日刊IWJガイド・番組表「本日、東京都議選が告示!7月2日の投票日まで、10日間の選挙戦が開始!/立憲4党は憲法53条に基づき、臨時国会の召集を要求!/本日16時45分から、前川喜平前事務次官が会見!IWJは生中継します!/安倍チルドレンの一人、自民党の豊田真由子衆議院議員が秘書に対する暴言・暴行報道で離党!」 2017.6.23日号~No.1743号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日、東京都議選が告示!7月2日の投票日まで、10日間の選挙戦が開始!/立憲4党は憲法53条に基づき、臨時国会の召集を要求!/本日16時45分から、前川喜平前事務次官が会見!IWJは生中継します!/安倍チルドレンの一人、自民党の豊田真由子衆議院議員が秘書に対する暴言・暴行報道で離党!」 2017.6.23日号~No.1743号~ ■■■
(2017.6.23 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>本日、東京都議選が告示!7月2日の投票日まで、10日間の選挙戦が開始!/憲法53条に基づき、立憲4党が臨時国会の召集を要求!/本日16時45分から、前川喜平前事務次官が会見!IWJは生中継します!(IWJ編集部)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>
┠――【1】「北朝鮮国民を餓死させなければならない」谷本正憲・石川県知事が恐るべき暴言! 撤回するも、ヘイトスピーチを煽動(ぎぎまき)
┠――【2】前在特会会長・桜井誠氏の煽動で香山リカ氏の「こども食堂」に関する講演が中止に!安全確保を優先した江東区、差別主義者に屈したと批判も(ぎぎまき)
┠――【3】安倍チルドレンの一人、自民党の豊田真由子衆議院議員が秘書に対する暴言・暴行報道で離党!(林俊成)
┠――【4】安倍政権は本日から、ミサイルからの「避難方法」を紹介するテレビCMを放送!「戦争する国づくり」の一環では? まったく「ムダな避難方法」のミサイルの威力を体験した孫崎享さんが喝破!(林俊成)
┠■<岩上さんのインタビュー報告>内閣支持率急落でも相変わらず!?腐った権力とメディアの結託を暴く!岩上安身による元経産省官僚・古賀茂明氏インタビュー・その1
(城石エマ)
┠■<IWJからお知らせ!>「マーロン・ブランドがいなければ今のファッションはなかった」!??IWJのTシャツで「自由」と「反抗」の歴史の継承を!(原佑介)
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<はじめに>本日、東京都議選が告示!7月2日の投票日まで、10日間の選挙戦が開始!/憲法53条に基づき、立憲4党が臨時国会の召集を要求!/本日16時45分から、前川喜平前事務次官が会見!IWJは生中継します!
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 おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

 昨日午後、民進党、共産党、自由党、社民党の立憲4党は、憲法53条に基づき、川端達夫衆議院副議長に対して、臨時国会の召集を求める申し入れをおこないました。

・野党4党 臨時国会召集の要求書を共同で提出(NHK、2017年6月22日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011027051000.html

 民進党の蓮舫代表は昨日午後、安倍総理が会見で「指摘があれば、そのつど真摯に説明責任を果たしていく」と述べた後に、萩生田光一官房副長官の発言メモの存在が明らかになったにもかかわらず、自民党が閉会中審査を拒否した事について、「安倍総理が言っていることと真逆の対応だ」と批判し、「憲法53条に基づく臨時国会の開催を要求していくことにした」と述べました。

 菅義偉官房長官は昨日午前の記者会見で、野党4党が臨時国会の召集を求める申し入れを検討していることについて、「仮定のことについて申し上げるのは控えたい。そうしたこと(臨時国会召集の要求)があれば、与党とも政府は相談したい」と回答しています。

・臨時国会召集の要求あれば、与党と相談したい=菅官房長官(ロイター、2017年6月22日)
https://jp.reuters.com/article/suga-idJPKBN19D070

 また、公明党の山口那津男代表は昨日午前の会合で、「必要であれば閉会中審査をするなど適切な措置を検討してほしい」などと述べました。

・加計問題 公明代表「説明責任を果たして」(毎日新聞、2017年6月22日)
https://mainichi.jp/articles/20170622/k00/00e/010/273000c

