日刊IWJガイド 「元レンジャー隊員の井筒高雄さん、ジャーナリストの志葉玲さんも『饗宴VI』登壇決定!『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は?」2015.12.13日号~No.1187号~


■■■ 日刊IWJガイド 「元レンジャー隊員の井筒高雄さん、ジャーナリストの志葉玲さんも『饗宴VI』登壇決定!『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は?」2015.12.13日号~No.1187号~ ■■■
(2015.12.13 8時00分)

 おはようございます。IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文です。

 昨日、維新の党から分離した「おおさか維新の会」が記者会見を開き、橋下徹代表が退き、松井一郎氏が新代表に就任することを発表しました。この会見で、IWJの柏原記者が、「おおさか維新は、安倍政権が進める憲法改正に必要な、国会議員3分の2の改憲勢力に入るのか?」と直球質問を投げました。

 これに対する松井新代表の答えは、「憲法は改正をしなければならないというのが、我が党の方針です。憲法改正に必要な3分の2の勢力に入ります」という、これまた直球の回答でした。正直、驚きました。

・2015/12/12 【大阪】「おおさか維新の会」党大会、及び「大阪維新の会」全体会議(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278392

 あらためて、おおさか維新が、安倍政権の補完勢力であり、改憲勢力であることが明らかになりました。

 来年夏の参院選後に、安倍政権が取り組む憲法改正を発議するには、衆参両議員でそれぞれ3分の2の賛同が必要です。現時点で、衆議院では与党だけでこの3分の2をクリア。参議院では、自民党が113議席、公明党が20議席、おおさか維新が6議席、次世代の党が5議席、日本を元気にする会7議席を足すと、「改憲勢力」は全部で151議席となり、3分の2の議席数(162議席)までは、残るはわずか11議席というのが、現状です。

 たった11議席です。

 しかも、自民党が憲法改正で最初に目指すのは、有事や災害時に一気にファシズム体制を敷くことができるという恐ろしく危険なものなのにも関わらず、共産党・社民党を除く与野党7党がすでに賛同しているという、「緊急事態条項の新設」です。

 もしかしたら、緊急事態条項については、現状の国会情勢でも、賛成派がすでに3分の2を超えている可能性が高いのかもしれません。

 憲法改正は、9条だけではありません。次の選挙では、改憲派だけでなく、一見護憲派だが緊急事態条項には賛成、という議員を見極め、戦略的に票を投じる必要があります。

 この危機的状況に、今、警鐘を鳴らさなければならない--IWJが年末に送る特大イベント「饗宴VI」は、「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」という、この緊急事態宣言の危険性を真正面に見据えた直球のメッセージを掲げました。

 こちら、もうお申し込みはおすみでしょうか? まだの方は、お急ぎ下記URLよりぜひお申し込みください!

※「饗宴VI」特設ページ
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

 また、この緊急事態条項の危険性や、この「改憲第一号」がずっと先ではなく、もうすぐそこに迫っているという危機的状況については、12月11日に発売した書籍『前夜・増補改訂版』で、詳しく論じています。

 9日に開催した「69(ロック)の会」では、岩上さんがオーガナイザーとして、『前夜』の共著者である梓澤弁護士と澤藤弁護士にご登壇いただき、ディスカッションを行ったのですが、そこでも、この「緊急事態条項」の狂気じみた中身について、徹底的に論じました。

 「ここまでヤバイ状況だったとは…」--お越しになった観客のみなさまの息をのむ音が聞こえてくるようでした。そうした危機感の表れか、この日特別に先行販売された共著者3名のサイン入りの『前夜・増補改訂版』を、皆様、真剣にお買い求めになっていました。

 このロックの会の模様はIWJ会員限定で配信しましたが、第一部の、この緊急事態条項をめぐるディスカッション動画は、近々一般の方々にも、テキスト付きでフルオープンにいたします!

