日刊IWJガイド 「昨日は渋谷でSEALDs大規模抗議行動! 高まる『共闘!』の呼び声に、野党は応えられるのか!? 明日は田中宇氏へ直撃インタビュー! 国際情勢のスペシャリストが、TPPや中国経済を鋭く読み解く!」2015.10.19日号~No.1132号~


■■■ 日刊IWJガイド 「昨日は渋谷でSEALDs大規模抗議行動! 高まる『共闘!』の呼び声に、野党は応えられるのか!? 明日は田中宇氏へ直撃インタビュー! 国際情勢のスペシャリストが、TPPや中国経済を鋭く読み解く!」2015.10.19日号~No.1132号~ ■■■
(2015.10.19 8時00分)

 おはようございます! IWJに入り2ヶ月ほどになります、城石愛麻(きせき えま)と申します。

 先日、とうとう岩上さんから、「君はもう『新人』ではない!(=もう甘えないで、もっともっと真剣にやれ!)」という、厳しくも熱い言葉をいただいてしまいました。

 一つの節目を迎えたようで、身の引き締まるような思いです。

 「身の引き締まるような思い」――。

 この言葉、どこかで飽きるほど聞いたような、と思ったら、思い出しました。10月7日に発足した、第三次安倍晋三改造内閣の、新任大臣たちの閣僚記者会見でした。

 岩城光英・法務大臣、丸川珠代・環境大臣、石井啓一・国土交通大臣、加藤勝信・一億総活躍大臣…誰も彼もが「このような重責をうんぬん…身の引き締まる思いです」と、原稿に目を落としたまま、語っていました。

 ところがご存知のように、新閣僚たちは早くも、下着ドロやら、体罰自慢やら、さらにはヤクザの暴行の現場になぜか居合わせたりとか、過去の「赤っ恥」や「醜聞」を次々とさらされている始末です。

 さらに昨日は、岩城光英・法務大臣と、高市早苗・総務大臣が、秋季例大祭の行われる靖国神社で参拝をしたと報じられました。第三次安倍改造内閣発足後、閣僚の靖国参拝は初めてです。両氏は、「大臣」として記帳もしています。私人としての参拝ではなく、公人として参拝したことになります。

 韓国政府は、日本の大臣によるこうした「植民地化や戦争を美化するような行動」に、さっそく怒りの意を表明しており、”the Sun daily”では、次のように報じられています。

 …South Korea’s foreign ministry slammed the visits and the ritual offerings.

“The repeated practice … is synonymous with efforts to glorify Japan’s colonial aggression and war and runs counter to our efforts to improve bilateral ties through a trilateral summit among South Korea, China and Japan,” it said in a statement.

http://www.thesundaily.my/news/1585001

 そして、高市大臣と言えば、マイナンバーをめぐる、総務省のある「トンデモ」が暴かれています。まずは以下のLITERAの記事を読んでください。

 「日本年金機構から100万人を超える個人情報の流出事件が起きた6月、焦った総務省は全国の都道府県と全ての市区町村合わせて1789自治体に対し、ひそかに緊急調査を始めていたという。

 そして8月時点で集計したところ、個人情報を管理するコンピューターシステムからインターネットを完全分離している自治体は全体のわずか1割にも満たないという深刻な結果を把握していた。つまり、9割以上の自治体システムには、ハッカーが侵入できる『穴』が開いたままだったのだ」(http://lite-ra.com/2015/10/post-1593_2.html

 総務省は、マイナンバーの「個人番号カード」の旗振り役として、推進に力を入れてきており、セキュリティ対策の万全性を強調してきました。記者会見の場で見た、高市大臣の怖いほどの笑顔が、思い出されます…。

 ところが、上記の記事によると、セキュリティは万全どころか、「穴」が開いたままだと言うのです。「穴」という表現ではふさわしくないかもしれません。外界とつながりっぱなし、出入り口が開きっぱなしというべきかもしれません。この事実を指摘された総務省は、今後どのように対応していくのか、マイナンバー特集担当として、私もし――っかり目を凝らして見ていきたいと思います!

