大江健三郎氏「民主主義を守る為に示威運動を」 集団的自衛権に反対し大規模集会 2014.4.8

記事公開日:2014.4.8取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井信篤)

 安倍総理は、私的諮問機関「安保法制懇」が準備している報告書をもとに、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を進める意向だと言われる。4月9日、集団的自衛権の行使容認に反対する128団体で構成された実行委員会が主催し、日比谷野外音楽堂で集会を行った。集会後、参加者はデモ行進を行い、平日にも関わらず、約5000人(主催者発表)の人々が「戦争する国、反対」とシュプレヒコールを上げた。

■ハイライト

  • 実行委員会からの挨拶
  • スピーチ:大江健三郎氏(作家)
  • 連帯挨拶:白石孝氏(秘密保護法を廃止へ!実行委員会)、清水雅彦氏(戦争をさせない1000人委員会)、伊藤真氏(日本弁護士連合会憲法委員会)
  • 2分間スピーチ:近藤昭一議員(民主党)、志位和夫委員長(共産党)、吉田忠智党首(社民党)、糸数慶子議員(沖縄社会大衆党)、各界の諸団体
  • プレ企画:松崎菊也氏(戯作者)、各界の諸団体からの2分間スピーチ
  • 日時 2014年4月8日(火) 17:45~
  • 場所 集会:日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)
  • デモ 国会請願デモ、銀座デモの2コース

必要なのは漱石の言った「示威運動」

 国会議員も多数駆けつけた集会では、ゲストスピーカーとして作家の大江健三郎氏が登壇した。大江氏は夏目漱石に触れ、漱石が100年前の講演で、「デモンストレーション」に「示威運動」という訳語をあてたことについて語った。

 「夏目漱石は明治の終わりである100年前に当時の政治に危機感を持ったが、戦争は起こってしまった。そして、現在の安倍政権が憲法を壊し、民主主義的ではない閣議決定で、集団的自衛権の行使によって世界の戦争に加担する新しい体制に入ろうとしている」

 大江氏は日本の平和、民主主義を守り、アジアの民主主義を達成する為には、夏目漱石の言う「示威運動」によって声を大きくあげるしかないと、満員の聴衆に対して訴えた。

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