集団的自衛権の行使を許さない市民らが人間の鎖で国会包囲 /「日本の報道を変えていかなければいけない」新聞労連委員長日比野氏インタビュー(原佑介記者) 2014.5.13

記事公開日:2014.5.13取材地: テキスト動画
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(IWJ・原佑介))

 安保法制懇は5月15日にも、従来のものとは180度異なった憲法解釈を取りまとめ、安倍総理に提出しようとしている。これを受け安倍政権は、早ければ6月中旬にも、集団的自衛権が行使できるよう閣議決定するという。

 こうした動きに反対する市民らが5月13日、「『戦争する国』はいやだ!安保法制懇の報告書に抗議!5.13国会包囲ヒューマンチェーン」と題した抗議集会を行い、人間の鎖で国会を包囲した。

■ハイライト

満州侵攻の悲劇を集団的自衛権の名のもとに繰り返すな

 集会には、日本共産党や社民党に所属する国会議員らも参加。日本共産党の志位和夫委員長は、安倍総理の諮問機関である安保法制懇について、「お友達を集めて作った安保法制懇であって、結論ありきだ。報告書を見なくても、中身はわかっている」と批判した。

 社民党の吉田忠智党首は、「明後日にも安保法制懇が報告書を出し、与党内で協議し、閣議決定するようだが、そもそも安保法制懇は諮問機関であり、与党の都合で報告内容も変えさせるようなものなど、錦の御旗にすらならない」と厳しく断じた。

 集会に参加し、スピーチした元日弁連会長の宇都宮健児氏は、「安倍総理は『日本の生命線に関わる場合にのみ、日本の自衛隊の武力を行使する』と言ったが、1930年代、『満州は日本の生命線に関わる』と言って中国に侵攻し、満州国を作った」といった歴史背景を説明し、「このようなことを、憲法9条を持つ私たちは二度と許してはいけない」と呼びかけた。

参加女性「秘密保護法が大きな契機だった」

 参加者らは、ヒューマンチェーンで国会を取り囲み、抗議の意志を示した。

 ヒューマンチェーンに参加し、「集団的自衛権行使=戦争」と書かれたプラカードを掲げていた女性は、「大きな契機は、秘密保護法にあれだけの人が反対したのに成立させたこと。次は集団的自衛権が出てくるだろうとわかっていた。新聞報道されていないことに危惧している」と胸のうちを明かした。

新聞労連委員長・日比野氏「日本の報道を変えていかなければいけない」

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