日刊IWJガイド「民維合流! 他の野党との連携はどうなる?/郷原信郎弁護士に国会で暴言を吐いたおおさか維新の足立康史議員をIWJが直撃取材!/ベルリン『脱原発』イベント2日目の様子を現地より中継!」2016.2.27日号~No.1262号~


■■■ 日刊IWJガイド「民維合流! 他の野党との連携はどうなる?/郷原信郎弁護士に国会で暴言を吐いたおおさか維新の足立康史議員をIWJが直撃取材!/ベルリン『脱原発』イベント2日目の様子を現地より中継!」2016.2.27日号~No.1262号~ ■■■
(2016.2.27 8時00分)

 おはようございます。IWJでテキスト関連の業務を担当している平山と申します。

 昨日、野党共闘で大きな動きがありました。民主党・岡田克也代表と維新の党・松野頼久代表が国会内で会談し、3月の両党合流で正式に合意したのです。今後、合流に向けての実務的な協議を行う「新党協議会」を発足させ、新しい党名や綱領の検討を開始するとしています。

 両党が合流することで、新党は衆参あわせて計150人規模となります。岡田氏は会談後の記者会見で、「きょうを日本の政治の流れを変える歴史的な日にしたい。政権交代が可能な政治を目指すためにも、民主党という殻を脱ぎ捨てて、新党という選択をした。安倍政権の政治に疑問や不安を持っている人は、たくさんいるので、その受け皿になる」と述べました。

 さて、岡田氏が言うように、今回合流することになる「民維」は、どの程度「民意」を反映した政党となるのでしょうか。安倍政権が進める消費税増税やTPP、原発の再稼働など、多くの政策が民主党政権(菅・野田政権)時にスタートしたものであることから、国民の間には民主党に対する不信感がいまだ根強く残っていることは確かだと思います。

 民主、維新、共産、社民、生活の5野党は、2月19日の党首会談で、安保法制の廃止や参院選での選挙協力で合意したばかり。今回の民主党と維新の党の合流に、他の3党はこれからどのように関わっていくのでしょうか。今後の展開に要注目です。IWJはもちろん、この野党共闘の行方を取材し続けます。

 さて、維新の党との合流が発表される一方で、民主党からは離党者が出ました。かねてから自民党との接近が指摘されていた新党大地代表・鈴木宗男氏の娘である鈴木貴子衆議院議員が、民主党に対して離党届を提出。民主党はこの離党届を受領せず、除籍処分とする見通しです。

 鈴木貴子氏は、2014年末の衆議院選挙で民主党候補として北海道7区から立候補。小選挙区では敗れましたが、比例北海道ブロックで復活当選しました。貴子氏は、民主党の比例名簿1位で当選しており、今回の離党は、民主党を支持した有権者に対する明白な裏切り行為ではないでしょうか。父の宗男氏が北海道5区補選で自民党候補者への支援を表明していることから、娘の貴子氏も自民党入りするものと見られています。

 4月24日に投開票が行われる北海道5区補選と京都3区補選まで残り1ヶ月あまり、そして7月の参議院議員選挙まで残り4ヶ月あまりしかありません。今回の選挙は、憲法改悪、そして改憲による「緊急事態条項」の創設をめぐる「天王山」の戦いとなります。選挙に向けた動きについて、IWJでは今後も全力で報じ続けますので、どうぞご注目ください。

 本日の日刊IWJガイドは、衆議院予算委員会の中央公聴会に公述人として出席した郷原信郎弁護士に対するおおさか維新の会・足立康史議員の「暴言」問題から、一昨日に行われた「民間立憲臨調」記者会見の取材報告、ベルリンで開催中の「脱原発」に関する注目イベントなど、盛りだくさんの内容でお届けします。

★本日のラインナップはこちら

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■「なぜ来たのか」「結局、郷原さんは専門家じゃなく、政治屋」~国会で、お維・足立康史議員が公述人の郷原信郎弁護士を誹謗中傷!地に堕ちた国会の「コンプライアンス」――その足立議員にIWJが直撃取材!(原佑介)
┠■第2回「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」で小林節氏に直撃質問! 野党共闘の「裏話」を明かす!「民主党抜きでやろうとブチぎれた!」(ぎぎまき)
┠■岡山大学教授・津田敏秀氏も登壇するドイツ・ベルリンでの「脱原発」イベント2日目を中継! ご寄付・カンパをお願いいたします!
(平山茂樹)
┠■大好評のDVD「饗宴VI」は、もうお求めいただきましたか?『前夜増補改訂版』『米国が隠す日本の真実』などの書籍も、合わせてお買い求めください!(安道幹)
┠■IWJスタッフ募集中! 「テキストスタッフ」「Webスタッフ」として一緒に働きませんか?(平山茂樹)
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.2.27 Sat.**