 ディスカッションには、安冨歩東大教授、「あすわか」こと「明日の自由を守る若手弁護士の会」の武井由起子弁護士、憲法学者の清水雅彦日体大教授も加わりました。

 この『前夜・増補改訂版』は全国の書店、Amazonだけでなく、IWJのサイト「IWJ書店」でも販売を開始いたしました!まだお持ちでない方は、この機会に、ぜひ、お買い求めください!そして自民党改憲草案の恐ろしさを、わけても安倍総理が参院選後に、「まっさきに手がける」と宣言した緊急事態条項の危なさを、多くの人に広めていただきたいと思います。

 「国民」こそ、現在は非常事態にさらされているのです!

【IWJ書店:『前夜・増補改訂版』豪華3名のサイン入り限定版!!購入ページ】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=170

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.13 Sun.**

【IWJ_IBARAKI1】8:00~「常総市 田畑クリーンサポーターズによるクリーンプロジェクト」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※「常総市 田畑クリーンサポーターズによるクリーンプロジェクト」を茨城県常総市から中継予定。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集7・Ch4】13:30~「嘉手納・辺野古から訴える!―沖縄が変われば、日本が変わる ―主発言者 前宜野湾市長 伊波洋一さん」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256425
※2015年8月5日、元宜野湾市長の伊波洋一氏、SEALDsの元山仁士郎氏が登壇して開催された、「嘉手納・辺野古から訴える!―沖縄が変われば、日本が変わる―」と題する講演会を再配信します。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「ブラックバイトと戦争に反対する学生ユニオンデモ In Kyoto」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「関西学生アルバイトユニオン」が主催する、「ブラックバイトと戦争に反対する学生ユニオンデモ」を中継予定。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集8・Ch1】19:00~「『日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある』――日米の『調整メカニズム』で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124
※2015年7月8日に行われた、学習院大学教授・青井未帆氏インタビューを再配信します。青井氏は、自衛隊が米軍の指揮下に組み込まれる懸念を示し、政府提出の安保法制の違憲性を指摘。維新の党が対案として出した独自案の違憲性にも言及しました。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.14 Mon.**

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集9・Ch未定】14:00~「『多数派だから何をしてもいいわけではない。これからも声を上げていきます!』――『SEALDs』奥田愛基氏ら3人が外国特派員協会で記者会見」
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264916
※2015年9月16日に行われた、日本外国特派員協会主催の記者会見を再配信します。奥田氏らは「SEALDs」を説明する動画を見せた後、若者たちの反対の声が全国的に広がった経緯や、世代を超えた反対運動が全国2000箇所以上、累計で130万人以上が参加する運動に発展したことを説明。法案の中身にも言及し、第二要件、第三要件が明文化されていない点や、法案の違憲性や欠陥も指摘しました。

【Ch未定】16:00~「ReDEMOS ―市民のためのシンクタンク-設立記者会見」
※「一般社団法人 ReDEMOS」が主催。「一般社団法人 ReDEMOS」の代表理事は奥田愛基氏、理事は中野晃一氏、水上貴央氏。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集10・Ch1】18:00~「『安保法案は「違憲」「欠陥」「不当」! まさに、憲法を守らず国滅ぶ』 ~『公聴会は単なるセレモニー』とタンカを切った水上貴央弁護士へ、岩上安身がインタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270079
※2015年10月13日、東京都港区のIWJ事務所において、水上貴央氏を迎え、岩上安身がインタビューを行い、改めて安保法制の問題点と、さらに今後の巻き返し策についてお話をお聞きしました。

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(前半の続き)…

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■元レンジャー隊員の井筒高雄さんが饗宴VIに出演決定!「戦争」の過去・現在・未来~安倍政権の目指す「戦争遂行国家化」その帰結は??

