川内原発1号機、ずさんな避難計画・被曝対策、高経年化審査が終わらないまま再稼働することに怒りの声 ~再稼働反対! 首相官邸前抗議 2015.7.10

記事公開日:2015.7.13取材地: テキスト動画
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(石川優)

※7月13日テキストを追加しました!

 「火山が当分爆発しないから、動かしていい」――。

 2015年7月10日、首都圏反原発連合主催の反原発金曜行動が行なわれた。国会正門前でスピーチした女性は、九州電力・川内原発1号機が再稼働直前とも言われているが、姶良カルデラなどの火山対策が万全を期しているとは考えられないとして、怒りのスピーチをした。

■ハイライト

  • 日時 2015年7月10日(金)18:30〜20:00
  • 場所 首相官邸前/国会議事堂正門前南庭側(東京・永田町)
  • 主催 首都圏反原発連合

 九州電力は、7月7日から川内原発1号機に核燃料の装荷を始め、10日の午前0時過ぎに157本の核燃料の装荷が完了したと発表している。

 川内原発1号機が再稼働となると、福島第一原発事故後に発足した原子力規制委員会の新規制基準施行後、初めての原発の稼働となる。

 国会前でスピーチした人達からは、火山対策だけに留まらず、原発災害時の避難計画の杜撰さなどを指摘する声もあがった。

 また、川内原発は高経年化(老朽化)審査が未了のままであり、法的対策が終わらないまま再稼働するのではないかと、懸念の声が広がっている。

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