 こうした閣僚たちは、「身の引き締まる思い」、というよりは、「身の縮む思い」をしているかもしれませんね。それとももしかして、そんなものどこ吹く風、ちっとも堪えていなかったりするのかもしれませんが。

 しかし冒頭で記した、私の「身の引き締まる思い」は、官僚の書いた作文を読み上げただけの安倍政権の新閣僚たちの上っ面な言葉とは違い、血の通った本気の決意です!!! みなさんに真実の情報をお届けすべく、今日も全力で頑張りたいと思います!

■「政府が『一億なんとか』と言うときは、いつだって行き詰まってどうしようもなくなった時だった!」SEALDs渋谷抗議集会で共産党・小池晃議員が訴え!

 朝から妙に熱がこもってしまいましたが、お許し下さい。なにせ、昨日は東京・渋谷で、久々にSEALDsの大規模抗議行動があったのです! IWJも中継カメラを2台出し、この熱気に包まれた様子をお伝えしました。

 開始時刻の13時にはすでに、渋谷駅のハチ公像前に設けられたステージ周辺に人が詰めかけ、司会者の方が何度も「もう一歩前へお願いします」と呼びかけなければならないほどでした。

 ステージに登壇した高校生のグループT-ns SOWLのユウキさんは、「安保法案が強行採決されたとき、このまま運動が落ち込んでいってしまうのではないかと、少しでも不安になった自分が恥ずかしい!」と語り、この日の人の集まりに、希望を見出している様子でした。

 共産党からは、国会で防衛省の内部文書を暴露した小池晃議員が登壇しました。小池議員は、10月7日に発足した第三次安倍改造内閣が、「一億総活躍社会」を言い出したことに関連して、「『一億総活躍社会』というが、政府が『一億』と言うときは、いつだって行き詰まってどうしようもなくなった時だった!」と、痛いところをついてくれました。

 「一億玉砕」は、第二次世界大戦中に、日本の戦局がいよいよ立ちゆかなくなった時でしたし、「一億総懺悔」は、敗戦と連合軍の占領によって、国体の護持が危うくなったときに、戦争責任の所在をあいまいにするため、東久邇宮稔彦内閣が説いたものでした。

 こうした政府のあり方を見て、小池議員は「今の自民党は、保守じゃない、右翼反動政党だ!」と糾弾していました。

■どこからともなく湧いた「野党は共闘!」の声 議員はそうした声をこそ聞け!

 SEALDs主催の、渋谷の抗議行動では、ヒップホップグループのSCHA DARA PARR(スチャダラパー)がゲスト出演しました!

 …と言いつつ、ヒップホップに疎い私は、正直、スチャダラパーと聞いてもピンとこないのですが、「ドンピシャ世代だ」と興奮気味に語る事務班の先輩・谷口さん(43歳)によると、「スチャダラパーは日本のオモロ・ラップの先駆けだよ!!!」とのことです。

 オモロ・ラップ……そういうくくりでいいのかどうか私にはわからないのですが、関西出身の谷口さんの「オモロ」へのこだわりはひしひしと伝わりました。

 それはともかくとして、ステージに上ったスチャダラパーのメンバーは、「SEALDsの奥田くんに会いたかった」と喜びの気持ちを語ると、音楽に合わせて踊り、その日、渋谷の駅前に集まった参加者たちをさらに熱く盛り上げていました。

 集会の終盤になると、参加者から自然発生的に「野党は共闘!」のコールが起りました。取材をしていた青木浩文記者はその光景に驚き、「野党の共闘こそ、今、多くの人たちが一番求めるものなのだ」とひしひしと感じたと言います。共産党の呼びかけに対し、グズグズしている民主党、特に右派に引きずられる執行部の優柔不断ぶりに、多くの国民がじれったく感じているのが手に取るように分かりますね。

 参院本会議では、山本太郎議員が牛歩をしたり、枝野幸男議員や福山哲郎議員ら民主党議員が、フィリバスター演説で対抗したりしましたが、やはり議員個人の動きにまさる、野党全体の大きな団結が実現してほしいところです!