【IWJ_FUKUSHIMA1】12:30~「飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)2016 福島シンポジウム」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1
※「原発事故放射能大災害から5年 生活・コミュニティ再建と村(むら)の復興を語る」と題して行なわれるシンポジウムを中継します。主催は、「飯舘村放射能エコロジー研究会」。

【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】13:00~「立憲主義・平和主義・民主主義を守るために ―基調講演 志葉玲氏(ジャーナリスト)」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※2016年2月9日に行なわれた、「岡山医療生協九条の会」、「おかやまいっぽん」が主催のシンポジウムを録画配信します。基調講演を務めたのは、ジャーナリストの志葉玲氏。

【IWJ_OSAKA1】13:30~「TPPってなんだ!-これだ!~TPP協定のリアルを読み解く~@大阪」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「ほんまにええの?TPP大阪ネットワーク」主催のTPPとくらしを考える学習会を中継します。

【Ch5】14:00~「ベラルーシと福島~子どもたちの保養とヘルスケア~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「FoE Japan」主催の特別セミナーを中継。内容は、福島健康調査からみる小児甲状腺がんの現状、保養の重要性(ベラルーシの保養・放射能測定などの状況)、FoE Japan主催保養「ぽかぽかプロジェクト」の報告が予定されています。

【Ch4】15:00頃~「ドキュメンタリー映画 『遺伝子組み換えルーレット― 私たちの生命のギャンブル』ジェフリー・M・スミスさん特別講演会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「ジェフリー・M・スミスさん招聘・東京実行委員会」主催の特別講演会を中継します。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】15:00~「山口泉『辺野古の弁証法--ポスト・フクシマと「沖縄革命」』(オーロラ自由アトリエ)刊行記念トークセッション」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※山口 泉氏(著者=作家)、金城 実氏(彫刻家)らが出演予定の、『辺野古の弁証法--ポスト・フクシマと「沖縄革命」』(オーロラ自由アトリエ)刊行記念トークセッションを中継します。

【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】15:15~「沖縄の不屈の闘いに連帯する 2.21全国同時アクションin岡山 ―講師 纐纈厚・山口大学副学長」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※2016年2月21日に行なわれた、「2.21全国同時アクションin岡山」を録画配信します。講師は、纐纈厚・山口大学副学長。

【IWJ_BERLIN】17:00~「五年後の福島と30年後のチェルノブイリ ~2日目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-berlin
※IPPNW(International Physicians for the Prevention of Nuclear War)主催の原発事故に関するイベントを中継します。

【録画配信・Ch4】20:00~「【第2弾】安冨歩・片岡祐介の『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズ 「ラヴェル『ラ・ヴァルス』」を主たる題材にしたレクチャーとコンサート」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※2月18日に開催された、「魂の脱植民地化の観点から、音楽史を振り返り、名曲の名曲たる所以を追求する」レクチャーとコンサートの模様を録画配信します。IWJでは、第1弾~第4弾までの全ての開催を配信予定。

============

◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.2.28 Sun.**

【IWJ_NARA1】13:00~「奈良県民の選挙勉強会@生駒 ~市民が野党協力を後押しするために~(話し手:座間宮ガレイ)」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-nara1
※座間宮ガレイ氏を講師に招いておこなわれる勉強会を中継します。主催は、座間宮ガレイ勉強会(奈良北部)実行委員会。

【IWJ_AICHI1】13:00~「SEALDs TOKAI主催 自由と民主主義を守る名古屋デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
※SEALDsTOKAIが主催する初のデモの模様を中継します。ゲストスピーカーは、近藤昭一衆議院議員(民主)、小池晃参議院議員(共産)、吉田忠智党首(社民)、西谷修氏(立教大学特任教授)、丹下絋希氏(映像作家)。

