皆さんの声をどしどしお寄せください!IWJ特設投稿欄「みんなで語る『改憲への危機感』」と、IWJプロデュースの新Tシャツ「Talk about democracy and constitution」のご紹介!


 おはようございます。本日、再登場の安(あん)です。

 本日ご紹介する投稿は、与那覇大智さんの投稿「違う価値観を持つあなたと私を『個人』として認めあえるために」です。与那覇さんは沖縄出身の画家の方です。公開されているホームページを拝見すると、とても繊細で、幻想的な絵を描かれていて、私の大好きな世界観でした。

 ところで国家権力による市民への横暴に、今、芸術家と呼ばれる人たちはどのように反応しているのでしょうか。言葉だけでなく様々な表現方法を用いて、今ここにある危機感を表明している「芸術家」たちの闘いに、今後、IWJとしてもスポットライトを当てることができたら、と思います。

 さて、与那覇さんは冒頭「芸術の本義は、多様性にあります」として、次のように書かれています。

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 芸術の本義は、多様性にあります。

 感性の様々を表現し、それを受け取りあいながら多様な生き方を積み上げて、生き生きと平和を築いていくのです。そのためには「僕とあなたは違う価値観、違う思いを持っているけど、だからこそお互いを個人として認めあいましょうね」という「個人の尊重」が必要です。憲法13条に書かれた「すべて国民は、個人として尊重される」は、この点で非常に重要です。
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 個々人の内面にある特有の世界観を表現し、認め合うこと。それが「芸術」の前提条件だ、ということでしょうか?画家としての与那覇さんが、「国家」の価値観を「個人」の内面に押しつけようとする自民党改憲案に、ビビットに反応されるのも当然のような気がします。憲法13条の「個人の尊重」は、「芸術の尊重」につながるものだと言えるのかもしれません。

 続いて、与那覇さんは「自民党改憲草案の中でも現政権が重要視し、成立させようとしているのは、草案98、99条の『緊急事態条項』です」として、これにより、「『公の秩序』の下に多様性は封殺されます」と、危機感を述べておられます。

 また、今、私たち市民ができることとして、次のように述べて投稿を締めくくっておられます。

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 このような危険性を、在京の大手メディアはほとんど報じていません。(略)情報がコントロールされています。このような状況下で憲法改正について正しい情報を得るには、自らネットメディアや地方紙など複数の情報にあたり、吟味し、他の人と共有、議論することが必要です。そして何より、声をあげていかなければなりません。(略)今が正念場です。
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 与那覇さんの言葉にもあるように、これからもネットメディアとしてIWJは、皆さまに必要な情報をお届けしたいと思います。与那覇さん、どうもありがとうございました!

【与那覇大智さんの「違う価値観を持つあなたと私を『個人』として認めあえるために」はこちらから全文をお読みいただけます!】
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg/1-038

 まだまだご寄稿を募集していますので、どうぞ皆さまの思いをお寄せください。

※寄稿の投稿フォームはこちらから

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform

 さて、続いてはIWJプロデュースによる新Tシャツのお知らせです! 「芸術的」…かどうかの判断は皆さまにお任せしますが、「おしゃれ」であることは間違いなしです!「おしゃれ」と「政治」を融合させた、IWJプロデュースの「Talk about democracy and constitution」の新Tシャツを、皆さまにぜひともおすすめ致します!

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 色は、「ヘザーグレー」(灰色)と「バーガンディ」(ワインレッド)の2色。サイズは、YL(XS相当)、S、M、L、XLの5種類、いずれも4320円(税込み)です。

 夏も終わりに近づきつつありますが、Tシャツの上に何かを羽織ってサラリと着こなしていただければ、うれしいです! ぜひ、よろしければ、購入をご検討ください!