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.19 Mon.**

【Ch4】16:00~「日本共産党・志位和夫委員長 記者会見」(予定)
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※日本共産党・志位和夫委員長による記者会見を中継予定。

【Ch5】17:00~「『さぁ、安倍政治を終らせよう』10・19院内集会『野党はオルタナティブを提示できるか――路上から議会へ』中野晃一上智大学教授」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「立憲フォーラム」、「戦争させない1000人委員会」が主催の院内集会。中野晃一・上智大学教授が発言予定です。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【IWJ_KYOTO1】18:15~「10.19 戦争アカン!京都・おんなのレッドアクション 戦争法反対デモ&スピーチ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※同志社大学教授の岡野八代氏がスピーチ予定。デモコースは、京都市役所→河原町南下の予定。

【Ch6】18:30~「私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!国会正門前集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※国会議事堂正門前で行われる、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催の抗議集会を中継予定です。

【会員限定再配信】20:00~「世界は「多極化」に向かうのか? 『従米』をやめられない日本経済の実態を診断する~岩上安身による田中宇氏インタビュー 前編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245513
※2015年5月14日、「田中宇の国際ニュース解説~世界はどう動いているか」で世界中のニュースをウォッチし、国際情勢の解説を続けている田中宇氏に岩上安身がインタビューしました。本日はその前編です。

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以上の手順で、ご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.20 Tue.**

【会員限定再配信】14:00(予定)~「世界は『多極化』に向かうのか? 「従米」をやめられない日本経済の実態を診断する~岩上安身による田中宇氏インタビュー 後編」
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245513
※2015年5月14日、「田中宇の国際ニュース解説~世界はどう動いているか」で世界中のニュースをウォッチし、国際情勢の解説を続けている田中宇氏に岩上安身がインタビューしました。本日はその後編です。

【会員限定配信】16:00~「岩上安身による国際情勢解説者・田中宇氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
※国際情勢解説者の田中宇氏に岩上安身がインタビューします。

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(前半の続き)…

■明日は、ついに田中宇さんがIWJに再登場! 岩上さんのインタビューを受けます! 合わせて再配信も!

 さらにさらに、熱いニュースは続きます! 明日は、2015年5月14日にIWJに初登場した、田中宇(たなか さかい)氏が、再びIWJに登場、岩上さんのインタビューを受けることになりました!

 田中氏は、世界中の膨大なニュースから国際情勢や日本経済を鋭く読み解き、情報発信を続ける「国際情勢解説者」です。その守備範囲は、TPPはもちろん、アメリカの金融政策、中国のバブル経済、ギリシャ金融危機、はたまたクルド人の独立問題、シリア内戦…この人に分からない問題はあるのか!? と思ってしまうほど、広いものです。

 田中氏は、自身のサイト「田中宇の国際ニュース解説~世界はどう動いているか」(https://tanakanews.com/)の中で、「TPPは対米従属構造を強化するためのものだ」として、次のように語っています。

 「TPPが重要なのは、関税率とか『コメや乳製品が値下がりして国民生活を助けます』とかいう経済面でなく、TPPが経済政策の政治的な枠組みであり、日本が米国の傘下にとどまるか、中国の傘下に追い出されるかという、多極化する世界の中での今後の日本の位置づけを明示している点だ」

 TPPの問題だけでなく、中東における力関係を一変させるようなロシア軍によるシリアのISへの空爆の効果と影響力、にっちもさっちもいかなくなってきた中国の金融の問題(当然、日本の金融も手詰まり)まで、岩上さんはきっと鋭く切り込んでくださると思います!

