日刊IWJガイド・番組表「冤罪事件『志布志事件』の民事訴訟が終結!県側に60万~115万円の支払い確定!/甘利氏秘書、再び『嫌疑不十分』で不起訴処分!刑事責任を免れた『甘利問題』!/安倍総理のゴルフ三昧の日々を喜々として報じる大手メディアの異常!」2016.8.18日号~No.1434号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「冤罪事件『志布志事件』の民事訴訟が終結!県側に60万~115万円の支払い確定!/甘利氏秘書、再び『嫌疑不十分』で不起訴処分!刑事責任を免れた『甘利問題』!/安倍総理のゴルフ三昧の日々を喜々として報じる大手メディアの異常!」2016.8.18日号~No.1434号~ ■■■
(2016.8.18 8時00分)

 おはようございます!IWJ記者の原佑介です。

 台風7号が過ぎ去った昨日の東京は、最高気温35度を記録する酷暑日となりました。あまりの暑さに夏バテした人も少なくなかったでしょう。食欲も半減するかと思いますが、水分補給だけは欠かしてはなりません。暑い年は熱中症で1000人以上がお亡くなりになっていますので、決して夏を侮らず、熱中症対策を怠らないようにしましょう!

 一方で、カラッカラに晴れた夏日は、無性に身体を動かしたくなるものです。IWJにあまり馴染みがない方には意外かもしれませんが、実は、IWJは岩上さんの方針で、スポーツに打ち込みやすい環境が整備されているのです。

 例えば福利厚生で近所のキックボクシングジムを利用できます。僕は昨日もジムへ行き、ストレッチやシャドーボクシング、サンドバッグ、ミット打ちで汗を流しました。

 また、事務所のベランダには、ウェイトトレーニングの器具が設置されているので、バーベルを使ったトレーニング(ベンチプレスなど)をすることができます。僕も昨日、ジム後に事務所に戻り、後輩スタッフのタクマとともにウェイトトレーニングを行いました。

 これだけ言うと、「何を遊んでいるんだ?」と思われそうですが、IWJの仕事をするうえでは、「文武両道」が大事になってくると思っています。

 取材現場では機動隊との押し合いへし合いもありますし、長時間、外で粘って待機しないといけない場面など、体力勝負が求められるシーンが多々あります。デモや抗議行動などの現場から発信する情報の背景には、IWJスタッフの粘り強い執念やフィジカルがあるんですね。

 また、深夜の原稿書き、赤入れ、動画の編集、そしてウェブへのアップ作業もあります。日中取材した成果も、記者やカメラマンが事務所へ持ち帰るのは夕方以降になるので、どうしても深夜番は欠かせないのです。IWJの社長兼編集長の岩上さんは、すべての記事に目を通して赤入れをするので、毎晩、深夜番です。真夜中まで仕事をしています。

 そして早朝の日刊ガイド発行。朝から晩まで、IWJはバトンリレーのように仕事を託しながら365日休みなく仕事をし続けています。

 現場に出る記者やカメラマンはひと握りですが、それを裏方として支えるバックアップスタッフもみんな、体力勝負です。

 もちろん身体だけ鍛えていてもダメなのは、言うまでもありません。IWJの事務所は壁面の多くが書架となっていて、本がびっしりと並んでいます。読書家の岩上さんの蔵書をベースに、IWJ設立後も買い足しているので、さながら本の山に埋もれる中で、仕事をしているような状況です。

 そうした書籍の中身を記事内で引用することで中身を濃いものにしたり、書籍から得た知識を取材で役立てたり、または岩上さんがインタビューすべき識者を発掘したりもしています。

 大手メディアではできない鋭い切り口で社会問題、政治問題を切りとって空中戦を制し、そして軟弱な大手メディアでは対応できないような、もみくちゃになる現場で地上戦を制す。IWJは今後も少数精鋭のハイクオリティ報道を心がけていきたいと考えていますし、そのために日々欠かさず努力しています。

 どうかストイックなIWJに期待し、皆さんのご支援で今よりもIWJを大きくしてください!

 政府は9月13日にも臨時国会を召集し、大規模な経済対策を裏付ける2016年度第2次補正予算案や、TPP承認案などの成立を目指すとしています。憲法改正に向けた議論も活発化してゆくでしょう。築地移転や、沖縄・高江でのオスプレイパッド新規建設も控えています。IWJはノンストップで走り続けなければいけません。IWJにガソリンを注ぐがごとく、会員登録、そして可能な範囲でご寄付・カンパをよろしくお願いします!

