「伝えなければいけないことがあるんです」――ISによる殺害から1年、教会仲間が語るジャーナリスト・後藤健二さんの「志」!憲法改正「前夜」、我々は後藤さんの死を忘れてはならない! 2016.2.1

記事公開日:2016.2.2 取材地: テキスト 動画

※2月2日テキストを追加しました!

 「伝えなきゃいけないことがあるんです。伝えるためには、そこにいかないとダメなんですよ」――。IS(イスラム国)に殺害されたジャーナリスト・後藤健二さんは、同じキリスト教会に通う仲間にこう話していたという。

 後藤さんを人質にとったISが、後藤さんの殺害映像を流したのは、日本時間の2015年2月1日、早朝5時頃だった。最悪の結末を迎えてからちょうど1年経った2016年2月1日、東京・JR四ツ谷駅前で「憎しみの連鎖を断ち切ろう!後藤健二さんの死を忘れない2・1サイレントアクション」(主催・解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会)が開催された。

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邦人人質事件で日本政府が依頼した遺骨返還仲介人はISからテロ対象とされている人物だった――「一水会」木村代表が暴露! 2015.4.30

記事公開日:2015.5.4 取材地: テキスト 動画

※5月4日テキストを追加しました!

 新右翼団体一水会の木村三浩代表は、2015年4月30日、ISILにより殺害された人質の遺骨帰還交渉人ムーサ・アブドラ弁護士の入国拒否という不当な対応に抗議する記者会見を行なった。会見には、ISILに殺害されたジャーナリスト後藤健二氏の母親である石堂順子氏も同席した。

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「儲かるから、テロとの闘いを続けたい人たちがいる」ジャーナリスト西谷文和氏が講演 ~「戦争のリアル、安倍政権の虚構」 2015.3.7

記事公開日:2015.4.7 取材地: テキスト 動画

※4月7日テキストを追加しました!

 「『イスラム国』の恐ろしさや残虐さを強調する、アメリカ側のイメージ戦略が功を奏している。その結果、『イスラム国』への空爆にも反対の声があまり上がらない。それは好戦派や武器商人にとっては、とても都合が良い」──。

 2015年3月7日、大阪府吹田市で、大阪YWCA平和・環境部委員会主催による、「ジャーナリスト西谷文和氏講演会『戦争のリアル、安倍政権の虚構』」が行われた。

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孫崎享氏×マーティン・ファクラーNYタイムズ東京支局長が対談、邦人人質事件で「沈黙」した日本のメディアに苦言〜多様な価値観を認めない空気は「北朝鮮並み」と痛烈批判 2015.3.6

記事公開日:2015.3.9 取材地: テキスト 動画

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏とニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が先月2月18日、『崖っぷち国家 日本の決断』 (日本文芸社、2015年2月) (2015年2月、日本文芸社)を出版した。この新刊本の刊行記念トークイベントが、3月6日、東京の八重洲ブックセンターで行なわれた。

 「イスラム国と安倍外交」と題して、著者の2人がトークした。

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「情報は『イスラム国』に筒抜けだった」国際政治学者・加藤朗氏が苦言 ──邦人人質事件「メディア管理」の甘さを考察 ~国際地政学研究所2015年第2回ワークショップ 2015.2.19

記事公開日:2015.3.5 取材地: テキスト 動画

 「メディアが『I am Kenji』の運動を大きく取り上げ、後藤健二氏を英雄視する発言が氾濫した時点で、湯川遥菜氏はアウトだと思った」──。加藤朗氏は、ネットメディアの台頭により、従来とは異なる情報管理の必要性を指摘した。

 国際地政学研究所による今年2回目のワークショップ「イスラム国問題とどう向き合うか」が、2015年2月19日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開かれた。今回は、中東の過激派組織「イスラム国」の問題が緊急テーマに浮上し、邦人2人の人質事件をめぐる、メディアの前のめりの報道姿勢を問題視する議論が熱を帯びた。

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西谷文和氏 緊急講演・学習会「イスラム国の正体を暴く」 2015.2.25

記事公開日:2015.2.25 取材地: 動画

特集中東

 2015年2月25日(水)18時30分から、京都市下京区のひと・まち交流館京都にて、「イラクの子どもを救う会」代表でフリージャーナリストの西谷文和氏による緊急講演・学習会「イスラム国の正体を暴く」が開かれた。

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元自民党参議院会長・村上正邦氏が政治家・山本太郎氏にエールを送る「本会議場で安倍さんの所へ行って、テーブル叩いて、国民の怒りを知れよというぐらいのことをやってもらいたい」 2015.2.18

記事公開日:2015.2.25 取材地: テキスト 動画

※2月25日テキスト追加しました!