【IWJ_FUKUSHIMA1】14:00~「安保法廃止を求めるふくしま市民連合キックオフイベント」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1
※「安全保障関連法の廃止を求めるふくしま市民連合準備会」が主催する、「ふくしま市民連合」キックオフイベントを中継します。

【録画配信・IWJ_OSAKA1】16:00~「第8回 2016年度リニア・市民ネット大阪の学習会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※2016年2月21日、「リニア市民ネット・大阪」主催により開催された学習会を録画配信します。講師はリニア市民ネット山梨代表の川村晃生氏。

【IWJ_BERLIN】17:30~「五年後の福島と30年後のチェルノブイリ ~3日目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-berlin
※IPPNW(International Physicians for the Prevention of Nuclear War)主催の原発事故に関するイベントを中継します。

【録画配信・Ch1】18:00~「岩上安身による元陸上自衛官・末延隆成氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年11月5日におこなわれた、岩上安身による元陸上自衛官・末延隆成氏インタビューを録画配信します。Twitterアカウント @IWJ_ch1 にて、本インタビューの模様を実況ツイートします。

【IWJ_KYOTO1】18:30~「グローバル・ジャスティス研究会・2月の企画 チャベス後のベネズエラと南米はどこへ?」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※今年1月からスタートした「グローバル・ジャスティス研究会」による2月企画。報告者は南米に精通する一井不二夫氏(ブログ「ラテンアメリカの政治経済」)。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 まずは原佑介記者に、2月24日の衆議院予算委員会中央公聴会で起きた「事件」について、レポートしてもらいます。

■「なぜ来たのか」「結局、郷原さんは専門家じゃなく、政治屋」~国会で、お維・足立康史議員が公述人の郷原信郎弁護士を誹謗中傷!地に堕ちた国会の「コンプライアンス」――その足立議員にIWJが直撃取材!

 おはようございます。記者の原です。昨日、佐々木隼也記者が「『お馬鹿議員の暴走』で済む話ではない」と憤慨していた件について、改めてご紹介します。

 2月24日、衆院予算委員会の中央公聴会で、公述人として招かれた郷原信郎弁護士(民主党推薦)が、甘利明氏の「金銭授受問題」について、「この問題が、大臣辞任だけでなんら真相解明されず、うやむやにされるとすれば、国会議員の政治活動への倫理観の弛緩を招きかねない」「検察当局が捜査にすら着手しないのであれば、国会が自ら事実解明に乗り出す以外に方法はない」と、厳しい意見を述べました。

 まさに正論です。しかし、ここで噛みついたのが、「おおさか維新の会」の足立康史議員。足立議員は郷原弁護士に対して、次のような言葉を投げかけました。

 「なぜ来たのか」「結局、郷原さんは専門家じゃないんです、政治家なんです。政治屋なんですね」「この予算委員会の場で、そうした売名行為をされたことについて批判を申し上げて、質問を終わりたいと思います」

 野党の抗議と与党の応酬によって、議場は騒然。竹下亘衆院予算委員長(自民党)は翌25日の予算委理事会で、足立議員に対し、同党の予算委メンバーを通じて厳重注意しました。しかし、当の足立議員に反省の色は見られないようです。というのも、足立議員は公聴会の日の夜に、自身のFacebookにこんな投稿をしたのです。

 「中央公聴会では民主党がまたまたエセ専門家=郷原弁護士の権威を笠に政府与党批判を展開したので、郷原弁護士は公述人に相応しくないとの観点から質問しました」

 この投稿が、今も消されずに残っているんですね。

※足立康史衆議院議員のFacebook
https://www.facebook.com/issue.net

 郷原弁護士はブログで、「反省している気配も、自身の発言の問題を認める姿勢も全く見受けられない」と批判し、「足立氏の発言は、一般的には、名誉棄損に当たり、刑事上、民事上の責任が問われるべき問題である」と指摘。ただし、憲法51条(両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない)によって、名誉棄損の法的責任が否定される可能性があるとも付け加えています。

 そこで昨日夕方、さっそく足立議員事務所に電話取材したところ、秘書の方が「FAXを…」ということだったので、質問事項を並べてFAXしました。すると、夜になって足立議員本人からコールバックが。「ブログを書きました。そこに質問への回答もすべて書いてありますので、読んでください」とのこと。