 総勢15人の豪華ゲストによって行われる今年のシンポジウム。私がお会いできるのを楽しみにしているのは、第三部「『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は?? 」でご登壇される元レンジャー隊員で加古川市議会議員も務めた井筒高雄さんです。

 実は今から30年ほど前、ある企業の新入社員だった私は、社内研修で一週間自衛隊に体験入隊したことがあります。

 もう随分前のことなので、細かいことまでは覚えていないのですが、毎朝6時に起床してランニング、日中はひたすら行進の練習をして、夜はベッドに包帯をぐるぐる巻きにしたようなきつきつのベッドメイキングをして10時に就寝。研修の最終日に自社の専務の前で全新入社員が行進する姿を披露するという内容だったと思います。

 日々の楽しみは「晩ごはんのおかずが何か」ということだけ。ハンバーグだった日には、同期の皆で大喜びをしたことを覚えています。たった一週間の体験入隊でしたが、私にとって充分過ぎる経験でした。

 他方で、レンジャー隊員と言えば、食糧を持たずカエルやヘビを食べて飢えをしのぐ生存訓練、断崖絶壁を登る訓練、夜間行動を想定して目隠しして歩いて自分は何度左右どちらかに曲がる癖を計測して、目標物まで歩く訓練などなど、遺書を書いた上で参加するという過酷な訓練を経て、やっとなれるものです。

 そんな「自衛隊のエリート中のエリート」ともいわれるレンジャー隊員となられた井筒さんは、ヘタレの私が言うのも本当におこがましいですが、一目も二目も三目置く方であります。

 このような自衛隊の訓練の厳しさを心でも身体でも知っている井筒さんが、現場の自衛隊員の立場を慮り語る言葉には、一部の与党政治家の絵空事のような無責任な言葉と比較するのが腹立たしくなるほど、たいへん重たいものを私は感じています。

※【スピーチ全文掲載】「税金も自衛隊も安倍晋三の所有物ではない。勝手なごり押しをするんじゃない!」――10%への増税分は防衛予算に回さなければ海外派兵は無理! 元レンジャー隊員・井筒氏が証言
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E7%AD%92%E9%AB%98%E9%9B%84

※2015/09/21 「あとの総仕上げはPKOで自衛隊が死ぬことだ」元レンジャー隊員・井筒氏がPKO協力法に憤怒――「われ国と自衛隊を愛す、故に戦争法に反対する」学習会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266003

 そんな自衛隊を知り尽くした井筒さんだからこそ、安保法制で自衛隊がどこに派遣させられ、どんな危険に見舞われるのか、さらに緊急事態条項という名の「戒厳」で、自衛隊が日本国内の「治安維持」の名の下にどんな任務に就くことになるのか、など、私たちでは想像すらできないような、リアルな未来の現実を、私たちに突きつけていただけるのだと思います。

 井筒さんの講演、とても注目しています。

※「饗宴VI」特設ページ
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

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■「小泉純一郎さん、イラク戦争支持の責任は?」フリージャーナリスト志葉玲さんも「饗宴VI」に出演決定!

 「饗宴」のゲストでもう一人私がお会いできるのを楽しみにしているのは、フリージャーナリストの志葉玲さんです。志葉さんも井筒さんと同じく、第三部に登壇されます。

 志葉さんは、1975年東京生まれ。大学卒業後、番組制作会社を経て、2002年春から環境、原発、平和、人権をテーマにフリーランスジャーナリストとしての活動を開始。イラク、レバノン、パレスチナなど海外紛争にも積極的に足を運んでいます。

 2003年のイラク戦争では、3月22日から4月6日まで、バグダッド南部のドーラ浄水場に「人間の盾」として滞在しながら民間人の空爆被害を取材。2003年6月のイラク取材では、同国中西部ラマディにて米軍に不当拘束され、捕虜収容所に8日間拘禁された経験もあります。

 また、2015年は「山本太郎安保特別委員会対策チーム」に、弁護士の川口創さん、作家で活動家でもある雨宮処凛さんと共に参加し、山本太郎議員の国会での質問づくりをサポートしました。イラク西部ファルージャで志葉さんが撮影した、米軍に攻撃され黒焦げになった救急車の写真を、山本議員が国会質疑の際にフリップとして使用したことを、覚えている方も多いと思います。

※【質疑全文掲載】山本太郎議員が戦争犯罪常習犯・米国の手口を告発!「総理、米国に民間人の殺戮、やめろって言ったんですか? この先、やめろと言えますか?」――安倍総理はまたイラクに責任転嫁
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255683

