「ソーシャルメディアは日常生活の延長線上にある」 〜岩上安身によるインタビュー 第278回 ゲスト USTREAM Asia代表取締役社長 中川具隆氏 2013.2.25

記事公開日:2013.2.25取材地: テキスト動画独自

※全文文字起こしを掲載しました(2013年6月20日)

 2013年1月25日(月)、東京都千代田区のUSEREAM Asia本社で、中川具隆代表へのインタビューが行われた。中川代表はソーシャルメディアのあり方について、「USTREAM上の番組でお金をかけずに視聴者を増やすのは、日常生活で人間関係を作っていくことと同じです」と語った。インタビューは他にも、ニコニコ動画やYouTubeといった他の動画サービスに対するUSTREAM Asiaの戦略、USTREAMと政治の相性など、多岐に渡った。


「環境省は自分の話に乗っただけ、環境省に責任はない」と政府をかばう福島県鮫川村村長、1kg8000ベクレルを超えの高濃度焼却施設建設は見直さず ~大樂勝弘鮫川村長インタビュー 2013.2.14

記事公開日:2013.2.24取材地: テキスト動画独自

※2月24日、インタビュー記事を更新しました。

 大手メディアも報じない、地元福島の住民もほとんど知らないうちに、とてつもない施設が福島県内につくられようとしている。福島県いわき市の西側に隣接する人口4000人の鮫川村に、1キロあたり8000ベクレルを超える「高濃度」の放射性廃棄物の焼却施設がにわかに作られようとしているのだ。大手マスコミも、地元メディアも、独立系メディアも、ほとんど取り上げようとしない。IWJはひとり問題が発生した時から追い続けてきた。この施設の建設をめぐって、近隣自治体を巻き込んで反対運動が巻き起こっているのは、以前ブログ記事で報じたとおりである。(岩上安身)

 2013年2月14日、IWJは鮫川村役場を訪れ、大樂勝弘鮫川村長へインタビューを行った。村長は、近隣住民の不安に理解を示しつつも、建設事業の見直しはしない意向を示し、「一部の反対派をいかに説得していくかが私の役割」と断言した。


「イギリスも日本と同じくアメリカの属国である」原発をめぐるイギリス・アメリカ・日本の関係とは ~CND(核軍縮キャンペーン)事務局長ケイト・ハドソン氏に聞く! 2013.2.21

記事公開日:2013.2.21取材地: | | テキスト動画独自

 2013年2月21日(木)、イギリス、ロンドンにあるCND(核軍縮キャンペーン)事務所でケイト・ハドソン (Kate Hudson) 事務局長にインタビューを行った。ケイト氏は戦前、戦中、戦後とイギリスとアメリカの関係について話ながら、日本とイギリスのアメリカとの関係について迫って行く。


「TPPは現代の植民地政策」 米韓FTAの惨状からTPPを考える~岩上安身によるインタビュー 第277回 ゲスト 郭洋春氏(立教大学経済学部教授) 2013.2.21

記事公開日:2013.2.21取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題

 2013年2月21日(木)、東京都豊島区の立教大学 池袋キャンパスで、郭洋春氏へのインタビューが行われた。米国でTPPを推進している中枢機関USTR(米通商代表部)のカトラー代表補は、「TPPでは米韓FTAと同じか、それ以上の高いレベルの自由化を求める」と公言している。TPPの「先行モデル」とされる「米韓FTA」が締結されたのは、2012年3月15日。その後、韓国の経済・貿易はどのように変化した(させられた)のか。その惨状を、TPP問題に詳しい郭洋春教授にうかがった。郭氏は、米韓FTAに含まれている「ISD条項」によって、外国企業が自国の「土地」すらも収奪できてしまう仕組みを解説し、「TPPは現代の植民地政策」と批判した。


【第76-77号】岩上安身のIWJ特報!「時代錯誤な言論弾圧」を体験した当事者が指摘する、自民党改憲草案の危険性 2013.2.18

記事公開日:2013.2.18 テキスト独自

 結局は、言いがかり同然の、「不当逮捕」だったと言わざるをえない。

 2012年12月28日、阪南大学准教授の下地真樹氏が大阪府警曽根崎警察署から釈放された。20日ぶりの拘留からの解放だった。自宅に踏み込まれ逮捕されたのは、昨年12月9日朝のこと。家宅捜索も受けた。

 10月17日にJR大阪駅構内で街宣行為を行ったとして、「威力業務妨害罪」と「不退去罪」の容疑がかけられたのだが、下地氏らは、そもそも街宣行為すら行なっていないと主張、大阪府警は「違法行為」があったという事実も立証できず、結局は起訴できず、不起訴、釈放に至った。