 加計学園問題については、全容が全く解明されていないどころか、安倍総理がこの問題へ関与したという疑いが日に日に強くなっています。

 ここで最近の動きを改めて確認すると、6月19日、安倍総理が国会閉会にあたっての会見をおこなった、まさにその日に、「10/21萩生田副長官ご発言概要」と題された「官邸は絶対やると言っている」「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」などと書かれた文書の存在が明らかになりました。

 萩生田官房副長官は、安倍総理の「側近中の側近」として知られています。19日に明らかになった文書では、今月15日に文科省が存在を認めた「総理のご意向」文書以上に、はっきりと安倍総理の関与が記されています。

※「官邸は絶対やると言っている」――萩生田副長官発言の新文書に対し文科省「(行政文書ではなく)個人メモ」「副長官の発言でない内容が多く含まれており、正確性を欠く」 ~民進党「加計学園疑惑調査チーム会合」 2017.6.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384477

 さかのぼって、当初「獣医師系養成大学等のない地域において獣医学部の新設を可能とする」とされていたのが、手書きで「“広域的に”獣医師系養成大学等の“存在し”ない地域に“限り”獣医学部の新設を可能とする」と修正されたがために、獣医学部設置条件が「加計」ありきにせられてしまった文書。この指示を出したのは、2016年11月1日のメールで「(内閣府の)藤原審議官曰く、官邸の萩生田副長官からあったようです」と記載されているのですが、これについて6月16日の閣議後会見で、山本幸三・地方創生相が、なぜか「自分が指示した」と言い張っています。

 山本大臣は、このメールを送った、文科省からの出向課長補佐の職員が「確認しないまま書いた」と、彼女が名前を間違えたと言わんばかりの主張ですが、「ハギウダ」と「ヤマモト」をどうすれば間違えることができるのでしょう?そもそも職員には何のメリットがあって、わざわざこんな文章を作るというのでしょう?

 松野博一文部科学大臣も、20日、「文書のタイトルは『萩生田副長官の発言』となっているが、実際は、高等教育局長が萩生田官房副長官に相談・説明した発言と、副長官の発言、それに書いた本人が周辺情報としてもっているものの3つの内容が混在している形になっていた(中略)メモの内容は正確性を著しく欠いていた」とコメント、同日義家弘介文科副大臣も「萩生田副長官の名前を出して事にあたるという傾向があったのではないか」などと、政権一丸となって「萩生田マターではない!!」と喧伝し、文科省の一職員にすべての責任を追わせようとしています。

 とりわけ不思議なのは、東大から大蔵官僚となり、法務委員長を努めた当選7回のベテランの山本大臣が、当選4回の萩生田副長官をなぜここまでかばうのかです。

 これについては、6月22日付けの日刊ゲンダイが「“身代わり出頭”の大臣が後に偉くなれるのなら、安倍政権はかつてのヤクザ社会顔負けです」と、高千穂大教授の五野井郁夫氏からのコメントを紹介していますが、後段で述べる豊田真由子議員のニュースを思うと、まったくその通りとしかいいようがありません。

 このように政権総出でかばい立てをするのは、ひとえに、指示を出したのが萩生田氏と決まってしまえば、もうその後ろにいるのはBBQ友達の安倍総理その人しか残されていないからでしょう。

 官僚も、野党も、TVメディアも、新聞も、本来のありかたを取り戻しつつあるように見えます。小さな欠片がパズルのように組み合わさって、大きな絵が見えようとしています。ここまで来て、問題がうやむやにされるなどと、けしてあってはなりません。もう本丸は見え始めているのです。IWJはもちろん追及の手を緩めません。市民の皆様も私たちとともに、声を上げ続けてください!

 本日16時45分から、文科省の前川喜平前事務次官が日本記者クラブで会見を開きます。加計学園に獣医学部の新設を許可するように強く求めた官邸が、明白な証拠が出てきてもうやむやにしようとする動きに、前川氏は心中期するところがあるのでしょう。IWJも生中継します。以下のURLからご覧ください。

★【Ch4】16:45頃~
前川喜平前文科事務次官 記者会見
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 また本日は、東京都議会議員選挙の告示日です。本日から来月2日の投票日まで、10日間に渡る選挙戦が繰り広げられます。

