【第360号】岩上安身のIWJ特報!自民党改憲草案の緊急事態条項は戦前の国家総動員法の起動スイッチ!? 衆院解散で「ナチスの手口」がいよいよ現実に!? 岩上安身による早稲田大学・長谷部恭男教授インタビュー(その5) 2018.2.25

記事公開日:2018.2.25 テキスト独自
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(岩上安身)

記事目次

  • 期限・条件付きの「委任独裁」とクーデター的な「主権独裁」――どれほど立憲的な憲法制度が整っていたとしても、主権独裁は出現する可能性があるが、危険な制度は作らない方が良い!自民党改憲草案の緊急事態条項は民主的体制そのものを根底から崩すきっかけを作りかねない!
  • ドイツのボン基本法には永久条項があり、基本的人権と民主主義は不可侵!ドイツが改憲をくり返しているのは、(永久条項をのぞいた)法律で決めるべき細かいことが基本法に書き込まれているから

▲長谷部恭男・早稲田大教授

期限・条件付きの「委任独裁」とクーデター的な「主権独裁」――どれほど立憲的な憲法制度が整っていたとしても、主権独裁は出現する可能性があるが、危険な制度は作らない方が良い!自民党改憲草案の緊急事態条項は民主的体制そのものを根底から崩すきっかけを作りかねない!

岩上「そして、独裁には『委任独裁』と『主権独裁』という概念があるということですが」

長谷部「はい。これもカール・シュミットが打ち出した概念です。彼に『独裁』という、非常に端的なタイトルの書物があるんですけれども、その中で彼は、『独裁には2種類のものがある。それは委任独裁と主権独裁だ』と言うんですね(※66)。『委任独裁』が、どちらかというと真っ当な独裁でしょう」

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