 足立議員のブログには謝罪らしき文言も見受けられるものの、「衆議院規則に違反したのは、賛否がある案件(=甘利UR口利き疑惑)について『一方に偏った意見を持つ公述人』(=郷原公述人)を推薦した民主党であり、その推薦を受けて、『案件(=来年度予算案)の範囲を超えて』発言した郷原公述人だということである」・・・と、従来の主張を崩していません(衆議院規則というのは、第八十一条第二項「予め申し出た者の中に、その案件に対して、賛成者及び反対者があるときは、一方にかたよらないように公述人を選ばなければならない」等だそうです)。

 ツッコミどころ満載な足立議員の釈明を含め、この問題はまた稿を改めて紹介したいと思います。郷原弁護士といえば、政府や企業のコンプライアンス(郷原弁護士によると、コンプライアンスは『法令遵守』ではなく、『社会の要請に応えること』)の問題に取り組んできた弁護士。ブログでは今回の問題について、「看過できない重大な『国会のコンプライアンス』の問題である」と結んでいますが、特に安倍政権以降、国会議員としてのモラル低下が顕著な気がしますよね。

 岩上さんはこれまで、節目節目で郷原弁護士にインタビューしてきましたので(昨日確認しただけでも13回)、この機会に「コンプライアンスとは何か」、改めて確認してみてください!

※2014/11/21 【大義なき解散総選挙3】「アベノミクス解散」に憲法上の疑義! 衆議院の解散を、総理の「専権事項」と言って済ましてよいのか 郷原信郎弁護士に、岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/207793

===================================

 原記者、ありがとうございました! 次はぎぎまき記者に、一昨日に行われた注目の記者会見についてレポートしてもらいます!

■第2回「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」で小林節氏に直撃質問! 野党共闘の「裏話」を明かす!「民主党抜きでやろうとブチぎれた!」

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 一昨日になりますが、「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」(民間立憲臨調)の記者会見を取材しました。この委員会が立ち上がった1月19日にも取材をしており、今回で2度目となります。世話人に名を連ねる岩上さんも出席しました。

 同委員会は、呼びかけ人の慶應義塾大学名誉教授・小林節氏を筆頭に、憲法学者や政治学者、ジャーナリストなど200人あまりの知性が一挙に集まった「情報機関」と位置づけられています。定期的に意見交換会を行なって、政治情勢を分析し、情報発信を行なっていくそうです。第1回の記者会見の模様は、下記URLよりご覧ください。

※2016/01/19 櫻井よし子氏に公開討論を要求!安倍政治が壊した「古きよき日本」を取り戻す~護憲派から改憲派の憲法学者、ジャーナリストら200人でつくる「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/283121

 「野党がまとまっただけでは勝てないですよ。ようやく勝負になるというだけ」――。

 野党共闘を厳しい眼差しで見つめる小林氏は、会見でこう指摘。今後、野党5党が政策や候補者の顔ぶれで「ワクワク感」を演出できなければ、「35%の浮動票」を掘り起こすことはできないぞ!と檄を飛ばしました。

 公の場で政府批判をするようになったこの1、2年、野党幹部らと個人的に会う機会が多かったという小林氏。参院選に向けていつまでも野党が一緒になれない状況に不満を抱き、この2週間は何人もの政党幹部らと直接会い、「ブチ切れた」こともあったといいます。

 小林氏は特に、民主党の幹部を痛烈に批判。「このまま選挙戦が盛り上がらなければ、もしかしたら私が新党を立ち上げるかも!?」という驚きの発言も飛び出しました! 記者会見後に10分ほどお時間をいただきお話をうかがっていますので、ぜひ、記事本編をご覧ください!全てをご視聴いただくには、会員登録が必要なのでまだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

※2016/02/25 「民間立憲臨調」記者会見(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288991

 さて、岩上さんは会見の中で、自民党の丸山和也議員による「51番目の州」発言に言及。「迂闊な議員の迂闊な失言で終わらせてはだめ」と話し、丸山議員の発言は安倍政権が進めている「売国」プロジェクトの一環ではないかと問題提起しました。

 「51州目」という言葉、英語ではよく皮肉で使われますよね。これを、日本の国会議員が、しかも憲法審査会という場で提案するとは・・・。自らの国の独立主権を喜んで手放すような国を誰が信用すると言うのでしょう。このニュースを耳にした時、私は腹立たしさよりもなんとも言えない情けなさと悔しさでいっぱいになりました。

