ人の漁業権の拡大」や、「ガザへの人道援助、救援物資、再建のための建設資材の搬入」を認めることに同意し、2007年から続けていた経済封鎖を緩和したという。

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【ガザを伝える「第三の目」〈1〉】「なぜイスラエルは僕たちを殺すの?」米・イスラエルに追従しないスペイン語圏の記者が寄り添い伝える、ガザの「日常」と「非日常」 2014.8.1

記事公開日:2014.8.1 テキスト

特集 中東

 我々日本人の「言論空間」「報道空間」には、イスラエルのガザ侵攻の模様は、そのほとんどが「英語」のフィルターを通して届けられる。しかし、世界には多種多様な言語があり、ガザにも英語圏だけではなく、様々な国の記者・ジャーナリストが入り、取材し、発信している。とりわけ熱心に、そしてイスラエルや米国に対し厳しい視点で報じているのが、スペイン語圏のメディアである。

 「英語」の報道とは対照的に、ガザの一般市民の人々の生活に寄り添い、イスラエル・米国の姿勢を、常に懐疑的な立場から見据えるスペイン語圏の報道に、我々は一度目を向けてみる必要がある。それによって、パレスチナで何が起こっているか、我々が知っている「リアル」とはまた違った実相が見えてくる。

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ガザではジェノサイドが行われている――駐日パレスチナ常駐総代表部シアム氏会見 2014.7.23

記事公開日:2014.7.25 取材地: テキスト 動画

特集 中東

 7月8日に始まったイスラエル軍によるガザ空爆、そして17日から始まった地上作戦によって、パレスチナ人の死者は600人を超えた。多数の子どもたちを含めた一般市民が犠牲になっている。ガザで起きている事態について、7月23日、駐日パレスチナ常駐総代表部のワリード・アリ・シアム氏が記者会見を行った。

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【岩上安身のIWJ特報157・158号】イスラエル>アメリカ>日本、倒錯した偏愛の同盟 ~「価値観を共有する」 虐殺に加担する日本 2014.7.21

記事公開日:2014.7.21 テキスト 独自

特集 中東

★「IWJ特報!」157・158号より一部転載!全編は、「IWJ特報!」にてお読みください。「岩上安身のIWJ特報!」のご購読は、まぐまぐにて、こちらから。

 悲劇が重なった。偶然にか、狙いすましてのことか。今の時点では判然としないにしても、である。

 マレーシア航空機777便が内戦下の東ウクライナ上空で撃墜されたとされるのが、17日午後11時15分(日本時間)頃。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの地上軍侵攻に踏み切ったとされるのは、18日午前4時30分頃。

 一部では、マレーシア航空機撃墜に国際社会が目を奪われている間に、それを隠れみのにしてガザへの地上軍侵攻を決行したのではないか、という観測も一部に流れているが、今のところ推測の域を出ていない。

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「彼らはテロリストではない!」イスラエル大使館前で150人が抗議の声 ~ガザ空爆をやめろ!緊急行動 2014.7.11

記事公開日:2014.7.11 取材地: テキスト 動画

特集 中東

 「彼らはテロリストではありません。ただの人です。空爆をやめてください」――。

 今年の5月末までパレスチナ自治政府のガザ地区に滞在していたという、日本国際ボランティアセンターの金子由佳さんは、7月11日、イスラエル大使館前にかけつけた。この日、8日から始まったイスラエル政府によるガザ空爆に反対する抗議行動が行なわれ、集まった市民約150人は「空爆やめろ」「虐殺やめろ」の声をあげた。

 「私の友だちが今、殺されている。本当に悔しいです。人を殺すことがどういうことか考えて欲しい。恒久的な平和を作る努力をして欲しい」

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【IWJブログ】安倍政権とイスラエルの「協力」が集団的自衛権の対象に!? ~ガザ空爆を続けるイスラエル、日本政府は過去に「武器輸出」の可能性を示唆 2014.7.11

記事公開日:2014.7.11 テキスト

 安倍総理は5月12日、「積極的平和主義」の立場から、「地域の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献する」として、イスラエルと協力していく方針を示した。7月11現在、そのイスラエルによって、パレスチナ・ガザ地区へ熾烈な空爆が続いている。安倍政権が交わしたイスラエルとの「協力」の中身が今、問われている。

 7月8日から始まったイスラエル軍の攻撃により、11日までに民間人を含む81名が死亡、500名以上が負傷したと報じられている。そして、ガザの保健省によると、犠牲者の3割は女性と子どもだという。

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ネタニヤフ首相訪日で見え隠れする安倍政権の「軍事的」な思惑 ~「日本・イスラエル兵器共同開発に異議あり」専門家・ジャーナリストらが緊急集会 2014.5.11

記事公開日:2014.5.14 取材地: テキスト 動画

特集 中東

 日本は「死」と「死の灰」の商人になってしまうのか――。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、5月11日から15日の日程で訪日し、12日には安倍総理と、13日には岸田外務相と会談した。首脳会談では、緊張の続くパレスチナ情勢を巡って、安倍総理がイスラエルの入植活動など、和平交渉の妨げとなる一方的措置の自制を求めたのに対し、ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治政府とハマスの和解が進み統一内閣樹立で合意したことをあげ、「(パレスチナ側に)和平実現の準備ができていない」と発言した。

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「日本製の部品を使った戦闘機が、ガザの人々を殺すことに」 〜岡真理氏、志葉玲氏がパレスチナの状況を語る 2014.5.14

記事公開日:2014.5.14 取材地: テキスト 動画

 「ガザでは1日16時間停電が当たり前。エジプト側との地下トンネルがほとんど封鎖されたので、今では物資もなかなか入ってこない。生きることへの破壊が進行している中で、精神を蝕まれていく者も多い」──。

 2014年5月11日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が来日した。この来日では、日本とイスラエルの経済・軍事・セキュリティ協力分野の連携強化を目指すとされている。これに対し、5月14日、「ネタニヤフ来日に抗議する5.14京都集会」が、京都市左京区の東山いきいき市民活動センターで開かれた。パレスチナ問題に詳しい岡真理氏(京都大学人間・環境学研究科教授)とジャーナリストの志葉玲氏が、パレスチナ人に対する構造的暴力が行われている実態を解説した。

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伝統的ユダヤ教の絶対的平和主義から逸脱した”軍事国家”イスラエル ~岩上安身によるモントリオール大学教授・ヤコブ・M・ラブキン氏インタビュー 2013.10.23

記事公開日:2013.10.23 取材地: テキスト 動画

特集 中東|特集 戦争の代償と歴史認識
※全文文字起こしを掲載しました(2014年1月9日)

 カナダのモントリオール大学教授(歴史学)で、『トーラーの名において』(平凡社)『イスラエルとは何か』(平凡社新書)などの著書で知られるヤコヴ・M・ラブキン氏が来日。ユダヤ教徒でありながら、パレスチナの地にユダヤ人の祖国建設を目指す「シオニズム」運動を批判するラブキン氏に、10月23日、岩上安身がインタビューした。通訳を務めたのは、東京理科大学教授の菅野賢治氏。

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【IWJブログ】 歪められたユダヤ教――「人工国家」イスラエルと米国の拡張主義~岩上安身による東京理科大学教授・菅野賢治氏インタビュー

記事公開日:2013.10.11 テキスト

 今年の8月21日、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使用されたとされる「惨劇」以降、急激に可能性が高まっていた米国によるシリアへの軍事介入は、化学兵器の国際管理というロシアの提案が受け入れられ、一時的に回避されることになった。9月14日のことである。

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