日刊IWJガイド「本日8時50分より理事会再開!安保法制審議、国民の声が与党の日程を大幅に狂わせた!」 2015.9.17日号~No.1100号~


■■■ 日刊IWJガイド「本日8時50分より理事会再開!安保法制審議、国民の声が与党の日程を大幅に狂わせた!」 2015.9.17日号~No.1100号~ ■■■
(2015.9.17 8時00分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 このガイドを書いている深夜4時30分、安保法制の国会審議と、それにともなう「強行採決」は、まだ行われていません。今でも国会周辺では、SEALDsを中心とした市民らが、夜通しの抗議行動を行っています。国会の中では、そんな国民の声に後押しされ、野党議員たちも必死の抵抗を貫いています。

  本日は、朝10時より参議院本会議が行われる予定だったのですが、その前提となる委員会も開かれず、さらにその前提となる理事会も、まだ休憩中。8時50分より理事会が再開される予定です。

 そこで与野党が折り合いがつき、委員会での審議となったとしても、そこから2時間の質疑が行われます。

 本来は昨日18時に予定されていた委員会審議が、なぜここまで大幅に遅れてしまったのか。それは、昨日13時に横浜で行われた地方公聴会で、終了後に会場である新横浜プリンスホテルから、議員たちを国会に向かわせないよう数百人の市民が、車道に座り込むなど「シットイン」で決死の抗議を行ったことが大きく影響しました。

 僕も現場で取材をしましたが、集まった市民がみな、地元・神奈川県の人たちだったことが印象的でした。自分の地元で、憲法違反の戦争法案に、そしてその強行採決にお墨付きを与えてしまうなんてことをさせるわけにはいかない!と、みな口々におっしゃっていました。そうした気迫が大きなうねりとなり、数百人という国会前抗議に比べたらはるかに少ない頭数にも関わらず、議員によっては1時間も立ち往生させました。

 IWJはこの決死の抗議の模様を写真と動画記事で報じているので、ぜひご覧下さい!

・地方公聴会で数百人が車道に寝そべり「シットイン」で抗議!ーー安保法案に反対する市民らが国会議員の車両通行を阻止 警官ともみ合いで一時騒然に
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265051

 そして、そのうねりは国会前のボルテージも加速させました。18時30分時点で警察発表で1万2000人にものぼった参加者の数は、時間が経つ程に膨れ上がり、警察の過剰警備に見舞われながらも、「強行辞めろ!」「戦争法案絶対廃案!」の声を、国会周辺に響かせました。

 岩上さんも現場でその模様を発信し続けました。

・【9月16日22時:国会内外で膠着状態続く】国会前抗議と野党が呼応!警察と押し合い続ける市民、国会内では女性議員が理事会室を封鎖!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265070

 抗議の前線では、警察との過激な押し合いが繰り広げられ、そのもみくちゃに巻き込まれた岩上さん、なんと脚立の上に立ってカメラを持って中継中に、人波に押されて、脚立から転落。右肘と右の足首に擦過傷と打撲を負ってしましました。仰向けにアスファルトに倒れたので、危険だったのですが、長年武道で染み付いた咄嗟の受け身で、後頭部は打たずにすんだようです。

 その後もアドレナリンが出るに任せて痛みを忘れ、中継や実況を続けましたが、数時間後、痛みを感じ始め、くるぶしが腫れ上がっていることに気づいて、前線を離れ、深夜に救急外来にかかりました。ご心配をおかけしましたが、レントゲン撮影の結果、骨折はしていないと判明。応急処置を施してもらいました。

 今後は岩上さんも含め、僕らスタッフも、現場では今以上に慎重に、怪我をしないように気をつけたいと思います。それでも前のめりにリスクを取り、今、伝えるべきことを伝える。それが、IWJのスピリットでもあります。

 怪我などしないように、細心の注意を払いたいともちろん、思います。それでも時には恐れずに、最前線まで行って、伝えなければならない事があります。ぜひ、こうしたIWJの取材活動をみなさんの力で支えてください!