 岩上さんの問題提起は、雑誌「月刊日本」の記者も関心を寄せ、質問。丸山発言の本質を岩上さんはさらに掘り下げました。

 「丸山議員は安保法を強行採決した時に、人間かまくらを作った中心人物。対米従属、集団的自衛権を行使、日本の独立主権を本気で放棄しようという一連の流れに絡んだ人物であるということに関心を持つべきです」

 「丸山発言を居酒屋の与太話レベルの発言として片付けてはいけない」という意味はここにあります。単なる不適切発言という問題だけに矮小化してはいけません。「点と点を結んで一本の線にする」ことがジャーナリストの仕事だと岩上さんは常々言っていますが、日本の対米属国化をまさに象徴している丸山発言は、こちらの記事で詳しくまとめているので、以下のURLからご覧ください!

※【国会ハイライト】自民党・丸山和也議員の「黒人奴隷が米大統領」差別発言と「日本が米国の51番目の州に」売国発言の「根っこ」に迫る!安倍政権による「米国属国化」とつながり?背後にある謎の集団とは?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287873

 記者会見ではほかにも、岩上さんがインタビューしたばかりの樋口陽一さんや元日弁連会長の宇都宮健二弁護士、古賀茂明さんなど名だたる顔ぶれが揃いました。取材中、私はばたばたと動き回るため、現場ではなかなか皆さんの発言に集中できないのですが、帰社後、映像を見直して、言葉一つ一つを重く受け止めました。どの方の話にも危機感が溢れ、特に報道に携わる人間の役割が今、どれだけ重要なのかを痛感。ぜひ、皆さんも会見の模様を、こちらの動画記事でご覧ください!

※2016/02/25 「民間立憲臨調」記者会見(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288991

■岡山大学教授・津田敏秀氏も登壇するドイツ・ベルリンでの「脱原発」イベント2日目を中継! ご寄付・カンパをお願いいたします!

 再び平山です。ここ数日、この日刊IWJガイドでお知らせしていますが、本日はドイツの首都ベルリンで行われているIPPNW主催のシンポジウム「5年後の福島と30年後のチェルノブイリ」の2日目の様子を中継します。

 「電離放射線の危険性」というパネルには、岡山大学大学院教授で、「福島県における甲状腺がんの発症率は通常の20~50倍」という衝撃的な論文を発表した津田敏秀氏も登壇します。津田氏には、2月4日に岩上さんが単独インタビューを行っていますので、そちらもぜひ、ご覧いただければと思います。

※2016/02/04 岩上安身による津田敏秀・岡山大大学院教授インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285916

 IWJでは、さらに3月9日から11日まで、フランクフルトで開催される「原子力リスクに反対する正義と信仰」と題するイベントも取材・中継する予定です。こちらのイベントでは、最終日の11日に、SEALDsの奥田愛基氏とフランクフルト大学の学生による対話集会が行われます。

 ドイツは、「脱原発」先進国として知られています。2011年3月11日の福島第一原発事故をうけ、ドイツのメルケル首相は2022年までに国内における原子力発電の廃止を決定しました。事故の当事国でありながら、原発再稼動に突き進む日本は、今こそドイツの姿勢から学ぶべきではないでしょうか。

 今から4年近く前になりますが、私は「国民の生活が第一」(現・生活の党と山本太郎となかまたち)代表の小沢一郎氏による、ドイツ「脱原発」視察を密着取材しました。

 ベルリン郊外に設置された広大な太陽光パネルや、再生可能エネルギーによる電力自給率247%を達成したミュンヘン郊外のメルケンドルフ村の取り組みなどをカメラに収めました。ドイツにおける「脱原発」に向けた積極的な取り組みと、それを真剣に視察する小沢氏の姿が非常に印象的でした。こちらの動画全編は、定額会員にご登録いただければ、全編をご覧いただけますので、ぜひ、チェックしてみてください。

※2012/10/17 【ベルリン】国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」 1日目
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/36182

※2012/10/18 【ベルリン】国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」2日目
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/36330

※2012/10/19 【ベルリン】国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」3日目
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/36866

