日本未来の党 記念講演会 2013.1.20

記事公開日:2013.1.20取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJテキストスタッフ・松田/澤邉)

 2013年1月20日(日)17時30分、東京都千代田区の全国町村会館で「日本未来の党 記念講演会」が行われた。嘉田由紀子前代表、阿部知子新代表らが新体制に向けた意気込みを語り、飯田哲也党政策アドバイザー、金子勝慶應義塾大学経済学部教授が記念講演を行った。

■ハイライト

  • 挨拶 嘉田由紀子氏(未来の党前代表、滋賀県知事)、阿部知子氏(未来の党代表)
  • 講演 飯田哲也氏(未来の党政策アドバイザー、環境エネルギー政策研究所所長)「未来の党『卒原発カリキュラム』解説」、金子勝氏(慶應義塾大学経済学部教授)「卒原発の経済学」
  • トーク 嘉田・阿部・飯田・金子各氏「卒原発のリアリティとは」

 嘉田氏は冒頭、衆院選での敗北を謝罪する一方、「育ての親となる阿部代表にバトンタッチしたい」と体制の立て直しをPR、阿部代表は「課題は多々あるが、市民との対話によってその解決を図っていきたい」と挨拶した。

 飯田氏は講演で、「再稼働を全くせずに卒原発するためには、交付国債による電気料金値上げ抑制と、それと並行して発送電分離による料金値下げが必要」とし、また卒原発の前提条件として、「原発の新増設や輸出の禁止、使用済み核燃料の貯蔵場所の社会的合意形成」などを挙げた。

 金子氏は「経済成長への政策転換が図られる中、脱原発による新産業創出や新しい社会システムの構築へ向け、強い世論を形成する必要がある」と指摘。「各地で導入されている再生可能エネルギーの動きをさらに広げることで、新しい社会像を具体的に見せていくべきだ」と訴えた。

 4氏によるトークでは、リレー形式で、それぞれが脱原発、社会・政治への女性参画、雇用や社会保障の不安、同党の政策に関わる諸問題について思いを語った。

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

「日本未来の党 記念講演会」への1件のフィードバック

  1. 前川繁代 より:

    金子先生の時マイクにレジュメが遮られて聞き取りにくくその代わりに聞く側のパソコンの音や咳の音が気になるくらいにきこえすぎる。という事からマイクに背中になる盾を付け(シャベルの先のようにマイクに沿って少し湾曲している物でマイクの回りの半分くらいを覆う)て発言者の声をしっかり聴けるようにするマイクを作ってもらいたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です