※会員登録によるご支援はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※カンパ・ご寄付によるご支援もお願い致します!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 そして、この強引な安保法制成立への動きの先には、安倍政権・自民党の悲願である憲法改正が待っています。そもそも、この安保法制も、その基となる昨年の集団的自衛権の行使容認も、本当は憲法改正をしたかったのに国民の反発でできそうにないからということで、「閣議決定での解釈改憲」という卑怯な手口でその野望を達成しようというものです。

 しかしその野望は、日本を「戦争のできる国」にすることだけではありません。それは国民の自由を奪い、些細な抵抗も許さず、完全にコントロールする。そこに基本的人権は存在しない。そんな、独裁国家そのものが理想なのです。そんな極端な…と思う方は、ぜひ、書籍『前夜』をご覧下さい。

 これは、岩上さんと梓沢弁護士、澤藤弁護士が自民党の改憲草案を読み解き、分析したもので、嘘のような独裁思想が、そこかしこに盛り込まれています。

※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://bit.ly/1jWh3da

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.9.17 Thu.**

【Ch4】 9:00~「戦争法案廃案!国会正門前『座り込み行動』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※国会正門前抗議行動を中継します。

【IWJ_AOMORI1】12:15~「戦争法案廃案!安倍政権退陣!みんなでとめよう!!『戦争法案』青森集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※「青森県九条の会」ほかが主催の集会を中継予定。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見の模様を中継します。

【IWJ_OKAYAMA1】17:30~「ストップ戦争法!総がかり岡山実行委員会・街宣行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「ストップ戦争法案!総がかり岡山実行委員会」主催の街宣行動を中継予定。

【IWJ_KYOTO1】18:30~「講演会『辺野古の今』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※安次富浩氏(辺野古・ヘリ基地反対協共同代表)が講演予定。

【IWJ_KYOTO2】18:30~「戦争法案を廃案へ!京都デモ行進 Part2!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※京都市役所~四条河原町~円山公園のルートで行われる、京都デモ行進を中継します。

【IWJ_OSAKA1】18:30~「SEALDs KANSAI 強行採決に反対する梅田緊急街宣アピール」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「SEALDs KANSAI」らによる緊急街頭宣伝アピールを中継予定。

【Ch4】18:30~「安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ―固定カメラ」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「SEALDs」・「総がかり行動実行委員会」主催の国会前抗議行動。こちらは固定カメラです。

【Ch5】18:30~「安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ―遊軍カメラ」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「SEALDs」・「総がかり行動実行委員会」主催の国会前抗議行動。こちらは遊軍カメラです。

【IWJ_OKAYAMA1】19:00~「9.17 届け主権者の声 国会前PublicViewing」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※ビックカメラ岡山駅前店前で行われる、国会前抗議行動のパブリックビューイングを中継します。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.9.18 Fri.**

【Ch未定】13:00~「戦争法案廃案!国会正門前座り込み行動」
※「総がかり行動実行委員会」主催の国会正門前座り込み行動を中継予定。

【IWJ_OSAKA1】18:30~「SEALDs KANSAI 戦争立法に反対する金曜街宣アピール」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「「SEALDs KANSAI」主催の街頭宣伝アピールを中継予定。

【Ch未定】18:30~「安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ー固定カメラ」
※「SEALDs」・「総がかり行動実行委員会」主催の国会前抗議行動。こちらは固定カメラです。

【Ch未定】18:30~「安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ー遊軍カメラ」
※「SEALDs」・「総がかり行動実行委員会」主催の国会前抗議行動。こちらは遊軍カメラです。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:30~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】 18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

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(前半の続き)…

■安倍政権の「不正」

 IWJでは、全国の学者の方々、そして一般の市民の皆様から、この「戦争法案」に対する寄稿・コメント・声明文を募っています!
僕も毎晩毎晩、読みふけっています! これまでにお寄せいただいた寄稿・コメントは、下記のページに集約していますので、ぜひご一読ください!

※【 安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ 】
http://bit.ly/1Dctmg0

 本日は、多数いただいたご寄稿の中から、親和女子大学非常勤講師(ドイツ語担当・ドイツ文学専攻)・海老原由美子さんの寄稿をご紹介したいと思います!

