【岩上安身のツイ録】安倍政権下で増え続ける業務に疲れ切り、思考力まで奪われて「ミサイル防衛システムが万全」という気休めを信じ込まされる、これが地方の教職員のリアル~鹿児島講演会を終えて 2017.10.14

記事公開日:2017.10.17 テキスト
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(岩上安身)

 僕はまさに地方然とした地方のひとつであり、保守的な土地柄である鹿児島に来ているのだけれど、昨日10月13日、教職員組合のある支部主催の講演会で講演をし、交流会で地元の方と話をして、いろいろと勉強になった。

 まず、先生方が、ものすごく疲労していること。口々に忙し過ぎる、時間がない、疲れている、という。

 これでは過労死するのではないか、と心配になる。教育基本法が改正され、締め付けが強化され、さらに安倍政権になってからのこの数年、教員の業務量が増えて、組合活動どころではない、という。日教組の弱体化は政府の目論見どおりなのだろうけど、それ以上に疲弊がひどい。

 時間が奪われることで、勉強も不足、情報の摂取も不足、疲れすぎていて思考力も奪われている、というぼやきまであった。悲壮である。「ミサイル防衛システムがあるから、全部、北のミサイルは撃ち落とせると思っていた」という人もいた。これは衝撃だった。

 皆さん、ミサイル防衛システムは高過ぎる気休めでしかなく、米国から押し売りされ、泣く泣く買わされていることは、もう知っているだろうと思いこんでいた。テレビかどこかで、ミサイル防衛システムが万全とか、バカなことを吹き込んでいる輩がいるらしい。驚きである。

 しかし、テレビが連日、北朝鮮のミサイルの脅威を煽り立てているのは、地方然とした地方にも浸透しきっている。みんな、この話題には目を見開く(慢性睡眠不足の集団なので対米従属の起源、といった話になると居眠りも)。

 水産高校の先生からは、実習船を海に出すに際して、保護者の方々の心配が凄い、という話もあった。外洋に出た時に、ミサイルが当たるのではないかと。涙を流す親御さんもいるという。 そんな広い海で当たる確率は…と思うが、それが親心なのだろう。

※2017年10月14日付けのツイートを並べ、掲載しています。

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