 私が志葉さんのことを初めて知ったのは、2014年の東京都知事選の時でした。細川護熙候補の応援に訪れ、支援者と笑顔で握手をしていた小泉純一郎元首相に対して、「小泉さん、イラク戦争支持の責任は?」と志葉さんが声をかけた映像がとても印象に残っています。小泉元首相の表情からは笑顔が消え、志葉さんの問いかけには応えることなく、その場を足早に立ち去って行きました。

※拝啓 小泉純一郎様 「脱原発」語る貴方が答えるべきこと
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140129-00032098/

 山本議員も国会で安倍首相に対して、イラク戦争の片棒を担いだのは日本であるとして、その総括が必要であることを強く求めていました。

 志葉さんは今年1月、岩上さんがインタビューをしています。そのアーカイブもぜひご覧いただければと思います。

※2015/01/25 「米軍がシーア派を使いスンニ派を虐殺。そのスンニ派から生まれたのがイスラム国」 ~岩上安身による志葉玲氏インタビュー/イラク戦争の傷あとから立ち上がった怪物・イスラム国の正体
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/227656

 志葉さんは「饗宴」ではどんなメッセージを届けてくださるのでしょうか。とても期待しています。

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■他にも豪華登壇者が!今年の饗宴は、何かが起こる…

 今年の「饗宴VI」は他にも、豪華登壇者の方々が登場します!

 第一部の「米国の経済覇権の終わり?~AIIBの衝撃とTPP『砲艦外交』の正体」では、岩月浩二弁護士、政治経済学者の植草一秀氏、PARC事務局長の内田聖子氏、国際情勢解説者の田中宇氏、中央大学名誉教授の富岡幸雄氏、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏にご登壇いただきます。タックスヘイブンやTPPの問題にとどまらず、AIIB(アジア・インフラ投資銀行)の動きや、ロシアや中東、南シナ海で今、何が起きているのか、その裏にある米国の戦略と、それに抗おうとする世界の「非ドル化」の動きについて、議論します。

 第二部は「違憲の『戦争法』強行可決から『明文改憲』による緊急事態条項導入へ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか」をテーマに、先述した学習院大学教授の青井未帆氏、「オール沖縄」「野党統一候補」としていち早く来年夏の参院選に立候補を表明した元宜野湾市長の伊波洋一氏、安保法制の国会議論の欺瞞を糾弾した水上貴央弁護士、そして、国会前から国民に向けて「民主主義って何だ?」と問いかけ続けたSEALDsの奥田愛基氏、自民党憲法改正草案の「緊急事態条項」に警鐘を鳴らしている永井幸寿弁護士にご登壇いただきます。

 最後の第三部、「『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は!?」には、元陸上自衛隊レンジャー部隊所属の井筒高雄氏、ジャーナリストの志葉玲氏、先述した元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏にご登壇いただきます。自衛隊を知り尽くし、戦争の現場を報じ、戦争を決定して自衛隊を派遣する立場に身を置き、戦争に至る諜報・インテリジェンスの世界を見聞きしてきた、4人の専門家に、戦争の「リアル」を語っていただきます。

 戦争は決して美しいものでも、賛美すべきものでもありません。日本が、近い将来、わざわざ巻き込まれにいくかもしれない「戦争」について、戦中派がほとんどいなくなってしまった今こそ、リアリティーをもって考える必要があると思います。

 各シンポジウムの幕間には、IWJのスタッフが過去5年間の取材で蓄積してきた動画やスチールを音楽とともに流します。同時に、パネラーの方々の著書を販売し、即席のサイン会も行います。またとない機会です! ぜひ、会場にご来場ください。

 ぜひ、会場にお越しいただき、登壇者、IWJスタッフ、そしてみなさまと共に、充満する熱気を体験していただければと思います!!