 田中宇氏へのインタビューは、明日、10月20日16時から、ch.1で配信します。お見逃しなく!

 そして、本日20時からは、2015年5月14日に行われた田中氏へのインタビューを再配信します! 今夜のゴールデンタイムのお楽しみは、IWJの再配信に決まりですね!

【会員限定再配信】20:00~「世界は「多極化」に向かうのか? 『従米』をやめられない日本経済の実態を診断する~岩上安身による田中宇氏インタビュー 前編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245513

 ちなみに、こちらの再配信は、会員様限定になっております。田中宇さんが、初めてインタビューを受けるときに、「会員限定にしてほしい。ネットの世界で無限に自分の顔が広がるのは避けたい」というご希望だったためです。

 まだ会員登録をしていないという方、ぜひ、この機会に登録をして、IWJの動画やテキスト記事のフルバージョン、過去の記事などを掘り起こし、IWJを思う存分、使い倒してください!

 こうした、会員のみなさまの会費は、広告収入に頼らないIWJにとってほんとうに貴重な活動の原動力です。会費やカンパ、ご寄付などでお支えいただいているみなさま、ほんとうにありがとうございます。これからもIWJをどうぞよろしくお願いします!

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■IWJで一緒に働きませんか!

 IWJでは、こうした報道を一緒に作り上げていく仲間を募集しています! セクションがいくつかあるので、自分に合った働き方ができるはずです。報道に興味のある方、小さな事務所でも、やりがいのある仕事を求めている方、ぜひ、ご連絡ください!

 フルタイムでなくてもかまいません。他の仕事もあるので兼業で、という方でも融通いたします。現に、私は卒論を書いている大学生でして、二足のわらじを履いている状態です!

 また、事務なら事務しかやらない、ということではありません! IWJは発足当初から、「トータルフットボールシステム」、つまり、「全員攻撃、全員守備」なのです(私も、今知りました 汗)!

 事務をしている人も、いざ人手が足りなければ、カメラを持って現場へ飛び出していきます! いろいろなことをやるので、飽きている暇はありません!

 現在募集をしているのは、以下のセクションです。

<一般事務および会員管理スタッフ>

 一般事務は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理、イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動の軸となる重要なお仕事です。

 会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなど、PC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)、募集しています!

 それぞれあと1人ずつ、お願いしたいと思っています! ぜひ、よろしくお願いします。応募条件などは、下記を御覧下さい。

◆応募条件
※「【職種1】 -事務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>

 IWJでは経理・総務スタッフも募集しています。応募条件などは、下記を御覧下さい。

◆応募条件
※「-経理・総務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 記者およびテキストスタッフも募集しています。これは「テキスト」全般に関わる仕事で、現場に出て取材をし、記事を書く、いわゆる「記者」だけにとどまりません。文字起こし、各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、原稿のリライトや注釈付けといった具合に、幅広い作業が含まれます。そのすべてを一人でこなせないといけない、というわけではありません。その人の適性や置かれた条件に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能ですので、地方在住でもパソコンさえあれば、テキストスタッフとしてお手伝いいただくこともできます。

◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

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■「野党はオルタナティブを提示できるか!?」国民連合政府に湧く野党に、中野晃一上智大学教授が叱咤激励!

 さて、本日19日の配信でぜひおさえたいのは、「戦争をさせない1000人委員会」主催の「さぁ、安倍政治を終らせよう」10・19院内集会です! 一連の安保法案の問題で多くの識者が発言をしてきた中でも、とくに注目を集めた、上智大学の中野晃一教授が登壇します!