大本営指示は「殲滅せよ」!殺された朝鮮人農民は3〜5万人!東学党の乱の結末は日本軍によるジェノサイドだった!隠されてきた朝鮮侵略の真実!!~岩上安身によるインタビュー 第276回 ゲスト 奈良女子大学名誉教授・中塚明氏 2013.2.16

記事公開日:2013.2.16取材地: 動画独自

特集 戦争の代償と歴史認識
※この記事は、2013年2月16日の記事を、再掲したものです。

 2013年2月16日(土)15時より、歴史学者の中塚明氏(奈良女子大名誉教授)に日朝関係について岩上安身が中塚氏ご自宅で話をうかがった。


北朝鮮の核実験問題や、尖閣問題で米国に翻弄される日本! 権力者は事実をねじ曲げ、国民は右傾化、日本は再び戦場に!?~岩上安身によるインタビュー 第275回 ゲスト孫崎享氏 2013.2.14

記事公開日:2013.2.14取材地: 動画独自

 2013年2月14日(木)、北朝鮮の核実験をうけて、岩上安身が孫崎享氏へインタビューを行った。孫崎氏は、米国のターゲットである北朝鮮が、米国の思惑通りに動いてしまっていること、尖閣問題において日本が米国にうまく利用されていることに言及。さらに、安倍首相の歴史認識に対する姿勢や、自民党改憲案、エアシーバトルの状況などから、日本の右傾化に対する懸念と、戦争に巻き込まれる可能性も示唆した。領土問題において過去の欧州の歴史を遡ると、一度問題が起きれば、それが延々と続いていき、現状を変えようとすれば紛争に発展する。衝突を防ぐためには、現状を維持していくべき、と語った。


【地球温暖化と原発ルネッサンス 第一弾】「気候変動には温室効果ガス以外にも多くの要因がある」 岩上安身によるインタビュー 第274回 ゲスト 伊藤公紀氏(横浜国立大学教授) 2013.2.14

記事公開日:2013.2.14取材地: 動画独自

 2013年2月14日(木)15時30分から、神奈川県横浜市の横浜国立大学で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー」が行われた。伊藤公紀氏は横浜国大環境情報研究院教授で、環境物理化学、環境計測科学が専門である。地球温暖化について懐疑的な著作があり、太陽の気候変動に対する影響について述べている。伊藤氏は、気候測定方法の不備や気候変動の多元的要因の複雑性から、「CO2による地球温暖化、という単純化は認められない」とした。


岩上安身によるインタビュー 第273回 ゲスト 柳澤協二氏 2013.2.13

記事公開日:2013.2.13取材地: テキスト動画独自

 2013年2月13日(水)15時から、東京都内のIWJ事務所で「柳澤協二氏インタビュー」が行なわれた。元防衛官僚であり、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏が、岩上安身のインタビューに応じた。柳澤氏は、北朝鮮が核実験を行った背景には、アメリカに対する自己認知の要求があると説明し、北朝鮮と周辺各国の関係性を解説した。


岩上安身によるインタビュー 第272回 ゲスト 獨協大学教授古関彰一氏 2013.2.12

記事公開日:2013.2.12取材地: 動画独自

 2013年2月12日(火)、埼玉県草加市の獨協大学で、憲法史の古関彰一(こせき・しょういち)教授への岩上安身によるインタビューが行われた。


第19回 ロックの会 2013.2.9

記事公開日:2013.2.9取材地: 動画独自

 2013年2月9日(土)、東京・渋谷区恵比寿代官山ユナイスで「第19回 ロックの会」が行われた。


岩上安身によるインタビュー 第271回 ゲスト ベル=アベス・ネダール氏 2013.2.8

記事公開日:2013.2.8取材地: テキスト動画独自

特集 中東
※サポート会員ページに全文文字起こしを掲載しました(2014年6月26日)

 2013年2月8日(金)16時45分過ぎから、京都市左京区の京都大学吉田南キャンパスで、アルジェリアのモスタガネム大学准教授であり、京都大学の客員研究員、ベル=アベス・ネダール氏へのインタビューが、岩上安身によって行われた。アルジェリア人質事件にからめてアルジェリアの概要、その言語社会と文化背景、またイスラム教世界などについて話を聞いた。


「金融とは健全な未来を作ること」拝金主義に陥った現代社会の問題や脱原発への想いを語る~岩上安身によるインタビュー 第270回 ゲスト 城南信用金庫・吉原毅理事長 2013.2.7