 加計学園問題や「中間報告」を使った共謀罪の強行採決により、自民党への「大逆風」が吹いていると言われ、6月13日の東京新聞の調査では、都議選投票先が小池百合子東京都知事率いる「都民ファーストの会」22%、自民党17%と、都民ファーストの会が自民党を上回っています。

・都議選の投票先 「都民」22%、自民17% 未定が4割(東京新聞、2017年6月13日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017061390073837.html

・都議選 共謀罪・加計で自民大逆風 有権者「ふざけるな」(毎日新聞、2017年6月21日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170622/k00/00m/010/098000c

 東京都議選は国政にも影響を与えるとされ、2009年7月の都議選では都議会自民党が大敗し、翌月おこなわれた衆院選で、自民党から民主党への政権交代がおこりました。今回の都議選はどうでしょうか。

 民進党の山井和則国対委員長は昨日、加計学園問題は「都議選の大きな争点の一つにもなる」とし、「自民党が勝てば、このまま真相究明をせず、国会も開かずに、安倍首相や自民党は逃げ切ることになるかもしれない。野党が勝てば、自民党や安倍首相も反省して、早急に国会を開いて真相究明をせねば、ということにもなると思う」と述べました。

・加計問題「国会開くか、都議選の争点」 民進・山井氏(朝日新聞、2017年6月22日)
http://www.asahi.com/articles/ASK6Q3SDWK6QUTFK006.html

 今回の東京都議選で注目を集めているのが、小池知事の都民ファーストの会です。ワイドショーの盛り上げ効果なのか、小池知事の写真集がオリコン週間“本”ランキング写真集部門で1位になるという、「珍事」も。

・小池百合子都知事、初写真集発売 セーラー服や新人議員時代、自宅での撮り下ろしも(ORICON NEWS、2017年6月12日)
https://mainichi.jp/articles/20170612/orc/00m/200/009000c

 小池知事は、選挙の争点の一つとなる築地市場の豊洲移転問題について、長らく方針を明らかにしてきませんでしたが、3日前の20日午後、築地市場を豊洲へ移転することを正式に表明しました。築地市場は5年後をめどに再開発し、「食のテーマパーク機能を有する新たな市場」にするとしています。

※「築地市場の改修と豊洲市場の機能強化を両立させていく」――小池都知事が実質的な築地市場の豊洲移転を表明! 土壌汚染、耐荷重、1兆円累積大赤字…山積みの課題はどうする? 2017.6.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384491

 そして昨日、小池知事は築地市場を訪れ、築地市場の業界団体の代表者らと会談をおこないました。

 「築地の再開発」と「豊洲の活用」という一見「いいとこ取り」をしたかのような印象を与える小池知事の「判断」ですが、市場関係者からは怒りと困惑の声が聞こえてきました。

 長年、築地市場の豊洲移転を「推進派」の立場から見守ってきた「築地市場協会」の伊藤裕康会長は、小池知事を前に、「これだけ近距離に2つの市場があるなどありえない。築地か、豊洲かと言うとき、みんな一つの市場を想定しているんですよ」と声を荒げました。

 そもそも、土壌汚染の残る豊洲で生鮮食品を扱う市場を運営するなど、到底現実味があるとは思えません。小池知事は「追加の対策をする」と主張していますが、すでに豊洲には858億円もの大金をつぎ込んで対策工事をしてきたはず。それでも深刻な汚染は、除去できていません。2年間の地下水モニタリングで環境基準値超えの有毒物質が検出されています。そもそも汚染除去できると考える方が間違っているのです。

 IWJ記者がこのことを小池知事の囲み取材で質問すると、小池知事は言葉少なに「環境アセス等を確認していきたい」とだけ述べました。市場建物の建ってしまった豊洲で、その建物の地下の土壌が、流動する地下水ごと汚染されたままである、という現象に対して、一体どんな対策ができるのかという具体案は、まったく示されていません。

 ワイドショーは早くも、豊洲市場への移転はいつになるのかと、そればかり煽り立てているようですが、本当にこれで良いのでしょうか?昨日の小池知事の築地市場訪問の様子は、以下の記事でご確認ください!