 中野晃一教授は、安保法案の採決が不当に強奪された後の10月2日、日比谷音楽堂で行われた抗議集会で、「野党の共闘にも、ぜひ踏み絵を踏ませようじゃありませんか!」と呼びかけました。

 ・【スピーチ全文掲載】「野党に踏み絵を踏ませよう! 国家権力の暴走に組みするのか!? それとも個人の尊厳を守る私達の側に来るのか!?」―中野晃一氏が大演説「1002安倍政権NO!」大行進
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268381

 ・2015/10/09 「日本人には革命の歴史がないから民主主義の大切さがわからないのでは」 ~前ニューヨークタイムズ東京支局長らが日本の言論の自由の「惨状」を痛烈批判!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269678

 ・2015/09/26 「抵抗しても無駄だ」とばかりに国民に無力感を与える安倍政権への対抗手段とは? ~中野晃一氏「デモの質的変化」に希望を見い出す
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/267191

 共産党をはじめとする野党の、安倍政権打倒にむけた国民連合政府は、実現するのでしょうか。これは、民主党内の共産党アレルギーをもつ議員ら(前原誠司、長島昭久など)が原因となって、選挙協力に向け一枚岩となれない民主党が、今後どのような動きを見せるかにかかってくるでしょう。

 ・2015/10/06 「野党共闘」に反対し「7.1閣議決定」を合憲とする民主党右派・長島昭久議員に岩上安身がインタビュー!さらに日本会議、櫻井よしこ氏、アーミテージらとの関わりも直撃!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268897

 昨日の集会では、登壇した小池晃議員が、「私だって民主党は好みではない」と言っていたのが印象的でした。好みではない、でもこれは、好き嫌いの問題では済まされないから、協力に向け互いに歩み寄ろう、という切実な訴えと取れるでしょう。

 そんな野党に、「踏み絵を!」と呼びかける、中野教授は、今日の集会でも、野党(特に民主党)にはっぱをかけてくれるでしょうか? ぜひ、注目してください!

■「政府の知的貧困」を嘆いた日本共産党・志位和夫委員長 野党は与党を上回る知的解決策を示せるのか!?

 本日16時からは、日本共産党の志位委員長による記者会見も行われます。

 志位委員長は、安保法案の採決が強奪されてすぐ、国民連合政府の構想を発表しました。「戦争法の廃止と、立憲主義の回復」を最大の大義にして、安倍政権を倒すべく、広く野党に連立を呼びかけてきました。共産党が掲げてきた、「日米安保条約破棄」の目標などは、今回は封じ、安倍政権によってめちゃくちゃにされてしまった日本の民主主義や立憲主義の建て直しのために、オール野党の共闘を呼びかけています。

 しかし、この共産党の動きに対し、16日金曜日には、菅官房長官が「選挙目当て」と批判したと言います。これを受けて志位委員長は、自身のツイッターで、「政府が破壊した立憲主義を回復するために連立政府をつくるという大義を最優先させ、自らの基本政策を堅持しつつも連立政府にそれを求めるという態度はとらない。これを『選挙目当て』としか批判できないの? 政府の知的貧困は深刻です」とつぶやいています。

 「知的貧困」というのは、もはや「反論」でさえありません。「相手にならない」という突き放しです。たしかに、今回共産党は、国民連合政府という形で選挙の勝利を狙っていますが、構想を語り始めた当初から、「全ての選挙区に、独自候補を立てる、という共産党の原則にはこだわらない」と言ってきました。これだけでも、国民連合政府の目的が「自党の利害」を超えた、より大きな大義にあることは明らかですよね。

 とは言えもちろん、国民連合政府がまとまることは第一関門にすぎず、より大事なのは、ここまでめちゃくちゃにされてしまった日本の立憲主義や民主主義をどのように取り戻すのか、です。志位委員長の口から語られる構想に、これからも注目して見ていきましょう!

■まだまだ私たちはあきらめない! これからも国会前集会は続きます!