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┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■【ニュースフラッシュ!】冤罪事件「志布志事件」の民事訴訟が終結!県側に60万~115万円の支払い確定!/甘利氏秘書、再び「嫌疑不十分」で不起訴処分!刑事責任を免れた「甘利問題」!/米大統領選、バージニア州でヒラリー氏がトランプ氏に大差をつけてリード!/安倍総理のゴルフ三昧の日々を喜々として報じる大手メディアの異常!(原佑介)
┠■《核関連シリーズ》今だから再配信!福島での鼻血は 「被曝ではない」!?そんなことは今も言い切れない!(本多容子)
┠■東京オリンピックを目指し、地方自治体が続々とカジノ解禁を要望!?~安倍総理がめざす「美しい国」は、500万人超のギャンブル依存症患者をもっと増やすのか?(太田美智子)
┠■<★お知らせ★>ドイツ憲法の「緊急事態条項」と自民党の改憲草案を比較、検証!まだまだご寄稿を募集しています!「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!(ぎぎまき)
┠■<★お知らせ★>民主主義や立憲主義よりも自分たちの「生」が危ぶまれているということ(by SEALDs)〜IWJの新作Tシャツ「Talk about democracy and constitution」のご紹介!(ぎぎまき)
┠■わとはぷ~What happened today?(原佑介)
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◆中継番組表◆

**2016.8.18 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】14:00~「民進党 岡田克也代表 定例記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※民進党 岡田克也代表による定例記者会見を中継します。

【Ch2】17:30~「 東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【核関連シリーズ特集19・再配信・Ch1】19:00~「福島での鼻血 『被曝じゃない』と言い切れるのか〜岩上安身による東神戸診療所・郷地秀夫所長インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年7月収録の、岩上安身による東神戸診療所・郷地秀夫所長インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156902

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◆中継番組表◆

**2016.8.19 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】5:00~「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議・集会の模様」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:30~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aomori1

【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

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■<★お知らせ★>ドイツ憲法の「緊急事態条項」と自民党の改憲草案を比較、検証!まだまだご寄稿を募集しています!「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!

 おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。

 昨日は真夏日の日差しに身体が溶けそうになりましたが、いつの間にか、夕暮れ時はどこか秋の気配さえ感じる時期になりました。

 8月もそろそろ終盤を迎えます。来月の半ばからは約3ヶ月におよぶ秋の臨時国会が始まると見られ、野党は5兆円超えの年金積立金損失の問題やTPP、甘利明前経済再生担当相の証人喚問を要求する予定とか。そしてもちろん「気配」といえば、憲法改正の足音が一日一日と大きく聞こえて来ています。安倍首相らは、衆参の憲法審査会でどの項目から改正するか、逐条審査を始める方向で動いているようです。

 一度、議論が始まれば、いくら国民が異を唱えても、数の力で押し切られ、政府・与党のいいように事が進んでしまう危険性が高い。個人的には、民進党の岡田克也代表が7月14日の会見で述べたように、安倍総理が「立憲主義を順守する」との条件を守らない限り、改憲の議論には応じないという強い姿勢を、9月7日に就任する民進党の新代表にも貫いてほしいと思います。

 いずれにしても、「改憲」の議論から私たちが逃れることは、もはやできません。IWJでは今、読者の皆さまから「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」と題し、寄稿文を寄せていただいています。お互いの考えを共有しあうことで、さらに議論を深める手助けになればと、本ガイドでも連日、ご紹介しています。

 今日は京都大学で教員を務める、駒込武さんから届いた「『安倍総督』による改憲戦略の危うさ」の一部をご紹介いたします!