※小池百合子氏「多額の費用を費やし土壌汚染対策に取り組んだが無害にするという目的は達成できなかった」が「風評被害の払拭に努める」!?――築地市場業界団体代表との会談後囲み会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384877

 また、都議選に関わる中継については、後段の中継番組表をご覧ください。

 マスメディアは選挙戦を「都民ファースト+公明」対「自民」ととらえ、これらの政党に焦点を当てると予想されます。IWJは、「公平公正」な選挙報道を実現するために、こうした構図でのみ報じられると埋没しかねない、民進、共産、社民の野党3党(自由党は今回は独自候補を立てず、応援に回る)の動きを逆に厚めにフォローし、報道していくつもりです。

 そのための都議選の短期ボランティアスタッフを募集しています!昨日は、さっそくボランティアの方が事務所まで駆けつけてくださいました。どうもありがとうございます!今日から都議選中継のお手伝いをしていただけるということで、とても助かっています。

 まだまだボランティアは募集しています。ぜひ、この機会にIWJの一員として、一緒に働いてみませんか?

※ボランティアのご応募はこちらからお願いします!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSevAklxFS5MirKqMh3s3RNG0VQmus8RJ4HletabushDJf497Q/viewform

 また、昨日は岩上さんが元経済産業省官僚の古賀茂明氏にインタビューをおこないました。インタビューでは権力とメディアの癒着の問題が話題の中心となり、加計学園問題も話題に上りました。後段で城石エマ記者が詳しくお伝えいたします。

 インタビューを見逃された方は、会員にご登録いただくことで、一般会員であれば1か月間アーカイブをご覧いただけます。また、サポート会員にご登録いただければ、IWJのすべてのコンテンツを制限なくご覧いただけます。ぜひご登録ください。

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 こうしたIWJの取材活動を継続していくためには、皆様からのご寄付が欠かせません。IWJは来月末に決算期末を迎えますが、6月10日時点での試算では、このまま維持すると、およそ600万円もの赤字が出てしまう見通しです。今後もIWJが権力におもねらない、「公平公正」な報道を続けていくため、どうか、ご寄付によるご支援をよろしくお願いいたします。

※【岩上安身より】600万円赤字の見通し!ご寄付・カンパをお願いします!~IWJ第7期決算の途中ご報告
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/information/donation/31057

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからお願いいたします。
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◆中継番組表◆

**2017.6.23 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

■□■□■□東京都議選関連■□■□■□

【ツイキャス・IWJエリアCh2・東京】9:45~「東京都議選・世田谷区 社民党 桜井純子候補 第一声 ―応援弁士:保坂展人 世田谷区長、青木愛 自由党・参議院議員ほか」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2
※東京都議選・世田谷区 社民党 桜井純子候補 第一声を中継します。

【Ch5】9:50頃~「東京都議選・渋谷区 都民ファーストの会 龍円愛梨候補 第一声 ―応援弁士:小池百合子代表」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※東京都議選・渋谷区 都民ファーストの会 龍円愛梨候補 第一声を中継します。

【Ch6】10:00~「東京都議選・中野区 民進党 西沢圭太候補 第一声 ―応援弁士:蓮舫代表」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※東京都議選・中野区 民進党 西沢圭太候補 第一声を中継します。

【Ch6】17:30~「東京都議選・品川区 共産党 白石民男候補 街頭演説 ―応援弁士:志位和夫委員長」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※東京都議選・品川区 共産党 白石民男候補 街頭演説を中継します。

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【Ch4】16:45~「前川喜平前文科事務次官 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※前川喜平前文科事務次官による記者会見を中継します。

【Ch7】17:30~「民進党 国会対策委員会『加計学園疑惑調査チーム会合』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※民進党の国会対策委員会「加計学園疑惑調査チーム会合」を中継します。

【タイムリー再配信 9・IWJ_YouTube Live】21:00~「<特別番組> 熊本・大分大地震 取材&支援活動の総括 ―出演:岩上安身、IWJ 安道幹記者・城石裕幸記者・高橋敬明記者 後編」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年9月収録の特別番組を再配信します。出演者は、岩上安身、IWJ 安道幹記者・城石裕幸記者・高橋敬明記者。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

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◆中継番組表◆

**2017.6.24 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】13:30~「基地の無い平和な沖縄・日本・東アジアを!6.24京都集会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1
※「京都沖縄連帯集会実行委員会」主催の集会を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