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Vol.312 安倍政権の不正を告発するために 同志社大学非常勤講師(ドイツ文学専攻)海老原由美子さん

 フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)の記者、カルステン・ゲルミス氏(2010年東京赴任)の記事は、読者の意見の多い記事(50件以上)を挙げると、2014年前半だけでも、犯罪の少ない社会と市民の不安(57)、東電の新原発建設(124)、安倍の原発推進(60)、原発回帰(72)、閣僚の靖国参拝(51)、少子化と人口減少(51)、後半~2015年3月まではなぜか一件のみで、政府によるアメリカの教科書への介入(歴史修正主義問題、69)だった。

 今年に入ってからの記事は、読者の意見はどれも多くはなかったが、改憲、従軍慰安婦、IS人質事件、メルケル氏訪日、反原発運動がテーマだった。いずれも記者名入で、長文で、日本を熟知し、批判精神と示唆に富んだ記事が魅力だった。しかし、様々な情報によれば、日本外務省関係者からフランクフルトの本社に、直接クレームがあったということで、ゲルミス氏は3月末にドイツに戻った。

 その後のFAZの記事は、記者名もない短い事象報告書が増えた。権力を用いて、ドイツの人々からさえも、事実を深掘りする真実の言葉を奪う。

 安倍政権の代表的手法が現れていると感じる。これは、最悪の人権侵害、最悪の不正であり、これが今、日本の私たちを覆い尽くそうとしているのではないだろうか。

 キング牧師は語っている。「平和は単なる戦争の不在ではない。公正さの存在が平和なのだ」。

 今、私たちは、至るところで公正さを奪われている、と感じているのではないか。戦争に反対し、平和を求める声を、挙げ続けなければ、挙げられない時が来るのでは、と不安なのではないか。だからデモに参加するのだ。彼らはその時を狙っている。だから、声を挙げ続けなければならない。

 彼らに聞こえるように。安保法案だけでなく、安倍政権の不正を告発するために。

・海老原由美子 親和女子大学非常勤講師(ドイツ語担当・ドイツ文学専攻)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00312

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 安保法案がいよいよ強行採決か、というところまできましたが、この法案が通ればますます安倍政権の「最悪の人権侵害、最悪の不正」は勢いを増すでしょう。しかし、キング牧師の「平和は単なる戦争の不在ではない。公正さの存在が平和なのだ」の言葉どおり、我々IWJは、常に自分にも、そして政府にも「公正さ」を求めていきたいと思います!

 IWJはまだまだ学者の皆さん、市民の皆さんの寄稿を募集しています! ドシドシお寄せください!

※【 宛先はこちら! 】
office@iwj.co.jp

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■IWJスタッフ募集中! ふるってご応募を!

 IWJでは事務スタッフ、テキストスタッフを大募集中です!

 テキストスタッフとは、「テキスト」全般に関わる仕事で、現場に出て取材をし、記事を書く、いわゆる「記者」だけにとどまりません。各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、原稿のリライトや注釈付けといった具合に、幅広い作業が含まれます。

 また、テキストスタッフのほとんどは「レポーター」なども担当し、街頭インタビューなども行います! 僕も今日、新横浜の現場でレポートしてきました!

 また、現場で取材したことをスピーディーにTwitterで実況することもあれば、何日もかけて頭をひねらせながら文章を仕上げていくこともあります。いずれにしろ、IWJの核として、テキストベースの情報を発信していくことが仕事の中心的な内容となります。

 勤務形態は、在宅でも可能ですので、地方在住でもパソコンさえあれば、テキストスタッフとしてお手伝いいただくことも可能です。

 また、英語をはじめ、中国語、フランス語、ドイツ語など、外国語に堪能な方も募集しています。IWJは、日本国内だけでなく、情報をワールドワイドに発信していきたい、と考えています。翻訳などの能力に長けているかたの応募をお待ちしています。

 応募条件の詳細は、以下の通りです。

 <経理スタッフ>

 改めて、経理のスタッフを募集いたします!現状の人員ですと、経理事務をこなしきれません。現在の経理スタッフが悲鳴をあげており、ヘルプしてくださる方を急募いたします!

