「0310原発ゼロ★大行動、NO NUKES MAGAZINEプロジェクト」首都圏反原発連合記者会見 2013.2.5

記事公開日:2013.2.5取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・花山/奥松)

 2013年2月5日(火)14時から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、「『0310原発ゼロ★大行動、NO NUKES MAGAZINEプロジェクト』首都圏反原発連合記者会見」が開かれた。反原発を訴えて首相官邸前抗議などを続けている首都圏反原発連合のスタッフが会見し、3月10日(日)に予定している大規模な反原発行動について、詳細を説明した。また、脱原発に関心が薄い層へのアプローチとして「NO NUKES MAGAZINE」というリーフレットを制作、無料配布を行なうと発表した。

■ハイライト

 3月10日に実施する「0310原発ゼロ★大行動」について、反原連は「2013年3月10日13時から、日比谷公園野外音楽堂で集会。14時からデモ出発。大規模抗議ということで各省庁、官邸前などで行動し、最終的に17時から19時まで国会前においてメイン集会を行う」と発表した。今回の行動に関して、「3月10日は、福島原発事故から2年経過し、気持ちを新たに、1日も早く原発をなくすということで、志がある方々に集まっていただき、大規模な形で政府に圧力をかけたい。その思いで呼びかけている。この日は北九州、大阪、名古屋などでも抗議が行われて、全国分散型になる」と話した。また、今回のデモでは、初めて請願デモに挑戦すると述べた。さらに、今回の行動に参加するためのバスツアーを企画していると話し、「東京での集会に、全国から、ぜひ参加していただきたい」と、その趣旨を説明した。

 続いて、NO NUKES MAGAZINEプロジェクトに関して、「今夏の参院選に向けて、有権者の皆さんの意識に訴えかけるために、即時原発停止、廃炉がなぜ必要かを、わかりやすく説明したリーフレットを作ることにした。これを、集会やデモに参加される以外の方々に、日本の隅々まで届け、読んでもらい、選挙の時に原発を争点にしていくために無料で配布する」と説明した。その内容に関して、「今回は脱原発に関心が薄い層へのアプローチとして、ポイントを厳選して6項目に絞りこみベーシック編とした。文字数をなるべく少なくして、Q&A方式で私たちが伝えたいことをまとめた。原発がなくなると停電するのか、原発がなくなると経済が立ち行かなくなるのか、ということも、原発が現在ほとんど動いていない事実が周知されれば、人々の不安は徐々に減っていくと考えいるので、まずは事実の周知を徹底する内容とした」と説明した。また、今回のベーシック編に続いて経済編などを作成し、シリーズ化していく意向を示した。

 質疑応答では、「NO NUKES MAGAZINEの方向性は正しいと思うが、原発の情報を積極的に求めていない人たちに、どういうルートで配布するのか」との問いがあり、「ポスティングしてくださる方を募集して、自宅の近所、会社の近所にポスティングしていただくことを想定している。また、繁華街で、スタッフが道行く人に配る。原発問題に関心はあるが、基本的な事実関係で誤解しているかもしれない方たちに、届けることを想定している」と回答した。

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