 公益社団法人・自由報道協会に所属する元週刊朝日編集長の山口一臣氏、週刊金曜日編集部の伊田浩之氏らが企画したトークイベント「検証!日本人人質事件」が2月18日、東京・新宿のネイキッドロフトで行なわれた。

 イベントには、元自民党参議院議員会長の村上正邦氏、「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表が登壇した。

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「米国の気に食わない人間には旅券が発給されなかった」――占領下の沖縄を経験した照屋議員が当時と重なり合う日本の現状を危惧 〜緊急集会「パスポート返納命令を考える」 2015.2.18

記事公開日:2015.2.19 取材地: テキスト 動画

 「本土へ行くにはパスポートが必要だった。アメリカの気に食わない人間には、パスポートが発給されず、沖縄復旧運動をした仲間の中には、パスポートを取り上げられ、学業断念に追い込まれた人もいっぱいいた」

 外務省からパスポートの返納命令を受けた問題で、2月18日、フリーカメラマンの杉本祐一氏をはじめ、ジャーナリストの志葉玲氏らが緊急集会を開き、返納問題について振り返った。集会の冒頭、米軍占領下でパスポートが自由に発給されなかった時代を生きた、社民党の照屋寛徳衆議院議員が挨拶し、過去の経験を語りながら、語気を強めた。

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【特別寄稿】邦人人質事件と安倍首相の「人道支援」発言の裏にひそむもの ~情報・諜報収集が目的か?(米川正子 元UNHCR職員・立教大学特任准教授) 2015.2.18

記事公開日:2015.2.18 テキスト

★本寄稿は2月15日時点での情勢を反映しています。

ダーイッシュ(ISIS)による邦人人質事件以降、安倍首相が何度も「人道支援(の拡充)」発言を繰り返していることに気付いた人も多くいることでしょう。

1月20日に人質の動画がインターネットで公開されたきっかけは、エジプトにおける安倍首相の演説だったと言われます。その演説には、「難民・避難民支援…地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度の支援」という文言が含まれ、「人道支援」は、実は明言されていませんでした。

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2015/02/06 「不平等がテロを生む」――戦闘で他国の人を殺しても罪に問われない国と、殺せばテロリストと呼ばれる国がある現実~私たちは中東の平和にどう貢献できるのか 2015.2.6

記事公開日:2015.2.18 取材地: テキスト 動画

特集 中東

※2月18日テキスト追加しました!

 「貧困がテロを生むというのは少し違う、正確には不平等がテロを生むのです」

 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)、イラク戦争の検証を求めるネットワークの4団体共催による「緊急集会:後藤健二さんらのシリア人質事件を受けて今考える ~私たちは中東の平和にどう貢献できるのか~」が2月6日(金)、東京都豊島区の豊島区民センター(コア・いけぶくろ)にて開催された。冒頭には湯川氏と後藤氏、そして、イラク・シリアで犠牲になられた方々へ黙祷が行なわれた。

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「イスラム国は悪なのか? アメリカやヨルダンが行う空爆は正義なのか? どうしたら負の連鎖を止められるのか」――有識者・ジャーナリストらが提言~第39回 ロックの会 2015.2.9

記事公開日:2015.2.16 取材地: テキスト 動画 独自

特集 中東

※2月16日テキストUPしました!

 「『イスラム国』のやっていることは、悪の社会的包摂だ」──。香山リカ氏はこのように指摘し、世界各地の若者が「イスラム国」に引き寄せられることについて、「疎外された若者が抱えるネガティブな感情の『居場所と出番』が『イスラム国』にはある、という幻想を見ている。だから、『イスラム国』を壊滅させても問題は解決しない。社会に適応できない若者の受け皿についても、並行して考えなければいけない」と語った。