内閣支持率急落でも相変わらず!? 腐った権力とメディアの結託を暴く! 岩上安身による元経産省官僚・古賀茂明氏インタビュー・その1
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384862

凍土壁未凍結箇所の凍結見通しについて東電「もう少し経緯を見守りたい」~依然として明確な回答できず――東京電力 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384864

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<岩上さんのインタビュー報告>内閣支持率急落でも相変わらず!?腐った権力とメディアの結託を暴く!岩上安身による元経産省官僚・古賀茂明氏インタビュー・その1
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 冒頭でもお知らせいたしましたが、本日16時45分より、日本記者クラブで前川喜平・前事務次官が記者会見を開きます。IWJも中継いたしますので、ぜひ、ご視聴ください。現場には岩上さんも、一記者として参加します。日本記者クラブのルールによって、質問することはできません。これは本当に残念なことです。

★前川喜平前文科事務次官 記者会見
[日時] 2017年6月23日(金)16:45~
[視聴URL] http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 森友学園問題、加計学園問題、山口敬之氏の準強姦容疑もみ消し疑惑など、相次いだ安倍政権のスキャンダルから見えてきたのは、腐った権力とメディアの「結託」でした。

 この「権力とメディアの結託」に正面から光をあてているのが、元経産省官僚・古賀茂明氏の新著『日本中枢の狂謀』(講談社)です。昨日岩上さんは、古賀氏にインタビューをして、この問題に切り込んでいきました。古賀氏は官僚時代、今注目を集める今井尚哉秘書官や藤原豊審議官の「先輩」として、一緒に仕事をしていたといいます。

 今回の加計学園問題で前川前事務次官の「出会い系バー」報道という卑劣な手口に走った読売新聞について古賀氏は、「読売新聞は前川さんの件で読者がものすごく離れたという。記者もこれ以上は無理だと。内部文書も流出し始めているらしい」とお話してくださいました。

 さらに、菅官房長官の記者会見で果敢に食い下がり続けている東京新聞・望月衣塑子記者の頑張りを見て、「読売を離れた読者は、ぜひ、東京新聞本社に電話して、『望月さんが頑張ってるから東京新聞とります』と伝えてほしい」と、熱い応援も。

 テレビ朝日「報道ステーション」で”I am not ABE”のプラカードを掲げて以降、テレビ各社の「自粛」により出演が難しくなった古賀氏のお話は、他ではめったに聞くことのできない、超レアなものばかりに。

 それだけに、岩上さんはたくさんの質問を用意していましたが、残念ながら昨日はほとんど聞き終わらないまま、時間切れに…。しかし、その場でまた次のインタビューにも応じてくださると言っていただいたので、近く、インタビュー続編をお届けできるはずです!

 古賀氏の新著『日本中枢の狂謀』(講談社)の面白さは、政界やメディア界の「裏話」が満載なところだけではありません。岩上さんは、古賀氏が著書の中で切り込んでいる経産省の産業政策の問題こそが、重要になってくると見ています。

 昨日のインタビューでは、古賀氏が岩上さんに「産業政策の問題を面白いと気づいてくれたのは、岩上さんだけですよ」と感心する場面も。経産省主導型の産業政策がもはやうまくいかなくなっているのに、いまだに経産省の原発政策から抜け出せない日本。東芝の1兆円大赤字がまさに、そうした日本の危機を表しています。次回のインタビューでは、この問題にも踏み込んでいきますので、ぜひ、ご期待ください。

※【岩上安身のツイ録】経産省出身・今井尚哉秘書官は古賀茂明氏の後輩! 安倍政権を牛耳る経産省にこれ以上産業政策を任せていると日本が壊滅!? 2017.6.22
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/385072

 昨日のインタビューを見逃してしまった方は、ぜひ、下記のアーカイブよりご視聴ください!

※内閣支持率急落でも相変わらず!?腐った権力とメディアの結託を暴く!岩上安身による元経産省官僚・古賀茂明氏インタビュー・その1
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/384862

 新著『日本中枢の狂謀』(講談社)には、古賀氏のサインを入れていただき、「IWJ書店」で販売しています!限定冊数での入荷となっていますので、お求めの際はどうぞ、お早めにお願いします!

NEW!!
【古賀茂明さんサイン入り】 日本中枢の狂謀
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=315

 IWJ会員のA.Uさんより、『日本中枢の狂謀』のご感想をお寄せいただきましたので、ご紹介いたします!

