院内学習会~脱「原子力ムラ」の規制組織を作ろう「バックフィット制度導入の必要性を強調」 2012.6.6

記事公開日:2012.6.6取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎまき/IWJ・遠田)

 2012年6月6日、eシフト主催による「脱『原子力ムラ』の規制組織を作ろう」の院内学習会が開かれた。体制を巡る与野党の対立により発足が遅れていた原子力規制組織だが、一転、今国会で原子力規制委員会が設置される見通しとなった。参加者らは、脱「原子力ムラ」の組織づくりを目指すため、国会での十分な審議を与野党議員に求めることで一致した。

■ハイライト

  • 10時~ 衆院環境委員会の審議動向の分析把握と、今後の働きかけに向けた論点整理 (eシフト規制庁チームなど)
    11時~ 与野党議員からの国会情勢の説明、法案の解説と、発言・意見交換
    11時50分~ 規制組織づくりに対するNGOの提言
    12時~ 「バックフィット制度の導入など、法案の重要点」海渡雄一弁護士のご講演と質疑応答
  • 日時 2012年6月6日(水)
  • 場所 衆議院第一議員会館(東京都千代田区)
  • 主催 eシフト 告知

 現在、政府案と自民・公明党による自公案の2つが提出され、国会の審議の中で論戦が続いている。政府案は環境省に原子力規制庁を設置し、緊急時に総理に指示権を与えるもの。一方、自公案は3条委員会としての原子力規制委員会と規制庁を置くことで独立性を確保し、事故が起きた際の決定権は専門家に委ねるとしている。

 もう一点、参加者から発言が続いたのは「経歴制限」と「ノーリターン・ルール」について。

(…会員ページにつづく)

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