 こちらの取材は、多くの方々から、緊急のご寄付・カンパをお寄せいただいた結果、実施することができました。改めて、御礼申し上げます。

 今回のベルリンとフランクフルトでの取材・中継は、オランダのアムステルダムに駐在している鈴木樹里記者をドイツへ派遣して行います。シンポジウム・イベントの様子は、日本の視聴者のために、通訳を雇って日本語訳しながら配信を行います。そこで、今回の取材に関しても、ご寄付・カンパをお寄せいただけないでしょうか。

 ベルリン取材でかかる経費の概算見積は、合計164,808円で、そのうち通訳料として84,000円ほどかかる見積もりです。また、フランクフルト取材でかかる経費の概算見積は合計160,895円ですので、合計で345,703円の経費がかかる見込みです。

 これは交通費・宿泊費・通訳料などの最低限のコストの合計であって、人件費や食事代などは含まれていません。すべての経費を合計したら、50万円を越える見込みです。しかし、日本からカメラマンや記者を派遣したら、もっと高くついてしまいます。欧州駐在のスタッフがいるからこそ、この金額で抑えられています。

 こうしたIWJの取材活動は、支えてくださるみなさまのご支援があってこそ成り立ちます!引き続き、ベルリン・フランクフルト取材のために、緊急カンパを募っています!どうぞ、IWJの取材活動をご寄付・カンパによってご支援ください!

 また、みなさんが会員登録され、会費を納めて下さることが、IWJの取材活動の基盤となります。財布の中身も厳しいご時勢ではありますが、可能な範囲で、ご寄付・カンパ、会員登録をいただければとても助かります。よろしくお願い致します。

※ご寄付・カンパにご協力よろしくお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員登録でのご支援もよろしくお願いします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 次は安道幹記者に、必見のDVDと必読の書籍を告知してもらいます!

■大好評のDVD「饗宴VI」は、もうお求めいただきましたか?『前夜増補改訂版』『米国が隠す日本の真実』などの書籍も、合わせてお買い求めください!

 おはようございます。IWJで記者をしております安(あん)と申します。

 皆さま、「饗宴VI」のDVDはもうお買い求めいただきましたか? サブタイトルに「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」とあるように、この「饗宴VI」では、自民党憲法改正草案にある「緊急事態条項」の危険性を中心に、16名のパネラーの皆さんと岩上さんが、現在の日本が直面している政治、経済における危機的な状況について、まる一日かけてじっくりと議論しました。

 当日、残念ながらお越しになれなかった方のために、IWJではこの「饗宴VI」の模様を収録したDVDを作製しました。IWJのウェブサイトはもちろん、Amazonでもお買い求めいただけますので、ぜひ、チェックしてみてください!

※DVD『饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』 ご購入はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 ご登壇くださったどのパネラーの先生方も、今の日本が置かれている危機的状況の最前線を、それぞれのご専門から鋭く捉え、世の中に警鐘を鳴らしておられますが、なかでも私が注目しているのは、学習院大学大学院教授・青井未帆氏の発言です。

 青井氏は、この「饗宴VI」で、2015年4月に改定された日米新ガイドラインにより常設が決定された「同盟調整メカニズム」によって、日米の軍事的一体化と自衛隊の米軍に対する従属化が進むことに強く懸念を表明されました。

 また、昨年6月の自衛隊設置法改正以降、防衛省内で「背広組」と「制服組」が対等の立場に位置づけられ、制服組の発言力が増していること。それにより日本のシビリアン・コントロールの仕組みが大きく変わろうとしていることを、岩上さんによるインタビューでも語ってくださいました。

※2015/07/08 「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124

※2016/02/21 統幕監部の「暴走」は安倍政権以前から!?「日米同盟のために集団的自衛権を行使すべし」――青井未帆教授が新資料で明らかになったシビリアン・コントロール崩壊の“新事実”を暴露!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288399

 こちらのアーカイブは、定額会員にご登録いただいた方のみ、全編をご視聴いただけます。この機会にぜひ、IWJの定額会員にご登録ください!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また自民党改憲草案を逐一読み解き、その危険性をわかりやすく解説した『前夜・増補改訂版』や、日本に対する米国の知られざる影響力について明らかにした『米国が隠す日本の真実』もあわせてご購入されることをおすすめします!

 7月に予定されている参院選まで、あと4カ月となりました。DVDや書籍、記事やメルマガなど、IWJはあらゆる回路を通じて、全力で取材し情報を発信していきますので、どうぞご注目ください!

