甲状腺がん検査の拡充や被災者の権利尊重などを求め、「市民科学者国際会議」が環境省などに提言書を提出~宇都宮大准教授・清水奈名子氏「福島県外でもしっかりとした健康調査を」 2017.3.13

記事公開日:2017.3.19取材地: 動画

 福島第一原発事故に由来する放射線被曝と健康被害について提言を行うNPO法人「市民科学者国際会議(CSRP)」が、昨年の第6会大会で合意した2つの文書(「結論」と「低線量電離放射線被ばくのリスクに関する二本松宣言」)を環境省、復興庁、原子力規制委員会に提出。会議参加者らが3月13日に環境省記者クラブで記者会見を行った。


日本の放射線被ばく対策に、より具体的な施策を〜「第3回市民科学者国際会議」が閉幕 2013.10.14

記事公開日:2013.10.14取材地: テキスト動画

 「放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、対策を実現するために」と題し、昨日から開催されていた「第3回市民科学者国際会議」が14日、閉幕した。

 2日目の午前は、ワーキングセッションとして質疑応答と意見交換がおこなわれた。京都大学原子炉実験所の今中哲二氏は、「自然放射線量が高い地域では、白血病にかかる子どもの数に有意な増加が認められた」という最新の知見を紹介した。


「放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、対策を実現するために」〜都内で『第3回市民科学者国際会議』開催 2013.10.13

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画

 13日、渋谷区の青少年オリンピックセンターにて、「第3回 市民科学者国際会議」が開催された。

 この国際会議は、福島第一原発事故による被害と被ばくの最小化のため、国内外の市民と科学者が放射線による健康影響と、その対策について議論を深め、かつ国際的なネットワークを広げることを目指し、同会議実行委員会により、3年連続で開催されている。

 2日間の会議の初日であるこの日は、計10人のスピーカーが登壇した。