【饗宴VIの入場料金はこちらです!】

・ 非会員様
第1部シンポジウム7000円
第2部パーティー 3000円

・一般会員様
第1部シンポジウム6000円
第2部パーティー 3000円

・サポート会員様
第1部シンポジウム5000円
第2部パーティー 3000円

※「饗宴VI」特設サイト
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/

※参加申し込みフォームはこちら!!
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

 上記料金表をご覧いただけばお分かりの通り、IWJ会員の方にはお得な割引サービスを行っております。

 今回の「饗宴VI」は、IWJ設立5周年記念の意味合いも込めた、日頃からお支えいただいている、会員とサポーターの皆さん、そして「中継市民」をはじめとするボランティアの皆さんへ送る、懇親と謝恩の場でもあります。

 私も、日頃からお世話になっているみなさま一人ひとりに、現場で御礼のご挨拶をさせていただきたいと思っています。

 次の5年も、そのまた先の5年も、権力が「暴走」と表裏一体である限り、IWJはその監視機能として、みなさまの代理として、そしてみなさまと一緒に、走り続けたいと思っておりますので、ぜひこの機会に、会員となって、IWJをこれからもお支えいただければと思っています。

【会員登録はこちらです!】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパも、IWJの取材活動の貴重な礎です。ぜひ今後とも、IWJの理念・姿勢をみなさまのご寄付・カンパで支えていただければと思います!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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■岩上安身も執筆陣に加わった新刊『米国が隠す日本の真実』(詩想社刊)好評発売中!!

 赤い表紙が目印の、岩上さんが執筆陣の一人に名前を連ねている新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』は、もうお読みいただけましたでしょうか?

 まだ、という方は、ぜひ、お近くの書店やAmazonなどのネットショップ、それからIWJのウェブサイト「IWJ書店」でご購入いただければ、と思います。

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!(岩上さんのサイン入りです!)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

 本書には、政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏、鹿児島大学教授の木村朗氏、そして岩上さんの4人によるクロストークを収録。「米国からの圧力」という切り口のもと、原発の再稼働、集団的自衛権、消費税増税、TPP、IS(イスラム国)による日本人人質事件、辺野古新基地建設問題などを徹底的に論じ尽くしています。

 本書では、秘密保護法や集団的自衛権の行使容認など、安倍政権が着々と歩みを進めている「ファシズム体制への道」を一つひとつ解説し、警鐘を鳴らしています。木村朗氏は、本書第5章「偽りの『テロとの戦い』に組み込まれる日本」のなかで、権力による個人情報の一元化につながるマイナンバー法、言論弾圧を可能にするコンピューター監視法だけでなく、今後予定されている共謀罪の新設や国防軍の創設などを列挙し、「恐るべき人権侵害と暗黒社会の到来を招きかねない」と危機感をあらわにしています。

 そして、そのファシズムへの「強固な国家意志」の流れの一つとして、「国家緊急権(緊急事態条項)を盛り込んだ自民党改憲草案」についても言及。今の日本はまさに「新たな戦前」にあると、指摘しました。

 第一章の「クロストーク」部分には、40個以上の注釈を付し、それぞれIWJのアーカイブへのURLを記載しました。このクロストークに即して、過去のIWJのコンテンツをご覧いただければ、米国から日本に対してどのような圧力が加えられ続けてきたか、理解がよりいっそう深まります。

 このクロストーク以外にも、本書には、岩上さんの単独原稿「安保関連法案の背後に潜む米国の『オフショア・バランシング戦略』」を掲載。なぜ、安倍政権と自民党は、「採決の強奪」を行なってまで、集団的自衛権行使容認にもとづく安保関連法案を強行採決したのか。本稿では、その理由について、米国が描く世界戦略「オフショア・バランシング戦略」を手がかりに迫ります。

 「オフショア・バランシング戦略」とは、一体何でしょうか?

 ぜひ、本書を手に取っていただき、ご一読いただければと思います。

 本書には他にも、「国民に隠されたアベノミクスの正体」(植草一秀氏)「米国の意を汲む政治家、霞が関、大手メディアの実態」(川内博史氏)「偽りの『テロとの戦い』に組み込まれる日本」(木村朗氏)「権力やメディアを疑う『嘲笑』が今こそ必要だ」(特別寄稿:マッド・アマノ氏)「安倍政権の暴走を止める『オールジャパン平和と共生』連帯運動」(植草一秀氏)「なぜ、原発を止められないのか」(川内博史氏)「誰も語ろうとしない日本の刑事司法の闇」(木村朗氏)といった原稿を収録。いずれも、読み応えのあるものばかりです!