※【増補改訂版・岩上安身単独サイン入り】『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

※【増補改訂版】『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

※『米国が隠す日本の真実』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

■IWJスタッフ募集中! 「テキストスタッフ」と「Webスタッフ」として一緒に働きませんか?

 再び、平山です。

 先日まで行っていた経理スタッフの募集には、IWJの現状を心配し、 お忙しい中たくさんのご応募やご心配の声をいただきました。本当にありがとうございました。 おかげさまで今後の見通しは立つ状態となり、経理スタッフの応募は締め切らせていただきました。

 今後しばらくは、IWJの屋台骨となってくださるテキストスタッフ(記者)とWebスタッフを大募集いたします! 我こそはと思われるみなさま、ぜひふるってご応募ください!!

 「テキストスタッフ(記者)」は、現場に出て取材・中継・レポートをするのはもちろん、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成、各種リサーチ、この日刊IWJガイドの編集など、テキスト系のコンテンツ全般の作成を担当します。

 もちろん、初めからなんでもかんでもできる人なんていません。私はIWJで仕事をするようになって今年で5年目ですが、いまだに毎日、反省することばかりです。記者会見での質問の仕方、デモ参加者へのインタビューの仕方、記事での見出しの立て方など、まだまだ学ぶべき点はたくさんあります。Ustream中継がうまくいかなかったり、記者会見で変な質問をして恥をかいたりと、失敗した記憶は数知れず。それでも、日々、やりがいを感じているので、今もこうして仕事を続けています。

 「職場」としてのIWJの魅力は、事務所に足を踏み入れたその日から、いきなり戦力として扱われることだと思います。今では中継・動画配信班の中核を担っている阿部洋地カメラマンと城石裕幸カメラマンは、昨年夏に岩上さんとの面接をしたその日に、国会前で行われていたSEALDsのデモ中継に飛び込んでいきました。

 岩上さんの指示によるものですが、阿部さんは動画のプロのカメラマン、城石さんはスチールのプロのカメラマンで、それぞれ経験もスキルも備えた方ですから、即、現場で活躍できる、という判断があったのだと思います。実際、お二人は、期待にたがわぬ活躍をみせました。スキルももちろん卓越したものがあったのですが、何よりその「プロフェッショナル魂」というべき姿勢が違いました。

 これは一昨日、東電会見で、カメラマンとしての仕事にとどまらず、積極的に質問をした高橋敬明カメラマンも同じです。彼もプロのカメラマン兼ディレクターとして映像業界で仕事をしています。こうした新しいスタッフの成長と活躍にも、ぜひご注目ください。

 もちろん、新人スタッフには、先輩スタッフが丁寧にサポートします。「経験がない…」という方も、臆する必要はありません。「ジャーナリズム」というフィールドで社会に貢献したいと思っている方のご応募をお待ちしています。

※「テキストスタッフ(記者)」の応募条件は、スタッフ募集フォームをご覧ください。
http://bit.ly/1ALJypQ

 さらにIWJでは、ホームページの利便性を高めるために、現在「Web大改造プロジェクト」が進行中です!

 今年の7月に向けて、IWJの記事アーカイブ検索を充実させるべく日夜奮闘中です。そこで、WebデザインはCSS言語の得意な方や、WordPressなどへ大量にデータ入力することに慣れている方で、IWJコンテンツに精通し、日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理作業もしていただく方も、大募集しています!

※「Webスタッフ」の応募条件は、スタッフ募集フォームをご覧ください。
http://bit.ly/1ALJypQ

■わとはぷ~What happened today?

 本日は2月27日です。1933年のこの日、ドイツで国会議事堂放火事件が発生しました。この事件をきっかけに、ドイツではナチスのヒトラー政権が独裁体制を強めていくことになります。

 事件が発生したのは、1933年2月27日の午後9時30分頃。突如として国会議事堂から火の手があがり、消防隊が到着した午後10時前には、既に火の手がかなり広がった状態でした。側近のヨーゼフ・ゲッペルスから連絡を受けたヒトラーは、「コミュニスト(共産主義者)の仕業だ!」と叫んで現場に急行したといいます。

 ヒトラーは、この事件を政治利用するべく策謀をめぐらします。翌28日、「国民と国家の保護のための大統領令」と「ドイツ国民への裏切りと反逆的策動に対する大統領令」という2つの非常事態宣言(国家緊急権)の発布を提起。ヒンデンブルク大統領がこれを承認し、ドイツ国内は事実上の「戒厳」状態となりました。

