Xバンドレーダー「運用開始は年末、米軍人は20名」 ~防衛省説明、アジア情勢次第で予定の「前倒し」も 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)

 2014年4月17日、京都府京丹後市の峰山小学校で、防衛省による航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍TPY-2レーダー(Xバンドレーダー)配備計画に関する住民説明会が、京丹後市の主催で行われた。

 夜間にもかかわらず、米軍基地ができることに不安を抱える地元住民が大勢参加。年末にはレーダーの運用が開始されることや、京丹後市に入ってくる米軍人・軍属の具体的な人数などについては、この日以前に、基地と隣接する集落(丹後町宇川)で開かれた説明会でも発表されている既知の情報であるため、参加した市民の間に特に驚いた表情は見られなかったが、質疑応答では、軍人・軍属による事件や事故を心配する声が、かなり上がった。

■ハイライト

  • 日時 2014年4月17日(木)
  • 場所 京丹後市立峰山小学校(京都府京丹後市)

 京丹後市の中山泰市長が冒頭であいさつに立ち、「レーダー配備に関しては、市は防衛省に対して条件を示しつつ、受け入れに協力する立場」と発言。「今後、(基地建設の)工事に入っていくということで、市としても注視していきたい」と表明した。

今年10月以降、最大160名の米軍関係者が町に

 続いて、防衛省(近畿中部防衛局)による説明に移った。工事開始からレーダー運用までのタイムスケジュールの発表では、桝賀部長が「ようやく米軍から、まとまった回答が得られた」とした上で、1. 運用開始は12月末の予定。ただし、北朝鮮情勢などが急展開した場合は前倒しもあり得る、2. 第1期工事は5月~12月で、内容は管理棟建設をはじめとするレーダー運用に関係するもの、3. その際、5月~10月に7人の米軍人が入り、レーダーが搬入・設置される10月以降は、最大で160人の米軍人・軍属が入ってくる可能性がある、4. 工事期間中は峰山町内のホテルに宿泊、運用開始以降の軍人の数は20人で、滞在先は基地内となる。5. 一方の軍属は、来年3月までには基地の外の賃貸物件などに滞在先を確保する──を明らかにした。

 なお、1期工事に続く2期工事は、2017年当初までが予定されており、そこでは米軍人の生活関連施設が作られる。

事件・事故の際は、防衛省が間に入る

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