 経理の実務経験がある方、簿記などの資格をお持ちの方、もちろん歓迎いたします! 他方、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うこと、計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもOKです!

 ぜひ、チャレンジしてください!

■応募条件

・ワード・エクセル・メール送信などの基本的なPC操作ができる方
・責任感・協調性のある方
・IWJスタッフを裏で支えたいと思ってくださる方
・未経験者可。経験者や専門知識のある方歓迎

<一般事務スタッフ>

電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理。イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。

■応募条件

・事務経験のある方
・PC操作に不安のない方
・柔軟性があり、協調性のある方
・責任感のある、真面目な方
・IWJの報道に関心や理解があり、政治・社会問題にも興味のある方
・できれば運転ができる方。できれば、です。
・できれば長期にわたって勤められる方。これもできれば、です。

<テキストスタッフ>

 取材前・企画立案段階からのリサーチャー(資料収集・調査)、取材・記事の執筆、実況・報告ツイート、記事の編集・作成・校正・アップロード・告知、筆力がある方は他のライターの記事のリライト、メールマガジン「岩上安身のIWJ特報」、「IWJウィークリー」の編集、注釈の作成、発注管理、校正など、テキスト作成に関わる業務全般。(すべてできなくても可。得手不得手によって部分的担当だけもあり)

■応募条件

・IWJのコンテンツに理解があり、方向性に共感できる方
・読解力と論理的な文章力のある方
・マスコミ、出版業界経験者歓迎
・未経験者でも素直に仕事を覚えようという方なら歓迎
・人とのコミュニケーションスキルがあり、明るく、協調性のある方(チームワークで動くので)
・パソコンが使える方
・知的好奇心旺盛な方
・地道に粘り強く仕事のできる方
・外国語が堪能な方、大歓迎
・運転ができる方、気力、体力、機動力のある方、歓迎

各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。IWJは今、本当に人手を必要としています!ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ!のコーナーです。

 今日9月16日は、東京大学名誉教授で経済学者の宇沢弘文さんが、昨年、亡くなられた日です。満86歳でした。

 宇沢さんは、ノーベル経済学賞の有力候補として度々名前が挙げられていた「伝説」の経済学者です。2011年からは、TPPを考える国民会議の代表世話人となり、TPPを痛烈に批判されていました。

 僕も、IWJにボランティアで入ったばかりの2011年3月8日、3.11の3日前に行われた「TPPを慎重に考える会」で、宇沢さんの講演を取材させていただきました。

 講演で宇沢さんは、「社会的共通資本」という概念を紹介しました。これは「社会が円滑に機能し、そこに住んでいるひとりひとりの人間が、人間らしい豊かな生活ができるような条件」だといいます。具体的には、山・川・森などの「自然環境」、道路・橋・鉄道・ガス・水道などの「インフラ」、教育・医療・金融・司法・行政・文化・ジャーナリズムなどの「制度資本」を挙げ、これらを「社会のあらゆる文化的、思想的、人間的に支える制度である」と位置づけました。

 そして、『この「社会的共通資本」の重要性を全面的に否定したのが、フリードマンらの唱える市場原理主義である』と断じ、さらに、「企業が儲かるどうかという尺度で決める市場原理主義の考え方を徹底させるのが自由貿易である」として、TPPを批判した。

 同じことが、安保法制に言えますね。

 まさに米国の軍需産業や国防総省の予算的利益のために、そして日本でも防衛産業利権に巣食う一部大企業の「儲け」が、この法案のバックボーンにあると言えます。宇沢さんが今、生きていたら、安倍政権の面々を、落ち着いた、しかし辛辣な言葉で叱り飛ばしたことでしょう。

 僕らも、宇沢さんのスピリットを引き継ぎ、立憲主義と民主主義を踏みにじる政権に途切れることなく警告を発し続けていきたいと思います。

今日も一日、IWJをよろしくお願い致します。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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