川内原発「工事計画認可」補正申請、9月末頃の見込み~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.5

記事公開日:2014.8.5取材地: テキスト動画
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 2014年8月5日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原発の工事計画認可の補正申請について、事業者は9月末を見込んでいると、記者から質問が上がった。

■全編動画

  • 日時 2014年8月5日(火)14:00〜
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

平成26年度第19回規制委員会予定

  • 日時:8月6日(水)10:30~ 12:00
  • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A
  • 議題 1 実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する規則の解釈の一部改正等について
  • 議題 2 実用発電用原子炉に係る特定重大事故等対処施設に関する審査ガイド(案)及び実用発電用原子炉に係る航空機衝突影響評価に関する審査ガイド(案)に対する意見募集の実施について
  • 議題 3 福島第一原子力発電所の外部事象に対する防護の検討について(案)
  • 議題 4 平成26年度第1四半期の保安検査の実施状況について

原子力規制委員会 検討チーム等会議開催予定

  • 8月5日(火) 13:30 第129回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 更田豊志委員、対象:女川、柏崎刈羽、島根、伊方、川内のそれぞれ発電所から説明を受ける
  • 8月 5日(火)14:00 定例規制庁ブリーフィング
  • 8月 6日(水)14:30 田中俊一委員長定例記者会見
  • 8月 8日(金)10:00 第26回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 島崎邦彦委員担当
    • 日本原燃(株)再処理施設及びMOX燃料加工施設の地震等に対する新規制基準への適合性について
  • 8月 8日(金)13:30 第130回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 島崎委員担当、対象事業者は未定
  • 8月 8日(金)14:00 定例規制庁ブリーフィング

川内原発、工事変更認可申請は9月末頃

 九州電力川内原発の工事計画認可の補正申請について、事業者は9月末を見込んでいると、記者から質問が上がった。

 再稼働の前には、補正申請の審査、認可、さらに使用前検査を終えなければならない。かかる期間は事業者がどれだけしっかりした申請をしてくるかによると片山啓審議官は言う。さらに、新規制基準の基で初めての審査、検査になるため、特に使用前検査は検査の方法も並行して検討する必要がある。過去に前例がないため、どれぐらいの期間がかかるかは「今は言えない」と答えるのみだった。

 また、補正申請が予想外に遅れたことについては、他の着手しているプラントの審査は、それぞれ「しっかり進めることが大切だ」とし、他のプラントの審査進捗には影響させない考えを示した。

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