記事公開日:2013.2.7取材地: テキスト動画独自

※2015年3月3日テキストを更新しました。

 東日本大震災、福島第一原発事故後に「脱原発」を広く訴え、社内での節電や被災地への寄付などを行なっている城南信用金庫の吉原毅理事長に、2013年2月7日、東京都品川区の城南信用金庫本店で、岩上安身がインタビューを行なった。吉原氏は、城南信用金庫の歴史や、脱原発に踏み切るまでの経緯、拝金主義に陥ってしまった現代社会の問題点などについて語った。


岩上安身によるインタビュー 第269回 ゲスト 国際ジャーナリスト・春名幹男氏 「日米中関係と安倍外交について」 2013.2.5

記事公開日:2013.2.5取材地: 動画独自

 2013年2月5日(火)、東京都内のIWJ事務所で、国際ジャーナリストであり、早稲田大学および名古屋大学の客員教授でもある春名幹男氏へのインタビューが行われた。インタビューでは、春名氏と岩上安身の2人が、尖閣諸島問題や従軍慰安婦の問題、またヘリテージ財団や米国のリベラル化など、さまざまな切り口から、日米、日中、日韓などの関係を分析し、解説を行った。日本の外交政策に関して、春名氏は「日本が安定した基盤を築くためには、総理同士が、人間的な関係をどれだけつくれるがが非常に重要」と強調した。


岩上安身によるインタビュー 第268回 ゲスト 井戸川克隆 双葉町長 2013.2.3

記事公開日:2013.2.3取材地: テキスト動画独自

特集 3.11

 2013年2月3日(日)14時から、埼玉県加須市の旧騎西高校内にある福島県双葉町役場埼玉支所で、「井戸川克隆 双葉町長インタビュー」が行われた。1月23日に辞職届けを出した双葉町の井戸川克隆町長が、岩上安身のインタビューに応じた。福島の原発事故を「戦争に匹敵する事態である」と指摘する井戸川町長は、今回の辞職理由、昨年11月28日の中間貯蔵施設に関する会議欠席の真相、細野大臣との信頼関係が崩れていった経緯などを話した。


岩上安身によるインタビュー 第267回 ゲスト 中田考氏 2013.1.31

記事公開日:2013.1.31取材地: テキスト動画独自

 2013年1月31日(木)15時より、東京都内のIWJ事務所で、岩上安身による「中田考氏インタビュー」が行われた。元日本ムスリム協会理事で、イスラム圏の社会文化に造詣が深い中田考氏に、アルジェリア人質事件を皮切りに、イスラム教と西欧思想との違いなどについて聞いた。


岩上安身によるインタビュー 第266回 ゲスト 六辻彰二氏 2013.1.28

記事公開日:2013.1.28取材地: テキスト動画独自

特集 中東

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 2013年1月28日(月)18時30分より、東京都内のIWJ事務所で、国際政治学者の六辻(むつじ)彰二氏(国際関係学博士・日本大学文理学部人文科学研究所研究員)のインタビューが行われた。アルジェリアでの人質事件やその背景、アフリカの情勢などについて、岩上安身が話を聞いた。


岩上安身のシネマ・トークカフェ「シッコ」in京都 2013.1.26

記事公開日:2013.1.26取材地: 動画独自

 2013年1月26日(土)、京都市のひとまち交流館 京都にて、医療問題をテーマとしたドキュメンタリー映画「シッコ (sicko)」が上映され、上映後、IWJ代表の岩上安身によるアフタートークが行われた。


【第74号】岩上安身のIWJ特報!― 自民党の憲法改正草案についての鼎談・第2弾~澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士インタビュー(後編) 2013.1.25

記事公開日:2013.1.25 テキスト独自

(前編よりの続き)

国家の都合で、『基本的人権』が認められない


【第73号】岩上安身のIWJ特報! ― 自民党の憲法改正草案についての鼎談・第2弾~澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士インタビュー(前編) 2013.1.25

記事公開日:2013.1.25 テキスト独自

 憲法は決して不磨の大典ではない。未来永劫変えてはならない神聖不可侵の聖典ではないという見解に、私も同意する。しかしそれは、日本が独立した主権国家であり、主権者が国民であり、民主主義が十全に機能し、そのためにも基本的人権や思想・表現の自由が守られることが大前提となる。基本的人権に制約を課すような憲法では、それは近代的な立憲主義にもとづく憲法とは呼べなくなる。