—☆—☆—☆—
 共謀罪成立に関して思うことがあります。

 3週間程前に発売が始まった古賀茂明さんの新著『日本中枢の狂謀』の中で、安倍政権の哲学について書かれた一節があります。

 <そして四つめの哲学は、「希望を与えるな」。住民運動で政策が変わるのではないか、という期待を持たせるのは絶対にダメだという意味である。(中略)小さなことでも、安易に要求を呑むと、「自分たちの力で何かできる」と勘違いして、さらに運動が激化する可能性があると考えているのだ。重要なのは「何をやっても無駄だ」という徒労感を与えること。その結果、時間の経過と共に住民運動も下火になっていくと、安倍政権は読んでいる>

 今回の共謀罪成立の過程に対して、強行過ぎるという批判が当然出るでしょうが、その批判よりも市民運動に希望を与えることの方を阻止したかったのではないでしょうか。

 たとえ見かけは成立しても、運用させないようにする、私たちの思いや努力は徒労ではない、ということを示していかなければ・・・

 IWJさん、これからも報道、よろしくお願いいたします。
—☆—☆—☆—

 A.Uさん、ありがとうございます!みなさんもぜひ、新著をお手にとってみてください!

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<IWJからお知らせ!>「マーロン・ブランドがいなければ今のファッションはなかった」!?~IWJのTシャツで「自由」と「反抗」の歴史の継承を!
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 「もしマーロン・ブランドがいなければ、僕たちの夏のファッションは今と違ったものになっていたかもしれない」――。

 おはようございます。この名言はファッション評論家のピーコさん、ではなく、IWJテキスト班の原佑介、つまり僕の言葉ですが、これは決して大袈裟ではありません。

 Tシャツの起源は、第一次世界大戦中の1910年代半ばに、米海軍の船内で「下着」として愛用されたシャツだと言われています。その後はデニムとともに労働者たちの「ユニフォーム」として定着したものの、Tシャツが若者の「ファッション」として着られるようになったのは、映画「欲望という名の電車」(1951年)の中で、俳優のマーロン・ブランドさんがTシャツを普段着として着こなしていたことがキッカケだったと言われています。

 Tシャツを着たブランドさんは、映画の中で、古い大人たちの価値観へ反抗するアメリカの労働者の若者として描かれ、当時の自由を求める若者たちを魅了。大人たちからは、下着姿のまま映画に登場したマーロン・ブランドさんに対する批判の声が多く上がったと言われていますが、そうした批判の声はますます当時の若者たちを「自由」と「反抗」に駆り立てていったのだと思います。

 21世紀の日本を生きる我々もまた、背景は違うかもしれませんが、自由を求め、自由を奪おうとするものに抗議しなければいけない時代にきています。先週は共謀罪が成立し、来月には早くも施行となります。今後はメールやLINEをするにも、いちいち「こんなこと書いて大丈夫かな」と心配してしまうでしょうし、本当に窮屈で不自由になってくるな、と実感します。

 こんな時代に抗うためにも、今こそTシャツを着て街に繰り出しましょう。IWJでは現在、「TRUE DEMOCRACY」と「TALK ABOUT DEMOCRACY」の2種類のデザインを販売中です。自由と反抗の根っこに「民主主義」が必要であることは言うまでもありません。

 ありがとう、マーロン・ブランド。Tシャツの歴史の重みを感じながら、その原点に戻り、僕たちは自由を訴えていくよ。

 ということで、ぜひIWJのTシャツをご購入ください!

※復刻版!! Tシャツ「TALK ABOUT DEMOCRACY」色:ヘザーグレー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ「TALK ABOUT DEMOCRACY」色:バーガンディ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

※復刻版!! Tシャツ「TRUE DEMOCRACY」色:ネイビーXイエロー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=142

※復刻版!! Tシャツ「TRUE DEMOCRACY」色:ナチュラルXエンジ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=141

※復刻版!! Tシャツ「TRUE DEMOCRACY」色:ブラックXレッド
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=140

<素材>
綿100%

<サイズ一覧>
      YL(XS相当) S   M   L   XL
着丈(cm)  63     66   70   74  78
身幅(cm)  46     49   53   56  59

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170623

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/