亀井亜紀子議員と民主党 舟山康江議員、行田邦子議員、谷岡郁子議員による参議院新会派結成記者会見 2012.7.17

記事公開日:2012.7.17取材地: テキスト動画
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(IWJ 平山)

 2012年7月17日(火)、参議院議員会館で、「亀井亜紀子議員と民主党 舟山康江議員、行田邦子議員、谷岡郁子議員による参議院新会派結成記者会見」が行われた。

■全編動画

  • 参加者 亀井亜紀子議員/行田邦子議員/谷岡郁子議員/舟山康江議員
  • 日時 2012年7月17日(火)
  • 場所 参議院議員会館(東京都千代田区)

 2012年7月17日(火)、民主党参議院議員の舟山康江、行田邦子、谷岡郁子の3氏が輿石東幹事長に離党届を提出。先に国民新党を離党した亀井亜紀子参議院議員とともに、新会派「みどりの風」を結成すると発表した。会派名は、かつて参議院に存在した、党議拘束をかけない会派「緑風会」に由来するという。3人の離党により、参議院での民主党会派は88人に減少。86人いる第2勢力の自民党会派との差はわずか2人となり、野田政権は一段と厳しい国会運営を迫られることになりそうだ。

 同会派は、基本政策として、原発ゼロ社会の実現、反TPP、社会保障と税の一体改革に関する増税法案の成立阻止の3つを掲げた。

 行田議員は「社会保障と税の一体改革に関する三党合意に至る過程で、民主党はかつての自民党と変わらなくなってしまった」と離党の理由を説明。「これでは、なんのための政権交代だったのか、国民に説明出来ない」とした。また、舟山議員は、TPPに前のめりの姿勢を続ける野田政権を痛烈に批判。「TPPは新自由主義そのものであり、それは日本人を幸せにしない」と述べた。谷岡議員は参院選以降の執行部の対応を批判。また、原発ゼロ社会の実現へ尽力したいと述べた。亀井議員は、先に衆議院を通過した一体改革法案では増税のみが先行し、社会保障の分野が骨抜きになっていると批判した。

 他党との関係については、「政策ごとに是々非々で連携していく」とした。

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