 3月1日には、後にドイツ空軍参謀総長となるヘルマン・ゲーリングがラジオ放送で、「共産主義を我々の民族から抹殺することが、私の最も重要な責務である」と述べ、「国家社会主義革命の敵に対しては、テロルの使用が不可欠である」と「国家によるテロ」を明白に宣言。共産主義者や反ナチス運動の指導者が次々と警察によって逮捕されました。その人数は、首都ベルリンがあるプロイセン州だけで5000人にのぼったと言われます。

 この非常事態宣言下で行われた弾圧により、ドイツ国内における反ナチス運動は挫折することになり、その結果、国会議事堂放火事件から1ヶ月たらずの1933年3月23日、ヒトラー率いる政府に対してワイマール憲法に拘束されない無制限の立法権を授権する「全権委任法」が成立することになりました。ヒトラーによる独裁体制の完成です。ドイツ軍がポーランドへ侵攻し、イギリスとフランスがドイツに宣戦布告して第二次世界大戦が始まるのは、それから6年後の1939年9月1日のことです。

 ナチスの機関紙『フェルキッシャー・ベオバハター』は、この全権委任法成立をもって「第三帝国のはじまり」と宣言しています。しかし、全権委任法が成立する前の緊急事態宣言によって、反対勢力を一掃したことにより、ナチスと反ナチス勢力の政治闘争は勝負がついてしまっていた、と岩上さんがインタビューした升永英俊弁護士は指摘しています。

※2016/01/11 岩上安身による升永英俊・弁護士インタビュー ~緊急事態条項について(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281877

 こうした、国家緊急権を利用した独裁の確立と戦争遂行体制への移行というナチス・ドイツが辿ったプロセスを、現代の日本において、安倍政権は繰り返そうとしているように思われます。

 今年7月の参院選において改憲勢力の議席を3分の2以上にのばし、改憲の発議を目指す安倍総理が、その最優先事項として掲げてきたのが、「緊急事態条項」の創設です。自民党憲法改正草案第98、99条において新設項目として明記されているこの緊急事態条項は、国会の事前同意を得ることなく総理大臣が予算措置を行えたり、地方自治を停止させたり、何より「緊急事態」の期限に制限がなかったりと、国民のあらゆる権利を公権力に従属させる、危険極まりないものです。

 その点で、世界で最も民主的といわれたワイマール憲法を眠らせてしまった非常事態宣言と、その後の全権委任法を兼ねあわせたような、途方もない危険性を秘めています。

 麻生太郎副総理は、2013年7月29日、改憲を声高に主張する櫻井よし子氏が理事長を務める国家基本問題研究所のシンポジウムで、「ナチスの手口を真似ろ」と発言しました。麻生氏が語った「ナチスの手口」とは、まさに緊急事態宣言によって、ワイマール憲法と同様に、現行の日本国憲法を眠らせ、ファシズム体制へ国家改造しようという「手口」ではないでしょうか。岩上さんはこれを、「睡眠薬強盗かショッカーの手口」となぞらえて説明しています。

 緊急事態条項の危険性について、IWJでは岩上さんによるインタビューを多数中継・配信しています。この機会に、ぜひ、下記ラインナップをご覧いただければと思います。

※2015/12/19 2016年最大の喫緊のテーマ!「国家を守り、人権を制限するのが国家緊急権。多くの国で権力に濫用されてきた過去がある」 ~岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279662

※2016/02/13 岩上安身による水島朝穂・早稲田大学教授インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

 改憲による緊急事態条項の創設を防ぐには、夏の参議院議員選挙で、自民党と公明党の与党、さらに改憲勢力であるおおさか維新の会に3分の2議席を取らせないことが何としても必要です。昨日、民主党と維新の党による新党結成が合意に達したことで、今後、野党共闘の動きもより一層の盛り上がりを見せることになるだろうと思われます。IWJでは今後も、「天王山」となる夏の参議院議員選挙に向けて、アグレッシブに取材・中継を行っていきますので、どうぞご注目ください!

 それでは、本日もよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

※このメールマガジンの配信解除をご希望の方は、お手数ですが、題名を変えずに、その旨を記載の上、こちらのメールに返信してください。
なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。