山口二郎・法政大教授が”アベ化”する世界に警鐘、「安倍政権は、ありとあらゆるものを自分の好きなように引きずり回す欲望を隠さない」~山田正彦の炉端政治塾 2016.10.15

記事公開日:2016.10.24取材地: テキスト 動画
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(取材・文:須原拓磨)

 「これぐらい権力が肥大化し、暴走している時はなかったと思います」――。

 2016年10月15日(土)、東京都内で行われた「山田正彦の炉端政治塾」で、政治学者であり、法政大学教授の山口二郎氏が、「アベ化する世界にどう対抗するか」と題して講演を行なった。

 山口氏は、集団的自衛権の行使容認にもとづく安全保障関連法案が「可決」された2015年、SEALDsによる国会前抗議行動や、各種シンポジウムに精力的に参加していた学者である。2015年7月18日には、岩上安身が単独インタビューを行っている。

■ハイライト

  • タイトル 山田正彦の炉端政治塾 ―講師 山口二郎氏(法政大教授)
  • 日時 2016年10月15日(土)14:30〜
  • 場所 東京都内
  • 告知 山田正彦の炉端政治塾 (Facebook)

白紙領収書問題を痛烈に批判、「白紙領収書なんていうのは、領収書ではない。ただの紙切れ」

 山口氏は、「安倍政治というのは、憲法や法律で明示的に禁止されていないことは、何をやっても良いんだという発想で動いている」と述べ、自民党閣僚らによる渦中の白紙領収書問題にも言及。「白紙領収書なんていうのは、領収書ではない。ただの紙切れ」と喝破し、「そういうありえない話がまかり通るというのが今の安倍政権」と批判した。

▲法政大学教授・山口二郎氏
▲法政大学教授・山口二郎氏

元・民主党“ブレーン”の山口氏が、民進党の”欠陥”を指摘「あちこち利害関係者に遠慮し、結局のところ何も決められない」

 「私はもうずっと、民主党のそばで色々とみてきた」と語る、元・民主党ブレーンの山口氏は、現在の民進党について、「安倍政権と対抗していくビジョン、『もう1つの日本はこういうものだ』というビジョンを示すというところが、(民進党には)まだまだ十分できていない」と酷評。

 また、新潟県知事選で連合新潟が森民夫・前長岡市長(自公推薦)への支持を表明し、民進党が「自主投票」を決めたことについて、「あちこち利害関係者に遠慮し、結局のところ何も決められない」と、党としての「欠陥」を厳しく指摘した。

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