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 安倍政権による改憲への志向にはさまざまな問題点があるが、なかでも懸念されるべきは緊急事態条項の新設であろう。昨年夏から今年にかけて「安保法案は憲法違反」とする運動が高まったが、改憲されて緊急事態が宣言されてしまったら、「安保法制は憲法違反」と批判すること自体が「憲法違反」とされてしまう可能性すらある。

 安倍首相は、緊急事態条項について「世界中どこの国でも似たような規定を設けているのだから、日本でも当然だ」と語ってきた。こうした言い方に騙されてはいけない。

 そもそも、アメリカのように大統領制をとる国と、日本のように議員内閣制をとる国では状況が異なる。議会の多数派が内閣を構成する議員内閣制では、議会による内閣のコントロールがききにくいという問題がある。「世界中のどこでも」という言い方では、そうした違いすら無視している。

 同じ議員内閣制のドイツと比較しても、重要な違いがある。
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【駒込武さんのご投稿全文は、こちらからお読みいただけます!】
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg/1-026

 日本と同じ議員内閣制をとるドイツが、憲法で制定している「緊急事態条項」と、自民党が新設を目指している「緊急事態条項」はどう違うか、3点において比較し、改憲草案の杜撰さを指摘しています。

 駒込さんによるもう一つの重要な指摘は、日本が台湾や朝鮮を植民地支配下においていた時代、植民地では議会は設けられず、総督の命令(律令、制令)は法律としての効力を持つとされていたという点。これはまさしく自民党改憲草案における緊急事態条項の「政令」そっくりです。過去を都合よく忘れてしまっている日本人の「歴史的健忘症」に漬け込んで、安倍総理は当時の仕組みを再び日本で復活させようとしているのでは、と警鐘を鳴らしています。ぜひ、駒込武さんの分析をご一読いただきたいと思います!

 まだまだ寄稿文は募集中です。みなさまからのご投稿を心よりお待ちしております!

※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1

■<★お知らせ★>民主主義や立憲主義よりも自分たちの「生」が危ぶまれているということ(by SEALDs)〜IWJの新作Tシャツ「Talk about democracy and constitution」のご紹介!

 Talk about democracy and constitution!寄稿文企画と連動して、伝説のTALK ABOUT DEMOCRACY Tシャツがリニューアルを経て、復活しました!イエイ!ということで、このコーナーでは連日、IWJの新作Tシャツ2枚をご紹介していますが、Tシャツを紹介する前に、8月16日の解散記者会見で、元SEALDsの奥田愛基さんたちが話していた印象的な言葉について、先に触れたいと思います。

 「SEALDs解散にあたって、何で解散するんだと色々意見はあると思いますが、一つ、ずっと大事だと思ってきたことは、日常を肯定すること。自分自信の『生』を、生きているということを肯定することです。別に安倍政権に『NO』だからというだけで、こういうことをやってきたわけじゃありません。

 そういう順序ではなく、自分自信がどう生きていきたいかと考えたり、思い悩んだりすることの方が大事で、それから出てきた結論として、今、政治に対して、何か言わなければいけないと思ったから声をあげてきた」

 奥田さんに続いて、元SEALDsの牛田悦正さんも、SEALDsの行動の本質にあるものは「民主主義でも自由でも、立憲主義でもなく、このまま生きていけるのか、子どもが産めるのか、将来がつくれるのかという漠然とした不安、つまり『生』そのものが危ぶまれていること」への危機感だと話しました。

※2016/08/16 SEALDs (自由と民主主義のための学生緊急行動)解散記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/325860

 つまり、何が言いたいかというと、IWJの新作Tシャツにも「民主主義や憲法について語ろう!」とありますが、民主主義も憲法もつまりは、私たちの「生活」を守るためにあるものだ、ということです!政治学者や憲法学者ではない普通の私たちにとって、話題の始まりとなるのは、やはり毎日の暮らしそのものなんだと思います。

 「民主主義」や「憲法」について話そう!と言われても、実は身構えてしまう人の方が多いのではないでしょうか。少なくとも私は、友だちに向かって、民主主義や憲法について話そうよ!とは言えません(笑)。

 まずは日々の暮らしから感じる悩みや不安について語るところから始めて、政治とは何か、民主主義とは何か、憲法とは何のためにあるのか、時間をかけて話し合いを重ねてみるのもいいかもしれません。

 その時に、この新作Tシャツの存在がきっかけになれば、とても嬉しいです!性別を問わないデザインに加えて、シンプルなので、お友達へのプレゼントにも最適だと思いますよ!

 色は、「ヘザーグレー」(灰色)と「バーガンディ」(ワインレッド)の2色をご用意しています。サイズは、YL(XS相当)、S、M、L、XLの5種類からお選びいただけます。詳細はこちらのページをご覧ください!!

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー✕ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ✕キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

※日刊IWJガイドのフルバージョンはこちらからご覧いただけます!
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20160818

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