 2015年2月9日、 東京都渋谷区のカフェラウンジUNICEにて、「第39回 ロックの会―『イスラム国』人質事件をどうみるか?」が開催された。この日のオーガナイザーは、女優の松田美由紀氏とピースボート共同代表の吉岡達也氏。ゲストとして、中東問題の専門家で放送大学教授の高橋和夫氏、フォトジャーナリストの豊田直巳氏、「I am Kenji」というアピールを行って注目を集めた東京大学大学院教授のロバート・キャンベル氏、精神科医の香山リカ氏が登壇した。さらに、福島みずほ参院議員、ミュージシャンの佐藤タイジ氏も飛び入りで参加した。

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【岩上安身のニュースのトリセツ】トルコに対策本部を設置しなかったのは「原発輸出に悪影響を与えないため」!? 〜イスラム国邦人人質事件、安倍政権の呆れた理由を英字メディアがスクープ 2015.2.15

記事公開日:2015.2.15 テキスト

 最悪の結末を迎えた今回のイスラム国邦人人質事件をめぐり、安倍政権の失策として指摘されている点がいくつかある。

 なぜ湯川氏が拘束されてから以降「イスラム国」(以下、ISと略す)に対して刺激するような発言を繰り返してきたのか。湯川氏については、救出のための対策らしい対策をほとんど何もとってこなかった。

 後藤氏に関しても、拘束の事実が政府の耳に入ってからも十二分に手を尽くしたといえるか、疑問がある。

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「私たちは人質事件をどう考えるか」――「人の温かさは回っていく。戦争に打ち勝つためには、そういう連鎖をしていくしかない」人権団体・ジャーナリストらが提言 2015.2.4

記事公開日:2015.2.13 取材地: テキスト 動画

特集 中東

※2月13日テキスト追加しました!

 「緊急集会『私たちは人質事件をどう考えるか』」が2月4日(水)、福島みずほ事務所の主催で東京都千代田区の参議院議員会館にて行われ、戦場ジャーナリストの志葉玲氏、弁護士の杉浦ひとみ氏、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)事務局長の佐藤真紀氏、フォトジャーナリストの豊田直巳氏、新聞労連委員長の新崎盛吾氏、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長で弁護士の伊藤和子氏らが発言した。 

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8 memorial ceremonies for Mr.Haruna Yukawa and Mr.Kenji Goto were held at the same time in Japan — 600 participants mourned with grief and anger 2015.2.12

記事公開日:2015.2.12 テキスト

※この記事は英語のみとなります。This article is written in English

Soon after the New Year 2015, a sad news arrived suddenly; Mr.Haruna Yukawa and Mr. Kenji Goto were killed. Islamic State released the cruel video to the world that showed the beheaded bodies with heads on it.

A week after the killing of the second victim, Mr.Goto, was revealed, there held memorial ceremonies to mourn the deaths in Hokkaido, Miyagi, Chiba, Tokyo, Aichi, Osaka, Kyoto and Fukuoka at the same time. For around 2 hours, 600 participants gathered with the photos of the deceased and the placards which called for peace, and observed silence. No Sprechchor was heard as the purpose for the ceremonies was simply to mourn.

Japan government carried out its will to refuse any negotiations with Islamic State and Prime Minister Abe told repeatedly that he would not submit to terrorism. He expressed the solidarity with international community along with the United States. Nonetheless, the message form the government did not represent the voice of Japanese citizens. IWJ filmed the memorial ceremonies in Japan. Grief, vexation and prey for peaceful world without violence were heard from the participants.

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「今度は、日本がガザを殺す立場になる」日本とイスラエルの協調姿勢を糾弾、「暴力の根源」を探り解決を見出す必要性 ~京都大学教授・岡真理氏に岩上安身が聞く 2015.2.26

記事公開日:2015.2.11 取材地: テキスト 動画 独自

特集 中東

※2月11日テキスト追加しました!

 政府は2月10日、事件の一連の対応を検証する委員会の初会合を首相官邸で開き、4月に報告書をまとめる見通しだが、会のメンバーは政府関係者で構成されるため、検証における客観性の確保や、検証結果の情報公開が充分になされるのかが懸念される。中東、危機管理等の専門家や有識者の意見を聞く予定だというが、首相や閣僚への聴取は予定されていない。

 イスラム国による映像の公開は、安倍総理がイスラエルを訪問中に行われた。そのため安倍総理は、日本国旗とイスラエル国旗に挟まれるかたちで、記者会見に臨むことになった。京都大学教授で、パレスチナ情勢に詳しい岡真理氏は、安倍総理がイスラエルを訪問することで、「中東諸国に、日本とイスラエルが同盟関係にあることを印象づけてしまった」と語る。