 昨日に引き続き、今日は国会前でも安倍政権への大きな抗議集会が呼びかけられています。一連の安保法制問題で、運動を引っ張ってきた「総がかり行動」主催の集会です。採決の強奪が行われた「19日」を忘れないため、そして、国民が「忘れていない」ことを政治家たちに見せつけてやるため、これから毎月19日に行動を呼びかけていくようです。

 政府の横暴極まる強行採決以来、落胆してしまった人も、さらに怒りを大きくしている人も、そして、やっと事態の深刻さに気がついたという人も、ぜひ、国会前まで足を運んでみてください。まだまだ、抵抗の余地はあります! 訴えるべきことはあります!

 あの9月19日よりずっと前から、運動を広げてきたSEALDsの奥田愛基さんは、「たとえ強行採決をされても、ずっとこれ(抗議行動)を続けていくだけだ。それが民主主義だ」と語っていました。安保法案が通ったら負け、通らなかったら勝ち、という話ではありません。法案が廃案になっても、対米従属の姿勢を崩さぬ勢力が政権の中枢にいる限り、戦争も、原発も、基地も、根本的な問題解決はできないのですから。

 IWJは、言うべきことを言う、そんな民主主義をリアルに体現する人たちの姿を、伝え続けていきます! 遠方にいて国会前へ足を運べないという方は、ぜひ、IWJの配信をご視聴ください!

■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ

 10月と11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューアポ中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

 11月26日には、岡山大学大学院の津田敏秀先生にインタビューすることが決まりました!

 津田先生は、2011年3月に起きた東京電力福島第一原発事故のあと、福島に多発している小児甲状腺がんの大部分が、放射能の「被曝」によるものであるとする衝撃的な論文を発表しました。国際環境疫学会が発行する医学雑誌『Epidemiology』のオンライン版に掲載されました。

 これに関して、ふと、日本の大手新聞3社朝日・読売・毎日のアーカイブを検索してみたのですが、なんと一社もこのニュースを取り上げていませんでした! 愕然とします。外国人特派員協会で記者会見が行われていて、その場に大手メディアの記者もいたというのにです。

 IWJはもちろん、Twitterやその他インターネットサイトでは、すでに大きく話題になっているため、どこでも当たり前に報じられているものと思っており、ついついびっくりしてしまいました…。

 マスメディアだけに情報を頼ると、「ある」ものが「ない」ことになってしまいます。まるでマトリックスの中にいるようなものです。IWJに入って2ヶ月の私ですが、マトリックスの外部に広がる世界があることを痛感しています。その一方で、時々、マトリックス内部をのぞきに行かないと、彼我の差に気づかなくなってしまいそうだと改めて思いました。

 さて、津田先生の論文の重要性にいち早く目をつけた、IWJ代表の岩上さんが、直に岡山大学へ駆けつけ、緊急インタビューを行います! ご期待ください!

 10月8日に行われた津田先生の記者会見の様子は、IWJはもちろん記事アップもしています。インタビュー前に、こちらもぜひ、ご一読ください!

 ・2015/10/08 「福島の小児甲状腺がんの発症率、日本の平均比では20~50倍」!! ~岡山大学・津田敏秀教授が警告「県や県立医大は認識が甘い。チェルノブイリ並みの『多発』に備えた対策を」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269511

 インタビュースケジュールをご紹介する前に、事務から『前夜』に関する重要なお知らせです。

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 ここでみなさまに、お礼とお詫びを申し上げなければなりません。

 IWJ代表の岩上安身と梓澤和幸氏、澤藤統一郎氏の共著『前夜―日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』が品切れとなってしまいました。

 お買い上げいただいた方、大変ありがとうございました。買いたかったのに買えなかった、という方、本当に申し訳ございません。

 IWJの事務所にも、版元である現代書館にも、とうとう一冊も在庫がなくなってしまいました。

 全国の書店の棚には、まだ散在していると思われますが(流通在庫と呼ばれます)、いつ版元に回収されるかわからない状態です。また、Amazonでは、プレミア価格が付いてしまっています(なんと5千円以上もの価格!)

