高浜原発の再稼働を禁ずる福井地裁決定を受けて再稼働審査手続きの中止と新規制基準見直しを求める緊急要請書を市民らが規制庁へ提出 2015.4.15

記事公開日：2015.4.17取材地： テキスト動画
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（IWJ・松井信篤）

※4月17日テキストを追加しました！

　2015年4月14日、福井地裁で高浜原発3、4号機の差し止めが認められ、関西電力は高浜原発の再稼働ができなくなる仮処分が決定された。それを受けて4月15日（水）、「原子力規制を監視する市民の会」と「国際環境NGO　FoE JAPAN」の呼びかけで、原発再稼働における規制基準撤回を求める抗議行動を行なった。

■ハイライト

  • 日時 2015年4月15日（水） 12：00～
  • 場所 原子力規制委員会前（東京都港区）
  • 主催 FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会

規制委の審査の在り方に対する市民の疑念を裁判所が形に

　参加者の女性は、今回の福井地裁の判決に対して、「本当に良い判決でした。判決文を読んだが、ごく普通の感覚で裁判長が私たちの感じていた原子力規制委員会の審査の在り方に対する疑念をちゃんと形にして声に出してくれたと感じました」とスピーチ。

　FoE JAPANの満田夏花氏も、今回の判決を受けて、規制委に対しこう訴えた。

　「高浜原発に関してはプルトニウムを使ったMOX燃料が使われるが、このことに関する特別な審査が行なわれていません。今回、問題になった基準地震動以外にもたくさんのことを申してきました。原子力規制庁のみなさん、司法の判断を無視せず、今、進めている再稼働の為の手続きを止めていただきたいと思います」

「再稼働手続きの中止」と「新規制基準見直し」を求める緊急要請

（…会員ページにつづく）

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