 2015年最重要の一冊であること間違いなし!2016年にかけて『前夜』と並んで、最も読まれるべき一冊であるとオススメいたします!『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』を、ぜひ、ご購入ください!

 以下の「IWJ書店」で注文していただければ、岩上さんのサイン入りでお届け可能です。

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

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■IWJスタッフ募集のお知らせ!

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に、IWJのWebサイトを抜本的に改善し、利用しやすくするためのWebスタッフ、そして事務スタッフは大募集中です!

 他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています! ぜひ、IWJスタッフとなって、IWJを内側から支えて下さい!

・スタッフ募集の詳細はこちらです
http://bit.ly/1ALJypQ

 また今、IWJでは、「音」の分野でご相談に乗っていただける方を、大募集しています。以下、岩上さんの先日のツイートを転載します。

「ビデオの編集センスのある人、音楽のチョイスのセンスのある人、何かにつけて音、イフェクトなど、音や音楽関係できる人、詳しい人、ご相談乗ってください。あと、かっこいいビデオとスライドショーの編集できる人募集。音源を探せる人、めちゃくちゃ音楽詳しくて、どういうものにどんな音楽を使うか。

 著作権切れのクラシックから、ジャスから、黒人音楽から、エスニックミュージクから、ロック、ポップ、ヒップホップ、ラップ、現代音楽などでも、なーーんでもいいので、編集したり選曲できる人、バンバン募集。スタッフでも外注でもスポットでもボランティアでも。
俺もやるぜぃ。

 こうした映像、音楽、音の効果など、編集と製作、プロの方OK。売り込んで欲しい。話し合いましょう!編集も同じく、手際のよい編集プロダクション経験のある人、歓迎。本格書籍、雑誌、Webマガジンや電子書籍の経験、即、仕事の話に」

 我こそは!と感じた方、ぜひぜひ、ご連絡ください!映像・音関係の方は、以下の応募フォームの【職種5】よりご連絡ください!また、テキスト編集の方は、【職種2】でご応募いただければと思います!また岩上さんのTwitterアカウント「@iwakamiyasumi」宛にご連絡いただいても大丈夫です。

・応募フォームはこちら!
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ~What happened today?

 青木です。今日は「正月事始め」といいまして、正月を迎える準備を始める日だそうです。一週間後に控えたビッグイベント「饗宴」の準備におおわらわのIWJスタッフにとっては、正月の準備どころじゃないというのが、正直なところかもしません。

 昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行ったり、江戸城ではこの日に煤払い(すすはらい)をしていたことから、庶民もそれにならって大掃除に精を出したそうです。

 この「正月事始め」の「煤払い」を題材にした「御神酒徳利(おみきどっくり)」という景気の良い落語があります。

 12月13日、馬喰町にある宿屋の大掃除で、家宝の御神酒徳利を盗られでもしたらたいへんだと、番頭の善六がひとまず水瓶のなかに沈めておきます。ところが、善六はそのことをすっかりわすれてしまい、宿屋は大騒ぎに。いまさら「自分が忘れていました」と言い出しにくくなってしまった善六は、妻の入れ知恵もあって、そろばん占いで徳利の行方を占うということにしました。徳利の在り処を知っている善六の占いは、当然のことながら見事的中。みんな大喜びで大宴会となります。

 さて、この噂を聞きつけた大阪の豪商から、善六は占いを依頼されます。占いなどできるはずがないのですが、ひょんなことから事態がどんどん好転して、結果として善六の占いは大当たり。善六は莫大な礼金をもらい、生活がケタ違いに良くなります。「もちろんケタ違いになるわけで、そろばん占いでございますから」が落ちだそうです。

 インチキな占いで大金持ちに……。「果たしてこの落語から学ぶべき教訓はなんだろうか」としばし考えましたが、やはり今日は「煤払い」(大掃除)が難しければ、小掃除くらいはした方がよさそうですね。

 それでは、本日もIWJをどうぞよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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