 自民党が本気であのクレージーな自民党改憲草案を引っさげて、「明文改憲」にのぞむと安倍総理は表明しており、来年夏の参院選はこの「明文改憲」を巡る天王山となるはずです。

 今こそ、全国民に『前夜』を読んでもらわなくてはいけないのに、品切れとは…。

 しかし、がっかりしないでください!

 我らが岩上さんが、版元に増刷をかけあったところ、澤藤弁護士、梓澤弁護士、岩上さんの著者3人の鼎談を再度行い、それを掲載した増補改訂版を出すことになりました! ご期待ください!

 その『前夜』再鼎談は、10月27日に行われる予定です。

 こちらもぜひ、お見逃しなく!
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【インタビュースケジュール】

・<明日!>10月20日(火) 16:00~(2時間程度)
田中宇氏インタビュー(IWJ会員限定配信です! ご覧になりたい方は、ぜひ会員登録をよろしくお願いします!)

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

・10月27日(火)15:30~
澤藤統一郎、梓澤和幸、岩上安身『前夜』再鼎談

・11月5日(木)15:00~
元自衛官・末延隆成氏インタビュー

・11月12日(木)14:30~
社民党党首・吉田忠智氏インタビュー

・11月24日(火)16:00~
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

・11月26日(木)15:00~
岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー

【講演情報】

・10月25日(土) 17:30~(1時間程度)
独り芝居公演「おわりのはじまり」の後に単独講演
(場所:箱根湯本 箱根菜の花展示室)
http://owahajihakone25.peatix.com/

・11月06日(金)18:30~20:15(うち講演は90分)
これから日本はどこに向かうのか~改憲前夜~
※参加料無料
場所:北海道国際ホテル(北海道函館市大手町5-10)
主催:北海道教職員組合函館支部・平和運動フォーラム)
お問い合わせ先::htu-hakodate@bz01.plala.or.jp
0138-51-2254

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■わとはぷ~What happened today?

 本日10月19日は、「海外旅行の日」だそうです! なぜだかわかりますか? 「遠(10)くへ行く(19)日」だからですよ~。

 海外と言うと、私は今までに、オーストラリア、インド、ラオス、タイを訪れたことがあります。

 私は海外へ行くと必ず、市場(いちば)めぐりをします! へたな観光地よりも、その国の生活感が一番直に感じられるのが好きで、「市場を訪れなければ、その国へ行ったことにならない!」とさえ思っています。

 そして市場めぐりはけっこう、度胸も試されます。ラオスの首都ビエンチャンには、タラート・サオ、タラート・トンカンカムなど、市場がいくつもあるのですが、2年ほど前に一人旅をしたとき、一日に4カ所くらい、ひたすら市場をはしごしたことがあります。

 日本では見たことのないフルーツやお菓子を興味津津に眺めていると、気前の良いおじちゃんやおばちゃんが「お食べ」と言って分けてくれたり、「なんでラオスに来たの?」と聞いてくれたりするのが嬉しくて、ついつい、奥へ奥へと潜り込んで行ったのですが…

 気づくと、怪しく動物的な雰囲気の漂う一角にたどり着いていて、頭上には採れたての豚さんの大きな顔がずらりと並び、足元にはバケツいっぱいに入れられた食用の小さいカエルがもぞもぞ、その隣には、「本当にこれも食べるの!?」というような大きさのウシガエルが、小さなバケツに詰め込まれ、呼吸に合わせて膨らんだりしぼんだりしていました。

 ここまではまだ良かったのですが、後ろを振り向き、日本では見ないほど大きな鶏が、椅子の上に鎮座して、じっと私を睨んでいるのを見た瞬間…もうこれ以上は、と早足で退場してしまいました。この世の何より、鳥が苦手なんです。。。

 しかし、そんなドキドキさえも、日本で日常生活を送っていると、恋しくなるものです。また行きたいなあ…!

 そんなことも考えつつ、今日も一日、IWJをよろしくお願い致します!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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