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安倍総理の報復宣言で150万人の在外邦人の安全が脅かされる! 平和国家・日本の「ブランド」に終幕!? イギリスから岩上安身に届いた在外邦人の叫び 2015.2.10

記事公開日:2015.2.10 テキスト

※昨日(2月10日)、IWJ代表・岩上安身が体調を崩し、レギュラー出演中のテレビ朝日「モーニングバード!」をお休みさせていただきました。皆さんに大変なご心配とご迷惑をおかけしています。

 現在もまだ通常通りの仕事をこなすのは難しく、静養を続けています。本稿は本日アップしましたが、こちらは、岩上安身本人が本格的にダウンする前に書き上げていたものですので、ご了承ください。

 「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせる」――。

 イスラム国による邦人人質殺人事件を受け、安倍総理は2月1日、声明を発表、いまだかつてないほどの踏み込んだ言葉使いでイスラム国を非難した。

 「その罪を償わせる」という部分は、官邸の事務方が用意した「首相声明」に、わざわざ安倍総理自ら書き足したとも言われており(※1)、あまりの表現の強さに、海外メディアも驚きをもって報じている。

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全国8カ所で同時開催、600人が参加した湯川遥菜さん、後藤健二さんの追悼集会——2人の死を悼む参加者からの悲しみと怒りの声 2015.2.8

記事公開日:2015.2.9 テキスト 動画

 2015年が明けて間もなく、一方的に突きつけられた、湯川遥菜、後藤健二両氏殺害の悲報。「イスラム国」は、遺体の上に切断した生首を置くという、冷酷無惨な画像を全世界に公開した。

 2人目の犠牲者となった後藤氏の殺害が発覚してから、約1週間後の2月8日、北海道、宮城、千葉、東京、愛知、大阪、京都、福岡の全国8カ所で、2人の追悼集会が開かれた。夕方5時からの同時開催となった集会には、合計で約600人が参加。湯川、後藤両氏の生前の写真や、平和を祈るプラカートなどを手に、約2時間にわたり、静かに黙祷を捧げた。追悼に徹する趣旨で開かれたこの集会では、シュプレヒコールは一切聞かれなかった。

 日本政府は、テロリストとの交渉を拒否するという姿勢貫き、安倍総理が何度も「テロには屈しない」と宣言。米国を中心とする国際社会との連帯を示してきた。しかし、政府発信のこのメッセージは、国民の声を必ずしも代表していない。IWJはこの日、全国の追悼集会の模様を取材。参加者から聞こえてきたのは、悲しみや無念の思い、そして、暴力のない平和を訴える祈りのような声だった。

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中田考氏とIS交渉ルートは存在した! そのパイプを潰し、日本人人質2人をみすみす見殺しにした安倍政権の責任! 〜「報道特集」で中田考氏が重大証言 2015.2.9

記事公開日:2015.2.9 テキスト

緊急会員限定配信のご視聴、ありがとうございました!!
見逃されてしまった方は、アーカイブ記事からもご覧頂けます!!本記事の末尾にてご案内しております。

 「もし日本政府にとって捕虜が大切なら、急ぐことです」――。

 「イスラム国」と独自のパイプを持つイスラム法学者・中田考氏。イスラム国による邦人人質事件発生を受け、中田氏は自身のパイプを使って交渉にあたることができると明言し、注目を集めた。

 中田氏は外務省にも協力を申し出たが、結局、日本政府は中田氏を起用することはなかった。しかしこの間も、中田氏は独自のパイプを使って「イスラム国」側と交渉を続けていた。2月7日放送のTBS「報道特集」がスクープした。

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湯川遥菜さん、後藤健二さんの追悼集会 2015.2.8

記事公開日:2015.2.8 取材地: 動画

 全国で行われた追悼集会に合わせ、福岡市・天神にある警固公園で2月8日(日)17時より、「イスラム国」で人質となり殺害された湯川遥菜氏・後藤健二氏を悼む追悼集会が行われた。

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湯川遥菜さん、後藤健二さんの追悼集会 2015.2.8

記事公開日:2015.2.8 取材地: 動画

 2月8日(日)17時より、全国で行われた追悼集会に合わせ、大阪市でも人質事件で殺害された湯川遥菜氏と後藤健二氏とを追悼する人々が道頓堀橋橋上に集まった。

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